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Semelhante a ビブリオバトルにおける コミュニティ形成のダイナミクス (20)
Mais de Tadahiro Taniguchi (13)
ビブリオバトルにおける コミュニティ形成のダイナミクス
- 3. Tadahiro Taniguchi, ⾕⼝忠⼤ @tanichu
• ⽴命館⼤学情報理⼯学部,知能情報学科
創発システム研究室,准教授
• 2006: 博⼠(⼯学),京都⼤学⼯学研究科
• 2008-: ⽴命館⼤学情報理⼯学部助教
• 2010-:⽴命館⼤学情報理⼯学部准教授
• 2015-16: Visiting Associate Professor(客員准
教授), Imperial College London(インペリア
ル・カレッジ・ロンドン) http://www.tanichu.com/
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Machine
learning
Cognitive
robotics
Decentralized
autonomous
system
Human
communication
- 4. Symbol Emergence in Robotics
(記号創発ロボティクス)
⾕⼝忠⼤ 「コミュニケーションするロボットは創れるか」(NTT出版)2010
⾕⼝忠⼤「記号創発ロボティクス」(講談社メチエ)2014
ビブリオバトルの発案と普及
⾃律分散型スマートグリッド
(市場メカニズムを⽤いた分散最適化)
機械学習を⽤いた⾃動作曲
- 6. Tadahiro Taniguchi, Takayuki Nagai, Tomoaki Nakamura, Naoto Iwahashi, Tetsuya Ogata,
and Hideki Asoh, Symbol Emergence in Robotics: A Survey
Advanced Robotics, .(2016)DOI:10.1080/01691864.2016.1164622
Pragmatics
(語⽤論)
Syntax
(統語論)
Semantics
(意味論)
Phonetics
(⾳韻論)
共有信念
(Shared belief)
- 7. Symbol Emergence in Robotics
(記号創発ロボティクス)
⾕⼝忠⼤ 「コミュニケーションするロボットは創れるか」(NTT出版)2010
⾕⼝忠⼤「記号創発ロボティクス」(講談社メチエ)2014
ビブリオバトルの発案と普及
⾃律分散型スマートグリッド
(市場メカニズムを⽤いた分散最適化)
機械学習を⽤いた⾃動作曲
- 17. ビブリオバトル開催⽅式の分類
1. コミュニティ型(少⼈数)
– 10⼈程度以下規模のコミュニティでの繰り返し
開催.
– コミュニティが何らかのテーマを持っているこ
とが望ましい.
– ゲーム後や⽇常での相互交流が期待できる.
2. ワークショップ型(⼤⼈数)
– ⼤⼈数をグループにわけてパラレルでコミュニ
ティ型のビブリオバトルを模擬する.
– ⾃然な相互交流は期待できる.
類似メンバーでの繰り返し開催が出来ない.
3. イベント型(⼤⼈数)
– 少数の発表者と⼤多数の聴衆.
繰り返し開催が困難.
相互交流も期待できない.
ビブリオバトルのお祭り的開催,イベント活⽤として
のイレギュラー.
- 28. ビブリオバトルで何を「知れる」か?
〜共有信念〜
• 形式知
– 本の内容
• 共有信念
– 発表者がその本を好きだということ
– 発表者がその本の内容を知っている
ということ
– コミュニティのみんなの好みの傾向
– 話しかけにいった⼈がその本に興味
があるということ
– 話しかけにいった⼈が発表者がその
本の内容を知っているということを
知っているということ
– 話しかけに⾏った⼈が発表者がその
本を好きだということを知っている
ということを知っているということ
– ・・・・
- 30. Tadahiro Taniguchi, Takayuki Nagai, Tomoaki Nakamura, Naoto Iwahashi, Tetsuya Ogata,
and Hideki Asoh, Symbol Emergence in Robotics: A Survey
Advanced Robotics, .(2016)DOI:10.1080/01691864.2016.1164622
共有信念の形成 コミュニティの形成
- 38. 社会で僕達が語れるために
⺠主的社会とディベートの前提
• 社会的前提
– 暴⼒や過度な権威にさらされない
– 議論の結果として社会的⽴場を失わない
– ⼀⼈ひとりの意⾒が尊重される
– 多様性を許容する⽂化
• 個⼈的前提
– ⾃信と安⼼(self-confidence)を養う
– ⾃らの考えをきちんと語れる素養(⾔語表現⼒ w
grammar)を養う
– 証拠(evidence)と事実(fact)を決定的に重要視す
る.
– 依存(interdependent)から⾃⽴・⾃⼰責任
(independent)へ
ルール遵守
ゲーム性
⽔平の関係(⼀⼈⼀票)
多様性への寛容さと愛
楽しく充実した⺠主的社会を作っていく
インフラストラクチャとしてのビブリオバトル
- 40. ロジェ・カイヨワ
「遊びと⼈間」
• アゴン(競争)
– 運動や格闘技、⼦供のかけっこ、ほ
か。
• アレア(偶然)
– くじ(宝くじなど)、じゃんけん、
賭博(競⾺など)、ほか。
• ミミクリ(模倣)
– 演劇、物真似、ごっこ遊び(ままご
となど)、ほか。
• イリンクス(めまい)
– メリーゴーランド、ブランコ、ほか。
Wikipedia 「遊び」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9
%81%8A%E3%81%B3
ハンドブックで須藤先⽣も
議論されていました.
ビブリオバトルの中にもある!
- 51. Thank you for listening
Twitter: @tanichu
ビブリオバトル普及委員会会員募集中
本⽇は懇親会の最後までぶらぶらして
いますので,気軽にお声がけください.
スライドは後ほどWEBにアップします.
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