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Oracle Cloud ウェビナー
Oracle Database 11g,12cからの
アップグレード対策とクラウド移⾏
2021年7⽉14⽇
⽇本オラクル株式会社
事業戦略統括
1. Oracle Databaseのリリースモデル
2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス)
3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス
4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
5. 移⾏時におけるテストの効率化
アジェンダ
共通
OnP
Cloud
Cloud
共通
本セミナーの⽬的
数多くご利⽤いただいている11gや12cは、Premier Supportがすでに終了し、限定的なサポート期間に
なっています。今回は既存システムで稼働するOracle Database 11gや12cのアップグレードや、システム更
改に合わせたクラウド移⾏にお役⽴ていただける情報をお伝えします。
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2
1. Oracle Databaseのリリースモデル
2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス)
3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス
4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
5. 移⾏時におけるテストの効率化
アジェンダ
共通
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Cloud
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3
Oracle Database: リリース及びサポート・タイムライン (詳細版)
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025
2026
2027
EXTENDED
2027/4まで
19c 2024/4まで
現在のLong Term Release
Premier Support 5年/Extended Support 3年
18c 2021/6まで
各サポートレベルでの提供内容
Premier Support :
24x365⽇の技術問い合わせ、不具合修正とパッチ提
供、セキュリティ・アラートおよび修正、OS等の新規認証
Extended Support︓
24x365⽇の技術問い合わせ、不具合修正とパッチ提
供、セキュリティ・アラートおよび修正
Sustaining Support (PaaSは提供なし)︓
24x365⽇の技術問い合わせ、作成済のパッチ提供
* 詳細はOracle Software テクニカル・サポート・ポリシー参照
EXTENDED
12.1 12.1.0.1
12.1.0.2※
12.2.0.1 Limited Error
Collection
12.2.0.1のPremier Support2020/11/30まで。そ
の後2022/3/31までLimited Error Collectionを
提供。同期間はサポート料⾦は変わらず、Sev1
BugとSecurity修正のみ対応
11.2 EXTENDED
11.2.0.1
11.2.0.2
11.2.0.3
11.2.0.4※
11.2.0.4のExtended Supportは2020/12に終了。2022/12ま
でACSの追加サービスとしてMarket Driven Supportあり
21c 2023/6まで
最新のInnovation Release
Extended Supportは提供なし
オラクル社は、2020年にお客様が直⾯した前例のない経済的およびビジネス上の混乱に留意し、Oracle Database 20c Previewバージョンを⼀般提供しない決定をしました。
その代わりに、20cで提供予定であった機能をすべて21cリリースに組み込み、21cをOracle Cloud Infrastructureで⼀般提供しています。(クラウド以外での提供は今後予定)
Paid Extended Support
Premier Waived Extended Support fee Limited Error Collection
* as of July 2021
Release Schedule of Current Database Releases (Doc ID 742060.1)
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5
Long Term Release
• Premier Supportを5年間
• Extended Supportを3年間
• 安定性を重視し、⻑期間にわたってパッチ修正を提供
• ⻑期間安定して運⽤したいシステム向け
• 現時点ではOracle Database 19cが該当
Innovation Release
• Premier Supportを2年間
• Extended Supportは提供しない
• 多くの機能拡張や新しい機能を提供
• まず新しい機能を試したいお客様向け
• 現時点ではOracle Database 21cが該当
Oracle Database の2つのリリースタイプ
Build
QA
Ship
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リリース・サイクルのイメージ
• Long Term Release: Premier Supportを5年間、Extended Supportを3年間提供
• Innovation Release: Premier Supportを2年間提供
Oracle Database の2つのリリースタイプ
19c
21c
新規パッチの提供が受けられるのは、
最⻑Extended Supportまで
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Oracle Database 18c より採⽤したリリースモデル
年次リリースモデル
Update
四半期ごと
• 四半期毎に新しい
番号でリリース
• セキュリティ修正
• リグレッション修正
• 機能修正
• オプティマイザ修正
(デフォルトではオフ)
Revision
四半期ごと
• Updateに対し最⼤2つ
ü 0, 1, 2
• セキュリティ修正
• リグレッション修正
リリース
毎年
• リリース年の下⼆桁
ü 18 : 2018年
ü 19 : 2019年
ü 20 : 2020年
• 新機能
• 性能 (パフォーマンス) 向上
• バグ・フィックス
: 19. 3. 0
バージョン
表記例
Oracle Database - Overview of Database Patch Delivery Methods for 12.2.0.1 and later versions (Doc ID 2337415.1)
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Oracle Database 18c より採⽤したリリースモデル
Annual Releases
• 従来の11g -> 12c, R1 -> R2といった数年に⼀度のサイクルから「年次リリース」に変わりました
バージョン番号はリリース年の下⼆桁となります
• 従来計画されていた12.2.0.2はRelease 18、12.2.0.3はRelease 19というバージョンとなっています
• Long Term Release と Innovation Release
• Long Term Support Release : 現時点では19c、数リリースに⼀度、Extended Supportも含め⻑期間のサポート提供
• Innovation Release : 現時点では21c、多くの機能拡張や新しい機能を提供
3ヶ⽉ごとのUpdateとRevision
• Updateはプロアクティブパッチで既存で⾒つかった重要な機能修正やセキュリティ修正が含まれます
• RevisionはUpdateリリース以降の新たなセキュリティおよびリグレッション修正が含まれます
• 社内で⼗分なテストを⾏った後に提供されます
• Updateは個別のパッチ適⽤を⾏うリスクを低減するためのものです
UpdateとRevisionは1⽉、4⽉、7⽉、10⽉にリリースされます
• 以前のバージョンのBPやPSUのリリースサイクルと同等です
年次リリースモデル
Oracle Database - Overview of Database Patch Delivery Methods for 12.2.0.1 and later versions (Doc ID 2337415.1)
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年次リリースモデルにおけるリリースイメージ
製品 2018/4 2018/7 2018/10 2019/1 2019/4 2019/7 2019/10
18c 18.2.0 18.3.0 18.4.0 18.5.0 18.6.0 18.7.0 18.8.0
18.2.1 18.3.1 18.4.1 18.5.1 18.6.1 18.7.1
18.2.2 18.3.2 18.4.2 18.5.2 18.6.2
19c 19.2.0 19.3.0 19.4.0 19.5.0
19.2.1 19.3.1 19.4.1
19.2.2 19.3.2
同じ
セキュリティ
リグレッション
レベル
Update/Revision 間は柔軟に⾏き来が可能
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まとめ
Oracle Databaseには2つのリリースタイプがあります
• ⻑期間安定して運⽤したいシステムにおいては、Long Term Releaseを採⽤します
• 現時点では、Long Term ReleaseはOracle Database 19cが該当します
パッチは四半期ごとに提供されます
• 重要な機能修正やセキュリティ修正へ対応するため、定期的に適⽤します
• 新規パッチの提供が受けられるのは、最⻑Extended Supportまでです
データベース・クラウド(PaaS)での留意点
• 基本的にオンプレミスのライフタイム・サポートに準拠してサポート期間が設定されています
• オンプレミスにおけるエラー修正終了時に、クラウドではサポート終了となり、Sustaining Supportは提供
されません
リリースモデルに関する基礎知識
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Oracle Database 19cについて
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12
約11年で1,300以上に上る新機能および機能強化を実現
Oracle Database
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223 341 337 100 216
(Release 2)
※製品マニュアルにおける各リリースの新機能情報より抽出
※20c Preview Releaseは⼀般提供されず、すべての機能を21cに含めて提供
134
(Release 1) (Release 2)
• Data Redaction(11.2.0.4)
• RACcheck(11.2.0.4)
• GoldenGate統合(11.2.0.4)
• Solaris⽤TDE(11.2.0.3)
• サービス品質(QoS)管理(11.2.0.2)
• Database Replay(11.2.0.2)
• 各種管理機能強化(11.2.0.2)
• ブロック⾃動修復(11.2.0.1)
• EditionBase再定義(11.2.0.1)
• インメモリー・パラレル実⾏
(11.2.0.1)
• RAC機能強化多数(11.2.0.1)
• XStream(11.2.0.1)
• ACFS,DBFS(11.2.0.1)
• SecureFilesのサポート(11.2.0.1)
等
• Full Database
Caching(12.1.0.2)
• 各種インメモリー機能
(12.1.0.2)
• JSON対応(12.1.0.2)
• PDB機能強化(12.1.0.2)
• ゾーン・マップ(12.1.0.2)
• APEX機能強化(12.1.0.1)
• ヒート・マップ(12.1.0.1)
• Multitenant(12.1.0.1)
• Application
Continuity(12.1.0.1)
• Global Data
Services(12.1.0.1)
• ADG遠隔同期(12.1.0.1)
等
• Sharding
• Hadoop向け外部表
• MVIEW関連強化
• パーティション機能追加
• Multitenant,PDB,CDB機
能強化
• Exadata関連管理機能拡
張
• ADGでのIn-Memoryサ
ポート
• パブリック・クラウド対応
• ⾼可⽤性および信頼性各
種機能強化
等
• プライベート⼀時表
• RAC Sharding
• Big Data SQLのLOB対応
• DG環境でのPDBコピー
• DBCA PDBクローン
• PDBスナップショット・カルー
セル
• インメモリー式の動的取得
ウィンドウ
• ⾃動インメモリー
• 外部表に対するIn-
Memoryサポート
• インメモリー動的スキャンによ
る柔軟な並列化
• セキュリティ機能強化
等
• ⾃動索引付け
• Active Data Guard DML
リダイレクション
• Memoptimized
Rowstoreの⾼速収集
• 同じCDBでの複数のPDB
シャードのサポート
• ハイブリッド・パーティション表
• リアルタイム統計
• ADDMによるPDBサポート
• 粒度の⾼いサプリメンタル・ロ
ギング
等
• In-Database JavaScript
• JSON 性能強化と柔軟性
• In-Memory 性能向上
• AutoML
• Multitenant Data Guard
• SQL マクロ
• Native Blockchain
Tables
• Graph 性能強化
• Persistent Memory
• Sharding 機能拡張
• Multitenant セキュリティ
• Security 機能拡張
等
多様な機能をオプションライセンスなしで利⽤可能に
Multitenantライセンスの変更 (19c以降)
• すべてのDatabase Editionで、コンテナデータベース(CDB)1つにつき最⼤3つのプラガブルデータベース(PDB)をライセ
ンスなしで利⽤可能
• 4つ以上のPDBを統合するにはMultitenantライセンスが必要です
Spatial and Graph(空間&グラフ)、 Advanced Analytics(機械学習)のライセンス変更 (2019/12/5以降)
• すべてのDatabase Editionに含まれるようになりました
• 同じ開発⽤APIを使⽤することで、すべてのエディションでアプリケーションが動作するようになります
Database In-Memoryライセンスの変更 (19.8 RU以降)
• 新しい「Base Level」機能により、最⼤16GBのインメモリ列ストアが可能になりました
• 既存のアプリケーションを変更する必要はありません
Oracle Database 19c
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Option
License なしで…
SE2 EE EXA DBCS
SE
DBCS
EE
DBCS
EE-HP
DBCS
EE-EP
EXA
CS
Multitenant
1 CDB に 3 PDBまで
O O O O O O O O
空間&グラフ
機械学習
O O O O O O O O
Database In-Memory
Base Level機能
O O O O
* Oracle Database 19c ライセンス情報ユーザー・マニュアル
1. Oracle Databaseのリリースモデル
2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス)
3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス
4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
5. 移⾏時におけるテストの効率化
アジェンダ
共通
OnP
Cloud
Cloud
共通
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直接アップグレード
• データベースに含まれるデータ・ディクショナリを新
しいバージョンに更新すること
• JAVAVMなどのコンポーネントも含まれる
• ユーザー・データへの接触や変更、移動はない
新バージョンへの移⾏
• データベースのデータを新しい環境のデータベー
ス(ハードウェア、オペレーティング・システム / プ
ラットフォーム、キャラクター・セット)へ移動するこ
と
直接アップグレードと新バージョンへの移⾏の違い
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ユーティリティ、機能
直接アップグレード
• AutoUpgrade
• Database Upgrade Assistant
など
新バージョンへの移⾏
• Data Pump
• トランスポータブル表領域
• トランスポータブル表領域
• クロスプラットフォーム・トランスポータブル表領域
• 増分クロスプラットフォーム・トランスポータブル表領
域
• フル・トランスポータブル表領域
• Oracle GoldenGate
など
直接アップグレードと新バージョンへの移⾏の違い
NEW
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直接アップグレードについて
オンプレミスではAutoUpgradeが登場し、ボタン⼀つで簡単にアップグレードが可能になっています
バックアップや切り戻しもツールで実⾏可能なため、アップグレード⼿順の複雑さ、対応⼯数によるコストは⼤幅に低減され
ています
アップグレードや移⾏は難しい︖
アップグレードは⼿順が複雑だったり、バックアップや切り戻しを検討するのが⼤変。。
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ユーティリティ概要
最新の⾃動アップグレードユーティリティ (アップグレード元は11.2.0.4以降)
• 既に世界で数千のお客様がご利⽤中
• 1つのコマンドで、単⼀のデータベース、或いは、多くのデータベースをまとめてアップグレード可能
• 構成ファイルを編集し、ツールを実⾏して⾃動アップグレード
• 事前チェックのみ、実⾏前後にユーザ定義のスクリプト処理など、DBUAよりも柔軟に実⾏可能
• 様々な状況に対応
• シングル・インスタンス・データベース、RACデータベース、⾮CDBからPDBへの変換、Exadata上のデータベース等
オンプレミスにおけるアップグレード︓AutoUpgrade
18.4
11.2.0.4
12.1.0.2
12.2.0.1
autoupgrade.jar
MOS Note: 2485457.1
4MB
config.cfg
autoupgrade.jar
12.2.0.1
18.5
19.6
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お客様の評価︓⼤⼿⾃動⾞会社
“この場をお借りして、Oracle AutoUpgrade Utilityに感謝いたします。
おかげで我々は、 500以上のOracleデータベースにおいて、完全⾃動化で Oracle 12.2からOracle 19cへのアップグレー
ドを完了しました。
四半期に⼀度の OSアップグレードの処理に本スクリプトを組み込むことで、追加のダウンタイム無しでデータベースのアップ
グレードを実現できました。
これにより、⼀切の⼈⼿をかけずに、10⽇以内で全てのアップグレードを終えました。ピーク時には、1時間で80個のデータ
ベースを同時にアップグレードしました。”
“I would like to take the opportunity to thank you for the Oracle AutoUpgrade utility. Thanks to it, we completed more than 500 Oracle
database upgrade fully automated from Oracle 12.2 to Oracle 19c.
We even did this without using additional downtime for the database upgrades as we scripted it into our process for the OS upgrade
which happens once per quarter.
This way, we completed the entire upgrade process within 10 days - without any manual intervention. At peak, we upgraded 80
databases in parallel within 1 hour.”
