ヘレニズム哲学

ヘレニズム哲学の倫理学
好きなこと、楽しいこと、面白いことドク
トリン以外になにがあるか？
2014年10月11日もののふ

問題意識経験は青年期の幻想や誤った概念から我々を解放する
歳を重ねるにつれ(経験が増える事によって）
新しい事に対する興味や感動が擦り減って来て
いる。
自分が好きなこと楽しいこと面白ければ良いド
クトリンを維持をするのは難しいのではない
か？
中年の危機！

ソクラテス
ソクラテス(BC469～BC399)以前はいまで言う
科学を探求。自然の発見。
ソクラテスは良き人生を生きることに関心を集
中。哲学の探求対象を変えた。
哲学理論に惹かれたグループとソクラテスの生
き方に惹かれたグループに別れた。

ヘレニズムとは？
BC322年(アレクサンドロス大王の死)から
BC31年(ローマ共和制の終わり)までを指す。
古代哲学の中心はアリストテレス(ペリパトス
派)でもプラトン哲学でもなかった。
有力だったのは、ストア派、エピクロス派、懐
疑派

キュレネ派いまある瞬間瞬間の快楽を追及する
快楽(主に肉体の満足)こそ最高の善
当面の感覚こそ全て
快楽を享受するのは良いが、快楽の奴隷になっ
てはならない

犬儒派禁欲主義、原始主義的
欲望から解放されて自足すること、動じない心
を持つのが重要
社会的・道徳的判断に左右されないのが真の自
由
肉体が必要とする最小限以外のものは、外的世
界に求めない

懐疑主義信憑性には様々な基準がある。よく吟味をすること
判断の保留が無動揺をもたらす
絶対的なもの仮定して世界を説明することを排
除
第一に無主張、第二に無動揺

エピクロス経験が享楽は幻であること苦痛が現実的であることを
教える
苦痛の欠如こそが最高の快楽
諸感覚を喜ばせる快楽は、結果としてより大き
な苦痛をもたらすかもしれない
苦痛を逃れる為に享楽を犠牲にしても利益は損
なわれない

ストア派運命論的である一方で、自由意志を認める
理性を用いることによって心の平穏に達する
衝動は抑えられないが理性によって方向に変化
を与えることができる
自らの内にあるものだけを関心の対象とする

ストア派の実践
その欲望を達したらどうなるか？
大事にしているものを失ったと想像する
毎日を最後の日であるように生きる。はかなさ。

それは我々の意志的なものであるか？意志外の
ものであるか？
外的な結果はコントロールできない。目標は内
的なものにする。
価値のない事柄に無関心であること

不快な経験は自己コントロールのトレーニング
苛立ちちっぱけなこと。寛容な精神が壊され
ないように
侮辱犬に吠えられたところで

悲しみ過剰で不必要なものはそぎ落とせる
名声他人に自分への支配力を与えてはならな
い
富富より富に執着しないことに価値がある

老年や死から老年は心の平静が貴重であることが解る
楽しむ能力も失うが経験したいという欲望も減
る
老年には興味も友人も家族も無くなる。そのと
き残るのはどんな人間であるか、というだけ
間違って生きてしまったのではないか？

まとめ
古代の哲学者は心の平静に価値を置いた
古代の哲学者は理性の使用を説いた
古代の哲学者は自らの哲学を実践した

まとめ
もっと多くに対する処方箋は、既に持っている
ものを欲すること
喜びを得るのに外的変化を必要とする必要性は
ない
我々もいつかは必ず死ぬ

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