ここ数年、海洋プラスチック問題が国際的に重要であると認識されてきた。そこで、函館近海の魚類に影響しているかを主目的として、本研究では函館近海で採れた魚の消化管からマイクロプラスチック(以下MPとする)が検出されるかを調査した。魚の消化管を切り開き純水の中に内容物を振り入れ、ろ過する方法と、魚の消化管を水酸化カリウム水溶液に溶かし、ろ過する方法の2種類の実験を行った。その結果、すべての魚からMPが検出され、函館近海でとれた魚類にもプラスチック汚染が影響していることが分かった。Leia menos