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実践の視座と理論の視座をつなぐ
経営学史の臨床的 / 対話的アプローチの試み
山 縣 正 幸
(近畿大学)
本報告の構成
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 2
1. はじめに:本報告のねらい
2. 経営学史は、いかなる方法によって可能になるのか
3. 問題自覚的方法と創造型:池内信行の経営学史方法論 / 認識姿勢
4. 実践と理論の相互往還のために:対話的経営学史の可能性
5. おわりに
本報告のねらい。
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 3
1.
はじめに
はじめに:本報告のねらい
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 4
【本報告の軸となる問い】
経営の実践や研究のありようが多様化しているなかで、
経営学史はいかなる立ち位置を占めることができるのか?
そもそも、経営学とは?
経営実践を対象とする学
ここでは、ドイツ経営学における伝統&高田 馨(1978)にひとまず倣って
(a)価値の流れ
(b)人間協働
(c)その基礎づけや方向づけ
アプローチ / 方法それ自体は多様であってよい
はじめに:本報告のねらい
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 5
【本報告の軸となる問い】
経営の実践や研究のありようが多様化しているなかで、
経営学史はいかなる立ち位置を占めることができるのか?
そもそも、経営学とは?
経営実践を対象とする学
ここでは、ドイツ経営学における伝統&高田 馨(1978)にひとまず倣って
(a)価値の流れ
(b)人間協働
(c)その基礎づけや方向づけ
アプローチ / 方法それ自体は多様であってよい
経営学史とは(仮):
経営実践の展開を念頭に置きながら、
それに対する経営実践把捉としての経営学説(&経営思想)の展開を捉え、
描き出そうとする学問的営み。
はじめに:本報告のねらい
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 6
経営学史とは(仮):
経営実践の展開を念頭に置きながら、
それに対する経営実践把捉としての経営学説(&経営思想)の展開を捉え、
描き出そうとする学問的営み。
「視座の拡張と展開のダイナミクス」に参画しつつ、
それを内在的に描き出すところに、
経営学史の新たな可能性を探ってみたい。
経営学史の方法を概観する。
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 7
2.
経営学史は、
いかなる方法によって可能になるのか
そもそも、
歴史をどのように記述するのか?
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 8
歴史を記述するということ
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 9
ミクロストリアと世界史(Ginzburg, C.)
“顕微鏡的領域” と“望遠鏡的領域”
☞ ギンズブルグの歴史記述の姿勢は、ドイツの社会学者・クラカウアー(Kracauer, S.)
から大きな影響を受けている。
歴史を記述するということ
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 10
ミクロストリアと世界史(Ginzburg, C.)
“顕微鏡的領域” と“望遠鏡的領域”
個別特殊の事例に焦点を当てようとするアプローチ
歴史を記述するということ
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 11
ミクロストリアと世界史(Ginzburg, C.)
“顕微鏡的領域” と“望遠鏡的領域”
普遍的な史的展開に焦点を当てようとするアプローチ
歴史を記述するということ
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 12
ミクロストリアと世界史(Ginzburg, C.)
“顕微鏡的領域” と“望遠鏡的領域”
個別特殊の事例に焦点を当てようとするアプローチ
普遍的な史的展開に焦点を当てようとするアプローチ
この往還が重要
経営学史の場合、
どのように記述されうるのか?
