Vector Research Institute, Inc. http://vri.co.jp/

1. - ソリューション １ -
人流シミュレーション
のご紹介
更新日時：2016/05/16
http://vri.co.jp/

2. 株式会社ベクトル総研 ＞ ソリューション ＞ １．人流シミュレーション
ソリューションの位置づけ
2
１．人流シミュレーション
平常時における人の流動解析により、施設計画の検討を支援
２．避難シミュレーション
災害時における避難行動解析により、防災計画の検討を支援
３．交通シミュレーション
駐車場や道路交通における施設計画、動線計画の検討を支援
４．センシングデータ解析
各種センシングデータの分析により、ニーズに応じたソリューションを提供
５．研究開発
人間の行動特性を科学的にとらえた、実務にも適用可能な研究
ソリューション
株式会社ベクトル総研

3. 株式会社ベクトル総研 ＞ ソリューション ＞ １．人流シミュレーション
目次１：人流シミュレーション
3
[1] 駅構内旅客流動シミュレーション
[3] 歩行者行動分析 (OD推計) [4] 建築計画
時刻
到
着
頻
度
時刻
ランダム型到着集中型到着
時刻
実際の到着頻度
＋ ＝
ランダム型到着
のみ
[*人]：到着人数の合計値
[100人] [100人]
[200人]
[200人]
<必要数>
10
<必要数>
7
規模算定支援

4. 株式会社ベクトル総研 ＞ ソリューション ＞ １．人流シミュレーション
目次２：人流シミュレーション
 施設内における人の流動を分析し、滞留状況などを評価するこ
とによって、施設の設備計画の検討を支援します。
 [1] 駅構内旅客流動シミュレーション
 旅客の混雑や滞留時間といった現状の課題に対する改修計画の効果を数値や
アニメーションで可視化し、計画の検討を支援します。
 [2] 商業施設内回遊シミュレーション
 回遊行動を再現・予測し、商業施設の配置計画の検討を支援します。
 [3] 歩行者行動分析 (OD推計)
 群集流動特性を定量的に捉え、行動モデルを構築するとともに、各計測地点
間(OD)の経路通行量等の移動人数を推計します。
 [4] 建築計画規模算定支援
 待ち行列シミュレーションにより、適正な設備数や待ち面積を算定します。
4

5. 株式会社ベクトル総研 ＞ ソリューション ＞ １．人流シミュレーション
２．[1] 駅構内旅客流動シミュレーション（１）
 駅構内における旅客一人一人の動きを再現し、時々刻々と変化
する混雑状況や階段・エスカレータ前に生じる降車客滞留が解
消するまでの時間を数値やアニメーションで可視化します。
 現状や計画実施後について、静的な図面や集計値では把握する
ことができない、時々刻々と変化する状況の変化を再現するこ
とで、計画の影響や効果の検討を支援します。
5
■密度分布の
可視化
■ホーム全体の旅客流動シミュレーション

6. 株式会社ベクトル総研 ＞ ソリューション ＞ １．人流シミュレーション
２．[1] 駅構内旅客流動シミュレーション（２）
 シミュレーションモデル
 旅客一人一人の挙動を0.1秒単位で計算するマルチエージェントシミュレ
ーションモデルです。
 JR東日本研究開発センター・フロンティアサービス研究所と共同で開発し
たシミュレーションモデルであり、複数の駅で精度検証を行っています。
 以下のデータを用います。
 施設図面（CADデータ）
 列車の発着時刻と停止位置
 乗降客の流動人数
 階段／エスカレータの仕様
6
旅客流動
シミュレータ
（F-MACS）
パラメータチューナー
＊(A)と(B)の比較
シミュレーション
結果データ(B)
実測データ
旅客OD
データ
精度評価用
データ(A)
精度評価値
旅客エージェント
制御パラメータ
＊(A)と(B)の誤差を最小化する
最適パラメータを導出
開発システム
研究開発段階における
精度検証・精度向上フロー

7. 株式会社ベクトル総研 ＞ ソリューション ＞ １．人流シミュレーション
２．[1] 駅構内旅客流動シミュレーション（３）
7
検討できること 評価項目
・昇降設備（階段、エスカレータ）の新設、改修による効果の検証
・ホーム拡幅による効果の検証
・ホーム延伸、列車停止位置変更による効果の検証
・乗車口の整列方法の変更による効果の検証
・可動式ホーム柵設置による影響評価
・列車ダイヤ変更による影響評価
・列車の発着番線変更による影響評価
・仮囲い等の障害物設置による影響評価
・旅客数増加による影響評価
・旅客密度
・各昇降設備の
滞留解消時間
・ホーム端歩行者数、
ホーム端歩行時間
など
アウトプット
・数値結果
（時系列グラフなど）
・シミュレーション動画

