読書まとめ＋感想 スライド作成：2019/6/15 北野 唯我 著『このまま今の会社にいていいのか？と一度でも思ったら読む 転職の思考法』ダイヤモンド社 (2018/6/20)

1. このまま今の会社にいていいのか？と一度でも思ったら読む
転職の思考法
北野 唯我 著
ダイヤモンド社 (2018/6/20)
スライド作成
Matsuzawa Takahiro @Mt.Taka

2. 『「いつでも転職できる」という交渉のカー
ドを持てば、結果、今の職場も絶対に良くな
ると確信している。』
仕事選びとはポジショニングであり、
「思考法」さえあれば誰でも解決できる。

3. 会社選び（ポジショニング）三つの基準
● マーケットバリューは上がるか
● 働きやすいか
● 活躍の可能性は十分か

4. マーケットバリューを上げるには
● マーケットバリュー
＝ 業界の生産性（一人当たり） × 人的資産 × 技術資産
● 20代は専門性、30代は経験、40代は人的資産（人脈）
● 「生産性が高い業界」or「今後伸びる業界」を選べ
○ 複数のベンチャーが参入し、各社が伸びている。
○ 既存業界の非効率を突くロジックがある。

5. 迷ったときは…
1. 「何をするか」に重きをおくto do型
やりたいことを探す。
1. その他のbeing型
マーケットバリューを高めることを前提に、自分の好きなことを「ラベル」
とし、その「ラベル」が強固になるかと いう判断軸で仕事を選ぶ。
a. 他の人から上手だと言われるが「自分ではピンとこないもの」
b. 普段の仕事の中で「まったくストレスを感じないこと」
そして、ちょうど良い「緊張と緩和のバランス」があること。

6. 読み終えて
ストーリ仕立てで「転職の思考法」を学んでいくことができる。主人公に感情
移入できるかどうかが、理解の深さを左右するようにも思えるが、日本の典型的
な企業に勤めるサラリーマンで、自分のキャリアや職場に閉塞感を生じているな
ら、どこか共感する部分があるだろう。
本書が想定する読者は、主人公のような普通の人だ。誠実で、真面目にコツコ
ツ頑張ってきた人が、「転職の思考法」によって人生を自由に決める。そうなれ
と、筆者の応援と情熱が本書には込められていると感じた。