オンプレミスにおけるアップグレード︓AutoUpgrade
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参考資料
詳細資料
• データベースの移⾏・アップグレードにおける最新ツー
ルのご紹介 AutoUpgrade
• Oracle Databaseデータベース・アップグレード・ガイド
[3 Oracle Databaseアップグレードでの
AutoUpgradeの使⽤]
• The new AutoUpgrade utility in Oracle 19c
(Oracle社 PM Mike Dietrichのブログ記事)
• Upgrade / Migrate / Consolidate to 19c
[Japanese Version] / AutoUpgrade ハンズオンラ
ボ
オンプレミスにおけるアップグレード︓AutoUpgrade
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新バージョンへの移⾏について
移⾏⽅式は要件に沿って様々ありますが、ポイントを考慮することで最適な移⾏⽅式が明確になります
考慮すべきポイントは以下の通りです
アップグレードや移⾏は難しい︖
データベース移⾏は⽅式がたくさんあってどれを選べばいいかわからない。。
• 移⾏先がクラウドかオンプレミスか
• 許容されるシステム停⽌の⻑さ
• ホスト・オペレーティング・システムとバージョン
• データベースのバージョン/エディション
• データベースの⽂字セット
• インデックスを含むデータの量
• データベースで使⽤されるデータ型
• データ・ステージングのためのストレージ
• データベースのホスト・プラットフォームのエンディアン形式
• データベースアーキテクチャ(Multitenant)
• ネットワーク帯域幅
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主な移⾏⽅式⼀覧
移⾏ツール 移⾏対象
最低移⾏元バージョ
ン(サポート中のDBの
み記載)(*1)
移⾏元
エディション
アップグレード
可否
ビックエンディアンからの
変換
スキーマ構成
の変更
non-CDBか
らCDBへの
移⾏
停⽌時間 補⾜
Data Pump
DB/表領域/
スキーマ/表
11.2.0.4 SE〜 〇 〇 〇 〇 ⼤〜中
RMAN Backup/Restore DB 11.2.0.4 SE〜 〇 〇(⼀部制限あり) × ×(*3) 中〜⼩
RMAN Duplicate DB 11.2.0.4 SE〜 〇 〇(⼀部制限あり) × × ⼩
Transportable
Tablespaces
表領域 11.2.0.4 EE 〇 〇(⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要
Full Transportable
export/import
DB 11.2.0.4 EE 〇 〇(⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩
移⾏先DBはEE以上が必要
移⾏先DBバージョンは12.1.0.1以降
RMAN Transportable
Tablespaces
DB/表領域 11.2.0.4 EE 〇 〇(⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要
PDB Unplug/Plug PDB 12.1.0.2 SE〜 〇 × × × 中〜⼩
PDB Clone PDB 12.1.0.2 SE〜 〇 × × × ⼩
Non-CDB Clone DB 12.1.0.2 SE〜 × × × 〇 ⼩
Data Guard DB 11.2.0.4 EE × × × × 極⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要
GoldenGate DB/表領域/
スキーマ/表
11.2.0.4(*2)
SE〜+
GoldenGate
〇 〇 〇 〇 極⼩
ダウンタイムを極⼩化したい場合に
他の移⾏⽅式と併⽤しての利⽤を推奨
Cloud Backup Module
for OCI
DB 11.2.0.4(*2) SE〜 × × × × 中 Oracle Cloud Infrastructureへの移⾏
Zero Downtime
Migration(ZDM)
DB 11.2.0.4(*2) SE〜 〇 × × 〇 極⼩
Oracle Cloud Infrastructureへの移⾏
移⾏元ライセンスによって
選択可能な移⾏⽅式が異なる
アップグレードを伴う
移⾏は〇から選択
(*1)サポートされている最低バージョン。これよりも古いバージョンでのサポート可否は都度確認が必要。
(*2)利⽤製品/バージョン/OS等、ソースDBのサポート可否は都度確認が必要。
(*3)non-CDBが18c以降である場合はDBMS_PDB.EXPORTRMANBACKUPを活⽤することで実現可能
https://oracle-base.com/articles/18c/multitenant-usable-backups-of-non-cdbs-and-relocated-pdbs-18c
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参考資料
詳細資料
• Oracle Database 移⾏・アップグレードの⽅式まとめ
• 移⾏⽅式ごとに解説しています
• Oracle Databaseデータベース・アップグレード・ガイド
オンプレミスにおけるアップグレード
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1. Oracle Databaseのリリースモデル
2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス)
3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス
4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
5. 移⾏時におけるテストの効率化
アジェンダ
共通
OnP
Cloud
Cloud
共通
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Oracle Cloud Infrastructure (PaaS/IaaS) & Oracle Cloud Applications (SaaS)
Oracle Cloud
Oracle Cloud Applications
Global Cloud Data Center Infrastructure
Commercial and Government Public Cloud Regions | Cloud@Customer | Dedicated Regions | Roving Edge
Security | Governance | Compliance
Application development
and DevOps Integration Containers
Management, monitoring,
and automation Native VMware
Machine learning
and AI
Compute Storage
Analytics, BI, and
data science
Relational
databases Non-relational databases
Networking
ERP SCM HCM ACX IA
Enterprise
Resource Planning
Supply Chain and
Manufacturing
Human Capital
Management
Advertising and
Customer Experience
Industry
Applications
Oracle
Cloud
Infrastructure
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26
2021年7⽉現在︓30リージョン提供中、さらに8リージョン計画
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のリージョン
https://www.oracle.com/cloud/architecture-and-regions/
MUMBAI
HYDERABAD
SINGAPORE
CHUNCHEON
SEOUL TOKYO
OSAKA
JOHANNESBURG
SYDNEY
MELBOURNE
Commercial
Commercial Planned
Government
Microsoft Interconnect Azure
JEDDAH
ISRAEL
DUBAI
SAUDI 2
UAE 2
NEWPORT
AMSTERDAM
FRANKFURT
ZURICH
LONDON
SWEDEN
ITALY
FRANCE
SAN JOSE, CA
PHOENIX
CHICAGO
ASHBURN
TORONTO MONTREAL
デュアル・リージョン︓基本的に全ての国/地域
で2つ以上のリージョンを提供し、お客様の業務
継続要件に対応していく
(⽇本の場合は東京-⼤阪)
各リージョンはOracle Backboneで接続
SANTIAGO
VINHEDO
SAO PAULO
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27
Oracle Cloud Infrastructure をご利⽤いただいているお客様
2021年6⽉時点
https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/oracle-cloud-platformpaasiaas
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28
Zoom
Oracle Cloud Infrastructure上でビデ
オ会議ソリューションを展開
“We chose Oracle Cloud Infrastructure because of
its industry-leading security, outstanding
performance, and unmatched level of support.”
“業界をリードするセキュリティ、卓越したパフォーマンス、⽐類
なきサポート・レベルが『Oracle Cloud Infrastructure』を選
定した理由です”
Eric S. Yuan
CEO, Zoom
• 企業向けビデオ・カンファレンスのリーダーカンパニー
• COVID-19の影響により、1⽇の会議参加者数が3
億⼈に急増
• 数時間で展開を完了し、同時会議接続
数⼗万⼈をサポート
• 世界中のOracle Cloud Infrastructureの
プラットフォームを介して、
1⽇あたり7ペタバイト以上をデータ転送
https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20200428.html
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Autonomous Database
(ADB)
Database Cloud Service
(DBCS)
Exadata Cloud Service
(ExaCS)
Oracle Cloud Infrastructure: データベース・サービス (Oracle Database)
Oracle Database on
Virtual Machines
1-24 OCPUs
Oracle RAC on
Virtual Machines
4-48 OCPUs
1コアからスタート可能
RAC対応
Autonomous
Transaction
Processing
Autonomous Data
Warehouse
AI/機械学習を活⽤した
⾃律型データベース
あらゆるワークロードで
⾼性能を実現する
Exadataの専有環境
Oracle Exadata
Max 1,600 OCPUs
Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
30
Oracle Cloud Infrastructure: データベース・サービス (Oracle Database)
Oracle Database on
Virtual Machines
1-24 OCPUs
Oracle RAC on
Virtual Machines
4-48 OCPUs
DBCS
1コアからスタート可能
RAC対応
ADB
Autonomous
Transaction
Processing
Autonomous Data
Warehouse
AI/機械学習を活⽤した
⾃律型データベース
ExaCS
あらゆるワークロードで
⾼性能を実現する
Exadataの専有環境
Oracle Exadata
Max 1,600 OCPUs
Automated (今までのOracle Databaseを便利に利⽤できる) Full-Managed
サービス形態
サービス形態
=管理範囲の違い
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31
DB on IaaS DBCS/ExaCS Autonomous Database
各サービスの管理範囲の違い
データセンター
ハードウェア機器
OS
データベース
アプリケーション
クラウド
事業者管理
お客様管理
ハイパーバイザー
仮想マシン
データセンター
ハードウェア機器
OS
データベース
アプリケーション
クラウド
事業者管理
お客様管理
ハイパーバイザー
仮想マシン
データセンター
ハードウェア機器
OS
データベース
アプリケーション
クラウド
事業者管理
お客様管理
ハイパーバイザー
仮想マシン
OS以上は
オンプレミス同様の管理
データベースはBYOL
OS以上の操作が可能
OS/DBのバージョンや構成が限定される
クラウドのメリットを享受(従量課⾦や⾃動化)
最⼩限のDB管理を除き
DB以下はすべてクラウド事業者が管理
Automated Full-Managed
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32
No.1データベースをそのままクラウド上で利⽤可能
Database Cloud Service
数千TB/数千万IOPSまで対応可能
クラウドでも RAC / Exadata が選択可能
あらゆる要件
に対応
全エディションを従量制で利⽤可能(サポート込)
保有ライセンスの持ち込みも可能
使った分だけ
お⽀払い
数クリックでチューンナップされたDBが準備完了
⾃動化・効率化機能がビルトイン
⼀⽅で⾃由度の⾼い運⽤が可能(OSアクセス可能)
利便性と
⾃由度の両⽴
Database
Cloud Service
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⼀般的なPaaSのメリット
• コスト︓ライセンスが不要、リソース増減が柔軟に対応できる
• 運⽤︓簡単に構築できて、運⽤も楽になる
オラクルならでは
PaaSのメリット︓“オラクルならでは“のポイント
オラクル (Database Cloud) 他社クラウドのデータベース・サービス
コスト 全てのエディション・オプションが従量制で利⽤できる
サポートはサービス費⽤に含まれる
Standard Editionのみ従量制で利⽤できる
(Enterprise EditionはBYOLで利⽤)
サポートは別途費⽤が必要
機能 Oracle RAC等オンプレミス同様の機能を提供 ⼀部機能がサポートされない
(Oracle RAC / マルチテナント / Database Vault / フラッシュバック
データベース 他)
性能 ⾼速ブロック・ストレージ / Exadata ブロック・ストレージやインスタンス毎の帯域制限による性能
限界
運⽤ OSへのアクセスが可能
パッチはお客様でコントロール可能
OSへのアクセスはできない
パッチは基本的に⾃動適⽤
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34
⼀般的なPaaSのメリット
• コスト︓ライセンスが不要、リソース増減が柔軟に対応できる
• 運⽤︓簡単に構築できて、運⽤も楽になる
オラクルならでは
PaaSのメリット︓“オラクルならでは“のポイント
オラクル (Database Cloud) 他社クラウドのデータベース・サービス
コスト 全てのエディション・オプションが従量制で利⽤できる
サポートはサービス費⽤に含まれる
Standard Editionのみ従量制で利⽤できる
(Enterprise EditionはBYOLで利⽤)
サポートは別途費⽤が必要
機能 Oracle RAC等オンプレミス同様の機能を提供 ⼀部機能がサポートされない
(Oracle RAC / マルチテナント / Database Vault / フラッシュバック
データベース 他)
性能 ⾼速ブロック・ストレージ / ローカルNVMe / Exadata ブロック・ストレージやインスタンス毎の帯域制限による性能
限界
運⽤ OSへのアクセスが可能
パッチはお客様でコントロール可能
OSへのアクセスはできない
パッチは基本的に⾃動適⽤
1. Oracle Databaseの機能をフル活⽤できる
2. 性能は⼼配なし
3. 運⽤は⾃動化と⾃由度を両⽴
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全エディションが従量制で利⽤可能、サポートもサービス費⽤に含む
Database Cloud Service: エディション
Extreme Performance
High Performance
Enterprise Edition
Multitenant
Partitioning
Advanced Compression
Advanced Security,
Label Security,
Database Vault
Real Application Clusters
DB In-Memory
Active Data Guard
• 完全なデータベース・インス
タンス
• 表領域暗号化
Standard Edition
• 全てのEE 標準機能
- Data Guard
- Hybrid Columnar
Compression(HCC)
- パラレル処理
etc
Real Application
Testing
OLAP
Management Packs
(Data Masking and
Subsetting Pack,
Diagnostics and Tuning
Packs) 全てのデータベース・オプション機能
が利⽤可能
Oracle Database Cloud では、
全てのエディションで
表領域暗号化機能を提供 主なデータベース・オプション機能
が利⽤可能
Management Packs
(Database Lifecycle
Management Pack, Cloud
Management Pack for
Oracle Database)
¥25.8/h ¥106.452/h
¥51.61/h ¥161.292/h
機能
* 料⾦︓CPU当たり
https://www.oracle.com/cloud/price-list.html
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Real Application Clusters (RAC)
• Active-Activeのクラスタ機能
• パブリッククラウドで唯⼀利⽤可能
Data Guard
• 災害/障害対策のためのレプリケーション機能
• 東京/⼤阪リージョン間で⾃動構成
Oracle Databaseの⾼可⽤性機能を利⽤可能
ノード数を2に設定するとRACを⾃動構成
EP(VM)
EE/HP/EP
機能
Public
Compute Block
Volume
VCN
AD AD
Tokyo Region Osaka Region
Public
Compute Block
Volume
プライマリ
Block
Volume
Database * 2
(EE) 4 CPU
RAC
セカンダリ
Block
Volume
Database
(EE) 1 CPU
Data Guard
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クラウドの⾃動構成機能を利⽤して、オンプレミス同様の構成が構築可能
• ⾼可⽤性ベストプラクティス (Oracle Maximum Availability Architecture; MAA)
• クラウドの⾃動構成機能を利⽤可能 (⾃動バックアップ設定、RAC/Data Guard構成など)
Oracle Cloud上での⾼可⽤性ベストプラクティス
https://www.oracle.com/jp/database/technologies/high-availability/oracle-cloud-maa.html
DB Backup
(Object Storage)
DB Backup
(Object Storage)
BRONZE
Single
Instance
DB Backup
(Object
Storage)
シングル構成で
DBバックアップ取得
Primary
Region
#1
Standby
Region
#2
GOLD (DR)
Data Guard
複製DBでのDR構成
Standby
DB Backup
(Object Storage)
RAC
DBサーバー冗⻑構成
もしくは
Primary
Data Guard
Region
#1
Region
#1
SILVER (HA)
SILVER (HA)
Primary Standby
Region
#1
Region
#2
DB Backup
(Object Storage)
DB Backup
(Object
Storage)
複製DBの複数(ローカル+リモート)構成
Primary Standby
DB Backup
(Object Storage)
DB Backup
(Object
Storage)
Data
Guard/
Golden
Gate
DG/GG
Data
Guard/
Golden
Gate
PLATINUM
機能
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あらゆる性能要件に対応可能
Database Cloud Service: ラインナップ
Database
Cloud Service
数⼗万
数千万
48
24
IOPS
OCPU
Exadata
Cloud Service
1,600
オンプレミスで実
現していたあらゆ
る性能要件を満
たせるクラウド
ü ⾼性能ストレージ
ü 専有環境
ü アプライアンス 等々
オンプレミス
シングル
構成
RAC
構成
他社データベース・サービス
他社データベース・サービス
では数万IOPS程度まで
オンプレミス構成からすると
かなり⾒劣りしてしまう
(⾼IOPS設定は⾼コスト)
性能
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データベース・サービスの性能を⼤きく左右するストレージ性能
他社の標準ストレージよりも安価な料⾦で⾼性能ストレージが利⽤可能
データベース・サービスの⼀般的な構成
• サーバサイズ、帯域、ストレージ性能が重要
サーバ
(4 vCPU/30GB)
ブロック
ストレージ
(1,000 GB)
帯域 (2 Gbps)
25,000 IOPS
320 MB/s
* 性能数字は例
* OCIでは、ベアメタル/Exadataは異なるアーキテクチャ
ブロック・ストレージの⽐較
他社 OCI
標準 14.4円/GB
(3 IOPS/GB)
3.06円/GB
(2 IOPS/GB)
⾼性能 17.04円/GB
別途IOPS設定費⽤
(50 IOPS/GB)
5.1円/GB
IOPS設定費⽤含む
(60 IOPS/GB)
性能SLAあり
DBCSで利⽤
⾼性能ストレージを
低コストで利⽤可能
ü 1 TB / 20,000 IOPSにおける⽐較
ü 性能が求められるデータベースであるほど
OCIのコストパフォーマンスが優れる
性能
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40
こんなイメージありませんか︖
“PaaSって運⽤変わるから既存システムの移⾏では利⽤
しにくいですよね”
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41
お客様が管理できる範囲の違い
PaaSにおける運⽤の⾃由度
OS
クラウド
事業者管理
お客様管理
