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12月16日 学外ゼミ

  1. 1
  2. 目次 • はじまる前に」 • はじめに • 仮説構築 • 仮説検証1 • 調査報告 • 仮説検証2 • まとめ&限界点 2
  3. 3 0 はじまる前に
  4. 4 はじまる前に0
  5. 観光サービスを活性化させる際に、採用段階でいかに優秀な 人材に応募してもらい定着させるかが重要な課題!! はじまる前に 5 旅行業界の現状 厚生労働省2015年度調べ 卒業後3年以内離職率は48.2% 0
  6. はじまる前に 6 阪急交通社の採用を よりよいものにするプロジェクトを始動! 0
  7. 創業:1948年 本社:大阪市梅田 従業員数:2,606名 戦略:メディア販売中心 はじまる前に 6 旅行業界取扱額ランキング 1位 JTB (1兆4771億円) : 3位 HIS (4338億円) 4位 日本旅行(4267億円) 5位 阪急交通社(3187億円) 国土交通省 観光庁 平成28年4月~29年3月 0
  8. 8 1 はじめに
  9. エントリー はじめに:先行研究 9 研究内容 どのようなイメージ がエントリー につながるのか Lemmink et. al.(2003)等 1 イメージ 限界点:何がイメージを作り出すか
  10. エントリー はじめに:先行研究 10 規定因 研究内容 どのような規定因が エントリーに つながるのか Collins(2002)など 1 口コミ 広告 限界点:口コミが生み出すイメージを介していない
  11. イメージ はじめに:先行研究 11 規定因 1 どのような規定因がイメージをつくりだすのかを研究する
  12. イメージ エントリー はじめに:先行研究 12 規定因 この研究は新しい分析フレームの構築に貢献できる! Collins(2002) など Lemmink et. al. (2003)等 1
  13. はじめに 13 という仮説を立てるために インタビュー調査を行った。 阪急交通社において○○ が規定因となりイメージ を形成するのでは?? 1
  14. 14 2 仮説構築
  15. 6月下旬 調査時期 1対1の 半構造化面接 調査方法 大学生(和歌山大学15名、他大学3名) 計18名、男女比(約5:4) 調査対象 仮説構築:インタビュー調査 15 2
  16. 阪急交通社を 知っている? エントリーしたい? なぜ? どういうイメージ? 阪急交通社を 知っている? エントリーは? なぜ? どういうイメージ? 内定受諾のつもり? なぜエントリーしたの? 他に内定をもらった? なぜ阪急交通社を選んだの? なぜエントリーしたの? なぜ辞退するつもり? ①阪急交通社に内定をもらった人 ②就職活動中の4回生 ③3回生以下 補足資料:「対象別インタビュー調査の質問項目」 16
  17. 仮説構築:インタビュー調査 17 2
  18. インタビューから分かったこと 阪急交通社の利用者は 阪急交通社にポジティブな イメージを持ちやすい。 仮説構築:インタビュー調査 18 2
  19. 仮説構築:仮説 19 利用経験がエントリーにつながる イメージを形成する のではニャいか? 2
  20. 仮説構築 20 もっと数が 欲しい!!! 2
  21. 21 3 仮説検証1
  22. 7月下旬 調査時期 記述式 調査方法 大学生(和歌山大学149名、関西学院大学93名、 近畿大学25名)計267名、男女比(約7:6?) 調査対象 仮説検証1:アンケート調査 22 3
  23. 仮説検証1:アンケート調査 23 3
  24. 仮説検証1:分析方法KHcoder 24 3
  25. とは? テキスト型データ分析ができるフリーソフトウェア。 頻出語をまとめ、語句の関連性の特徴をつかめる。 仮説検証1:分析方法KHcoder 25 3
  26. アンケート結果を 文字起こし。 和歌山のイメージ第一位 田舎。交通の便が悪い。 田舎なので遊ぶ場所が少ない。 みかんや梅干し 交通が不便 田舎 田舎で不便 みかんの生産量が多い。田舎 梅酒がおいしい。日本酒も。 仮説検証1:分析方法KHcoder 26 3
  27. 仮説検証1:分析方法KHcoder 27 頻出語を順に 並べてくれる。 3
  28. 共起ネットワークで 関連性を読み取る。 田舎 不便 梅干し 交 通 みか ん 仮説検証1:分析方法KHcoder 28 3
  29. 3 仮説検証1:アンケート調査 29
  30. エクセル版 頻出語 阪急交通社のイメージ第1位 仮説検証1:アンケート調査 30 3
  31. 最低出現回数:3回 描画数:60 電車 バス 会社 旅行 国内 広告 きれい 阪急 阪神 大阪 HD 知る 電車 阪急 バス きれい 広告 最低出現回数:3回 描画数:60 仮説検証1:アンケート調査 31 3
  32. 仮説検証1:アンケート調査 32 3 32
  33. 仮説検証1:アンケート調査3 30
  34. エクセル版 頻出語 阪急交通社のイメージ第1位理由 仮説検証1:アンケート調査3 31
  35. 最小出現回数:3 描画数:60 電車 阪急 イメージ 通学 利用 毎日 最小出現回数:3 描画数:60 仮説検証1:アンケート調査 32 3
