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瀬尾 佳隆
Microsoft MVP
for AI
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瀬尾 佳隆 (@seosoft)
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自己紹介
瀬尾 佳隆 (せお よしたか)
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2
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https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/meeting_materials/assets/con
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3
漠然としたネガティブなイメージ
不安である 何となくこわい 自分には関係ない
• 何ができるかわからない
• 仕事を奪われる
• 間違ったことをしない?
• 冷たい感じ
• データを勝手に使われる
• 人間が支配される?
• 難しそう
• 自分の仕事は IT ではない
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4
「AI とは何か」を知ればよい
不安である 何となくこわい 自分には関係ない
• 何ができるかわからない
• 仕事を奪われる
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• 冷たい感じ
• データを勝手に使われる
• 人間が支配される?
• 難しそう
• 自分の仕事は IT ではない
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• 人間だってミスをするから
あらかじめ対策を考えている
• AI とは人間を模倣する
ソフトウェア
• 何をさせるかは人間が指示
• AI は道具、インフラ
• スマホも家電も身近にある
5
そもそも AI とは何か
人間の能力を模倣 するソフトウェア
• 五感+認知 の代替
• データと過去の経験 に基づく意思決定
• 人間の脳よりも 高速で大容量
• 忘れない、疲れない、飽きない、眠らない
• データと過去の経験を 「どう使うか」 を考えるのは 人間の役目
• 「どう実現するか」 は少し勉強する or 誰かの力を借りる
6
AI をどう利用するか
データの形式によってツールを使い分ける
• 五感+認知 の代替
• データと過去の経験 に基づく意思決定
見る、聞く、話す
メディア データ
(画像、動画、音声、
テキスト)
• 自前でやるにはデータの準備が大変
• 既存のサービス を利用
過去の数値化
表形式のデータ
(数値化されたデータ)
• データをどう利用したいかを考える
• 簡単に学習させられるツール を利用
7
“見る” 能力 ・ “話す” 能力の模倣
Seeing AI
https://youtu.be/-mvffQoh6QU
8
“聞く” 能力の模倣
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9
AI をどう利用するか (再掲)
データの形式によってツールを使い分ける
• 五感+認知 の代替
• データと過去の経験 に基づく意思決定
見る、聞く、話す
メディア データ
(画像、動画、音声、
テキスト)
• 自前でやるにはデータの準備が大変
• 既存のサービス を利用
過去の数値化
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• データをどう利用したいかを考える
• 簡単に学習させられるツール を利用
10
“過去の経験” で お勧めの商品を探す
リコメンデーションの処理の流れ
1. 個人の好みを分析
2. 好みの傾向を見つけ出す
3. お勧めする
例) 映画のお勧め 2種類
• ある映画をお勧めするべき人
• ある人にお勧めするべき映画
11
まとめ
◼AI はすでに “インフラ”、誰でも活用するもの
◼AI は怖いものではない
• AI とは人間を模倣するソフトウェア
• 人間より高速で大容量、忘れない、疲れないなどのメリット
• 反復作業、面倒な作業を代わりにやってもらう
◼人間に必要なのは課題設定力、AI は与えられた課題を処理する
◼データ形式でツールを使い分けるのがポイント
見る、聞く、話す
メディア データ
(画像、動画、音声、テキスト)
• 自前でやるにはデータの準備が大変
• 既存のサービス を利用
過去の数値化
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(数値化されたデータ)