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42
⼀般的なPaaS
通常OSにログインできなくなり、パッチも⾃動的に適⽤さ
れます
• データベース・サーバにエージェントを⼊れたい、OSに
ファイルを⼀時的に保存したい
• パッチは任意に適⽤したい
こうした場合は、PaaSを諦めるか、運⽤を変更する必要
があります
Oracle Database Cloud (DBCS)
• OSへのアクセスが可能
• パッチはお客様でコントロール可能
PaaSとして⾃動化・効率化を搭載しながら、⾃由度を確
保しています
DBCSは従来システムからの移⾏影響を少なくしな
がら、クラウド化のメリットを享受できます
⼀般的なPaaS DBCS
運⽤
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42
Oracle Cloud Infrastructure: データベース・サービス (Oracle Database)
Oracle Database on
Virtual Machines
1-24 OCPUs
Oracle RAC on
Virtual Machines
4-48 OCPUs
DBCS
1コアからスタート可能
RAC対応
ADB
Autonomous
Transaction
Processing
Autonomous Data
Warehouse
AI/機械学習を活⽤した
⾃律型データベース
ExaCS
あらゆるワークロードで
⾼性能を実現する
Exadataの専有環境
Oracle Exadata
Max 1,600 OCPUs
Automated (今までのOracle Databaseを便利に利⽤できる) Full-Managed
サービス形態
サービス形態
=管理範囲の違い
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43
Autonomous Databaseを構成するテクノロジー
Oracle Database + Exadata + AI/機械学習による⾃律化
Autonomous
Database
Automated
Data Center Operations
and Machine Learning
Complete
Infrastructure
Automation
Complete
Database
Automation
Oracle
Cloud
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44
新時代のデータベース・サービス
Oracle Autonomous Database
AI/機械学習を利⽤した完全⾃動運⽤
チューニングをはじめとしたDB運⽤は消滅
完全な
マネージド
サービス
1CPU単位でCPUを無停⽌で増減可能
ワークロードに応じた⾃動増減も可能
CPU/ストレージは1秒間単位で課⾦
完全な
柔軟性
あらゆるワークロード(OLTP/分析/混在)
あらゆるデータタイプ(構造化/JSON/グラフ等)
1つのデータベースで対応可能
完全な
マルチモデル
Autonomous
Database
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45
運⽤・管理範囲の違い
ファシリティ管理
サーバー管理
パッチ適⽤
リソース監視
バックアップ/リストア
HA/DR
DB最適化
お客様管理
OSインストール
DBインストール
DB設計・構築
スケーリング
オラクル管理
オンプレミス DB on IaaS
DB PaaS Automated
(Database/Exadata)
ユーザー管理範囲
ユーザー管理範囲+機能(ツール)提供
オラクル管理範囲
AP管理/最適化
ファシリティ管理
サーバー管理
パッチ適⽤
リソース監視
バックアップ/リストア
HA/DR
DB最適化
OSインストール
DBインストール
DB設計・構築
スケーリング
AP管理/最適化
ファシリティ管理
サーバー管理
パッチ適⽤
リソース監視
バックアップ/リストア
HA/DR
DB最適化
OSインストール
DBインストール
DB設計・構築
スケーリング
AP管理/最適化
ファシリティ管理
サーバー管理
パッチ適⽤
リソース監視
バックアップ/リストア
HA/DR
OSインストール
DBインストール
DB設計・構築
スケーリング
AP管理/最適化
DB最適化
DB PaaS Full-Managed
(Autonomous Database)
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運⽤・管理範囲の違い
ファシリティ管理
サーバー管理
パッチ適⽤
リソース監視
バックアップ/リストア
HA/DR
DB最適化
お客様管理
OSインストール
DBインストール
DB設計・構築
スケーリング
オラクル管理
オンプレミス DB on IaaS
DB PaaS Automated
(Database/Exadata)
ユーザー管理範囲
ユーザー管理範囲+機能(ツール)提供
オラクル管理範囲
AP管理/最適化
ファシリティ管理
サーバー管理
パッチ適⽤
リソース監視
バックアップ/リストア
HA/DR
DB最適化
OSインストール
DBインストール
DB設計・構築
スケーリング
AP管理/最適化
ファシリティ管理
サーバー管理
パッチ適⽤
リソース監視
バックアップ/リストア
HA/DR
DB最適化
OSインストール
DBインストール
DB設計・構築
スケーリング
AP管理/最適化
ファシリティ管理
サーバー管理
パッチ適⽤
リソース監視
バックアップ/リストア
HA/DR
OSインストール
DBインストール
DB設計・構築
スケーリング
AP管理/最適化
DB最適化
DB PaaS Full-Managed
(Autonomous Database)
無停⽌かつ⾃動で
スケーリング
利⽤開始から最適な性能
AI/機械学習を利⽤した
最適化を継続
強固な可⽤性構成
AI/機械学習を利⽤した障害
対応
強固なセキュリティ対策
セキュリティパッチはオンラインで
⾃動適⽤
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利⽤開始直後からプロのチューニングに匹敵
ユーザがチューニングした既存データウェアハウスとAutonomous Databaseの⽐較
• ユーザ⾃⾝が、パーティション、コンプレッション等を活⽤してチューニング
• Autonomous Databaseでの⾃動的なチューニング
Autonomous Databaseがもたらす運⽤⾃動化
Autonomous Databaseは
ユーザがチューニングした環境と⽐較して⼀貫して⾼速
Elapsed
Time
(sec)
Customer
Tuned 2551
5137
ADW
証券取引所 製造業
Customer
Tuned
2835
4051
ADW
銀⾏
Customer
Tuned
2265
2831
ADW
性能
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AI/機械学習を利⽤した最適化の継続(⼀例)︓⾃動索引作成
熟練したエンジニアによる索引チューニングが、24 x 365
休みなく⾏うことと同等の機能
⾃動索引を作成する⼿順は、これまでのSQLチューニン
グのアプローチと同様
• 新たなSQL実⾏計画と索引の特定
• 本番環境の外で評価/検証
• ⼀度実⾏し確認
• もし遅ければ、元の実⾏計画に戻す
⼀連のプロセスに DBA は介在する必要なく、全⾃動で
実⾏
チューニング内容はレポーティングされる
Autonomous Databaseがもたらす運⽤⾃動化
Capture
Identify
Verify
Decide
Monitor
性能
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セキュリティ対応︓利⽤開始直後から強固に保護され、安⼼して利⽤できる
Autonomous Databaseがもたらす運⽤⾃動化
バックアップを含む全てのデータを暗号化
(Transparent Data Encryption)
特権ユーザ・Oracle運⽤者から
顧客データへのアクセスをブロック
(Database Vault)
DB
全ての通信を暗号化
(Advanced Security)
監査ログを保管
(OCI Audit / Unified Audit)
特定の通信のみを許可
(Network ACL)
27001 : 27017 : 27018
国際的コンプライアンス標準に対応(⼀部抜粋)
・・・
常に最新のセキュリティパッチで保護
特定のユーザのみを許可
(デジタル証明書/パスワード認証)
統合されたDBセキュリティ管理サービス
(Data Safe)
重要情報の隠蔽 セキュリティ構成
機密データ発⾒ アクティビティ監査
セキュリティ
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50
1 CPU単位+無停⽌+⾃動でスケーリング
負荷状況を判断し、⾃動的にリソースの拡張・縮⼩を無停⽌で実施します
1 CPU単位で拡張・縮⼩を⾏い、秒単位で課⾦されます
Autonomous Databaseの完全な柔軟性
0
4
8
CPU
6時 12時 18時 24時 翌6時
⽇中時間帯のスパイクに対応
夜間バッチの⾼負荷に対応
16
実際に利⽤しているリソース
Autonomous Database
〜
〜
0
4
8
6時 12時 18時 24時 翌6時
16
実際に利⽤しているリソース
課⾦対象のリソース
他社データベース・サービス
柔軟性が⽋如している
ため、クラウドにも関わら
ず、ピークに合わせたサイ
ジングが必要
〜
〜
シェイプ単位での拡張のみ
システム再起動が必要
柔軟性
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Autonomous Databaseの費⽤体系
Autonomous DatabaseはExadataが使えますが、とてもリーズナブル
他社データベース・クラウドから、BYOLを利⽤してAutonomous Databaseへ移⾏いただいた
ファンコミュニケーションズ様からのコメント
『⾼性能とAIによる運⽤の⾃動化を実現したOracle Autonomous Database Cloudは、まさに究極のデータベースと⾔っても
過⾔ではありません。今、振り返ると、その存在になぜもっと早く気付けなかったのかと悔しくてなりませんね。これまで抱えていた
データベースに関するさまざまな⼼配ごとが⼀切なくなりましたし、今回の導⼊がOracle Databaseの最後の移⾏作業となると確
信しています』
https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20191023.html
CPU
(1 CPU単位)
Exadata
ストレージ
(1 TB単位)
161.292円/時間
14,208円/⽉
Database Cloud (EP)
とCPUは同じ料⾦
38.712円/時間
Standard Edition ライセ
ンスをBYOLすると
14,208円/⽉
(76%OFF)
* 60⽇間分のバックアップ費⽤を含む * 60⽇間分のバックアップ費⽤を含む
* Autonomous JSONは別料⾦
コスト
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Autonomous Databaseの⾰新を体験いただいたお客様の声
お客様 ⽤途 ⽐較対象 結果 コメント
Propre
Japan
不動産情報
ビッグデータ基
盤
インメモリDB
on AWS EC2
83秒→0.7秒
(99%短縮)
データを移⾏しただけでチューニングをしていない状態で⾼い性能が得られた
ことは衝撃的でした。稼働開始後の運⽤においても、チューニングが必要な
いこと実感しています。運⽤管理が⾃動化されたことで新サービスの検討や
開発に注⼒できるようになりました
ウィルグルー
プ
基幹システム
(⼈事派遣管
理システム)
オンプレミス
Oracle
Database SE
10倍以上の性
能向上
既存システムにまったく⼿を⼊れないままの状態で、Oracle Cloud上でのテ
ストを⾏いました。本番に近い環境で何種類ものテストを実施した結果、平
均的に速度が速くなるなど、良好なパフォーマンスを確認しました。ある部分
では何も⼿を⼊れていなく載せ替えただけなのに10倍くらいのスピードを実現
したテストもあります
ファンコミュニ
ケーションズ
アフィリエイト
サービスのデー
タ管理基盤
AWS RDS for
Oracle (SE)
N/A ⾼性能とAIによる運⽤の⾃動化を実現したOracle Autonomous
Database Cloudは、まさに究極のデータベースと⾔っても過⾔ではありませ
ん。今、振り返ると、その存在になぜもっと早く気付けなかったのかと悔しくて
なりませんね
アズワン 在庫データ提
供基盤
N/A 255秒→18秒
(93%短縮)
⾃律化機能によりチューニング、パッチング、モニタリングなどの運⽤管理の負
担を50%軽減しながら、在庫データのロード時間を約93%短縮できました
ピー・ビーシス
テムズ(ダリア)
販売管理デー
タの分析基盤
他社クラウドの
DBサービス
95%短縮 パフォーマンスはもちろんのことコスパも⼤きく向上することを確認できましたの
で即ADWを採⽤しました。ADWのパフォーマンスと可能性には⼤きな期待
をしております
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Oracle Cloud Infrastructure: データベース・サービス (Oracle Database)
Oracle Database on
Virtual Machines
1-24 OCPUs
Oracle RAC on
Virtual Machines
4-48 OCPUs
DBCS
1コアからスタート可能
RAC対応
ADB
Autonomous
Transaction
Processing
Autonomous Data
Warehouse
AI/機械学習を活⽤した
⾃律型データベース
ExaCS
あらゆるワークロードで
⾼性能を実現する
Exadataの専有環境
Oracle Exadata
Max 1,600 OCPUs
Automated (今までのOracle Databaseを便利に利⽤できる) Full-Managed
サービス形態
サービス形態
=管理範囲の違い
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規模 現状オンプレミス構成 おすすめのクラウド移⾏先とメリット
⼩-中規模 エクセル/アクセス等の部⾨システム Autonomous Databaseの導⼊
(⾼性能データ基盤を⾃動管理で導⼊可能、分析サービス/OACとの組み合わせ)
Standard Edition
(AWS RDS等も含む)
Autonomous DatabaseへBYOL (コストを抑えながら、Exadata環境を利⽤可能)
DBCS EEへの移⾏ (コストを抑えながら、EE機能を利⽤し、性能課題等を解決)
中規模 Standard Edition RAC Autonomous DatabaseへBYOL
(コストを抑えながら、Exadata環境を利⽤可能、可⽤性/性能の向上が実現可能)
Enterprise Edition Autonomous DatabaseへBYOL
(コストを抑えながら、Exadata環境を利⽤可能、可⽤性/性能の向上が実現可能)
DBCS EEへBYOL (既存環境をそのまま移⾏可能)
⼤規模 Enterprise Edition RAC / ODA Autonomous DatabaseへBYOL or ExaCSへBYOL
(コストを抑えながら、Exadata環境を利⽤可能、可⽤性/性能の向上が実現可能)
DWHアプライアンス
(Netezza/Teradata等)
Autonomous Databaseへの移⾏
(コストを抑えながら、Exadata環境を利⽤可能、可⽤性/性能の向上が実現可能)
Exadata ExaCSへBYOL (既存環境をそのまま移⾏可能)
現状オンプレミス構成別 おすすめのクラウド移⾏先とメリット
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Autonomous DatabaseへのBYOL
• RACを含むEE機能が利⽤可能
(パラレル処理, Partitioning, Compression等)
• Exadataの性能/可⽤性が利⽤可能
• 完全マネージドで利⽤可能
• SEをBYOLすると76%OFFで利⽤可能
(1 CPU: 161.292円/時間→38.712円/時間)
EE化へのハードルの低さ
• オンプレミスの場合、多数のコアを搭載しているため、
EE化の場合5-10倍の費⽤が必要なケースが多い
• クラウドの場合、SEとEEの差は約2倍。秒単位の従
量課⾦のため、柔軟にリソース調整することで、コスト
の最適化が可能
• EE化の⽬的︓
性能向上を実現するためPartitioningを活⽤
運⽤を効率化するためMultitenantを活⽤
Standard Edition ユーザがOCI Databaseで享受できる利点
1 1
10
2
0
2
4
6
8
10
12
SE EE
SE EE
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データを駆使し広告効果を最⼤化するシステム基盤にOracle Autonomous Databaseを採⽤
システム概要
• 約2万社の広告を260万のサイトに24時間365⽇配信する
アフィリエイト・ネットワークサービス「A8.net」のデータベース
基盤、従来はAmazon RDS for Oracle(SE)で稼働
採⽤ポイント
• サービスを⽌めずにリソースの増減が可能な拡張性
• Exadataを基盤としており、性能、可⽤性、およびセキュリ
ティに優れたデータベースを数分で構築できる
• ⾃動化により少ないリソースや⼯数での運⽤や容易な性能
監視ができること
• 既存のライセンスを持ち込むことでコストが約5分の1で済む
ため、移⾏および運⽤コストをこれまでより抑えることができ
ること
利⽤サービス
• Oracle Autonomous Database
顧客事例︓ファンコミュニケーションズ様
https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20191023.html
基幹システム︓SE→ADB
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Autonomous Databaseの採⽤により、既存Cloudに⽐べ最⼤95%の処理時間減少、更にコストは20%減少
株式会社ダリア
• 販売管理データの分析基盤の性能を向上させ、営業拠点でのレ
ポート作成をスムーズにしたい
従来の課題
• 分析するデータ規模が拡⼤し続けるため、既存のAmazon Web
Service上に構築されていたシステムでは限界があった
• 利⽤料が⾼くなっている点
• AWSへの⽀払いが、⽉額100万円以上にまで膨れていた
• 性能を向上させるための⼿間や時間が膨⼤にかかる点
• システムのチューニングは⾏っていたが限度があり、抜本的にアプリケーション改
修を⾏うか、AWSサービスの性能向上オプションを購⼊しないと、性能がこれ
以上あがらないところまできていた
導⼊効果
• データを照会するための処理時間がAWSから移⾏することで最⼤
95%減少
• データとデータを突合して⽐較するための処理時間がAWSから移⾏
することで最⼤68%減少
• AWSの構成が8 vCPUに対してOracle Cloudでは2 OCPU
性能検証結果
利⽤サービス
• Autonomous Data Warehouse
導⼊パートナー
• 株式会社ピー・ビーシステムズ
顧客事例︓ダリア様
600
https://go.oracle.com/LP=87649
期間・分類別集計
パターンA
期間・分類別集計
パターンB
分析/DWH
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58
基幹システムのデータベースをOracle Database Cloudに移⾏し、最⼤40倍の性能向上を実現
ファイテン株式会社
• 販売管理システムには仕⼊や在庫、売上等のデータが蓄積され、全
社の様々な部⾨が⽇常的に利⽤しているほか、ECサイト等とも連携
しており、24時間365⽇⽌めることが許されないシステム
従来の課題
• ビジネス拡⼤と共にデータが年々増加し、処理性能の低下が課題に。
処理性能向上のため、数年前にハードウェアの増強を⾏ったが、その
後も増⼤するデータ量により⼗分なパフォーマンスが得られない状態
になっていた
採⽤ポイントと導⼊効果
• オンプレミスではOracle Database Standard Editionを利⽤してい
たが、今回Enterprise Editionに移⾏。データ圧縮、パーティショニ
ング、パラレル処理、チューニングアドバイザ機能等を活⽤し、最⼤
40倍の性能向上を実現
• 性能向上が容易にできる⾼いコストパフォーマンスを持つストレージや
上位サービスExadata Cloudが利⽤可能であり、将来のさらなる
データ増⼤にも対応できること
• オンプレミスから閉域網で接続する必要があり、低遅延でのアクセス
が可能な⼤阪リージョンが利⽤可能
性能向上の例︓受注データの取り込み
利⽤サービス
• Oracle Database Cloud (Enterprise Edition)
導⼊パートナー
• 富⼠通株式会社
顧客事例︓ファイテン様
https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20201013.html
15
Standard Edition
Oracle Database Cloud
Enterprise Edition
40
従量制で利⽤できることから
Enterprise Edition(EE)に移⾏
EE機能を活⽤することで⼤幅な性
能向上を実現
600
基幹システム︓SE→EE
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59
通販やeコマースの受注管理を⽀える基幹システムをOracle Cloud Infrastructureに移⾏
システム概要
• コロナ禍による巣ごもり需要で急増する1⽇約15万のトラン
ザクションを処理する基幹システムをOCIへの移⾏。急速な
ビジネス変化に対応可能なシステム基盤をクラウドで構築
採⽤ポイント
• ⾼い性能および安定性に加え、季節変動のピークへの対応
および予期せぬ突発的な需要急増などにも柔軟に安定し
た性能が提供できること
• ネットワークの設計、IOPSの性能、費⽤対効果の⾼さなど、
OCIが提供するサービスの品質に加え、クラウド移⾏の最⼤
の懸念となっていたセキュリティへの不安を払拭するOCIのセ
キュリティ・ファーストの設計が特に⾼く評価されました
利⽤サービス
• Oracle Database Cloud (RAC)
• Compute, Storage
導⼊パートナー
• グローシップ・パートナーズ株式会社
顧客事例︓スクロール様
https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20201218.html
基幹システム︓EE→EE
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60
⼤規模基幹システムをOCIに全⾯移⾏
システム概要
• 24時間365⽇稼働する、店舗、本部、在庫、物流業務な
どの12の⼤規模基幹システム
導⼊効果
• 東京・⼤阪リージョンの2拠点で合計200以上のコンピュー
ト・インスタンス、2つのExaCSを利⽤し、Oracle Cloud
Maximum Availability Architecture(MAA)で推奨され
る⾼可⽤性構成を実装することで、基幹システムに不可⽋
な⾼いレベルの可⽤性とデータ保護を実現し、事業継続性
を強化
• 移⾏に際しては、Oracle Real Application Testing、
Oracle GoldenGate、Oracle GoldenGate Veridataを
活⽤し、3時間以内での確実な移⾏に成功
• ⾃社主導でOCIへの移⾏およびDR環境構築を⾏った結果、
システムの開発・運⽤の内製化を加速
利⽤サービス
• Exadata Cloud Service (ExaCS), Compute, Storage
顧客事例︓エディオン様
https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20210301.html