  36. アンケート調査のまとめ 仮説検証1:アンケート調査 36 学生からの認知度が低い。 利用経験が阪急交通社の イメージに結びついている。 3 33
  37. 4 調査報告 32
  38. 38 調査報告 旅行会社として当社が認知されていないことですね。 当社はカウンター業務をやっていないことが他社との大きな ちがいである。(中略)自社はパンフレットやメディア販 売・新聞広告がメインなので、若い方の目にふれない。さら に、中高年がターゲットで余計に若者にしられていないかも。 その考えがいいのか悪いのかは分からないが、自社が偏った 営業形態をとっているのは分かっている。(中略)自社を旅 行会社と認知してもらうためのCM等の宣伝広告費など一切 とっていない。少子高齢化なので顧客に困ることはないかも しれないが、今の学生に知られていないということは営業上 まずい状態であるということは認知している。 4
  39. 調査方法 39 社員全員が阪急交通社の名前はよくないと認知してい る。(中略)旅行のみになるなら阪急トラベルなど改 名してもいいのでは?という案もでたが、散々新聞や メディアに「阪急交通社」という名前で掲載していて、 B to Cの業務をおこなっていたのに、改名することで 顧客を逃すかもしれないという怖さが経営陣にあり、 改名する機会を逃して今にいたる。営業上、採用上、 この名前は非常にネックになってきているが、社名を 変えてそれを認知させるためには何億円もかけて TVCMなどを行わなければいけないので、なかなかそ の社名を変更することに踏み切れていない状態です。 4
  40. 調査報告 40 眼鏡男子は かっこいい 街頭 アンケート 学内 アンケート Triangulation 4
  41. 調査報告 41 認知度が 低い KHcoder 阪急交通社 4
  42. 調査報告 42 阪急交通社 を知らない 電車? バス? 利用経験が イメージに! エントリー 4
  43. 調査報告 43 阪急交通社 を利用する 旅行会社 として認知 ポジティブ なイメージ エントリー 4
  44. 調査報告 44 4
  45. 最小出現回数:3 描画数:60 最小出現回数:3 描画数:60旅行 プラン 安い 実際 ツアー 見る 広告 トラピックス 感じる 45 4 調査報告
  46. 利用経験から、 エントリーにつながった人 はいるのか? 調査報告4 42
  47. いた!!! この1人を対象にして 研究を進めていこう 調査報告4 43
  48. 48 5 仮説検証2
  49. 個別具体の状況のなかにこそ 面白い知の種が潜んでいる。 N≧2以降が見つからないケースもあるかも しれないが、だからといってN=1の研究を 否定するのはナンセンス (一人称研究のすすめ2015年人工知能学会) 仮説検証2:一人称研究5 45
  50. 仮説検証2:一人称研究 50 終始一貫してある特殊な事例を より深く理解したいと思って 1つの事例に着手した場合それを個性探求的 な事例研究という。 事例そのものがその固有性と常態において 関心を持たれているが故に研究が着手される。 (質的研究ハンドブック N.k.デンジン、Y.S.リンカン) サンプルが少ないからこそ注目する意義がある 5
  51. 仮説検証2:インタビュー調査 51 12月中旬 調査時期 入社2年目 阪急交通社 女性社員 調査対象 半構造化 インタビュー 調査方法 5 47
  52. 52 半構造化インタビュー・フロー 阪急交通社の 利用経験 ポジティブ イメージ 阪急交通社に エントリー 仮説検証2:インタビュー調査 分析枠組みに従って聞く 必ず5W1Hで質問する 5
  53. 仮説検証2:インタビュー調査 53 ①いつ・どのようなツアーを経験したのか? ②どのようにツアーを知ったのか。 きっかけは? 阪急交通社の 利用経験 5 49
  54. 仮説検証2:インタビュー調査 54 阪急交通社の 利用経験 ①2年前の1月に東北のツアーと北陸のツアーに参 加しました。 新幹線で北陸に行ってそこからバスで白川郷とか金沢と かを回って二泊三日の旅行でした。 ②年明けかなんかの新春割りかなんかで新聞にぽんって広告が でていたもので、それを当時付き合ってた彼氏のお母さんがみつ けて、これいいんじゃないって感じですすめられて。 5 50
  55. 仮説検証2:インタビュー調査 55 ③ツアーを利用する前のイメージは? ④ツアー後のイメージは? 5 51
  56. 仮説検証2:インタビュー調査 56 ③始めのイメージは阪急電鉄がやってる旅行やと思ってて、 阪急交通社っていう旅行専門の会社がある と思ってなかったので(以下略) ④びっくりするぐらいコスパがすごくって。(中 略)学生二人で泊まるにはあまり泊まらないだろうなと いうようなホテルとかもあって、年配向けだけ じゃないんだなと思った。 5 52
  57. 仮説検証2:インタビュー調査 57 ⑤エントリーするときに 最も影響を与えたイメージは? 5 53