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 13
経営学史の場合。
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 14
経 営 実 践 の 歴 史 ( 経 営 史 )
経営思想の歴史(経営思想史)
経 営 学 の 歴 史 ( 経 営 学 史 )
経営学史の場合。
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 15
経 営 実 践 の 歴 史 ( 経 営 史 )
経営思想の歴史(経営思想史)
経 営 学 の 歴 史 ( 経 営 学 史 )
しかも、経営学 / 経営実践の場合、
当時の社会経済的状況やそれを捉える社会経済思想との関連性も浮上する。
経営学史の方法:田中照純
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 16
“総合的把握の方法”
a. 認識進歩 / 認識発展としての学説展開
b. 個々の経営学説を生み出したその時代の経済的構造や
社会経済的背景からの究明
c. 個別資本としての企業経営における経済的諸事実(企業経営にとって解決
すべき問題) との関係性からの究明
d. 関連諸学からの影響関係
e. 経営学それ自体の内部矛盾によって生じる運動を踏まえた学史研究
f. 学説提唱者の主体的要因
経営学史の方法:田中照純
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 17
“総合的把握の方法”
a. 認識進歩 / 認識発展としての学説展開
b. 個々の経営学説を生み出したその時代の経済的構造や
社会経済的背景からの究明
c. 個別資本としての企業経営における経済的諸事実(企業経営にとって解決
すべき問題) との関係性からの究明
d. 関連諸学からの影響関係
e. 経営学それ自体の内部矛盾によって生じる運動を踏まえた学史研究
f. 学説提唱者の主体的要因
実証的アプローチを採る研究者へのオーラル・ヒストリー構築も展開されている。
西村友幸 / 加藤敬太 / 笹本香菜[2018];加藤敬太 / 西村友幸 / 笹本香菜[2018]など
経営学史の方法:海道ノブチカ
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 18
海道ノブチカ[1988]
(1)文献史的方法
(2)認識発達史的方法
(3)歴史的アプローチと理論的アプローチの統一
① 当該学説が眼を向けていた企業経営の実践的課題を含む社会経済的基盤
② 社会経済の発展段階との関連づけ
③ 当該学説を提唱した研究者が立脚していた視座や科学方法論、哲学、思想、
さらには支持する社会政策や経済政策
④ 当該学説において用いられている諸概念や基礎範疇と ①との関係性
経営学史の意義:海道ノブチカ
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 19
海道ノブチカ[2017]
(1)新たな理論の建設
(2)議論の整理
(3)現実の問題の解明
経営学史を通じた現実 / 実証研究への
方向示唆の可能性を強調。
経営学史の方法:山縣私見
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 20
山縣正幸[2019]
(a) 文献史的解明 / 文献考証
(b) 学説批判(内容分析)
(c) 学説提唱者の哲学的・社会科学方法論的基礎の解明
(d) 社会経済的背景との関係性分析
(e) 当時の企業経営の実態との関係性分析
(f) 経営思想(経営実践を方向づける諸観念・諸思想)との関係性分析
(g) 先行学説 / 同時代の学説との関係性分析
(h) 以上の研究から導出される認識視座 / 現代的な援用可能性の提示
経営学史の方法:山縣私見
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 21
山縣正幸[2019]
(a) 文献史的解明 / 文献考証
(b) 学説批判(内容分析)
(c) 学説提唱者の哲学的・社会科学方法論的基礎の解明
(d) 社会経済的背景との関係性分析
(e) 当時の企業経営の実態との関係性分析
(f) 経営思想(経営実践を方向づける諸観念・諸思想)との関係性分析
(g) 先行学説 / 同時代の学説との関係性分析
(h) 以上の研究から導出される認識視座 / 現代的な援用可能性の提示
これら自体は、新味のあるものではない。
経営学史の方法をめぐる議論にもとづいて
整理したにとどまる。
いかなる姿勢 / スタンスで、経営学史を構築していくのかについても
議論を深める必要があるのではないか?
池内信行の経営学史方法論 / 認識姿勢。
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 22
3.
