UiPath Friehds LT

1. Orchestratorのメリットを
改めて振り返ってみた
sho(@VtrFi)
2021年8月27日

2. 自己紹介
氏名：sho
Twitter名：sho_RPA推進@VtrFi)
勤務先：大阪の製造メーカー
職種：情報システム部門
UiPath歴：1年6ヶ月

3. 運用でありがちな問題点
【ユーザー部門開発でのRPA推進のポイント】
属人化・ブラックボックス化させずに効率良く開発する
・ロボット自体の最新版ファイルが管理できていない
→パブリッシュせずにStudio上で実行している
・非効率な開発方法となっている
→同じような処理を個別の部門それぞれで開発している
（基幹システムへのログイン処理等）
担当変更・退職・PC故障・不具合発生時のリスク有り
→Orchestratorで情報を集約して解消可能

4. Orchestrator導入のメリット（Unattended Robotの利用）
【Unattended Robotのメリット】
①プロセスのスケジュール実行が可能
夜間バッチ処理等、指定時刻に起動したい処理の実装
②ロボット実行ライセンスを持たないユーザが実行指示を可能
Orchestrator上から、プロセスの実行指示が可能
ライセンス数 ＝ 同時利用可能な数

5. Orchestrator導入のメリット（アセット）
【アセットとは】
Orchestrator上に必要な資源情報を格納・一元管理できる機能
（メリット）
PW・ファイルパス・URL等の変更時にロボット本体のメンテが不要

6. Orchestrator導入のメリット（アセット活用例）
業務単位に制御したい内容は、設定ファイルに格納

7. Orchestrator導入のメリット（最新版管理）
【最新版管理ルール】
Studioのデバッグでの本番実行禁止 → 必ずパブリッシュしてAssistantから実行
他の解凍ツールでも解凍可能だが、
日本語のファイル・フォルダ名の文字化け発生

8. Orchestrator導入のメリット（共通ライブラリ 1/3)
【共通ライブラリ作成・配布】
パブリッシュ

9. Orchestrator導入のメリット（共通ライブラリ 2/3）
Orchestrator Tenantに
パブリッシュしたライブラリが表示される

10. Orchestrator導入のメリット（共通ライブラリ 3/3）
アクティビティとして使用可能

11. Orchestrator オンプレ版？クラウド版？
本数が多くないならクラウド版推し
Orchestratorはオンプレ版とクラウド版どっちが良いの？
【オンプレ】
【クラウド】
・大規模導入の場合、コストメリット有り
・別途サーバの準備、管理が必要
・小規模導入の場合、コストメリット有り
・サーバの準備、管理が不要

12. （まとめ）
・Orchestratorには、ロボットの統制管理の機能が多くある
・Orchestratorを活用する事で、開発の幅が広がる
・社内展開を効率的に進める為の仕組みも有り
ご清聴ありがとうございました