基幹システム︓Exadata→ExaCS
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61
PaaS (DB Standard Edition, 従量課⾦)
OCI 他社クラウド
仮想マシン (Web) 13,213円
VM.StandardE3
(Linux, 4vCPU, 16GB)
36,664円
仮想マシン(Linux,
4vCPU, 16GB)
データベース・サービス 38,390円
(4vCPU, 32GB)
91,006円
(4vCPU, 32GB)
ブロックストレージ 3,570円
Block Volume
(700GB, 60
IOPS/GB)
7,392円
ブロックストレージ
(700GB, 3 IOPS/GB)
ロードバランサー 1,902円
(100Mbps,
処理量課⾦無し)
1,989円
(処理量課⾦が別途必
要)
合計 (⽉額) 57,076円 (-58%) 137,051円
サポート 含む 別途必要
商⽤Linux 無償 別途必要
データ転送料 別途必要
(10TB無償)
別途必要
(1GB無償)
OCIのコストパフォーマンス︓他社クラウドとの⽐較
62
* ⾚字は価格以外のOCIのメリット
ロードバランサー
WEBサーバー
WEBサーバー
データベース
サーバー
ストレージ
• 仮想マシン (Web) * 2
• データベース・サービス (PaaS)
• ブロックストレージ
• ロードバランサー
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1. Oracle Databaseのリリースモデル
2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス)
3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス
4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
5. 移⾏時におけるテストの効率化
アジェンダ
共通
OnP
Cloud
Cloud
共通
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63
• 許容されるシステム停⽌の⻑さ
• ホスト・オペレーティング・システムとバージョン
• データベースのバージョン/エディション
• データベースの⽂字セット
• インデックスを含むデータの量
• データベースで使⽤されるデータ型
• データ・ステージングのためのストレージ
• データベースのホスト・プラットフォームのエンディアン形
式
• データベースアーキテクチャ(Multitenant)
• ネットワーク帯域幅
考慮すべき主要なポイント
オンプレミス クラウド
データベース移⾏
バージョンアップ
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64
データベース移⾏⽅式の検討例
移⾏⽅式の選び⽅
移⾏要件と前提条件を考慮して移⾏⽅式を検討
移⾏時のダウンタイム
を極⼒短くしたいか
データ転送に時間が
掛かるか
定期的なパッチ適⽤
運⽤を⾏っているか
Data Guard
GoldenGate
YES
YES
YES
NO
NO
NO
RMAN
移⾏時にバージョン
アップしたいか
マルチテナント構成か
GoldenGate
TTS
YES
NO
YES
RMAN
Data Pump
NO
データ量:多
ネットワーク転送速度:低速
初期移⾏
移⾏要件
前提条件
初期移⾏
Data Guard
(⼀時ロジカル・ス
タンバイ)
Data Guard
Data Pump
切り戻しを⾒越した差
分同期機能が必要か
YES
NO
ZDM
ZDM
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65
マルチテナント
(Unplug/Plug)
主な移⾏⽅式⼀覧
移⾏ツール 移⾏対象
最低移⾏元バージョ
ン(サポート中のDBの
み記載)(*1)
移⾏元
エディション
アップグレード
可否
ビックエンディアンからの
変換
スキーマ構成
の変更
non-CDBか
らCDBへの
移⾏
停⽌時間 補⾜
Data Pump
DB/表領域/
スキーマ/表
11.2.0.4 SE〜 〇 〇 〇 〇 ⼤〜中
RMAN Backup/Restore DB 11.2.0.4 SE〜 〇 〇(⼀部制限あり) × ×(*3) 中〜⼩
RMAN Duplicate DB 11.2.0.4 SE〜 〇 〇(⼀部制限あり) × × ⼩
Transportable
Tablespaces
表領域 11.2.0.4 EE 〇 〇(⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要
Full Transportable
export/import
DB 11.2.0.4 EE 〇 〇(⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩
移⾏先DBはEE以上が必要
移⾏先DBバージョンは12.1.0.1以降
RMAN Transportable
Tablespaces
DB/表領域 11.2.0.4 EE 〇 〇(⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要
PDB Unplug/Plug PDB 12.1.0.2 SE〜 〇 × × × 中〜⼩
PDB Clone PDB 12.1.0.2 SE〜 〇 × × × ⼩
Non-CDB Clone DB 12.1.0.2 SE〜 × × × 〇 ⼩
Data Guard DB 11.2.0.4 EE × × × × 極⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要
GoldenGate DB/表領域/
スキーマ/表
11.2.0.4(*2)
SE〜+
GoldenGate
〇 〇 〇 〇 極⼩
ダウンタイムを極⼩化したい場合に
他の移⾏⽅式と併⽤しての利⽤を推奨
Cloud Backup Module
for OCI
DB 11.2.0.4(*2) SE〜 × × × × 中 Oracle Cloud Infrastructureへの移⾏
Zero Downtime
Migration(ZDM)
DB 11.2.0.4(*2) SE〜 〇 × × 〇 極⼩
Oracle Cloud Infrastructureへの移⾏
移⾏元ライセンスによって
選択可能な移⾏⽅式が異なる
アップグレードを伴う
移⾏は〇から選択
(*1)サポートされている最低バージョン。これよりも古いバージョンでのサポート可否は都度確認が必要。
(*2)利⽤製品/バージョン/OS等、ソースDBのサポート可否は都度確認が必要。
(*3)non-CDBが18c以降である場合はDBMS_PDB.EXPORTRMANBACKUPを活⽤することで実現可能
https://oracle-base.com/articles/18c/multitenant-usable-backups-of-non-cdbs-and-relocated-pdbs-18c
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66
最新サービス・ツール
Database Migration Service
(OCIで提供するサービス)
• データベースをOCIにスムーズに
移⾏できるようにする専⽤サービ
ス。簡単なステップで、移⾏元
データベースに接続し、初期同
期から、オンラインレプリケーション
を開始して、ダウンタイムの少な
いクラウド移⾏を実現
• データベース移⾏開始から6か⽉
間は無償
• 移⾏元︓11.2.0.4以降、Linux
• 移⾏先︓Autonomous
Database
Zero Downtime Migration
(ツール)
• データベースをOCIにスムーズに
移⾏できるようにする専⽤ツール。
簡単なステップで、移⾏元データ
ベースに接続し、初期同期から、
オンラインレプリケーションを開始
して、ダウンタイムの少ないクラウ
ド移⾏を実現
• 無償ツール
• 移⾏元︓11.2.0.4以降、Linux
• 移⾏先︓Database Cloud,
Exadata Cloud,
Autonomous Database
GoldenGate
(OCIで提供するサービス)
• Oracle GoldenGateをベースと
したフルマネージド型のデータレプ
リケーションサービス。ダウンタイム
を極⼩化した、クラウド移⾏にも
利⽤可能
• 有償サービス
• ¥161.292 [OCPU/時間]
• 接続対象︓11.2.0.4以降
オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
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67
⾃由度
容易性
Data Guard
ZDMをダウンロード&設定
1
データベース移⾏を開始
2
ソースからバックアップ先に接続
3
バックアップを転送
4
スタンバイのインスタンス化
5
プライマリとスタンバイを同期
6
スイッチオーバーし、ロール変換
7
移⾏の完了
8
物理オンライン移⾏
Backup Location
Enterprise Edition
Backup Location: Object Storage, NFS or ZDLRA
Zero Downtime Migration: 物理オンライン移⾏の流れ
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68
参考資料
詳細資料
• クラウド移⾏に関するまとめサイト
• Zero Downtime Migration サービス概要
• Database Migration Service サービス概要
• GoldenGate サービス概要
オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
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69
オンプレミスからクラウドへのデータ転送⽅法の検討
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70
• 次の表は、データセットをオンラインとオフラインで移⾏するのにかかる時間に関する情報を⽰しています。 この表は、
データセットのサイズと使⽤可能な帯域幅を⽰しています
• ここではデータの送付およびアップロードにかかる時間のみを⽰しています。データ転送サービスを利⽤する場合は、これ
以外に事前準備作業やデータのコピー作業⽇数が必要です
オンプレミスからクラウドへのデータ転送⽅法の検討
おおよそのデータアップロード時間
データセットの
サイズ
10 Mbps 100 Mbps
1 Gbps
(FastConnect)
10 Gbps
(FastConnect)
データ転送ディスクを利
⽤した場合
10 TB 92 ⽇ 9 ⽇ 22 時間 2 時間 1 週間
100 TB 1,018 ⽇ 101 ⽇ 10 ⽇ 24 時間 1 週間
500 TB 5,092 ⽇ 509 ⽇ 50 ⽇ 5 ⽇ 1 週間
1 PB 10,185 ⽇ 1,018 ⽇ 101 ⽇ 10 ⽇ 2 週間
オフライン転送に向いているケース
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71
データ転送サービス - Data Transfer Service
⼤容量のデータを⾼速かつセキュアに Oracle Cloud へ転送
お客様購⼊ディスクにデータをロードし、データ転送サイト
に送付
• 対応デバイス︓USB 2.0/3 .0ハード・ディスク・ドライブ
転送前にデータ暗号化(AES-256)
バケットにアップロードされたデータは削除されてから(NIST
800-88)お客様に返送
サービス費⽤無償
• 別途デバイス費⽤と往復輸送費、移⾏先オブジェクト・ストレー
ジ費⽤が必要
オラクルから貸し出すデータ転送アプライアンスにデータを
ロードし、データ転送サイトに送付
• 最⼤150TB (※東京/⼤阪リージョンについては 90TB)
転送前にデータ暗号化 (AES-256)
バケットにアップロードされたデータは削除される(NIST
800-88)
サービス費⽤無償
• 移⾏先オブジェクト・ストレージ費⽤が必要
• トライアルやPAYGでは利⽤不可
データ転送ディスク データ転送アプライアンス
Object Storage
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72
詳細はこちらの資料をご覧ください
https://oracle-
japan.github.io/ocidocs/services/storage/data-
transfer-and-storage-gateway/
オンプレミスからのデータ移⾏等で利⽤可能な、データ転
送サービス、ストレージ・ゲートウェイなどについて解説して
います
データ転送サービス - Data Transfer Service
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73
1. Oracle Databaseのリリースモデル
2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス)
3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス
4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
5. 移⾏時におけるテストの効率化
アジェンダ
共通
OnP
Cloud
Cloud
共通
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74
システム変更の種類
【インフラストラクチャの変更】
現⾏システム
ü パラメーター変更
ü パッチ適⽤
ü アップグレード
ü マイグレーション など
変更内容例
テストに関わる要望・課題
なるべく本番通りの処理、負荷を流して、
劣化がないかチェックしたいが難しい
画⾯が100以上、SQLは1000以上あり、
テスト⼯数が⼤きすぎる
インフラの変更なので、アプリチームの理
解・協⼒を得るのが難しい
変更後の性能だけでなく、現⾏の性能と
の詳細な⽐較を⾏いたい
【アプリケーションの変更】
ü 新規開発
ü 機能追加
ü 機能修正
など
変更内容例
テストに関わる要望・課題
新しいアプリケーションに合わせて、
テストシナリオを柔軟に簡単に作成したい
画⾯への⼊⼒値を⾃動的に切り替え
ながら、さまざまなパターンでテストしたい
負荷をかけたあと(かけながら)、
性能レポートをすぐさまチェックしたい
多くの開発ベンダーに委託しているので、
データをきちんとマスキングしたい
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75
パフォーマンスに問題の出るSQLを特定してチューニングする
アプリケーション・テストの負荷を下げる
「すべてのアプリケーションのすべてのSQLをテストでチェックすることはできない」
• アップグレードなどで環境が変わる場合、すべてのSQLの性能が劣化するわけではなく、逆に殆どのSQLで性能は向上する
• 性能が劣化するSQLだけを簡易かつ正確に抽出できれば、チューニングをおこなうSQLの数を削減できる
「本番環境と同じ環境を再現するだけのテストシナリオを⽤意することは無理だ」
• 本番環境で実⾏されたSQLをそのまま実⾏できれば、実際の環境と同じユースケースと実⾏負荷が再現できる
• 更にシナリオの検討とスクリプトの準備に費やす時間が不要になる
アプリケーション・テストの負荷
単体・結合テスト SQL性能確認 シナリオ準備 シナリオ性能テスト 統合・移⾏テスト
この部分の負荷を抑えたい
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76
Oracle Real Application Testing
SQL Performance Analyzer (SPA)
• SQL単体テスト
• システム変更前と変更後でのSQL⽐較レポートを⽣成
• SQL互換性(エラー有無)のチェック、実⾏計画や単体性能のチェックに
Database Replay
• システムテスト
• 本番環境のトランザクションを記録し、テスト環境で再現、⽐較レポート
• スループットのチェック、リソース使⽤量のチェックに
リアルなテストのための機能を1ライセンスで提供
• アップグレードやパッチ適⽤など、インフラ変更に伴うテストを⼤幅効率化
• SQL単位の詳細⽐較や本番ワークロードを使ったリアルなテスト
• アプリケーションに⼿を加えず、インフラチーム主体でテストを実施
データベース・クラウドの場合
DBCS EE/HP/EP, ExaCS
で利⽤可能
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77
個々の機能検証と本番ワークロード検証
本番環境から
キャプチャ・ファイルを取得
評価
SPA 実⾏
チューニング DB Replay 実⾏
チューニング
評価
移⾏先環境へ適⽤
OK
NG
OK
NG
レポート
Replay Report /
AWR Report
キャプチャ・ファイル
キャプチャ・ファイル
個々の機能検証
本番ワークロード検証
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78
SQL Performance AnalyzerによるSQLの性能劣化の抽出とSQL Tuning Advisorによるチューニング (例︓10g
R2から19cへのアップグレード)
パフォーマンスのチェックとチューニング
l SQL ワークロードやパフォーマンス統
計を、SQL Tuning Set (STS) に格
納する
l フィルタリング、追加も可能(9i/10gR1
はSQLトレースからSTSに変換する必
要がある)
l 19cのテスト環境へSTSをインポート
l SPAからSTS を使ってSQLをシリアル
に1回ずつ実施して、実⾏計画とパ
フォーマンス統計を取得する
l 10gR2と19cでの違いをレポートとして出⼒(実⾏時間、
オプティマイザ・コスト、読み取りブロック数など)
l 変更前後で影響のあったSQLをリストして表⽰
l SQL Tuning Advisorを使って劣化したSQLをチューニ
ング
l 10gR2の時の実⾏計画を採⽤したいときはSQL Plan
Managementを使⽤
STEP-1 STEP-2 STEP-3
10gR2 Test 19c
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79
SQLベースでのチューニングが完了したプログラムをDatabase Replayを使って本番環境の状態で実⾏(例︓10g R2か
ら19cへのアップグレード)
スループット負荷テスト
l 移⾏元環境でのトランザク
ションを1週間〜1ヶ⽉前から
キャプチャしておく (統計情報
も取得しておく)
l テスト環境を⽤意する (できれば
本番環境と同じ環境)
l キャプチャしたファイルを本番環
境からテスト環境にコピー
l テストを実⾏する環境で、キャプ
チャ・ファイルからリプレイ・ファイル
に変換
l リプレイ・クライアントから、本番
環境でキャプチャされたワークロー
ドを実⾏時間・並列度・コミット
順を再現するリクエストを送信
l 実⾏並列度や、処理が起きてい
ない時間の圧縮は可能
l 11.2.0.3+Patch以上で
Consolidated Replayも可能
l キャプチャ時とリプレイ時の違
いをレポートとして出⼒
• パフォーマンスの違い
• エラー発⽣の違い
• データ処理の違い(⾏
数など)
l 違いの発⽣したSQLを特定で
きる
STEP-1 STEP-2 STEP-3 STEP-4
10gR2 Test 19c
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80
オープン系共通基盤のハードウェアEOSLに伴う更改を実施
お客様事例︓国内⼤⼿保険会社様
オープン系共通基盤DB Migration(保険の契約・⽀払、Web関連システム)
•画⾯数 ︓約740画⾯
•バッチジョブ数︓約200ジョブ 合計︓約28万SQLのテストを実施する必要あり
•テスト計画 ︓ 2⼈⽉
•アプリ解析 ︓ 4⼈⽉
•検証環境の構築 ︓ 2⼈⽉
•テスト・検証 ︓175⼈⽉
•チューニング ︓ 5⼈⽉
•テスト計画 ︓ 1⼈⽉
•アプリ解析 ︓ 0⼈⽉
•検証環境の構築 ︓ 1⼈⽉
•テスト・検証 ︓ 1⼈⽉
•チューニング ︓ 1⼈⽉
400万円
1.88億円
28万SQL÷5トランザクション×0.5時間
=28,000時間(175⼈⽉)
28万SQLの10分の1のテストだと30.5⼈⽉。3,050万円
テスト・検証は、6⼈で、たった3⽇で完了
パフォーマンス変動なし ︓94.38%
改善 ︓ 5.37%
劣化 ︓ 0.01%
SQL構⽂エラー ︓ 0.24%
RATを利⽤したアップグレードテスト
従来のアップグレードテスト
テスト効率&精度の向上とプロジェクトのコスト&リスクの⼤幅削減に成功
⾼い効果が認められ標準プロセスに
ü 1回⽬︓ 11gR1 à 11gR2
ü 2回⽬︓ 11gR2 à 12cR2
ü 3回⽬︓ 12cR2 à 19c
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81
アップグレードやパッチ適⽤の評価はOracle Cloud Infrastructureで
Oracle Cloud Infrastructure活⽤のメリット
• Oracle Database 19c環境が⾼速・簡単に構築可能
• Enterprise EditionならReal Application Testingを利⽤可能
これにより、より品質の⾼い移⾏評価を⾼速に実施可能
• Enterprise EditionならTuning Packを利⽤可能
移⾏時のSQLチューニング⼯程が簡単⾼速に
Oracle Cloud Infrastructureの利⽤で
簡単、⾼速、安価な移⾏評価が実施可能
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82
FX取引システムにおけるデータベース・アップグレード時のテスト⼯数を⼤幅削減
課題・ニーズ
• データベースのアップグレードを実施
• 影響度テスト負荷・コストを削減したい
• 短期間でアップグレードを実施したい
ソリューション
DBCS+RAT でテストを実施
• Oracle Database Cloud Serviceを⽤い、コストを抑えテ
スト環境を準備
• テスト・ソリューション (RAT) を⽤い効率的に短期間でDBテ
ストを実施
• 2,100本以上のSQLからチューニングが必要なSQLを特定
ベネフィット
通常のアップグレードと⽐較し、約7割のコスト削減を実現
お客様事例︓外為どっとコム様
AP
本番環境
変更後の環境に対してSQL
単体テスト実⾏(SPA試⾏)
Oracle Database Oracle Database (New Version)
STS
SPA
STS
STSをCloud環境
にインポート
Oracle Database Cloud 環境
レポート⽣成
https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20170227.html
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83
1. Oracle Databaseのリリースモデル
2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス)
3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス
4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
5. 移⾏時におけるテストの効率化
アジェンダ
共通
OnP
Cloud
Cloud
共通
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84
Oracle Databaseは新しいリリースモデルを2018年より導⼊しています
現在最もサポート期間が⻑いリリースは、Oracle Database 19cです
オンプレミスにおけるアップグレードでは、最新ツールであるAutoUpgradeがおすすめです
