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体験学習中心の自由学校 きのくに子どもの村学園とは
- 2. アジェンダ
● 自由学校とは?
○ 参考書籍
○ 参考映像
○ 自由教育とは
○ ニイルの自由な学校
● きのくに子どもの村学園とは?
○ 従来の常識を逆転させた3つの原則
○ (参考)系譜
○ (参考)コミュニケーション手法
● 取り巻く環境
○ 保護者との関係
○ 後戻りを始めた日本の学校
- 21. 自由教育とは
● 古代ギリシャ:
○ 理性と徳性を備えた「自由人」を育てる教養教育
● レッセフェールの教育:
○ 国家による教育支配を批判し、個人の自由や私的な教育を擁護する理論(ジョン・ロック、
ジョン・スチュアート・ミルの教育論)
● 自由主義教育:
○ 自由な個人の育成を目的にし、子どもの側の自由に重きを置く。権威主義や高圧的な指導を
いましめ、子どもの自発性や興味を尊重し、個性やレディネスに即した学習を強調する。教
育内容においては、古典的文芸や知識体系の習得より創造的活動や知的探求を重視する。児
童中心主義もこの範疇の一つ
自由学校における自由教育とは、自由主義教育をさす
- 60. 学校づくりで見直した10の常識
1. 教育とは学校に行くこと(schooling)である
○ 今あるままの学校でよいのか?
2. 先生は教え、児童は教わる
○ 「なぜそうしなければならないのか?」と問うと非常識な子どもと見られてしまう。子ども
なりに知識や技術を創造したり、ものの見方を築いたりする能力は、無視されている。非効
率で時間の無駄だと思われている
3. 学習とは教科書の中身を習得すること。国語/算数/理科/社会/英語が主要教科
○ 教科書の中身の記憶量が子どもの能力を判定する最善、唯一の尺度となっている
○ 教育の中身が多様化され、結果として評価の尺度も多様化されれば偏差値教育はなくなる
4. 子どもは年齢によってグルーピング
○ 誕生からの時間の長さが、子どもの発達や能力を測るための最善の尺度という間違った仮設
に準拠
- 61. 1. すべての子どもに同じことを教えるのが民主教育
○ すべての子どもに高い学力をというスローガンは、子どもはすべて同じ存在という前提にな
りたっている。現実は違う
○ 教師自身をも縛っている。自主的に教材をつくったり、指導方法を工夫したりする自由を奪
っている
2. 一つのクラスに一人の担任が配置される。クラスの大きさはほぼ同じ
○ 同じ大きさで均質のグループにしなければいけない理由はない。柔軟でよい
○ チーム・ティーチングでよい。1時限の長さも45~50分にこだわらなくてよい
3. 学校教育は教師が行う。教師は教員免許を
○ 広く人格形成とみればその限りではない。また、子どもも素晴らしい教師になりうる
4. 年長の教師は高い給与をもらう
○ 通勤手当や家族の養育費などは別に考慮すればよい
5. 校舎は主として同じ大きさと長い廊下でできている
6. 教師の権威は教師という立場に付託されている
○ 子どもより教師のほうが地位が上。教師は教師であるがゆえにエライ。
○ 本当の教師の権威は、子どもをより幸福にし成長させる力を持つ人に対して、子どものほう
で実感するものではないか
- 62. どう変えたのか?
● 先生が教える → 先生と言われる大人はいない
● 教科書中心 → 体験学習
● 同年齢 → 異年齢
● 一律の教育 → 個性尊重、教師の自由・裁量
● 均一のクラス → プロジェクト(クラス)は子どもが選ぶ
● 教師 → 地域、学校外
● 教師の年功序列の給与 → 一律
● 校舎 → オープンプラン方式