食事

1. 日常生活援助技術２
食 事
2016/4/25
担当：栗原

2. 日常生活とは？
「日常」：つねひごろ、ふだん
「生活」：生存して活動すること、世の中で暮らし
ていくこと

9. ＊生命維持のための栄養摂取
＊楽しみや満足を得る、生きる喜び
＊コミュニケーション、団らんの機会
＊生活リズムを整える機会
＊リハビリテーションの機会

11. ◆療養者側のアセスメント
＊属性や生活背景
年齢、性別、食事の回数、食事内容、食事場所など
＊健康状態
全身状態、疾病のコントロール状況、
治療食、服薬内容、栄養状態、口腔内の状態
＊意識・身体機能
睡眠状況、食事に対する意欲、
運動機能、感覚機能など・・・疾患との関連

12. ＊心理的側面
人間関係、健康上の心配・悩みなど
＊環境面
食事環境・場所、雰囲気、
姿勢、食事に適した環境の整備
＊社会資源の活用
利用しているサービスの有無、利用の意向
など

13. ◆介護力のアセスメント
＊家族構成・介護力：介護者の有無、年齢、
性別、健康状態、
協力者の有無
介護内容、方法、時間
＊「食事」に関する知識・技術・理解度：
食事支度の経験の有無、安全に食べる
ことの知識・技術の有無、疾患の理解
など

14. ５．援助の実際
◆食前
◯ケア：意識を向けてもらう工夫
声をかける、時間を知らせる、移動する、
嚥下の準備・・・うがい、嚥下体操など
◯環境調整：集中できる環境づくり、楽しめる
環境づくり
◯介護者の負担を軽減する工夫：
利用できるサービスや市販品の活用

15. 食事の基本姿勢（資料参照）
＊９０度ルールと頸部前屈
◯ケア：意識を向けてもらう工夫
声をかける、時間を知らせる、移動する、
嚥下の準備・・・うがい、嚥下体操など
写真の出典 亀井智子編集：根拠と事故防止からみた老年看護技術、P.67、医学書院、2012．

16. ◯食事用具の工夫：自分で食べることへの支援・・・
用具の工夫
◯食形態、食事介助方法の工夫：資料参照
摂食しやすい、嚥下しやすいなど
◯誤嚥の観察・誤嚥予防の介助：資料参照
メカニズムを理解した上でのアセスメントと援助
◆食事時

17. ＊口腔ケア、義歯のケアなど：重要性の理解
療養者の健康状態への影響
次の食事につなげるケア
＊体位と食後の過ごし方：誤嚥性肺炎予防
◆食後
出典 亀井智子編集：根拠と事故防止からみた老年看護技術、P.71、医学書院、2012．