8. 株式会社ベクトル総研 ＞ ソリューション ＞ １．人流シミュレーション
３．[2] 商業施設内回遊シミュレーション
8
 商業施設内の回遊行動を計測データから予測し、各種施設の
配置計画の検討を支援します。

9. 株式会社ベクトル総研 ＞ ソリューション ＞ １．人流シミュレーション
４．[3] 歩行者行動分析（OD推計）
 施設内の歩行者の断面
交通量データを用い、
施設特性を考慮して各
計測地点間(OD)の経路
通行量を推計します。
 鉄道駅における旅客行
動をモデル化し、自社
線・他社線への乗換人
数を推計します。
 商業施設内の来客の移
動経路の現状把握や開
発効果の検討を支援し
ます。
9
ホーム昇降
設備
改札
乗換口
コンコース
昇降
設備コンコース
降車駅ホーム
昇降
設備
電車内
待ち
待ち
待ち
ホーム上狭あい部
などの影響は扱わない
昇降設備は同じものと
して扱う

10. 株式会社ベクトル総研 ＞ ソリューション ＞ １．人流シミュレーション
５．[4] 建築計画規模算定支援（1）
 各施設における待ち行列（混雑状況）をシミュレーションによ
り予測し、待ち時間や待ち人数を評価します。
 評価結果をもとに、適正な窓口数や設備数、待ちスペースの広
さといった建築計画・設備の規模算定を支援します。
10
利用者の想定
・利用人数
・利用者属性
・所要時間
など
建築計画プラン
・空間構成
・待ちスペース
・設備機器数
など
シミュレーション
解析実行 → 結果
性能・評価基準
・滞留可能面積
・サービス水準
など
比較検証
フィード
バック
Level of Service (LOS)
Los
A Excellent
B High
C Good
D Adequate
E Inadequate
F Unacceptable
男女
子供
0.6
0.8
1.0
1.2
1.4
7:50 8:00 8:10 8:20 8:30 8:40 8:50
待ち行列、混雑状況の数値結果

11. 株式会社ベクトル総研 ＞ ソリューション ＞ １．人流シミュレーション
５．[4] 建築計画規模算定支援（２）：トイレの適正規模算定
 トイレ利用の到着人数、到着頻度、待ち時間を考慮して、便器
数の適正規模を算定し、施設の改修計画検討を支援します。
 トイレだけでなく、”集中・分散”と“待ち”が発生する「劇場や
イベント会場の入退場口や物販ワゴン数」「駅の改札や券売機
」などについても同様の検討ができます。
11
時刻
到
着
頻
度
時刻
ランダム型到着集中型到着
時刻
実際の到着頻度
＋ ＝
ランダム型到着
のみ
[*人]：到着人数の合計値
[100人] [100人]
[200人]
[200人]
<必要数>
10
<必要数>
7
0
0.001
0.002
0.003
0.004
0.005
0.0～
15.0～
30.0～
45.0～
60.0～
75.0～
90.0～
105.0～
120.0～
135.0～
150.0～
165.0～
180.0～
195.0～
210.0～
225.0～
240.0～
255.0～
270.0～
285.0～
300.0～
315.0～
330.0～
345.0～
360.0～
確率
待ち時間[秒]
30 25 20 15
トイレ便器数
サービスレベル
必要便器数
（多目的含まない）
ハイレベル 24
目標レベル 19
標準レベル 16

12. 株式会社ベクトル総研 ＞ ソリューション ＞ １．人流シミュレーション
５．[4] 建築計画規模算定支援（３）
 規模算定支援シミュレーションはオンライン、オフラインの
ソフトウェアとしてご提供できます。
12

13. 株式会社ベクトル総研 ＞ ソリューション ＞ １．人流シミュレーション
６．主な業務実績
カテゴリ 年度 件名 受託関係先（敬称略）
[1] 駅旅客
流動解析
H22～
H26
駅旅客シミュレーションの開発 JR東日本フロンティア
サービス研究所
[1] 駅旅客
流動解析
H20～
H26
ターミナル駅旅客流動シミュレーション
（計7駅）
ジェイアール東日本コ
ンサルタンツ
[2] 空港旅客
解析
H17～
H19
新千歳空港ターミナル旅客流動解析 北海道空港、HKIアク
シス
[3] 歩行者
行動分析
H26 コンコースOD推計モデル構築業務 ジェイアール東日本コ
ンサルタンツ
[3] 歩行者
行動分析
H20～
H22
ターミナル駅における乗換え旅客数推計 東急電鉄、東急設計コ
ンサルタント
[4] 建築計画
規模算定
H24 国際空港改良計画に伴う旅客処理シミュ
レーション
日建設計
[4] 建築計画
規模算定
H22 高層ビル内ホール来場者混雑シミュレー
ション検証
日建設計
13