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マルチメディア技術を用いた 
地域PRにおける 
イメージキャラクターの活用 
長崎県立大学国際情報学部3年 
峰彩弥香
目次 
はじめに 
提案コンテンツの概要 
コンテンツの作成手法 
成果物発表 
まとめ 
2014/9/23
背景 
地域のゆるきゃらブーム 
 熊本県くまもん、千葉県船橋市フナッシー 
 地域キャラが有名になる→その地域の知名度があがる 
地域PR活動が注目される 
 SNS、ブログ、グッズなどが主 
 3DCG、ゲーム、ARなどのデジタルコンテンツは少な 
い 
地方公共団体の声 
 やってみたいが、予算と技術がない 
 デジタルコンテンツは、グッズと比べて費用がかから 
ない 
2014/9/23
研究目的 
長与町のPRがしたい 
 長崎県西彼杵郡長与町、本学のキャンパスがある 
 長与町の情報番組の制作 
 お店、文化、産業、人など 
たくさんの魅力があるが、知名度が低い 
概要 
 地域PRを目的とし、地域イメージキャラクターを用いたマルチメ 
ディアコンテンツの制作 
 CG、ゲーム、ARなど 
 長与町のイメージキャラクター「ミックン」 
2014/9/23
提案コンテンツの全体像 
アプリで 
統括 
3DCG 
アニメーション 
• 長与町のPV映像 
AR 
• 長与町の情報収 
集を助ける 
ゲーム 
• 長与町を疑似 
体験する 
2014/9/23 
 SNSの活用 
 Twitter・facebook・line 
 Lineスタンプ
今回試作したコンテンツ 
ミックンの3DCGモデルの作成 
アニメーション、ゲーム、ARなど各種コ 
ンテツの主役としての利用を想定 
コンテンツの試作 
ミックンの3DCGアニメーション 
アニメーションとビデオ映像の合成 
PVを想定した試作 
2014/9/23
3DCGモデルの作成1/4 
利用ソフト:Blender(無償) 
モデリング、レンダリング、アニメーシ 
ョンなど幅広い機能を持つ3D統合ソフト 
作成手順 
下絵 
モデリング 
マテリアル 
リギング 
2014/9/23
3DCGモデルの作成2/4 
下絵作成 
 使用ソフト:Inkscape(無償) 
 描画ソフト 
 前面、横面、背面の3枚を用意 
2014/9/23
3DCGモデルの作成3/4 
モデリング 
下絵を元に3D形状を作成 
基本オブジェクトのポリゴン 
(頂点・辺・面)を調整 
マテリアル処理 
モデルの色・質感・テクスチ 
ャを設定 
2014/9/23
3DCGモデルの作成4/4 
リギング 
キャラクターのボーンを設定 
ボーンはキャラクターの動作 
生成の設定対象 
となる。 
ウェイト設定…ボーンに連動 
するポリゴンを決める 
2014/9/23
3DCGアニメーションの作成 
利用ソフト:unity 
複数のプラットフォームに対応するゲー 
ムエンジン 
AR・ゲームなど、複数のデジタルコンテ 
ンツを統合したアプリ提供を想定 
動画編集の補助ソフト:FinalCutPro 
ビデオ映像との合成に使用 
2014/9/23
2014/9/23
まとめ 
成果 
 3DCGモデルの作成 
 ゲーム、ARを想定したアニメーションの目処をたてた 
課題 
 動作設定:全身、表情 
 人型は動作設定のテンプレートが豊富で、自動設定が 
可能である。しかし、非人型の場合はテンプレートが 
ないため手動設定となり、動きの自然さを出す工夫が 
必要となる。 
今後 
 AR、ゲームアプリの開発、より充実したPV映像、lineスタンプの 
作成 
2014/9/23

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