問題自覚的方法と創造型
池内信行の社会科学方法論 / 経営学史
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 23
「学史が学そのものの建設のためのものであるということが自覚されないならば、
学史の存在理由はなかばうしなわれる」(池内信行[1949a]6頁)
池内信行(1894-1972)
【出所】関西学院事典(増補改訂版)
経営学史 / 学説探求を通じた
“生活形成のたちばからの理論再建”
池内信行の社会科学方法論 / 経営学史
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 24
「社会は単なる対象的存在につきるものではなくして社会は人間によって作られて
ゆく主体的存在の世界」(池内信行[1949b]22頁)
池内信行(1894-1972)
【出所】関西学院事典(増補改訂版)
「人間はその時に住む世界に対して実践的な存在関係」(池内信行[1949b]23頁)
主体としての人間と客体としての社会は対立しつつも、究極的には関係しあい、
結びついて全体が動的に展開されているという理解に立つ。
池内信行の社会科学方法論 / 経営学史
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 25
「社会は単なる対象的存在につきるものではなくして社会は人間によって作られて
ゆく主体的存在の世界」(池内信行[1949b]22頁)
池内信行(1894-1972)
【出所】関西学院事典(増補改訂版)
「人間はその時に住む世界に対して実践的な存在関係」(池内信行[1949b]23頁)
主体としての人間と客体としての社会は対立しつつも、究極的には関係しあい、
結びついて全体が動的に展開されているという理解に立つ。
「客体と主体の立体的な関係において行為をとおして統一され」、
「つくられた客体とつくる主体が行為をとおして立体的に統合されたものが
生活である」(池内信行[1949b]62頁)
池内信行の社会科学方法論 / 経営学史
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 26
「社会は単なる対象的存在につきるものではなくして社会は人間によって作られて
ゆく主体的存在の世界」(池内信行[1949b]22頁)
池内信行(1894-1972)
【出所】関西学院事典(増補改訂版)
「人間はその時に住む世界に対して実践的な存在関係」(池内信行[1949b]23頁)
主体としての人間と客体としての社会は対立しつつも、究極的には関係しあい、
結びついて全体が動的に展開されているという理解に立つ。
「客体と主体の立体的な関係において行為をとおして統一され」、
「つくられた客体とつくる主体が行為をとおして立体的に統合されたものが
生活である」(池内信行[1949b]62頁)
理念型に替えて
“創造型”という概念を提唱(池内信行[1949a]20頁)
池内信行の社会科学方法論 / 経営学史
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 27
池内信行(1894-1972)
【出所】関西学院事典(増補改訂版)
その主体が直面している問題を、その問題性(Problematik)において捉える
(池内信行[1949b]21頁)
理念型に替えて
“創造型”という概念を提唱(池内信行[1949a]20頁)
問題自覚的方法:主体の論理に即して、その実践や理論を捉える
主体の論理:
対象それ自体に深く入り込み、それがいかなる実践的存在関係に規定されて生活している
=「在る」のかを捉えたうえで、認識を創り出していくという姿勢。
池内信行の社会科学方法論 / 経営学史
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 28
池内信行(1894-1972)
【出所】関西学院事典(増補改訂版)
理念型に替えて
“創造型”という概念を提唱(池内信行[1949a]20頁)
ただ、池内信行自身が、この問題自覚的方法を貫徹した経営学史を
構築しえていたかどうかについては、議論の余地がある。
対話的経営学史の可能性。
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 29
4.
実践と理論の相互往還のために
問題自覚的方法を経営学史に摂り込むために
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 30
“対話的経営学史の可能性”について考えてみたい
対話の重要性それ自体は、梶脇裕二[2018];宇田川元一[2018]において提唱されている
実践とのかかわり方としてのAction Research
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 31
研究者もアクターの一人として参加する協同的実践
➡ その一つの帰結としての科学知と実践知
アクション・リサーチ
(1)アクションについての研究ではなく、アクションのなかでの研究
(2)協働的で民主的なパートナーシップ
(3)一連のステップからなる出来事ならびに問題解決アプローチ
(コフラン, D. / ブラニック, T.[2014=2021]訳書7頁)
☟ Research in Action
経営領域における臨床的アプローチとしてのアクション・リサーチ
Lewin, K. Argyris, C.
