ユーザー会を終わらせながらコミュニティを立ち上げた話

1. ベテランユーザー聞いた！MotionBoard開発のコツ。
ユーザー会と
コミュニティの間で
ウイングアーク１ｓｔ 三谷晶子

2. 自己紹介
ウイングアーク１ｓｔ株式会社
コミュニティ推進部
三谷晶子（みたにしょうこ）
• 2015年ウイングアーク１ｓｔ株式会社に新卒で入社。
• ウイングアーク製品のシステム導入・構築支援に従事。
• 2017年9月より新コミュニティを企画立案、立ち上げ。
• 現在ウイングアークのコミュニティ「nest」のコミュニティマネージャー
@shoko_htrk
（しょこ、はたらく）
大阪から繋いでます！
次のCMCではぜひ話しかけてください…！

3. 「ねすと」と読みます

4. ウイングアークという会社
帳票の利用シーン ソフトウェアサービス
あらゆるシーンで利用される帳票の、安
定的かつ効率的な出力・運用を支援して
います。
帳票クラウドサービス「SVF Cloud」の
提供で、より幅広い企業に導入いただい
ています。
伝票・申請書
公的証明書
宅配伝票
航空券・チケット
帳票基盤ソリューション
帳票クラウドサービス
保険設計書
実現できること ソフトウェアサービス
ビジネスの現場が抱えるさまざまな課題。
データ活用によって解決できるものは少
なくありません。
企業内外の情報をデータ化・管理し、必
要なときに集計・分析・可視化する製
品・サービスを提供しています。
製造IoT・
生産性向上
働き方改革
営業改革 集計分析・可視化
集計・分析プラットフォーム
BIダッシュボード
文書データ活用ソリューション
Salesforceデータ
編集ツール
第三者データ
提供サービス
Empower Data, Innovate the Business,
Shape the Future.

5. vision & concept of nest
VISION
データで世界を笑顔にする
OPEN
&
FLAT
GIVE
&
GIVEN
CONNECTED

6. コミュニティを立ち上げるまで
2008年
ユーザー会
2013年
ユーザーコミュニティと言う名のユーザー会
2018年
コミュニティ（nest）

7. ユーザー会からコミュニティへ
ベンダー主導のサービス ユーザー主導のコミュニティ
一方通行の情報提供 双方向の情報交換
エンゲージメントの向上 ユーザーによるコンテンツ生成
企業として 個人として

8. つまり…
コミュニティ立ち上げがミッションになった瞬間
ユーザー会を終わらせることが定められていた…

9. コミュニティを立ち上げる前
上司「三谷さんは立ち上げだけでいいから」
私「わかりました！」
お客さん「急にメルマガやめたな！ぷんぷん！」
「更なるパワーアップのためしばらくお休みします」
くらいは言っといたほうが良い
＋完全終了日を決めて並行期間を設けると良い

10. コミュニティを立ち上げる前
いろんな人「とりあえずやってみて、だめならやめたらいいやん」
私「やめるのに使うエネルギーえげつない…」
「コミュニティの新陳代謝は良いこと」という意識を
最初からみんなで共有できていると良い
＋コミュニティの乱立を防ぐための価値観を決める
私「わかりました！」

11. コミュニティを立ち上げてから
私（自走してもらわないと意味ないって言ってた…）
「は？」
まずは自分が自走できるようになること
そして仲間が増えて並走
（でも企画のうまみはユーザーに味わってもらう）
やがてユーザーの自走に
私「イベントの企画と運営お願いします！」

12. コミュニティを立ち上げてから
私（発信してもらわないと意味ないって言ってた…）
「……………」
自分が発信の嬉しさを心の底から理解する
＝一人じゃなくみんなで聞いている安心感
私「TwitterとかnoteとかQiitaとかで発信お願いします」
私（つらい！めげそう！ユーザーにとって発信の何が嬉しいのよ）

13. コミュニティを立ち上げてから
偉い人「1年でFacebookグループ参加人数1000人な」
私「入ってください！ぬいぐるみあげますから！」
旧ユーザー会の人数に引きずられて
無理やりやっちゃうと変な感じなる
私「わ、わかりました…」
盛り上がる人々と盛り上がらない人々が二極化！！

14. 気付いたこと
形から入るとミスる

15. 気付いたこと
よく聞く事例との相違点を考えると
コミュニティの設計や価値基準の検討に役立ちそう
弊社の場合…
✓ カスタマーサポートの質
✓ パートナーの有無
✓ オンプレユーザー
✓ 気軽な試使用の受け皿の有無
✓ プロダクトのアップデート頻度

16. まとめ
ユーザー会は覚悟と誠意をもって終わらせる
コミュニティの価値基準を決める

17. ありがとうございました！