Oracle Cloud Infrastructureでは、多様なデータベース・サービス(DBCS, Exadata, Autonomous Database)を提供
し、お客様のあらゆる要件に対応でき、多くのお客様がクラウド移⾏を実現しています
オンプレミスからクラウドへの移⾏においても、多様なサービス・ツールを提供しています
Zero Downtime Migrationは、容易性と⾃由度を両⽴した、おすすめの移⾏ツールです
本セミナーのおさらい
Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
85
Oracle Cloud サービス概要
• https://www.oracle.com/jp/
Oracle Cloud Free Tier
(Always Free&無償トライアル)
• https://www.oracle.com/cloud/free/
マニュアル
• 英語 / ⽇本語
リージョン毎のサービス提供情報
• https://www.oracle.com/cloud/data-
regions.html#apac
東京/⼤阪リージョン最新情報
• https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/co
lumn_cloud_gen2_oci
サービス・アップデート
• https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/
技術情報
• 活⽤資料集 / チュートリアル
活⽤事例
• https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/or
acle-cloud-platformpaasiaas
セミナー情報
• https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/co
lumn_cloud_seminar
Oracle Cloud Infrastructure: 参考資料
Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
86
Oracle Database 11g,12cからのアップグレード対策とクラウド移行 (Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2021年7月14日)

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Oracle Database 11g,12cからのアップグレード対策とクラウド移行 (Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2021年7月14日)

  • 1. Oracle Cloud ウェビナー Oracle Database 11g,12cからの アップグレード対策とクラウド移⾏ 2021年7⽉14⽇ ⽇本オラクル株式会社 事業戦略統括
  • 2. 1. Oracle Databaseのリリースモデル 2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス) 3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス 4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法 5. 移⾏時におけるテストの効率化 アジェンダ 共通 OnP Cloud Cloud 共通 本セミナーの⽬的 数多くご利⽤いただいている11gや12cは、Premier Supportがすでに終了し、限定的なサポート期間に なっています。今回は既存システムで稼働するOracle Database 11gや12cのアップグレードや、システム更 改に合わせたクラウド移⾏にお役⽴ていただける情報をお伝えします。 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 2
  • 3. 1. Oracle Databaseのリリースモデル 2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス) 3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス 4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法 5. 移⾏時におけるテストの効率化 アジェンダ 共通 OnP Cloud Cloud 共通 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 3
  • 4. Oracle Database: リリース及びサポート・タイムライン (詳細版) 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 EXTENDED 2027/4まで 19c 2024/4まで 現在のLong Term Release Premier Support 5年/Extended Support 3年 18c 2021/6まで 各サポートレベルでの提供内容 Premier Support : 24x365⽇の技術問い合わせ、不具合修正とパッチ提 供、セキュリティ・アラートおよび修正、OS等の新規認証 Extended Support︓ 24x365⽇の技術問い合わせ、不具合修正とパッチ提 供、セキュリティ・アラートおよび修正 Sustaining Support (PaaSは提供なし)︓ 24x365⽇の技術問い合わせ、作成済のパッチ提供 * 詳細はOracle Software テクニカル・サポート・ポリシー参照 EXTENDED 12.1 12.1.0.1 12.1.0.2※ 12.2.0.1 Limited Error Collection 12.2.0.1のPremier Support2020/11/30まで。そ の後2022/3/31までLimited Error Collectionを 提供。同期間はサポート料⾦は変わらず、Sev1 BugとSecurity修正のみ対応 11.2 EXTENDED 11.2.0.1 11.2.0.2 11.2.0.3 11.2.0.4※ 11.2.0.4のExtended Supportは2020/12に終了。2022/12ま でACSの追加サービスとしてMarket Driven Supportあり 21c 2023/6まで 最新のInnovation Release Extended Supportは提供なし オラクル社は、2020年にお客様が直⾯した前例のない経済的およびビジネス上の混乱に留意し、Oracle Database 20c Previewバージョンを⼀般提供しない決定をしました。 その代わりに、20cで提供予定であった機能をすべて21cリリースに組み込み、21cをOracle Cloud Infrastructureで⼀般提供しています。(クラウド以外での提供は今後予定) Paid Extended Support Premier Waived Extended Support fee Limited Error Collection * as of July 2021 Release Schedule of Current Database Releases (Doc ID 742060.1) Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 5
  • 5. Long Term Release • Premier Supportを5年間 • Extended Supportを3年間 • 安定性を重視し、⻑期間にわたってパッチ修正を提供 • ⻑期間安定して運⽤したいシステム向け • 現時点ではOracle Database 19cが該当 Innovation Release • Premier Supportを2年間 • Extended Supportは提供しない • 多くの機能拡張や新しい機能を提供 • まず新しい機能を試したいお客様向け • 現時点ではOracle Database 21cが該当 Oracle Database の2つのリリースタイプ Build QA Ship Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 6
  • 6. リリース・サイクルのイメージ • Long Term Release: Premier Supportを5年間、Extended Supportを3年間提供 • Innovation Release: Premier Supportを2年間提供 Oracle Database の2つのリリースタイプ 19c 21c 新規パッチの提供が受けられるのは、 最⻑Extended Supportまで Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 7
  • 7. Oracle Database 18c より採⽤したリリースモデル 年次リリースモデル Update 四半期ごと • 四半期毎に新しい 番号でリリース • セキュリティ修正 • リグレッション修正 • 機能修正 • オプティマイザ修正 (デフォルトではオフ) Revision 四半期ごと • Updateに対し最⼤2つ ü 0, 1, 2 • セキュリティ修正 • リグレッション修正 リリース 毎年 • リリース年の下⼆桁 ü 18 : 2018年 ü 19 : 2019年 ü 20 : 2020年 • 新機能 • 性能 (パフォーマンス) 向上 • バグ・フィックス : 19. 3. 0 バージョン 表記例 Oracle Database - Overview of Database Patch Delivery Methods for 12.2.0.1 and later versions (Doc ID 2337415.1) Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 8
  • 8. Oracle Database 18c より採⽤したリリースモデル Annual Releases • 従来の11g -> 12c, R1 -> R2といった数年に⼀度のサイクルから「年次リリース」に変わりました バージョン番号はリリース年の下⼆桁となります • 従来計画されていた12.2.0.2はRelease 18、12.2.0.3はRelease 19というバージョンとなっています • Long Term Release と Innovation Release • Long Term Support Release : 現時点では19c、数リリースに⼀度、Extended Supportも含め⻑期間のサポート提供 • Innovation Release : 現時点では21c、多くの機能拡張や新しい機能を提供 3ヶ⽉ごとのUpdateとRevision • Updateはプロアクティブパッチで既存で⾒つかった重要な機能修正やセキュリティ修正が含まれます • RevisionはUpdateリリース以降の新たなセキュリティおよびリグレッション修正が含まれます • 社内で⼗分なテストを⾏った後に提供されます • Updateは個別のパッチ適⽤を⾏うリスクを低減するためのものです UpdateとRevisionは1⽉、4⽉、7⽉、10⽉にリリースされます • 以前のバージョンのBPやPSUのリリースサイクルと同等です 年次リリースモデル Oracle Database - Overview of Database Patch Delivery Methods for 12.2.0.1 and later versions (Doc ID 2337415.1) Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 9
  • 9. 年次リリースモデルにおけるリリースイメージ 製品 2018/4 2018/7 2018/10 2019/1 2019/4 2019/7 2019/10 18c 18.2.0 18.3.0 18.4.0 18.5.0 18.6.0 18.7.0 18.8.0 18.2.1 18.3.1 18.4.1 18.5.1 18.6.1 18.7.1 18.2.2 18.3.2 18.4.2 18.5.2 18.6.2 19c 19.2.0 19.3.0 19.4.0 19.5.0 19.2.1 19.3.1 19.4.1 19.2.2 19.3.2 同じ セキュリティ リグレッション レベル Update/Revision 間は柔軟に⾏き来が可能 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 10
  • 10. まとめ Oracle Databaseには2つのリリースタイプがあります • ⻑期間安定して運⽤したいシステムにおいては、Long Term Releaseを採⽤します • 現時点では、Long Term ReleaseはOracle Database 19cが該当します パッチは四半期ごとに提供されます • 重要な機能修正やセキュリティ修正へ対応するため、定期的に適⽤します • 新規パッチの提供が受けられるのは、最⻑Extended Supportまでです データベース・クラウド(PaaS)での留意点 • 基本的にオンプレミスのライフタイム・サポートに準拠してサポート期間が設定されています • オンプレミスにおけるエラー修正終了時に、クラウドではサポート終了となり、Sustaining Supportは提供 されません リリースモデルに関する基礎知識 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 11
  • 11. Oracle Database 19cについて Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 12
  • 12. 約11年で1,300以上に上る新機能および機能強化を実現 Oracle Database Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 13 223 341 337 100 216 (Release 2) ※製品マニュアルにおける各リリースの新機能情報より抽出 ※20c Preview Releaseは⼀般提供されず、すべての機能を21cに含めて提供 134 (Release 1) (Release 2) • Data Redaction(11.2.0.4) • RACcheck(11.2.0.4) • GoldenGate統合(11.2.0.4) • Solaris⽤TDE(11.2.0.3) • サービス品質(QoS)管理(11.2.0.2) • Database Replay(11.2.0.2) • 各種管理機能強化(11.2.0.2) • ブロック⾃動修復(11.2.0.1) • EditionBase再定義(11.2.0.1) • インメモリー・パラレル実⾏ (11.2.0.1) • RAC機能強化多数(11.2.0.1) • XStream(11.2.0.1) • ACFS,DBFS(11.2.0.1) • SecureFilesのサポート(11.2.0.1) 等 • Full Database Caching(12.1.0.2) • 各種インメモリー機能 (12.1.0.2) • JSON対応(12.1.0.2) • PDB機能強化(12.1.0.2) • ゾーン・マップ(12.1.0.2) • APEX機能強化(12.1.0.1) • ヒート・マップ(12.1.0.1) • Multitenant(12.1.0.1) • Application Continuity(12.1.0.1) • Global Data Services(12.1.0.1) • ADG遠隔同期(12.1.0.1) 等 • Sharding • Hadoop向け外部表 • MVIEW関連強化 • パーティション機能追加 • Multitenant,PDB,CDB機 能強化 • Exadata関連管理機能拡 張 • ADGでのIn-Memoryサ ポート • パブリック・クラウド対応 • ⾼可⽤性および信頼性各 種機能強化 等 • プライベート⼀時表 • RAC Sharding • Big Data SQLのLOB対応 • DG環境でのPDBコピー • DBCA PDBクローン • PDBスナップショット・カルー セル • インメモリー式の動的取得 ウィンドウ • ⾃動インメモリー • 外部表に対するIn- Memoryサポート • インメモリー動的スキャンによ る柔軟な並列化 • セキュリティ機能強化 等 • ⾃動索引付け • Active Data Guard DML リダイレクション • Memoptimized Rowstoreの⾼速収集 • 同じCDBでの複数のPDB シャードのサポート • ハイブリッド・パーティション表 • リアルタイム統計 • ADDMによるPDBサポート • 粒度の⾼いサプリメンタル・ロ ギング 等 • In-Database JavaScript • JSON 性能強化と柔軟性 • In-Memory 性能向上 • AutoML • Multitenant Data Guard • SQL マクロ • Native Blockchain Tables • Graph 性能強化 • Persistent Memory • Sharding 機能拡張 • Multitenant セキュリティ • Security 機能拡張 等
  • 13. 多様な機能をオプションライセンスなしで利⽤可能に Multitenantライセンスの変更 (19c以降) • すべてのDatabase Editionで、コンテナデータベース(CDB)1つにつき最⼤3つのプラガブルデータベース(PDB)をライセ ンスなしで利⽤可能 • 4つ以上のPDBを統合するにはMultitenantライセンスが必要です Spatial and Graph(空間&グラフ)、 Advanced Analytics(機械学習)のライセンス変更 (2019/12/5以降) • すべてのDatabase Editionに含まれるようになりました • 同じ開発⽤APIを使⽤することで、すべてのエディションでアプリケーションが動作するようになります Database In-Memoryライセンスの変更 (19.8 RU以降) • 新しい「Base Level」機能により、最⼤16GBのインメモリ列ストアが可能になりました • 既存のアプリケーションを変更する必要はありません Oracle Database 19c Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 14 Option License なしで… SE2 EE EXA DBCS SE DBCS EE DBCS EE-HP DBCS EE-EP EXA CS Multitenant 1 CDB に 3 PDBまで O O O O O O O O 空間&グラフ 機械学習 O O O O O O O O Database In-Memory Base Level機能 O O O O * Oracle Database 19c ライセンス情報ユーザー・マニュアル
  • 14. 1. Oracle Databaseのリリースモデル 2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス) 3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス 4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法 5. 移⾏時におけるテストの効率化 アジェンダ 共通 OnP Cloud Cloud 共通 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 15
  • 15. 直接アップグレード • データベースに含まれるデータ・ディクショナリを新 しいバージョンに更新すること • JAVAVMなどのコンポーネントも含まれる • ユーザー・データへの接触や変更、移動はない 新バージョンへの移⾏ • データベースのデータを新しい環境のデータベー ス(ハードウェア、オペレーティング・システム / プ ラットフォーム、キャラクター・セット)へ移動するこ と 直接アップグレードと新バージョンへの移⾏の違い Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 16
  • 16. ユーティリティ、機能 直接アップグレード • AutoUpgrade • Database Upgrade Assistant など 新バージョンへの移⾏ • Data Pump • トランスポータブル表領域 • トランスポータブル表領域 • クロスプラットフォーム・トランスポータブル表領域 • 増分クロスプラットフォーム・トランスポータブル表領 域 • フル・トランスポータブル表領域 • Oracle GoldenGate など 直接アップグレードと新バージョンへの移⾏の違い NEW Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 17
  • 18. ユーティリティ概要 最新の⾃動アップグレードユーティリティ (アップグレード元は11.2.0.4以降) • 既に世界で数千のお客様がご利⽤中 • 1つのコマンドで、単⼀のデータベース、或いは、多くのデータベースをまとめてアップグレード可能 • 構成ファイルを編集し、ツールを実⾏して⾃動アップグレード • 事前チェックのみ、実⾏前後にユーザ定義のスクリプト処理など、DBUAよりも柔軟に実⾏可能 • 様々な状況に対応 • シングル・インスタンス・データベース、RACデータベース、⾮CDBからPDBへの変換、Exadata上のデータベース等 オンプレミスにおけるアップグレード︓AutoUpgrade 18.4 11.2.0.4 12.1.0.2 12.2.0.1 autoupgrade.jar MOS Note: 2485457.1 4MB config.cfg autoupgrade.jar 12.2.0.1 18.5 19.6 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 19
  • 19. お客様の評価︓⼤⼿⾃動⾞会社 “この場をお借りして、Oracle AutoUpgrade Utilityに感謝いたします。 おかげで我々は、 500以上のOracleデータベースにおいて、完全⾃動化で Oracle 12.2からOracle 19cへのアップグレー ドを完了しました。 四半期に⼀度の OSアップグレードの処理に本スクリプトを組み込むことで、追加のダウンタイム無しでデータベースのアップ グレードを実現できました。 これにより、⼀切の⼈⼿をかけずに、10⽇以内で全てのアップグレードを終えました。ピーク時には、1時間で80個のデータ ベースを同時にアップグレードしました。” “I would like to take the opportunity to thank you for the Oracle AutoUpgrade utility. Thanks to it, we completed more than 500 Oracle database upgrade fully automated from Oracle 12.2 to Oracle 19c. We even did this without using additional downtime for the database upgrades as we scripted it into our process for the OS upgrade which happens once per quarter. This way, we completed the entire upgrade process within 10 days - without any manual intervention. At peak, we upgraded 80 databases in parallel within 1 hour.” オンプレミスにおけるアップグレード︓AutoUpgrade Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 20