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  • 1. 瀬尾 佳隆 Microsoft MVP for AI AI の見方 AI との付き合い方 瀬尾 佳隆 (@seosoft) Microsoft MVP for AI CoCoプレイス 交流会 2021年4月
  • 2. 自己紹介 瀬尾 佳隆 (せお よしたか) • フリーランスのソフトウェアエンジニア • MVP for AI (Jul 2018 – Jun 2020) / MVP (Jan 2009 – Jun 2018) • Humans of IT Community Event Leader / Speaker • 京都とお寺と仏像が好き / 坂道が好き • 学生向け・特定企業向け AI / IT トレーニング (2020-2021) • 業種別マイクロソフト パートナープログラム トレーニング (2019-2020) • de:code 2020 • ハンズオンで学ぶ AI • Ignite The Tour Tokyo 2019 / Osaka 2020 • 開発者のための機械学習 : Azure Machine Learning サービスで構造化データから予測分析 • Humans of IT Empower Breakfast – 人に寄り添うアクセシビリティ技術の現在と未来 2
  • 4. 漠然としたネガティブなイメージ 不安である 何となくこわい 自分には関係ない • 何ができるかわからない • 仕事を奪われる • 間違ったことをしない? • 冷たい感じ • データを勝手に使われる • 人間が支配される? • 難しそう • 自分の仕事は IT ではない • 専門家だけがやるもの? 4
  • 5. 「AI とは何か」を知ればよい 不安である 何となくこわい 自分には関係ない • 何ができるかわからない • 仕事を奪われる • 間違ったことをしない? • 冷たい感じ • データを勝手に使われる • 人間が支配される? • 難しそう • 自分の仕事は IT ではない • 専門家だけがやるもの? • 面倒な作業をやってもらう • 人間だってミスをするから あらかじめ対策を考えている • AI とは人間を模倣する ソフトウェア • 何をさせるかは人間が指示 • AI は道具、インフラ • スマホも家電も身近にある 5
  • 6. そもそも AI とは何か 人間の能力を模倣 するソフトウェア • 五感+認知 の代替 • データと過去の経験 に基づく意思決定 • 人間の脳よりも 高速で大容量 • 忘れない、疲れない、飽きない、眠らない • データと過去の経験を 「どう使うか」 を考えるのは 人間の役目 • 「どう実現するか」 は少し勉強する or 誰かの力を借りる 6
  • 7. AI をどう利用するか データの形式によってツールを使い分ける • 五感+認知 の代替 • データと過去の経験 に基づく意思決定 見る、聞く、話す メディア データ (画像、動画、音声、 テキスト) • 自前でやるにはデータの準備が大変 • 既存のサービス を利用 過去の数値化 表形式のデータ (数値化されたデータ) • データをどう利用したいかを考える • 簡単に学習させられるツール を利用 7
  • 8. “見る” 能力 ・ “話す” 能力の模倣 Seeing AI https://youtu.be/-mvffQoh6QU 8
  • 10. AI をどう利用するか (再掲) データの形式によってツールを使い分ける • 五感+認知 の代替 • データと過去の経験 に基づく意思決定 見る、聞く、話す メディア データ (画像、動画、音声、 テキスト) • 自前でやるにはデータの準備が大変 • 既存のサービス を利用 過去の数値化 表形式のデータ (数値化されたデータ) • データをどう利用したいかを考える • 簡単に学習させられるツール を利用 10
  • 11. “過去の経験” で お勧めの商品を探す リコメンデーションの処理の流れ 1. 個人の好みを分析 2. 好みの傾向を見つけ出す 3. お勧めする 例) 映画のお勧め 2種類 • ある映画をお勧めするべき人 • ある人にお勧めするべき映画 11
  • 12. まとめ ◼AI はすでに “インフラ”、誰でも活用するもの ◼AI は怖いものではない • AI とは人間を模倣するソフトウェア • 人間より高速で大容量、忘れない、疲れないなどのメリット • 反復作業、面倒な作業を代わりにやってもらう ◼人間に必要なのは課題設定力、AI は与えられた課題を処理する ◼データ形式でツールを使い分けるのがポイント 見る、聞く、話す メディア データ (画像、動画、音声、テキスト) • 自前でやるにはデータの準備が大変 • 既存のサービス を利用 過去の数値化 表形式のデータ (数値化されたデータ) • データをどう利用したいかを考える • 簡単に学習させられるツール を利用 12