~本格的発展のためにいまやるべきこと、考えるべきこと~ Part1 「電子書籍元年」といわれた2010年以来、電子書籍をめぐって、様々な仮説が唱えられた。それらの仮説は、主要プレイヤーが出揃い、本格的発展のための離陸期にさしかかりつつある現在から見て、どの程度妥当だったのだろうか? そしてそうした検討を踏まえて、電子出版の発展のため、今優先して検討すべき課題は何だと考えられるだろうか? 米国等海外の事例、内外の基本データを踏まえて、電子出版が「神話」から「現実」へと脱皮する道筋を展望する。 神話の1)「出版は10年以上不況であり、今後も不況が続く」 神話の2)「120万点以上の電子書籍が、米国の電子書籍普及の基礎となった。日本でも100万点ないと電子書籍は普及しない」 Part2 神話の3)「電子書籍は紙の書籍といつか置き換わる」 神話の4)「電子出版は『出版』の一種であり、『出版』のノウハウが活きる」神話の5)「電子書籍でも紙の書籍と同様、価格は出版社が決めるべき」 神話の6)「図書館は電子書籍の敵である」 神話の7)「『自炊』は出版の敵であり、電子書籍の敵である」 神話の8)「ノンDRMは海賊版を増やす」 神話の9)「今後のフォーマットはEPUBしかありえない」 神話の10)「電子書籍なんか要らない。メルマガで十分」 おまけ)「電子出版権、著作隣接権の法制化で電子化が進む」 以下に動画があります。 http://www.epubcafe.jp/egls/platform16Leia menos