  • 20. 参考資料 詳細資料 • データベースの移⾏・アップグレードにおける最新ツー ルのご紹介 AutoUpgrade • Oracle Databaseデータベース・アップグレード・ガイド [3 Oracle Databaseアップグレードでの AutoUpgradeの使⽤] • The new AutoUpgrade utility in Oracle 19c (Oracle社 PM Mike Dietrichのブログ記事) • Upgrade / Migrate / Consolidate to 19c [Japanese Version] / AutoUpgrade ハンズオンラ ボ オンプレミスにおけるアップグレード︓AutoUpgrade Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 21
  • 21. 新バージョンへの移⾏について 移⾏⽅式は要件に沿って様々ありますが、ポイントを考慮することで最適な移⾏⽅式が明確になります 考慮すべきポイントは以下の通りです アップグレードや移⾏は難しい︖ データベース移⾏は⽅式がたくさんあってどれを選べばいいかわからない。。 • 移⾏先がクラウドかオンプレミスか • 許容されるシステム停⽌の⻑さ • ホスト・オペレーティング・システムとバージョン • データベースのバージョン/エディション • データベースの⽂字セット • インデックスを含むデータの量 • データベースで使⽤されるデータ型 • データ・ステージングのためのストレージ • データベースのホスト・プラットフォームのエンディアン形式 • データベースアーキテクチャ(Multitenant) • ネットワーク帯域幅 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 22
  • 22. 主な移⾏⽅式⼀覧 移⾏ツール 移⾏対象 最低移⾏元バージョ ン(サポート中のDBの み記載)(*1) 移⾏元 エディション アップグレード 可否 ビックエンディアンからの 変換 スキーマ構成 の変更 non-CDBか らCDBへの 移⾏ 停⽌時間 補⾜ Data Pump DB/表領域/ スキーマ/表 11.2.0.4 SE〜 〇 〇 〇 〇 ⼤〜中 RMAN Backup/Restore DB 11.2.0.4 SE〜 〇 〇(⼀部制限あり) × ×(*3) 中〜⼩ RMAN Duplicate DB 11.2.0.4 SE〜 〇 〇(⼀部制限あり) × × ⼩ Transportable Tablespaces 表領域 11.2.0.4 EE 〇 〇(⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要 Full Transportable export/import DB 11.2.0.4 EE 〇 〇(⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要 移⾏先DBバージョンは12.1.0.1以降 RMAN Transportable Tablespaces DB/表領域 11.2.0.4 EE 〇 〇(⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要 PDB Unplug/Plug PDB 12.1.0.2 SE〜 〇 × × × 中〜⼩ PDB Clone PDB 12.1.0.2 SE〜 〇 × × × ⼩ Non-CDB Clone DB 12.1.0.2 SE〜 × × × 〇 ⼩ Data Guard DB 11.2.0.4 EE × × × × 極⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要 GoldenGate DB/表領域/ スキーマ/表 11.2.0.4(*2) SE〜+ GoldenGate 〇 〇 〇 〇 極⼩ ダウンタイムを極⼩化したい場合に 他の移⾏⽅式と併⽤しての利⽤を推奨 Cloud Backup Module for OCI DB 11.2.0.4(*2) SE〜 × × × × 中 Oracle Cloud Infrastructureへの移⾏ Zero Downtime Migration(ZDM) DB 11.2.0.4(*2) SE〜 〇 × × 〇 極⼩ Oracle Cloud Infrastructureへの移⾏ 移⾏元ライセンスによって 選択可能な移⾏⽅式が異なる アップグレードを伴う 移⾏は〇から選択 (*1)サポートされている最低バージョン。これよりも古いバージョンでのサポート可否は都度確認が必要。 (*2)利⽤製品/バージョン/OS等、ソースDBのサポート可否は都度確認が必要。 (*3)non-CDBが18c以降である場合はDBMS_PDB.EXPORTRMANBACKUPを活⽤することで実現可能 https://oracle-base.com/articles/18c/multitenant-usable-backups-of-non-cdbs-and-relocated-pdbs-18c Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 23
  • 23. 参考資料 詳細資料 • Oracle Database 移⾏・アップグレードの⽅式まとめ • 移⾏⽅式ごとに解説しています • Oracle Databaseデータベース・アップグレード・ガイド オンプレミスにおけるアップグレード Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 24
  • 24. 1. Oracle Databaseのリリースモデル 2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス) 3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス 4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法 5. 移⾏時におけるテストの効率化 アジェンダ 共通 OnP Cloud Cloud 共通 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 25
  • 25. Oracle Cloud Infrastructure (PaaS/IaaS) & Oracle Cloud Applications (SaaS) Oracle Cloud Oracle Cloud Applications Global Cloud Data Center Infrastructure Commercial and Government Public Cloud Regions | Cloud@Customer | Dedicated Regions | Roving Edge Security | Governance | Compliance Application development and DevOps Integration Containers Management, monitoring, and automation Native VMware Machine learning and AI Compute Storage Analytics, BI, and data science Relational databases Non-relational databases Networking ERP SCM HCM ACX IA Enterprise Resource Planning Supply Chain and Manufacturing Human Capital Management Advertising and Customer Experience Industry Applications Oracle Cloud Infrastructure Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 26
  • 26. 2021年7⽉現在︓30リージョン提供中、さらに8リージョン計画 Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のリージョン https://www.oracle.com/cloud/architecture-and-regions/ MUMBAI HYDERABAD SINGAPORE CHUNCHEON SEOUL TOKYO OSAKA JOHANNESBURG SYDNEY MELBOURNE Commercial Commercial Planned Government Microsoft Interconnect Azure JEDDAH ISRAEL DUBAI SAUDI 2 UAE 2 NEWPORT AMSTERDAM FRANKFURT ZURICH LONDON SWEDEN ITALY FRANCE SAN JOSE, CA PHOENIX CHICAGO ASHBURN TORONTO MONTREAL デュアル・リージョン︓基本的に全ての国/地域 で2つ以上のリージョンを提供し、お客様の業務 継続要件に対応していく (⽇本の場合は東京-⼤阪) 各リージョンはOracle Backboneで接続 SANTIAGO VINHEDO SAO PAULO Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 27
  • 27. Oracle Cloud Infrastructure をご利⽤いただいているお客様 2021年6⽉時点 https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/oracle-cloud-platformpaasiaas Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 28
  • 28. Zoom Oracle Cloud Infrastructure上でビデ オ会議ソリューションを展開 “We chose Oracle Cloud Infrastructure because of its industry-leading security, outstanding performance, and unmatched level of support.” “業界をリードするセキュリティ、卓越したパフォーマンス、⽐類 なきサポート・レベルが『Oracle Cloud Infrastructure』を選 定した理由です” Eric S. Yuan CEO, Zoom • 企業向けビデオ・カンファレンスのリーダーカンパニー • COVID-19の影響により、1⽇の会議参加者数が3 億⼈に急増 • 数時間で展開を完了し、同時会議接続 数⼗万⼈をサポート • 世界中のOracle Cloud Infrastructureの プラットフォームを介して、 1⽇あたり7ペタバイト以上をデータ転送 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20200428.html Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 29
  • 29. Autonomous Database (ADB) Database Cloud Service (DBCS) Exadata Cloud Service (ExaCS) Oracle Cloud Infrastructure: データベース・サービス (Oracle Database) Oracle Database on Virtual Machines 1-24 OCPUs Oracle RAC on Virtual Machines 4-48 OCPUs 1コアからスタート可能 RAC対応 Autonomous Transaction Processing Autonomous Data Warehouse AI/機械学習を活⽤した ⾃律型データベース あらゆるワークロードで ⾼性能を実現する Exadataの専有環境 Oracle Exadata Max 1,600 OCPUs Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 30
  • 30. Oracle Cloud Infrastructure: データベース・サービス (Oracle Database) Oracle Database on Virtual Machines 1-24 OCPUs Oracle RAC on Virtual Machines 4-48 OCPUs DBCS 1コアからスタート可能 RAC対応 ADB Autonomous Transaction Processing Autonomous Data Warehouse AI/機械学習を活⽤した ⾃律型データベース ExaCS あらゆるワークロードで ⾼性能を実現する Exadataの専有環境 Oracle Exadata Max 1,600 OCPUs Automated (今までのOracle Databaseを便利に利⽤できる) Full-Managed サービス形態 サービス形態 =管理範囲の違い Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 31
  • 31. DB on IaaS DBCS/ExaCS Autonomous Database 各サービスの管理範囲の違い データセンター ハードウェア機器 OS データベース アプリケーション クラウド 事業者管理 お客様管理 ハイパーバイザー 仮想マシン データセンター ハードウェア機器 OS データベース アプリケーション クラウド 事業者管理 お客様管理 ハイパーバイザー 仮想マシン データセンター ハードウェア機器 OS データベース アプリケーション クラウド 事業者管理 お客様管理 ハイパーバイザー 仮想マシン OS以上は オンプレミス同様の管理 データベースはBYOL OS以上の操作が可能 OS/DBのバージョンや構成が限定される クラウドのメリットを享受(従量課⾦や⾃動化) 最⼩限のDB管理を除き DB以下はすべてクラウド事業者が管理 Automated Full-Managed Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 32
  • 32. No.1データベースをそのままクラウド上で利⽤可能 Database Cloud Service 数千TB/数千万IOPSまで対応可能 クラウドでも RAC / Exadata が選択可能 あらゆる要件 に対応 全エディションを従量制で利⽤可能(サポート込) 保有ライセンスの持ち込みも可能 使った分だけ お⽀払い 数クリックでチューンナップされたDBが準備完了 ⾃動化・効率化機能がビルトイン ⼀⽅で⾃由度の⾼い運⽤が可能(OSアクセス可能) 利便性と ⾃由度の両⽴ Database Cloud Service Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 33
  • 33. ⼀般的なPaaSのメリット • コスト︓ライセンスが不要、リソース増減が柔軟に対応できる • 運⽤︓簡単に構築できて、運⽤も楽になる オラクルならでは PaaSのメリット︓“オラクルならでは“のポイント オラクル (Database Cloud) 他社クラウドのデータベース・サービス コスト 全てのエディション・オプションが従量制で利⽤できる サポートはサービス費⽤に含まれる Standard Editionのみ従量制で利⽤できる (Enterprise EditionはBYOLで利⽤) サポートは別途費⽤が必要 機能 Oracle RAC等オンプレミス同様の機能を提供 ⼀部機能がサポートされない (Oracle RAC / マルチテナント / Database Vault / フラッシュバック データベース 他) 性能 ⾼速ブロック・ストレージ / Exadata ブロック・ストレージやインスタンス毎の帯域制限による性能 限界 運⽤ OSへのアクセスが可能 パッチはお客様でコントロール可能 OSへのアクセスはできない パッチは基本的に⾃動適⽤ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 34
  • 34. ⼀般的なPaaSのメリット • コスト︓ライセンスが不要、リソース増減が柔軟に対応できる • 運⽤︓簡単に構築できて、運⽤も楽になる オラクルならでは PaaSのメリット︓“オラクルならでは“のポイント オラクル (Database Cloud) 他社クラウドのデータベース・サービス コスト 全てのエディション・オプションが従量制で利⽤できる サポートはサービス費⽤に含まれる Standard Editionのみ従量制で利⽤できる (Enterprise EditionはBYOLで利⽤) サポートは別途費⽤が必要 機能 Oracle RAC等オンプレミス同様の機能を提供 ⼀部機能がサポートされない (Oracle RAC / マルチテナント / Database Vault / フラッシュバック データベース 他) 性能 ⾼速ブロック・ストレージ / ローカルNVMe / Exadata ブロック・ストレージやインスタンス毎の帯域制限による性能 限界 運⽤ OSへのアクセスが可能 パッチはお客様でコントロール可能 OSへのアクセスはできない パッチは基本的に⾃動適⽤ 1. Oracle Databaseの機能をフル活⽤できる 2. 性能は⼼配なし 3. 運⽤は⾃動化と⾃由度を両⽴ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 35
  • 35. 全エディションが従量制で利⽤可能、サポートもサービス費⽤に含む Database Cloud Service: エディション Extreme Performance High Performance Enterprise Edition Multitenant Partitioning Advanced Compression Advanced Security, Label Security, Database Vault Real Application Clusters DB In-Memory Active Data Guard • 完全なデータベース・インス タンス • 表領域暗号化 Standard Edition • 全てのEE 標準機能 - Data Guard - Hybrid Columnar Compression(HCC) - パラレル処理 etc Real Application Testing OLAP Management Packs (Data Masking and Subsetting Pack, Diagnostics and Tuning Packs) 全てのデータベース・オプション機能 が利⽤可能 Oracle Database Cloud では、 全てのエディションで 表領域暗号化機能を提供 主なデータベース・オプション機能 が利⽤可能 Management Packs (Database Lifecycle Management Pack, Cloud Management Pack for Oracle Database) ¥25.8/h ¥106.452/h ¥51.61/h ¥161.292/h 機能 * 料⾦︓CPU当たり https://www.oracle.com/cloud/price-list.html Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 36
  • 36. Real Application Clusters (RAC) • Active-Activeのクラスタ機能 • パブリッククラウドで唯⼀利⽤可能 Data Guard • 災害/障害対策のためのレプリケーション機能 • 東京/⼤阪リージョン間で⾃動構成 Oracle Databaseの⾼可⽤性機能を利⽤可能 ノード数を2に設定するとRACを⾃動構成 EP(VM) EE/HP/EP 機能 Public Compute Block Volume VCN AD AD Tokyo Region Osaka Region Public Compute Block Volume プライマリ Block Volume Database * 2 (EE) 4 CPU RAC セカンダリ Block Volume Database (EE) 1 CPU Data Guard Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 37
  • 37. クラウドの⾃動構成機能を利⽤して、オンプレミス同様の構成が構築可能 • ⾼可⽤性ベストプラクティス (Oracle Maximum Availability Architecture; MAA) • クラウドの⾃動構成機能を利⽤可能 (⾃動バックアップ設定、RAC/Data Guard構成など) Oracle Cloud上での⾼可⽤性ベストプラクティス https://www.oracle.com/jp/database/technologies/high-availability/oracle-cloud-maa.html DB Backup (Object Storage) DB Backup (Object Storage) BRONZE Single Instance DB Backup (Object Storage) シングル構成で DBバックアップ取得 Primary Region #1 Standby Region #2 GOLD (DR) Data Guard 複製DBでのDR構成 Standby DB Backup (Object Storage) RAC DBサーバー冗⻑構成 もしくは Primary Data Guard Region #1 Region #1 SILVER (HA) SILVER (HA) Primary Standby Region #1 Region #2 DB Backup (Object Storage) DB Backup (Object Storage) 複製DBの複数(ローカル+リモート)構成 Primary Standby DB Backup (Object Storage) DB Backup (Object Storage) Data Guard/ Golden Gate DG/GG Data Guard/ Golden Gate PLATINUM 機能 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 38
  • 38. あらゆる性能要件に対応可能 Database Cloud Service: ラインナップ Database Cloud Service 数⼗万 数千万 48 24 IOPS OCPU Exadata Cloud Service 1,600 オンプレミスで実 現していたあらゆ る性能要件を満 たせるクラウド ü ⾼性能ストレージ ü 専有環境 ü アプライアンス 等々 オンプレミス シングル 構成 RAC 構成 他社データベース・サービス 他社データベース・サービス では数万IOPS程度まで オンプレミス構成からすると かなり⾒劣りしてしまう (⾼IOPS設定は⾼コスト) 性能 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 39
  • 39. データベース・サービスの性能を⼤きく左右するストレージ性能 他社の標準ストレージよりも安価な料⾦で⾼性能ストレージが利⽤可能 データベース・サービスの⼀般的な構成 • サーバサイズ、帯域、ストレージ性能が重要 サーバ (4 vCPU/30GB) ブロック ストレージ (1,000 GB) 帯域 (2 Gbps) 25,000 IOPS 320 MB/s * 性能数字は例 * OCIでは、ベアメタル/Exadataは異なるアーキテクチャ ブロック・ストレージの⽐較 他社 OCI 標準 14.4円/GB (3 IOPS/GB) 3.06円/GB (2 IOPS/GB) ⾼性能 17.04円/GB 別途IOPS設定費⽤ (50 IOPS/GB) 5.1円/GB IOPS設定費⽤含む (60 IOPS/GB) 性能SLAあり DBCSで利⽤ ⾼性能ストレージを 低コストで利⽤可能 ü 1 TB / 20,000 IOPSにおける⽐較 ü 性能が求められるデータベースであるほど OCIのコストパフォーマンスが優れる 性能 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 40
  • 41. お客様が管理できる範囲の違い PaaSにおける運⽤の⾃由度 OS クラウド 事業者管理 お客様管理 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 42 ⼀般的なPaaS 通常OSにログインできなくなり、パッチも⾃動的に適⽤さ れます • データベース・サーバにエージェントを⼊れたい、OSに ファイルを⼀時的に保存したい • パッチは任意に適⽤したい こうした場合は、PaaSを諦めるか、運⽤を変更する必要 があります Oracle Database Cloud (DBCS) • OSへのアクセスが可能 • パッチはお客様でコントロール可能 PaaSとして⾃動化・効率化を搭載しながら、⾃由度を確 保しています DBCSは従来システムからの移⾏影響を少なくしな がら、クラウド化のメリットを享受できます ⼀般的なPaaS DBCS 運⽤ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 42