  58. 仮説検証2:インタビュー調査 58 5 ⑤いろんな会社が集まる説明会に阪急交通社があって、もともと阪急 百貨店見に行く予定で行ったんですけど、この前いったとこだ なと思って話を聞くと、入社1年目から企画ができると言って いて。他の旅行会社は入社後3年ぐらいはカウンター業務や接客を体験 しないといけないっていうのがあって。3年って長いなと思ってもとも と探してなかったんですけど、ここなら旅行が好きで企画するのが好 きだから、入ってすぐそっちにいけるかつ自分が入りたい阪急系って いうのもあって自分にぴったりだと思ってエントリーしました。 (中略)旅行会社っていうのもまず知らなかったですし、イメージも 行ったことがないっていうのでわからなくてたぶん聞いてないと思い ます。 54
  59. 59 6 まとめ
  60. ポジティブなイメージ エントリー まとめ 60 利用経験 イメージは利用経験から作られた! 6
  61. 61 まとめ:限界点6
  62. 62 まとめ:展望6
  63. 参考文献 63 • 服部泰宏(2016)『採用学』新潮社. • 中村天江(2016)「採用変革に関する考察―包括的理論モデルの構築 を通じて―」『Works review』Vol.11, 44-55ページ. • 阪急交通社(2017)「阪急交通社-会社情報」<http://www.hankyu- travel.co.jp/outline/index.php>(参照2017-11-24). • 国土交通省 観光省(2017-7-19)「平成28年度主要旅行業者の旅行取 扱状況年度総計」<http://www.mlit.go.jp/common/001193891.pdf >(参照2017-11-24). • 人工知能学会(2015-4-30)「1人称研究のすすめ」 15-17 • 鈴木敦子(2005)「調査的面接の技法【第2版】」 • Kデンジン Sリンカン(2006)「質的研究ハンドブック」
  64. 64
  65. 65

Notas do Editor

  1. 例えば、「旅行会社の店員のお姉さんがやさしかった」「旅行会社には優しいお姉さんがいる」「やさしいお姉さんと仕事がしたいからエントリーしよう!」
  2. コリンズさんは広告や口こみによって研究を行っていました。
  3. 例えば、「旅行会社の店員のお姉さんがやさしかった」「旅行会社には優しいお姉さんがいる」「やさしいお姉さんと仕事がしたいからエントリーしよう!」
  4. 例えば、「旅行会社の店員のお姉さんがやさしかった」「旅行会社には優しいお姉さんがいる」「やさしいお姉さんと仕事がしたいからエントリーしよう!」
  5. そこで、その疑問を解決しようと思います。 例えば、「眼鏡男子がかっこいい」ということをより信憑性の高いものにしたいとします。 街頭アンケートを行い、たくさんの人が眼鏡男子はかっこいいと答えたとしても、それだけでは「え~、たまたまちゃう~?」と思ってしまうと思います。 しかし、学内アンケートを別に行い、そこでも同じように眼鏡男子はかっこいいという結果が出ると、「あれ、ほんまかも・・・」という様に感じますよね。 このように多方面から一つの事柄を見ることを・・・トライアンギュレーションといいます。
  6. この、トライアンギュレーションを今回の事例において用いると、Khcoderによる分析結果から得られた「若者からの認知度が低い」という結果を阪急交通社の人事の方も証言していることから、 この、認知度が低いということはより信憑性のあるものとなりました。この、若者からの認知度が低いという事が、阪急交通社にどのような弊害を与えているかを考えてました。
  7. 阪急交通社を旅行会社と認知されていないということは、 阪急交通社を旅行会社ではなく、電車やバスだと思っている学生が多いということになります。 そのような学生が多くなると、電車やバスを利用し、その間違ったものの利用のイメージが企業イメージとなり、エントリーに繋がらなかったり、 エントリーに繋がったとしても、途中で思っていたものと違うといって、辞退してしまう可能性が高くなります。 実際、阪急交通社の人事の方にお聞きしたところ、そのような事態が多いということも分かりました。
  8. そこで、電車ではなく旅行会社としてきちんと利用してもらい、利用からポジティブな企業イメージをもってもらい、エントリーに繋がることで、ミスマッチを減らし、辞退者も減らすことができます。 先ほど、Khcoderの分析結果より、大半の学生が電車やバスを利用していましたが・・・。
  9. よく見てみましょう。
  10. あ、丸が小さいです旅行関連の文字がありました!
  11. では、この方たちと同様に利用経験から旅行会社として認知しており、実際エントリーに繋がった人はいるのでしょうか
  12. 1人いました! この人を対象に研究を進めて行きましょう
  13. 次に仮説検証2について説明していきます。先ほども言いましたように、私たちは阪急交通社を旅行会社として利用してポジティブなイメージを持った1人について深堀りして行くことに決めました。ここで皆さん疑問に思うのは「調査対象者って1人で大丈夫?信憑性ある?」と思いますよね?
  14. いいんです!!!それに関しての先行研究がこの1人称研究というものです。「1人称研究のすすめ」という本の中にこのような文章があります。
  15. 認知度をあげるためにも、若者向けの商品を改良することでエントリーに繋がる 利用経験をさせて、社風や阪急交通社のよさを知ってもらうことがエントリー増加につながる
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