☜ 経営学における臨床アプローチの全体像については、
江夏幾多郎[2022]において詳しく論じられている。
アクターの利害関心や期待が
輻輳する空間
Mayo, E.:臨床的アプローチの祖
実践とのかかわり方としてのAction Research
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 32
➡ 経営学において、臨床的アプローチそれ自体は古くからある。
そこにおいて通底しているのは、“対話”的側面の重視。
ドイツにおいても、Kirsch, W.[1977]が
その重要性を早くから指摘。
(渡辺敏雄[2002];同[2022])
実践とのかかわり方としてのAction Research
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 33
➡ 経営学において、臨床的アプローチそれ自体は古くからある。
そこにおいて通底しているのは、“対話”的側面の重視。
こ
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プ
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チ
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学
史
に
拡
張
す
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こ
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可
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か
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対話的経営学史の可能性
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 34
クビチェクの“構築戦略 Konstruktionsstrategie”(Kubicek, H.[1977])
Kubicek, Herbert (1946- ):
情報マネジメントが専門。組織理論についても研究(Kieser, A.との共著)。Grochla, E.の門下。
批判的合理主義に立脚しつつも、〈仮説のテスト〉より
〈現実に即して、理論的に導かれた問い〉が認識進歩をもたらす手段となる(Kubicek, H.[1977]S. 14)
一般的なものとして捉えられている問題を定義するための視座を定式化することで、
研究者の事前理解(Vorverständnis)を明示する。
①
実際に、その問題に直面している人と研究者が個人的な接点を持ち、
ヒューリスティックな研究デザインにもとづいて、経験的知識を獲得する。
➁
獲得された経験的知識の理論的な概念や仮定などによる分析を通じて、
当初のフレームワークを超えて、新しい仮定や問い、解釈パターンが導き出される。
③
対話的経営学史の可能性
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 35
クビチェクの“構築戦略 Konstruktionsstrategie”(Kubicek, H.[1977])
批判的合理主義に立脚しつつも、〈仮説のテスト〉より
〈現実に即して、理論的に導かれた問い〉が認識進歩をもたらす手段となる(Kubicek, H.[1977]S. 14)
一般的なものとして捉えられている問題を定義するための視座を定式化することで、
研究者の事前理解(Vorverständnis)を明示する。
①
実際に、その問題に直面している人と研究者が個人的な接点を持ち、
ヒューリスティックな研究デザインにもとづいて、経験的知識を獲得する。
➁
獲得された経験的知識の理論的な概念や仮定などによる分析を通じて、
当初のフレームワークを超えて、新しい仮定や問い、解釈パターンが導き出される。
③
対象となる現象の歴史的個別性や一回性が重要な意味を持つ経営学の特質に合わせて、
現象学的社会学などの知見を導入している。
対話的経営学史の可能性
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 36
クビチェクの“構築戦略 Konstruktionsstrategie”(Kubicek, H.[1977])
批判的合理主義に立脚しつつも、〈仮説のテスト〉より
〈現実に即して、理論的に導かれた問い〉が認識進歩をもたらす手段となる(Kubicek, H.[1977]S. 14)
一般的なものとして捉えられている問題を定義するための視座を定式化することで、
研究者の事前理解(Vorverständnis)を明示する。
①
実際に、その問題に直面している人と研究者が個人的な接点を持ち、
ヒューリスティックな研究デザインにもとづいて、経験的知識を獲得する。
➁
獲得された経験的知識の理論的な概念や仮定などによる分析を通じて、
当初のフレームワークを超えて、新しい仮定や問い、解釈パターンが導き出される。
③
対象となる現象の歴史的個別性や一回性が重要な意味を持つ経営学の特質に合わせて、
現象学的社会学などの知見を導入している。
対話を通じて、実践者の“主体の論理”に近づくことが可能になる。