  • 42. Oracle Cloud Infrastructure: データベース・サービス (Oracle Database) Oracle Database on Virtual Machines 1-24 OCPUs Oracle RAC on Virtual Machines 4-48 OCPUs DBCS 1コアからスタート可能 RAC対応 ADB Autonomous Transaction Processing Autonomous Data Warehouse AI/機械学習を活⽤した ⾃律型データベース ExaCS あらゆるワークロードで ⾼性能を実現する Exadataの専有環境 Oracle Exadata Max 1,600 OCPUs Automated (今までのOracle Databaseを便利に利⽤できる) Full-Managed サービス形態 サービス形態 =管理範囲の違い Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 43
  • 43. Autonomous Databaseを構成するテクノロジー Oracle Database + Exadata + AI/機械学習による⾃律化 Autonomous Database Automated Data Center Operations and Machine Learning Complete Infrastructure Automation Complete Database Automation Oracle Cloud Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 44
  • 45. 運⽤・管理範囲の違い ファシリティ管理 サーバー管理 パッチ適⽤ リソース監視 バックアップ/リストア HA/DR DB最適化 お客様管理 OSインストール DBインストール DB設計・構築 スケーリング オラクル管理 オンプレミス DB on IaaS DB PaaS Automated (Database/Exadata) ユーザー管理範囲 ユーザー管理範囲+機能(ツール)提供 オラクル管理範囲 AP管理/最適化 ファシリティ管理 サーバー管理 パッチ適⽤ リソース監視 バックアップ/リストア HA/DR DB最適化 OSインストール DBインストール DB設計・構築 スケーリング AP管理/最適化 ファシリティ管理 サーバー管理 パッチ適⽤ リソース監視 バックアップ/リストア HA/DR DB最適化 OSインストール DBインストール DB設計・構築 スケーリング AP管理/最適化 ファシリティ管理 サーバー管理 パッチ適⽤ リソース監視 バックアップ/リストア HA/DR OSインストール DBインストール DB設計・構築 スケーリング AP管理/最適化 DB最適化 DB PaaS Full-Managed (Autonomous Database) Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 46
  • 46. 運⽤・管理範囲の違い ファシリティ管理 サーバー管理 パッチ適⽤ リソース監視 バックアップ/リストア HA/DR DB最適化 お客様管理 OSインストール DBインストール DB設計・構築 スケーリング オラクル管理 オンプレミス DB on IaaS DB PaaS Automated (Database/Exadata) ユーザー管理範囲 ユーザー管理範囲+機能(ツール)提供 オラクル管理範囲 AP管理/最適化 ファシリティ管理 サーバー管理 パッチ適⽤ リソース監視 バックアップ/リストア HA/DR DB最適化 OSインストール DBインストール DB設計・構築 スケーリング AP管理/最適化 ファシリティ管理 サーバー管理 パッチ適⽤ リソース監視 バックアップ/リストア HA/DR DB最適化 OSインストール DBインストール DB設計・構築 スケーリング AP管理/最適化 ファシリティ管理 サーバー管理 パッチ適⽤ リソース監視 バックアップ/リストア HA/DR OSインストール DBインストール DB設計・構築 スケーリング AP管理/最適化 DB最適化 DB PaaS Full-Managed (Autonomous Database) 無停⽌かつ⾃動で スケーリング 利⽤開始から最適な性能 AI/機械学習を利⽤した 最適化を継続 強固な可⽤性構成 AI/機械学習を利⽤した障害 対応 強固なセキュリティ対策 セキュリティパッチはオンラインで ⾃動適⽤ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 47
  • 47. 利⽤開始直後からプロのチューニングに匹敵 ユーザがチューニングした既存データウェアハウスとAutonomous Databaseの⽐較 • ユーザ⾃⾝が、パーティション、コンプレッション等を活⽤してチューニング • Autonomous Databaseでの⾃動的なチューニング Autonomous Databaseがもたらす運⽤⾃動化 Autonomous Databaseは ユーザがチューニングした環境と⽐較して⼀貫して⾼速 Elapsed Time (sec) Customer Tuned 2551 5137 ADW 証券取引所 製造業 Customer Tuned 2835 4051 ADW 銀⾏ Customer Tuned 2265 2831 ADW 性能 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 48
  • 48. AI/機械学習を利⽤した最適化の継続(⼀例)︓⾃動索引作成 熟練したエンジニアによる索引チューニングが、24 x 365 休みなく⾏うことと同等の機能 ⾃動索引を作成する⼿順は、これまでのSQLチューニン グのアプローチと同様 • 新たなSQL実⾏計画と索引の特定 • 本番環境の外で評価/検証 • ⼀度実⾏し確認 • もし遅ければ、元の実⾏計画に戻す ⼀連のプロセスに DBA は介在する必要なく、全⾃動で 実⾏ チューニング内容はレポーティングされる Autonomous Databaseがもたらす運⽤⾃動化 Capture Identify Verify Decide Monitor 性能 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 49
  • 49. セキュリティ対応︓利⽤開始直後から強固に保護され、安⼼して利⽤できる Autonomous Databaseがもたらす運⽤⾃動化 バックアップを含む全てのデータを暗号化 (Transparent Data Encryption) 特権ユーザ・Oracle運⽤者から 顧客データへのアクセスをブロック (Database Vault) DB 全ての通信を暗号化 (Advanced Security) 監査ログを保管 (OCI Audit / Unified Audit) 特定の通信のみを許可 (Network ACL) 27001 : 27017 : 27018 国際的コンプライアンス標準に対応(⼀部抜粋) ・・・ 常に最新のセキュリティパッチで保護 特定のユーザのみを許可 (デジタル証明書/パスワード認証) 統合されたDBセキュリティ管理サービス (Data Safe) 重要情報の隠蔽 セキュリティ構成 機密データ発⾒ アクティビティ監査 セキュリティ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 50
  • 50. 1 CPU単位+無停⽌+⾃動でスケーリング 負荷状況を判断し、⾃動的にリソースの拡張・縮⼩を無停⽌で実施します 1 CPU単位で拡張・縮⼩を⾏い、秒単位で課⾦されます Autonomous Databaseの完全な柔軟性 0 4 8 CPU 6時 12時 18時 24時 翌6時 ⽇中時間帯のスパイクに対応 夜間バッチの⾼負荷に対応 16 実際に利⽤しているリソース Autonomous Database 〜 〜 0 4 8 6時 12時 18時 24時 翌6時 16 実際に利⽤しているリソース 課⾦対象のリソース 他社データベース・サービス 柔軟性が⽋如している ため、クラウドにも関わら ず、ピークに合わせたサイ ジングが必要 〜 〜 シェイプ単位での拡張のみ システム再起動が必要 柔軟性 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 51
  • 51. Autonomous Databaseの費⽤体系 Autonomous DatabaseはExadataが使えますが、とてもリーズナブル 他社データベース・クラウドから、BYOLを利⽤してAutonomous Databaseへ移⾏いただいた ファンコミュニケーションズ様からのコメント 『⾼性能とAIによる運⽤の⾃動化を実現したOracle Autonomous Database Cloudは、まさに究極のデータベースと⾔っても 過⾔ではありません。今、振り返ると、その存在になぜもっと早く気付けなかったのかと悔しくてなりませんね。これまで抱えていた データベースに関するさまざまな⼼配ごとが⼀切なくなりましたし、今回の導⼊がOracle Databaseの最後の移⾏作業となると確 信しています』 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20191023.html CPU (1 CPU単位) Exadata ストレージ (1 TB単位) 161.292円/時間 14,208円/⽉ Database Cloud (EP) とCPUは同じ料⾦ 38.712円/時間 Standard Edition ライセ ンスをBYOLすると 14,208円/⽉ (76%OFF) * 60⽇間分のバックアップ費⽤を含む * 60⽇間分のバックアップ費⽤を含む * Autonomous JSONは別料⾦ コスト Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 52
  • 52. Autonomous Databaseの⾰新を体験いただいたお客様の声 お客様 ⽤途 ⽐較対象 結果 コメント Propre Japan 不動産情報 ビッグデータ基 盤 インメモリDB on AWS EC2 83秒→0.7秒 (99%短縮) データを移⾏しただけでチューニングをしていない状態で⾼い性能が得られた ことは衝撃的でした。稼働開始後の運⽤においても、チューニングが必要な いこと実感しています。運⽤管理が⾃動化されたことで新サービスの検討や 開発に注⼒できるようになりました ウィルグルー プ 基幹システム (⼈事派遣管 理システム) オンプレミス Oracle Database SE 10倍以上の性 能向上 既存システムにまったく⼿を⼊れないままの状態で、Oracle Cloud上でのテ ストを⾏いました。本番に近い環境で何種類ものテストを実施した結果、平 均的に速度が速くなるなど、良好なパフォーマンスを確認しました。ある部分 では何も⼿を⼊れていなく載せ替えただけなのに10倍くらいのスピードを実現 したテストもあります ファンコミュニ ケーションズ アフィリエイト サービスのデー タ管理基盤 AWS RDS for Oracle (SE) N/A ⾼性能とAIによる運⽤の⾃動化を実現したOracle Autonomous Database Cloudは、まさに究極のデータベースと⾔っても過⾔ではありませ ん。今、振り返ると、その存在になぜもっと早く気付けなかったのかと悔しくて なりませんね アズワン 在庫データ提 供基盤 N/A 255秒→18秒 (93%短縮) ⾃律化機能によりチューニング、パッチング、モニタリングなどの運⽤管理の負 担を50%軽減しながら、在庫データのロード時間を約93%短縮できました ピー・ビーシス テムズ(ダリア) 販売管理デー タの分析基盤 他社クラウドの DBサービス 95%短縮 パフォーマンスはもちろんのことコスパも⼤きく向上することを確認できましたの で即ADWを採⽤しました。ADWのパフォーマンスと可能性には⼤きな期待 をしております Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 53
  • 53. Oracle Cloud Infrastructure: データベース・サービス (Oracle Database) Oracle Database on Virtual Machines 1-24 OCPUs Oracle RAC on Virtual Machines 4-48 OCPUs DBCS 1コアからスタート可能 RAC対応 ADB Autonomous Transaction Processing Autonomous Data Warehouse AI/機械学習を活⽤した ⾃律型データベース ExaCS あらゆるワークロードで ⾼性能を実現する Exadataの専有環境 Oracle Exadata Max 1,600 OCPUs Automated (今までのOracle Databaseを便利に利⽤できる) Full-Managed サービス形態 サービス形態 =管理範囲の違い Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 54
  • 54. 規模 現状オンプレミス構成 おすすめのクラウド移⾏先とメリット ⼩-中規模 エクセル/アクセス等の部⾨システム Autonomous Databaseの導⼊ (⾼性能データ基盤を⾃動管理で導⼊可能、分析サービス/OACとの組み合わせ) Standard Edition (AWS RDS等も含む) Autonomous DatabaseへBYOL (コストを抑えながら、Exadata環境を利⽤可能) DBCS EEへの移⾏ (コストを抑えながら、EE機能を利⽤し、性能課題等を解決) 中規模 Standard Edition RAC Autonomous DatabaseへBYOL (コストを抑えながら、Exadata環境を利⽤可能、可⽤性/性能の向上が実現可能) Enterprise Edition Autonomous DatabaseへBYOL (コストを抑えながら、Exadata環境を利⽤可能、可⽤性/性能の向上が実現可能) DBCS EEへBYOL (既存環境をそのまま移⾏可能) ⼤規模 Enterprise Edition RAC / ODA Autonomous DatabaseへBYOL or ExaCSへBYOL (コストを抑えながら、Exadata環境を利⽤可能、可⽤性/性能の向上が実現可能) DWHアプライアンス (Netezza/Teradata等) Autonomous Databaseへの移⾏ (コストを抑えながら、Exadata環境を利⽤可能、可⽤性/性能の向上が実現可能) Exadata ExaCSへBYOL (既存環境をそのまま移⾏可能) 現状オンプレミス構成別 おすすめのクラウド移⾏先とメリット Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 55
  • 55. Autonomous DatabaseへのBYOL • RACを含むEE機能が利⽤可能 (パラレル処理, Partitioning, Compression等) • Exadataの性能/可⽤性が利⽤可能 • 完全マネージドで利⽤可能 • SEをBYOLすると76%OFFで利⽤可能 (1 CPU: 161.292円/時間→38.712円/時間) EE化へのハードルの低さ • オンプレミスの場合、多数のコアを搭載しているため、 EE化の場合5-10倍の費⽤が必要なケースが多い • クラウドの場合、SEとEEの差は約2倍。秒単位の従 量課⾦のため、柔軟にリソース調整することで、コスト の最適化が可能 • EE化の⽬的︓ 性能向上を実現するためPartitioningを活⽤ 運⽤を効率化するためMultitenantを活⽤ Standard Edition ユーザがOCI Databaseで享受できる利点 1 1 10 2 0 2 4 6 8 10 12 SE EE SE EE Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 56
  • 56. データを駆使し広告効果を最⼤化するシステム基盤にOracle Autonomous Databaseを採⽤ システム概要 • 約2万社の広告を260万のサイトに24時間365⽇配信する アフィリエイト・ネットワークサービス「A8.net」のデータベース 基盤、従来はAmazon RDS for Oracle(SE)で稼働 採⽤ポイント • サービスを⽌めずにリソースの増減が可能な拡張性 • Exadataを基盤としており、性能、可⽤性、およびセキュリ ティに優れたデータベースを数分で構築できる • ⾃動化により少ないリソースや⼯数での運⽤や容易な性能 監視ができること • 既存のライセンスを持ち込むことでコストが約5分の1で済む ため、移⾏および運⽤コストをこれまでより抑えることができ ること 利⽤サービス • Oracle Autonomous Database 顧客事例︓ファンコミュニケーションズ様 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20191023.html 基幹システム︓SE→ADB Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 57
  • 57. Autonomous Databaseの採⽤により、既存Cloudに⽐べ最⼤95%の処理時間減少、更にコストは20%減少 株式会社ダリア • 販売管理データの分析基盤の性能を向上させ、営業拠点でのレ ポート作成をスムーズにしたい 従来の課題 • 分析するデータ規模が拡⼤し続けるため、既存のAmazon Web Service上に構築されていたシステムでは限界があった • 利⽤料が⾼くなっている点 • AWSへの⽀払いが、⽉額100万円以上にまで膨れていた • 性能を向上させるための⼿間や時間が膨⼤にかかる点 • システムのチューニングは⾏っていたが限度があり、抜本的にアプリケーション改 修を⾏うか、AWSサービスの性能向上オプションを購⼊しないと、性能がこれ 以上あがらないところまできていた 導⼊効果 • データを照会するための処理時間がAWSから移⾏することで最⼤ 95%減少 • データとデータを突合して⽐較するための処理時間がAWSから移⾏ することで最⼤68%減少 • AWSの構成が8 vCPUに対してOracle Cloudでは2 OCPU 性能検証結果 利⽤サービス • Autonomous Data Warehouse 導⼊パートナー • 株式会社ピー・ビーシステムズ 顧客事例︓ダリア様 600 https://go.oracle.com/LP=87649 期間・分類別集計 パターンA 期間・分類別集計 パターンB 分析/DWH Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 58
  • 58. 基幹システムのデータベースをOracle Database Cloudに移⾏し、最⼤40倍の性能向上を実現 ファイテン株式会社 • 販売管理システムには仕⼊や在庫、売上等のデータが蓄積され、全 社の様々な部⾨が⽇常的に利⽤しているほか、ECサイト等とも連携 しており、24時間365⽇⽌めることが許されないシステム 従来の課題 • ビジネス拡⼤と共にデータが年々増加し、処理性能の低下が課題に。 処理性能向上のため、数年前にハードウェアの増強を⾏ったが、その 後も増⼤するデータ量により⼗分なパフォーマンスが得られない状態 になっていた 採⽤ポイントと導⼊効果 • オンプレミスではOracle Database Standard Editionを利⽤してい たが、今回Enterprise Editionに移⾏。データ圧縮、パーティショニ ング、パラレル処理、チューニングアドバイザ機能等を活⽤し、最⼤ 40倍の性能向上を実現 • 性能向上が容易にできる⾼いコストパフォーマンスを持つストレージや 上位サービスExadata Cloudが利⽤可能であり、将来のさらなる データ増⼤にも対応できること • オンプレミスから閉域網で接続する必要があり、低遅延でのアクセス が可能な⼤阪リージョンが利⽤可能 性能向上の例︓受注データの取り込み 利⽤サービス • Oracle Database Cloud (Enterprise Edition) 導⼊パートナー • 富⼠通株式会社 顧客事例︓ファイテン様 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20201013.html 15 Standard Edition Oracle Database Cloud Enterprise Edition 40 従量制で利⽤できることから Enterprise Edition(EE)に移⾏ EE機能を活⽤することで⼤幅な性 能向上を実現 600 基幹システム︓SE→EE Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 59
  • 59. 通販やeコマースの受注管理を⽀える基幹システムをOracle Cloud Infrastructureに移⾏ システム概要 • コロナ禍による巣ごもり需要で急増する1⽇約15万のトラン ザクションを処理する基幹システムをOCIへの移⾏。急速な ビジネス変化に対応可能なシステム基盤をクラウドで構築 採⽤ポイント • ⾼い性能および安定性に加え、季節変動のピークへの対応 および予期せぬ突発的な需要急増などにも柔軟に安定し た性能が提供できること • ネットワークの設計、IOPSの性能、費⽤対効果の⾼さなど、 OCIが提供するサービスの品質に加え、クラウド移⾏の最⼤ の懸念となっていたセキュリティへの不安を払拭するOCIのセ キュリティ・ファーストの設計が特に⾼く評価されました 利⽤サービス • Oracle Database Cloud (RAC) • Compute, Storage 導⼊パートナー • グローシップ・パートナーズ株式会社 顧客事例︓スクロール様 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20201218.html 基幹システム︓EE→EE Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 60
  • 60. ⼤規模基幹システムをOCIに全⾯移⾏ システム概要 • 24時間365⽇稼働する、店舗、本部、在庫、物流業務な どの12の⼤規模基幹システム 導⼊効果 • 東京・⼤阪リージョンの2拠点で合計200以上のコンピュー ト・インスタンス、2つのExaCSを利⽤し、Oracle Cloud Maximum Availability Architecture(MAA)で推奨され る⾼可⽤性構成を実装することで、基幹システムに不可⽋ な⾼いレベルの可⽤性とデータ保護を実現し、事業継続性 を強化 • 移⾏に際しては、Oracle Real Application Testing、 Oracle GoldenGate、Oracle GoldenGate Veridataを 活⽤し、3時間以内での確実な移⾏に成功 • ⾃社主導でOCIへの移⾏およびDR環境構築を⾏った結果、 システムの開発・運⽤の内製化を加速 利⽤サービス • Exadata Cloud Service (ExaCS), Compute, Storage 顧客事例︓エディオン様 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20210301.html 基幹システム︓Exadata→ExaCS Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 61
