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1. 第６講 テスト
全５問

2. 第１問
操縦と信号の対応について、誤っているものを１つ選べ。
①サイバネティックスの「操縦の原理」モデルを参照した。
②シンボル(象徴)は多義的であり、シグナル(合図)は一義的
であり、両者を合わせてサイン(信号)という。
③車の操縦における信号という意味もある。
④信号状態に関わる心機能は全てアウトプット型である。

3. 正 解
④
・①～③は正しい。※②は辞典より引用
・衝動心機能は外見や応接をつくり、意志心機能は暗示や明示の
状態をつくり、交渉心機能は見解や権威に影響を与えるが、
・その後については、思考心がつくった理屈を練る状態に対応
した人がその因果関係に「注意」するように流れが逆になる。

4. 第２問
自己心機能について、正しいものを１つ選べ。
①「自分」や「自我」、「自身」と同じである。
②「自己紹介」と言う時の自己と同じである。
③認知状態や独立状態と同じ形だが関係ない。

5. 正 解
②
・自己紹介をする場合、名前や年齢の他に、
住んでいる所や家族関係など様々な情報を
言う。まさに右のモデルの通りである。
・心理学者ユングも、自己とは自我と違い、
自分を取り巻く環境を含むと述べている。

6. 第３問
自己→衝動→意志→交渉の各心機能について誤りを１つ選べ。
①自己紹介の自己から、外見や応接等の信号ができる。
②衝動心機能は、心理学でいう「リビドー」である。
③意志は表情に現れたり、込められる感情に現れる。
④交渉心機能は大脳新皮質の言語野が関わる。

7. 正 解
④
・交渉心機能のモデルは自我と観念とから成る
ため、大脳新皮質ではあるが、言語野のみとは
限らない。
・②の「リビドー」とは、心理学でいう深層意識を
基とする生命の根源的エネルギー。フロイトは性に
特化したが、ユングは性に特化しなかった。

8. 第４問
注意→固執→断定→自己の各心機能について誤りを１つ選べ。
①自己の完成に向けてこだわっていく流れである。
②注意心は「因果関係」や「意外性」に注意する。
③固執心は「近接」や「遠隔」に無理やり固執する。
④断定心は「疑似現実(類似)」や「相違(違い)」を断定する。

9. 正 解
③
「無理やり」ではなく、操縦側に対応して固執する。

10. 第５問
「幻想」と「現実」について、誤っているものを１つ選べ。
①どちらも“極態”といえる。
②どちらも実際に個々の活動している状態として有る。
③どちらも自我と対象が融合したモデルである。
④心機能では、自我と観念とが融合した思考心と同じモデル
である。

11. 正 解
②
・睡眠中が相当すると言えるが、状態としての重要性は低い。
・目指すべき夢、知るべき現実としての極にある段階とした方が
重要性が高まる。