それが、認識進歩/展開をもたらす。
☞ 石原武政[2007]の“エスニック・アプローチ”は、これに近い。
対話という観点を重視するとき、
経営学史はどのようなプロセスで織りなされていくのか
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 37
社会経済思想 哲 学
社会経済認識
文化的背景
個人的背景
事業認識
経営実践
文化的背景 哲 学
個人的背景
社会経済思想
経営学説
学史的知見
分析方法論
①
②
③
経営に関する知見
社会経済 / 経営認識
図1 経営学説の形成プロセス:対象としての経営実践
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 38
社会経済思想 哲 学
社会経済認識
文化的背景
個人的背景
事業認識
経営実践
文化的背景 哲 学
個人的背景
社会経済思想
学史的知見
経営学説
社会経済 / 経営認識
調査分析方法論
対話空間
雑談的対話を含む
対話過程からの
問い直し
学史的知見へ
経営思想
経営に関する知見
図2 経営学説の対話的形成プロセス
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 39
社会経済思想 哲 学
社会経済認識
文化的背景
個人的背景
事業認識
経営実践
文化的背景 哲 学
個人的背景
社会経済思想
学史的知見
経営学説
社会経済 / 経営認識
調査分析方法論
対話空間
雑談的対話を含む
対話過程からの
問い直し
学史的知見へ
経営思想
経営に関する知見
対話過程からの
問い直し
図3 経営学説の対話的形成プロセス:学説省察を含む
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 40
社会経済思想 哲 学
社会経済認識
文化的背景
個人的背景
事業認識
経営実践
文化的背景 哲 学
個人的背景
社会経済思想
学史的知見
研究者による学説
社会経済 / 経営認識
対話空間
雑談的対話を含む
対話過程からの
問い直し
学史的知見へ
経営思想
経営に関する知見
実践者発の学説
図4 実践者発の経営学説の形成プロセス
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 41
社会経済思想 哲 学
社会経済認識
文化的背景
個人的背景
事業認識
経営実践
文化的背景 哲 学
個人的背景
社会経済思想
学史的知見
研究者による学説
社会経済 / 経営認識
対話空間
雑談的対話を含む
対話過程からの
問い直し
学史的知見へ
経営思想
経営に関する知見
実践者発の学説
図5 実践者発の経営学説の形成プロセス:研究者による学説との相互影響を含む
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 42
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 43
雑談を含む対話過程が下敷きに入ることで、
より双方の問題認識に対して自覚的になりうる
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 44
経営学史の形成プロセス
狭義の経営学史(経営学説史)
➡ 経営学史は、直接的な対話を含まない実践と研究の応答や、
対話過程を通じた問い直しや省察を含む学説提唱、
対話過程を経た実践者発の学説提唱(その前段階としての思想提示)といった
一つひとつ過程が織りなされた結果として形成される。
☞ たとえば、加藤勝康[1996]によるバーナードとヘンダーソンの応答過程の丹念な追跡は、
経営学史におけるミクロストリアの探究として位置づけることができる。
経営学史の場合、過去の学説や実践との“対話”もまた重要になる。
対話的経営学史 / 経営学原理の試み
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 45
宇田川元一の試み
戦略論 / 組織論における
ストーリーテリング / ナラティヴ・アプローチの研究から、
企業における経営実践での“対話”の包摂へ。
“組織の慢性疾患”といった概念の導出と提示。
対話に参加するそれぞれのアクターの
前提(としてのナラティヴ)を問い返
していくプロセス
☞ 実践者と研究者の対話にも
援用しうる。
対話的経営学史 / 経営学原理の試み
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 46
杉田 博の試み
フォレット経営学説 / 経営思想を
解釈学的な観点から読み解き直す試み。
同時に、2011年3月の東日本大震災以降の復興 / 復旧への参画のなかで
中小企業経営者などとの対話を重ねている。
“一人称の経営学”構想の提示。
対話的経営学史 / 経営学原理の試み
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 47
山縣の試み
経営学史の知見を背後に持ちつつ、
経営実践者との対話を通じて、
諸学説の現代における説明能力を問い直すとともに、
エコシステム志向的な経営学を描くための準備を
始めているところ。
対話的経営学史の可能性
経営学史と“対話”。
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 48
5.