  • 61. PaaS (DB Standard Edition, 従量課⾦) OCI 他社クラウド 仮想マシン (Web) 13,213円 VM.StandardE3 (Linux, 4vCPU, 16GB) 36,664円 仮想マシン(Linux, 4vCPU, 16GB) データベース・サービス 38,390円 (4vCPU, 32GB) 91,006円 (4vCPU, 32GB) ブロックストレージ 3,570円 Block Volume (700GB, 60 IOPS/GB) 7,392円 ブロックストレージ (700GB, 3 IOPS/GB) ロードバランサー 1,902円 (100Mbps, 処理量課⾦無し) 1,989円 (処理量課⾦が別途必 要) 合計 (⽉額) 57,076円 (-58%) 137,051円 サポート 含む 別途必要 商⽤Linux 無償 別途必要 データ転送料 別途必要 (10TB無償) 別途必要 (1GB無償) OCIのコストパフォーマンス︓他社クラウドとの⽐較 62 * ⾚字は価格以外のOCIのメリット ロードバランサー WEBサーバー WEBサーバー データベース サーバー ストレージ • 仮想マシン (Web) * 2 • データベース・サービス (PaaS) • ブロックストレージ • ロードバランサー Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
  • 62. 1. Oracle Databaseのリリースモデル 2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス) 3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス 4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法 5. 移⾏時におけるテストの効率化 アジェンダ 共通 OnP Cloud Cloud 共通 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 63
  • 63. • 許容されるシステム停⽌の⻑さ • ホスト・オペレーティング・システムとバージョン • データベースのバージョン/エディション • データベースの⽂字セット • インデックスを含むデータの量 • データベースで使⽤されるデータ型 • データ・ステージングのためのストレージ • データベースのホスト・プラットフォームのエンディアン形 式 • データベースアーキテクチャ(Multitenant) • ネットワーク帯域幅 考慮すべき主要なポイント オンプレミス クラウド データベース移⾏ バージョンアップ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 64
  • 64. データベース移⾏⽅式の検討例 移⾏⽅式の選び⽅ 移⾏要件と前提条件を考慮して移⾏⽅式を検討 移⾏時のダウンタイム を極⼒短くしたいか データ転送に時間が 掛かるか 定期的なパッチ適⽤ 運⽤を⾏っているか Data Guard GoldenGate YES YES YES NO NO NO RMAN 移⾏時にバージョン アップしたいか マルチテナント構成か GoldenGate TTS YES NO YES RMAN Data Pump NO データ量:多 ネットワーク転送速度:低速 初期移⾏ 移⾏要件 前提条件 初期移⾏ Data Guard (⼀時ロジカル・ス タンバイ) Data Guard Data Pump 切り戻しを⾒越した差 分同期機能が必要か YES NO ZDM ZDM Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 65 マルチテナント (Unplug/Plug)
  • 65. 主な移⾏⽅式⼀覧 移⾏ツール 移⾏対象 最低移⾏元バージョ ン(サポート中のDBの み記載)(*1) 移⾏元 エディション アップグレード 可否 ビックエンディアンからの 変換 スキーマ構成 の変更 non-CDBか らCDBへの 移⾏ 停⽌時間 補⾜ Data Pump DB/表領域/ スキーマ/表 11.2.0.4 SE〜 〇 〇 〇 〇 ⼤〜中 RMAN Backup/Restore DB 11.2.0.4 SE〜 〇 〇(⼀部制限あり) × ×(*3) 中〜⼩ RMAN Duplicate DB 11.2.0.4 SE〜 〇 〇(⼀部制限あり) × × ⼩ Transportable Tablespaces 表領域 11.2.0.4 EE 〇 〇(⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要 Full Transportable export/import DB 11.2.0.4 EE 〇 〇(⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要 移⾏先DBバージョンは12.1.0.1以降 RMAN Transportable Tablespaces DB/表領域 11.2.0.4 EE 〇 〇(⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要 PDB Unplug/Plug PDB 12.1.0.2 SE〜 〇 × × × 中〜⼩ PDB Clone PDB 12.1.0.2 SE〜 〇 × × × ⼩ Non-CDB Clone DB 12.1.0.2 SE〜 × × × 〇 ⼩ Data Guard DB 11.2.0.4 EE × × × × 極⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要 GoldenGate DB/表領域/ スキーマ/表 11.2.0.4(*2) SE〜+ GoldenGate 〇 〇 〇 〇 極⼩ ダウンタイムを極⼩化したい場合に 他の移⾏⽅式と併⽤しての利⽤を推奨 Cloud Backup Module for OCI DB 11.2.0.4(*2) SE〜 × × × × 中 Oracle Cloud Infrastructureへの移⾏ Zero Downtime Migration(ZDM) DB 11.2.0.4(*2) SE〜 〇 × × 〇 極⼩ Oracle Cloud Infrastructureへの移⾏ 移⾏元ライセンスによって 選択可能な移⾏⽅式が異なる アップグレードを伴う 移⾏は〇から選択 (*1)サポートされている最低バージョン。これよりも古いバージョンでのサポート可否は都度確認が必要。 (*2)利⽤製品/バージョン/OS等、ソースDBのサポート可否は都度確認が必要。 (*3)non-CDBが18c以降である場合はDBMS_PDB.EXPORTRMANBACKUPを活⽤することで実現可能 https://oracle-base.com/articles/18c/multitenant-usable-backups-of-non-cdbs-and-relocated-pdbs-18c Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 66
  • 66. 最新サービス・ツール Database Migration Service (OCIで提供するサービス) • データベースをOCIにスムーズに 移⾏できるようにする専⽤サービ ス。簡単なステップで、移⾏元 データベースに接続し、初期同 期から、オンラインレプリケーション を開始して、ダウンタイムの少な いクラウド移⾏を実現 • データベース移⾏開始から6か⽉ 間は無償 • 移⾏元︓11.2.0.4以降、Linux • 移⾏先︓Autonomous Database Zero Downtime Migration (ツール) • データベースをOCIにスムーズに 移⾏できるようにする専⽤ツール。 簡単なステップで、移⾏元データ ベースに接続し、初期同期から、 オンラインレプリケーションを開始 して、ダウンタイムの少ないクラウ ド移⾏を実現 • 無償ツール • 移⾏元︓11.2.0.4以降、Linux • 移⾏先︓Database Cloud, Exadata Cloud, Autonomous Database GoldenGate (OCIで提供するサービス) • Oracle GoldenGateをベースと したフルマネージド型のデータレプ リケーションサービス。ダウンタイム を極⼩化した、クラウド移⾏にも 利⽤可能 • 有償サービス • ¥161.292 [OCPU/時間] • 接続対象︓11.2.0.4以降 オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 67 ⾃由度 容易性
  • 68. 参考資料 詳細資料 • クラウド移⾏に関するまとめサイト • Zero Downtime Migration サービス概要 • Database Migration Service サービス概要 • GoldenGate サービス概要 オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 69
  • 70. • 次の表は、データセットをオンラインとオフラインで移⾏するのにかかる時間に関する情報を⽰しています。 この表は、 データセットのサイズと使⽤可能な帯域幅を⽰しています • ここではデータの送付およびアップロードにかかる時間のみを⽰しています。データ転送サービスを利⽤する場合は、これ 以外に事前準備作業やデータのコピー作業⽇数が必要です オンプレミスからクラウドへのデータ転送⽅法の検討 おおよそのデータアップロード時間 データセットの サイズ 10 Mbps 100 Mbps 1 Gbps (FastConnect) 10 Gbps (FastConnect) データ転送ディスクを利 ⽤した場合 10 TB 92 ⽇ 9 ⽇ 22 時間 2 時間 1 週間 100 TB 1,018 ⽇ 101 ⽇ 10 ⽇ 24 時間 1 週間 500 TB 5,092 ⽇ 509 ⽇ 50 ⽇ 5 ⽇ 1 週間 1 PB 10,185 ⽇ 1,018 ⽇ 101 ⽇ 10 ⽇ 2 週間 オフライン転送に向いているケース Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 71
  • 71. データ転送サービス - Data Transfer Service ⼤容量のデータを⾼速かつセキュアに Oracle Cloud へ転送 お客様購⼊ディスクにデータをロードし、データ転送サイト に送付 • 対応デバイス︓USB 2.0/3 .0ハード・ディスク・ドライブ 転送前にデータ暗号化(AES-256) バケットにアップロードされたデータは削除されてから(NIST 800-88)お客様に返送 サービス費⽤無償 • 別途デバイス費⽤と往復輸送費、移⾏先オブジェクト・ストレー ジ費⽤が必要 オラクルから貸し出すデータ転送アプライアンスにデータを ロードし、データ転送サイトに送付 • 最⼤150TB (※東京/⼤阪リージョンについては 90TB) 転送前にデータ暗号化 (AES-256) バケットにアップロードされたデータは削除される(NIST 800-88) サービス費⽤無償 • 移⾏先オブジェクト・ストレージ費⽤が必要 • トライアルやPAYGでは利⽤不可 データ転送ディスク データ転送アプライアンス Object Storage Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 72
  • 73. 1. Oracle Databaseのリリースモデル 2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス) 3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス 4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法 5. 移⾏時におけるテストの効率化 アジェンダ 共通 OnP Cloud Cloud 共通 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 74
  • 74. システム変更の種類 【インフラストラクチャの変更】 現⾏システム ü パラメーター変更 ü パッチ適⽤ ü アップグレード ü マイグレーション など 変更内容例 テストに関わる要望・課題 なるべく本番通りの処理、負荷を流して、 劣化がないかチェックしたいが難しい 画⾯が100以上、SQLは1000以上あり、 テスト⼯数が⼤きすぎる インフラの変更なので、アプリチームの理 解・協⼒を得るのが難しい 変更後の性能だけでなく、現⾏の性能と の詳細な⽐較を⾏いたい 【アプリケーションの変更】 ü 新規開発 ü 機能追加 ü 機能修正 など 変更内容例 テストに関わる要望・課題 新しいアプリケーションに合わせて、 テストシナリオを柔軟に簡単に作成したい 画⾯への⼊⼒値を⾃動的に切り替え ながら、さまざまなパターンでテストしたい 負荷をかけたあと(かけながら)、 性能レポートをすぐさまチェックしたい 多くの開発ベンダーに委託しているので、 データをきちんとマスキングしたい Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 75
  • 75. パフォーマンスに問題の出るSQLを特定してチューニングする アプリケーション・テストの負荷を下げる 「すべてのアプリケーションのすべてのSQLをテストでチェックすることはできない」 • アップグレードなどで環境が変わる場合、すべてのSQLの性能が劣化するわけではなく、逆に殆どのSQLで性能は向上する • 性能が劣化するSQLだけを簡易かつ正確に抽出できれば、チューニングをおこなうSQLの数を削減できる 「本番環境と同じ環境を再現するだけのテストシナリオを⽤意することは無理だ」 • 本番環境で実⾏されたSQLをそのまま実⾏できれば、実際の環境と同じユースケースと実⾏負荷が再現できる • 更にシナリオの検討とスクリプトの準備に費やす時間が不要になる アプリケーション・テストの負荷 単体・結合テスト SQL性能確認 シナリオ準備 シナリオ性能テスト 統合・移⾏テスト この部分の負荷を抑えたい Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 76
  • 76. Oracle Real Application Testing SQL Performance Analyzer (SPA) • SQL単体テスト • システム変更前と変更後でのSQL⽐較レポートを⽣成 • SQL互換性(エラー有無)のチェック、実⾏計画や単体性能のチェックに Database Replay • システムテスト • 本番環境のトランザクションを記録し、テスト環境で再現、⽐較レポート • スループットのチェック、リソース使⽤量のチェックに リアルなテストのための機能を1ライセンスで提供 • アップグレードやパッチ適⽤など、インフラ変更に伴うテストを⼤幅効率化 • SQL単位の詳細⽐較や本番ワークロードを使ったリアルなテスト • アプリケーションに⼿を加えず、インフラチーム主体でテストを実施 データベース・クラウドの場合 DBCS EE/HP/EP, ExaCS で利⽤可能 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 77
  • 77. 個々の機能検証と本番ワークロード検証 本番環境から キャプチャ・ファイルを取得 評価 SPA 実⾏ チューニング DB Replay 実⾏ チューニング 評価 移⾏先環境へ適⽤ OK NG OK NG レポート Replay Report / AWR Report キャプチャ・ファイル キャプチャ・ファイル 個々の機能検証 本番ワークロード検証 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 78
  • 78. SQL Performance AnalyzerによるSQLの性能劣化の抽出とSQL Tuning Advisorによるチューニング (例︓10g R2から19cへのアップグレード) パフォーマンスのチェックとチューニング l SQL ワークロードやパフォーマンス統 計を、SQL Tuning Set (STS) に格 納する l フィルタリング、追加も可能(9i/10gR1 はSQLトレースからSTSに変換する必 要がある) l 19cのテスト環境へSTSをインポート l SPAからSTS を使ってSQLをシリアル に1回ずつ実施して、実⾏計画とパ フォーマンス統計を取得する l 10gR2と19cでの違いをレポートとして出⼒(実⾏時間、 オプティマイザ・コスト、読み取りブロック数など) l 変更前後で影響のあったSQLをリストして表⽰ l SQL Tuning Advisorを使って劣化したSQLをチューニ ング l 10gR2の時の実⾏計画を採⽤したいときはSQL Plan Managementを使⽤ STEP-1 STEP-2 STEP-3 10gR2 Test 19c Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 79
  • 79. SQLベースでのチューニングが完了したプログラムをDatabase Replayを使って本番環境の状態で実⾏(例︓10g R2か ら19cへのアップグレード) スループット負荷テスト l 移⾏元環境でのトランザク ションを1週間〜1ヶ⽉前から キャプチャしておく (統計情報 も取得しておく) l テスト環境を⽤意する (できれば 本番環境と同じ環境) l キャプチャしたファイルを本番環 境からテスト環境にコピー l テストを実⾏する環境で、キャプ チャ・ファイルからリプレイ・ファイル に変換 l リプレイ・クライアントから、本番 環境でキャプチャされたワークロー ドを実⾏時間・並列度・コミット 順を再現するリクエストを送信 l 実⾏並列度や、処理が起きてい ない時間の圧縮は可能 l 11.2.0.3+Patch以上で Consolidated Replayも可能 l キャプチャ時とリプレイ時の違 いをレポートとして出⼒ • パフォーマンスの違い • エラー発⽣の違い • データ処理の違い(⾏ 数など) l 違いの発⽣したSQLを特定で きる STEP-1 STEP-2 STEP-3 STEP-4 10gR2 Test 19c Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 80
  • 80. オープン系共通基盤のハードウェアEOSLに伴う更改を実施 お客様事例︓国内⼤⼿保険会社様 オープン系共通基盤DB Migration(保険の契約・⽀払、Web関連システム) •画⾯数 ︓約740画⾯ •バッチジョブ数︓約200ジョブ 合計︓約28万SQLのテストを実施する必要あり •テスト計画 ︓ 2⼈⽉ •アプリ解析 ︓ 4⼈⽉ •検証環境の構築 ︓ 2⼈⽉ •テスト・検証 ︓175⼈⽉ •チューニング ︓ 5⼈⽉ •テスト計画 ︓ 1⼈⽉ •アプリ解析 ︓ 0⼈⽉ •検証環境の構築 ︓ 1⼈⽉ •テスト・検証 ︓ 1⼈⽉ •チューニング ︓ 1⼈⽉ 400万円 1.88億円 28万SQL÷5トランザクション×0.5時間 =28,000時間(175⼈⽉) 28万SQLの10分の1のテストだと30.5⼈⽉。3,050万円 テスト・検証は、6⼈で、たった3⽇で完了 パフォーマンス変動なし ︓94.38% 改善 ︓ 5.37% 劣化 ︓ 0.01% SQL構⽂エラー ︓ 0.24% RATを利⽤したアップグレードテスト 従来のアップグレードテスト テスト効率&精度の向上とプロジェクトのコスト&リスクの⼤幅削減に成功 ⾼い効果が認められ標準プロセスに ü 1回⽬︓ 11gR1 à 11gR2 ü 2回⽬︓ 11gR2 à 12cR2 ü 3回⽬︓ 12cR2 à 19c Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 81
  • 81. アップグレードやパッチ適⽤の評価はOracle Cloud Infrastructureで Oracle Cloud Infrastructure活⽤のメリット • Oracle Database 19c環境が⾼速・簡単に構築可能 • Enterprise EditionならReal Application Testingを利⽤可能 これにより、より品質の⾼い移⾏評価を⾼速に実施可能 • Enterprise EditionならTuning Packを利⽤可能 移⾏時のSQLチューニング⼯程が簡単⾼速に Oracle Cloud Infrastructureの利⽤で 簡単、⾼速、安価な移⾏評価が実施可能 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 82
  • 82. FX取引システムにおけるデータベース・アップグレード時のテスト⼯数を⼤幅削減 課題・ニーズ • データベースのアップグレードを実施 • 影響度テスト負荷・コストを削減したい • 短期間でアップグレードを実施したい ソリューション DBCS+RAT でテストを実施 • Oracle Database Cloud Serviceを⽤い、コストを抑えテ スト環境を準備 • テスト・ソリューション (RAT) を⽤い効率的に短期間でDBテ ストを実施 • 2,100本以上のSQLからチューニングが必要なSQLを特定 ベネフィット 通常のアップグレードと⽐較し、約7割のコスト削減を実現 お客様事例︓外為どっとコム様 AP 本番環境 変更後の環境に対してSQL 単体テスト実⾏(SPA試⾏) Oracle Database Oracle Database (New Version) STS SPA STS STSをCloud環境 にインポート Oracle Database Cloud 環境 レポート⽣成 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20170227.html Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 83
  • 83. 1. Oracle Databaseのリリースモデル 2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス) 3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス 4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法 5. 移⾏時におけるテストの効率化 アジェンダ 共通 OnP Cloud Cloud 共通 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 84
  • 84. Oracle Databaseは新しいリリースモデルを2018年より導⼊しています 現在最もサポート期間が⻑いリリースは、Oracle Database 19cです オンプレミスにおけるアップグレードでは、最新ツールであるAutoUpgradeがおすすめです Oracle Cloud Infrastructureでは、多様なデータベース・サービス(DBCS, Exadata, Autonomous Database)を提供 し、お客様のあらゆる要件に対応でき、多くのお客様がクラウド移⾏を実現しています オンプレミスからクラウドへの移⾏においても、多様なサービス・ツールを提供しています Zero Downtime Migrationは、容易性と⾃由度を両⽴した、おすすめの移⾏ツールです 本セミナーのおさらい Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 85
  • 85. Oracle Cloud サービス概要 • https://www.oracle.com/jp/ Oracle Cloud Free Tier (Always Free&無償トライアル) • https://www.oracle.com/cloud/free/ マニュアル • 英語 / ⽇本語 リージョン毎のサービス提供情報 • https://www.oracle.com/cloud/data- regions.html#apac 東京/⼤阪リージョン最新情報 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/co lumn_cloud_gen2_oci サービス・アップデート • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/ 技術情報 • 活⽤資料集 / チュートリアル 活⽤事例 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/or acle-cloud-platformpaasiaas セミナー情報 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/co lumn_cloud_seminar Oracle Cloud Infrastructure: 参考資料 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 86