2022/9~勉強会資料

1. terraform基礎
武藤 梨沙

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目次
9/1 環境構築
9/8 terraform文法+ハンズオン
9/15 terraform文法+ハンズオン
10/6 terraformハンズオン

3. はじめに〜terraformとは
HashiCorp社製「クラウドでのインフラ設定をコード管理するツール」
インフラ設定もコード化されていればGit管理できるので
メンテナンスしやすい！Azure、GCPでもterraformを利用できる
Udemy「AWS と Terraformで実現するInfrastructure as Code」の内容を
ピックアップしています
https://ncijp.udemy.com/course/iac-with-terraform/learn/lecture/24419916?start=0#overview

4. こちらのUdemy動画講座 をもとにハンズオンを進めます
参考〜Udemy講座

5. 環境構築
AWS CLIインストール
https://and-engineer.com/articles/YaH7AxIAACAAhqxI#heading2-2
AWSマネジメントコンソールでterraform用IAMユーザーを作成
IAMロールはAdministrator
Gitインストール（クローンできればOK）
terraformインストール
git-secretsインストール

6. 【補足】
CLI紐付け
terraformユーザーが作成できたらコマンドで
awscliが利用できるようにする
aws configure --profile terraform
画面のアクセスキー、秘密キーを入力
リージョンはap-northeast-1
~/.aws/credentialsにterraformユーザー情報
が追加されていればOK

7. 【補足】
tfenvから
terraformを
インストール
terraformは頻繁にバージョンアップされてい
るのでtfenvでバージョン管理するのが良い
Udemy講座セクション3.環境構築
「11.terraformインストール」

8. 【補足】
git-secrets
インストール
AWSアクセスキーをGitHubにコミットしない
ようにgit-secretをインストールする
Udemy講座セクション3.環境構築
「12.git-secretsインストール」

9. ハンズオン〜EC2起動
ユーザーdir配下にフォルダ作成
mkdir ~/workspace/terraform
IDEでフォルダを開き「main.tf」ファイルを作成
main.tfにEC2設定を書く
terraform init
terraform apply
planを確認してyes→画面でEC2起動を確認

10. 【コード】
EC2設定
provider "aws" {
profile = "terraform"
region = "ap-northeast-1"
}
resource "aws_instance" "hello_world" {
ami = "ami-0f36dcfcc94112ea1"
instance_type = "t2.micro"
}

11. 【補足】
EC2削除
ターミナルからdestroyコマンド実行でEC2イ
ンスタンスの終了ができる
terraform destroy
また、applyせず変更点のみを確認したい時は
terraform plan

12. terraform構文①
HCL2
providerブロック
resourceブロック
参考：terraformリファレンス（AWS）
https://registry.terraform.io/providers/hashicorp/aws/latest/docs

13. 【補足】
HCL2
HashiCorpLanguage2
{}で囲まれた部分をブロックと呼ぶ
resourceなどはブロックタイプと呼ぶ
ブロックが設定の単位になる
ヒアドキュメントが利用できる
https://qiita.com/kite_999/items/e77fb521
fc39454244e7

14. 【補足】
provider
ブロック provider直後にクラウドの種類
azurerm, googleなど
awsではprofile属性にどのcredentials情報を
使うかを書く
provider "aws" {
profile = "terraform"
region = "ap-northeast-1"
}

15. 【補足】
resource
ブロック
resource "awsサービス名" "任意の名前"
構築するAWSサービスの定義を書く
resource "aws_instance" "front_ec2"...
resource "aws_lb" "corp_alb"...
resource "aws_db_instance" "item_rds"...

16. terraform構文②
localsブロック
variableブロック
参考：terraformリファレンス（AWS）
https://registry.terraform.io/providers/hashicorp/aws/latest/docs

17. 【補足】
locals
ブロック locals{ 変数名 = "値" }
private変数を定義できる
実行引数を渡したい時はvariableで
locals {
ec2_name = "hands-on-instance"
}
name = "${local.ec2_name}"

18. 【補足】
variable
ブロック
variable "変数名" {}
type属性にデータ型、default属性に初期値
外部から変更可能な変数を定義できる
variable "start_time" {
type = string
default = null
}
% terraform plan -var start_time="20220903"

19. 【補足 】variable変数上書き

20. terraform構文③
dataブロック
module
参考：terraformリファレンス（AWS）
https://registry.terraform.io/providers/hashicorp/aws/latest/docs

21. 【補足】
data
ブロック
data "resource" "任意名"{}
手動設定や他のterraformで設定したリソース
を取得できる
data "aws_instance" "front-app" {
instance_id = local.front_app_instance
}
data "aws_security_group" "front-app-sg" {
name = "launch-wizard-2"
}

22. ハンズオン〜
手動設定EC2を許可するSG作成
バックオフィスで管理するデータを他システムへ連携するAPIをEC2に
デプロイしている想定
フロントサイトからバックオフィスAPI利用したいので
バックオフィスEC2に紐づくALBのsgにてフロントEC2を許可
アクセス元：フロントサイトEC2（手動設定）
アクセス先：バックオフィスEC2に紐づくALB（terraform定義）

23. ハンズオン〜
手動設定EC2を許可するSG作成
マネジメントコンソールにてEC2起動（フロントサイトEC2）
一緒に作成するsgに任意の名前を入力
VPCはサブネットが2つ以上存在すること
起動したEC2のsgをdataで名前から取得するよう定義
resourceブロックでALB、リスナー、紐づくsgを定義
ALBsgのインバウンドルールにフロントEC2sgを設定

24. 【補足】
sgルールに
EC2を指定 sgルールはCIDR、sgが指定できる
source_security_group_idに起動したEC2に紐
づくsgidを指定
https://ohshige.hatenablog.com/entry/2019/11/11/190000
resource"aws_security_group_rule" "sg_rule" {
source_security_group_id=
data.aws_security_group.front-app-sg.id
}

25. 【補足】
module
sourceに読み込みたいresource定義のあるファ
イルパスを指定
moduleパス内に定義されたvariableを呼び出し
元から渡す
module "bff_server" {
source = "./modules/server"
ec2_server_instance_type = "t2.micro"
server_name = "calico-bff-server"
}

26. ハンズオン〜
moduleでEC2とsgを作成
ルートディレクトリ直下にmain.tfを作成
ここからmoduleを呼び出す
EC2とsgを定義するmoduleフォルダを作成
フォルダ作成単位はお好みで！
module/ec2, module/sg, module/server...
EC2とsgをmodule内に定義してmain.tfから呼び出す

27. 【補足】
定義したsgを
EC2に適用
vpc_security_group_idsに適用したいsg定義を
したresourceブロックを指定
security_groups属性だとsg変更時にEC2が作り
替えになってしまうのでvpc_security...を使う
resource "aws_instance" "ec2_server" {
vpc_security_group_ids =
[aws_security_group.sg_ec2_server.id]
}