おわりに
経営学史と“対話”
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 49
経営学史
➡ それ自体は経営実践そのものを対象とするのではなく、
経営をめぐる言説(学説、思想、その展開)を対象とする。
=メタレベルのアプローチ
 より具体的には、経営をめぐる様々な研究ないし学説、さらには思想を
時間的・空間的に布置(constellation)していくこと。
経営学史と“対話”
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 50
経営学史
➡ それ自体は経営実践そのものを対象とするのではなく、
経営をめぐる言説(学説、思想、その展開)を対象とする。
=メタレベルのアプローチ
 経営をめぐる言説の意義や妥当性を問い、歴史的に位置づけようとする際、
その先にある経営実践を視野に入れないわけにはいかない。
 経営学史的アプローチから導出された概念 / 概念枠組をベースにして
経営実践を捉えていくことも、当然ながらありうる。
経営学史研究者 / アプローチとしての経営学史を採る研究者にとって、
実践者との“対話”は、諸概念 / 諸概念枠組の意義や現実妥当性を問いうる一つの方途
経営学史と“対話”
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 51
経営学史
➡ それ自体は経営実践そのものを対象とするのではなく、
経営をめぐる言説(学説、思想、その展開)を対象とする。
=メタレベルのアプローチ
 経営をめぐる言説の意義や妥当性を問い、歴史的に位置づけようとする際、
その先にある経営実践を視野に入れないわけにはいかない。
 経営学史的アプローチから導出された概念 / 概念枠組をベースにして
経営実践を捉えていくことも、当然ながらありうる。
経営学史研究者 / アプローチとしての経営学史を採る研究者にとって、
実践者との“対話”は、諸概念 / 諸概念枠組の意義や現実妥当性を問いうる一つの方途
そのための具体的プロセスとして、
クビチェクの構築戦略(探索 / 啓蒙的・建設的経験主義)や
宇田川元一が提示した対話プロセスの導入が有効
本報告において直接的に引用せず、
山縣正幸[2019]において参照した文献も間接的参考文献として一部記載。
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 52
主要参考文献
2022/5/28 経営学史学会第30回全国大会_山縣 53
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サーチ:自分自身の組織を変える』碩学社)。
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石原武政[2007]『「論理的」思考のすすめ:感覚に導かれる論理』有斐閣。
伊藤智明[2022]「苦悩する連続起業家とパートナーシップ生成:二人称的アプローチに基づく省察の追跡」『経営行動科学』第33巻第3号,119-141頁。
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宇田川元一[2016a]「「変わっていく組織」の研究序説」『西南学院大学商学論集』第62巻第3・4号,373-387頁。
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宇田川元一[2021]『組織が変わる:行き詰まりから一歩抜け出す対話の方法2on2』ダイヤモンド社。
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内田義彦[1961]『経済学史講義』未来社。
内田義彦[1985]『読書と社会科学』岩波書店。
江夏幾多郎[2022]「経営学と臨床:研究特集に寄せて」『経営行動科学』第33巻第3号,65‐75頁。
岡本人志[1985]『経営経済学の源流』森山書店。
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海道ノブチカ[1988]『西ドイツ経営学の展開』千倉書房。
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梶脇裕二[2013]「ドイツにおける経営学理論の動向」久保広正 / 海道ノブチカ編『EU経済の進展と企業・経営』勁草書房,第9章。
梶脇裕二[2018]「経営学史研究の意義を探って:実践性との関連で」経営学史学会編『経営学史研究の挑戦』〔経営学史学会年報第25輯〕文眞堂,21-35頁。
加藤勝康[1996]『バーナードとヘンダーソン:The Functions of the Executiveの形成過程』文眞堂。
加藤敬太 / 西村友幸 / 笹本香菜[2018]「経営学者のこゝろ〔II〕:金井一賴先生に聞く」『商学討究』(小樽商科大学)第69巻第1号,201-235頁。
ギンズブルグ, C.(上村忠男訳)[2001]『歴史・レトリック・立証』みすず書房。
ギンズブルグ, C.(上村忠男訳)[2003]『歴史を逆なでに読む』みすず書房。
ギンズブルグ, C.(上村忠男訳)[2008]『糸と痕跡』みすず書房。
ギンズブルグ, C.(上村忠男編訳)[2016]『ミクロストリアと世界史:歴史家の仕事について』みすず書房。
小島三郎[1986]『現代科学理論と経営経済学』税務経理協会。
古林喜楽[1967]「経営学説史の研究について」『商学論究』(関西学院大学商学研究会)第15巻第3号,41-49頁(古林喜楽[1983]『経営学の思い出』〔古林喜楽
著作集 第6巻〕千倉書房,33-42頁所収)。
榊原研互[1994]「経営経済学史の課題と方法」鈴木英壽先生古希記念事業会編『現代ドイツ経営学研究』森山書店,第5章。
桜井信行[1961]『人間関係と経営者:エルトン・メーヨーを中心として』経林書房。
柴田 明[2013]『ドイツ・システム論的経営経済学の研究』中央経済社。
杉田 博[2021]『フォレットの解釈学的経営思想』文眞堂。
杉万俊夫[2013]『グループ・ダイナミックス入門:組織と地域を変える実践学』世界思想社。
杉本栄一[1953]『近代経済学史』岩波書店。
高田 馨[1978]『経営目的論』千倉書房。
伊達洋駆[2022]「経営組織の臨床に対価はどのような影響を与えるか」 『経営行動科学』第33巻第3号,97-118頁。
田中照純[1998]『経営学の方法と歴史』ミネルヴァ書房。
田中照純[2001]「現代経営学の視点:研究対象との関連で」『立命館経営学』第39巻第6号,1-13頁。
丹沢安治[1994]「小島三郎学説の拡大と発展の試み:批判的合理主義と学説史の方法」鈴木英壽先生古希記念事業会編『現代ドイツ経営学研究』森山書店,第10章。
丹沢安治[2000]『新制度派経済学による組織研究の基礎』白桃書房。
永田 誠[1973]『経営経済学の展開』森山書店。
永田 誠[1999]『現代経営経済学史』〔改訂版〕森山書店(初版1995年)。
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西村 剛[2016]「古林喜樂の経営学方法論に関する一考察」『商学論究』第64巻第3号,131-157頁。
西村友幸 / 加藤敬太 / 笹本香菜[2018]「経営学者のこゝろ〔Ⅰ〕:奥村昭博先生と加護野忠男先生に聞く」『商学討究』第68巻第4号,105-135頁。
服部泰宏[2022]「産学連携型の共同研究における学術的成果と実践的成果の両立:質的比較分析(QCA)による先行要因の探究」 『経営行動科学』第33巻第3号,
77-96頁。
牧浦健二[2014]「ニックリッシュの「研究対象」についての一考察」『商経学叢』(近畿大学商経学会)第61巻第1号,39-75頁。
三戸 公ほか[1965]『経営学史』世界書院。
深山 明[2010]『企業危機とマネジメント』森山書店。
森 哲彦[1993]『経営学史序説:ニックリッシュ私経済学論』千倉書房。
森 哲彦[2003]『ドイツ経営経済学』千倉書房。
山縣正幸[2019]「方法としての経営学史:経営学史と協同的実践」『商学論究』(関西学院大学商学研究会)第66巻第3号,123-156頁。
矢守克也[2010]『アクションリサーチ:実践する人間科学』新曜社。
矢守克也[2018]『アクションリサーチ・イン・アクション:共同当事者・時間・データ』新曜社。
吉田和夫[1963]『グーテンベルク経営経済学の研究:企業者職能と経営費用の問題』法律文化社。
吉田和夫[1968]『ドイツ企業経済学』ミネルヴァ書房。
吉田和夫[1976]『ドイツ合理化運動論:ドイツ独占資本とワイマル体制』ミネルヴァ書房。
吉田和夫[1982]『ドイツ経営経済学』森山書店。
吉田和夫[1995]『ドイツの経営学』同文舘。
𠮷原正彦[2006]『経営学の新紀元を拓いた思想家たち:1930年代のハーバードを舞台に』文眞堂。
渡辺敏雄[2000]『管理論の基本的構造』〔改訂版〕税務経理協会。
渡辺敏雄[2022]『現代経営経済学の生成:方法論的展開』文眞堂。

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