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Infobox DENSO Smart Tech Award 2013
- 1. InfoBox
CAN-GW アプリの生産性向上フレームワーク
大田 義和
oota@nextis.jp
http://nextis.jp/
- 2. 1. 車両アプリはアプリ開発者には参入難い
■ CAN-GW の魅力を活かしたいけど…
- リアルタイムデータの解析がたいへん
■ アプリ開発者には敷居が高い
- 開発コストが高い
- 車両を知らないとデバッグ難しい
開発支援環境があれば CAN-GW は
もっと魅力的なプラットフォームになる!
- 3. 2. 「
開発支援フレームワーク InfoBox 」
■ 抽象化ライブラリ
- 各種統計情報を計算して API で提供
- 運転操作に対応したイベント駆動 API を提供
■ マッシュアップ用 API
- 各種 Web サービスとの連携を可能にする API を提供
これらを組み合わせることで、
高度なアプリやサービスを簡単に開発できます
- 4. 3.「 InfoBox 」
概要
IT 系 開発者
スマホ アプリ WEB アプリ
マッシュアップ
運転イベント API InfoBox API
車両情報 抽象化ライブラリ
マッシュアップ用 API
DENSO CAN-GW
車両系 開発者
- 5. 4. 「 InfoBox 」で作成した投稿アプリ概要
InfoBox App InfoBox Console
iPhone アプリ Web アプリ
InfoBox
抽象化ライブラリ
マッシュアップ用 API
「 InfoBox 」でアプリ開発のための
アプリを作りました
- 6. 5. 「 InfoBox App 」
車両データのビジュアルロギングアプリ
・車両情報の視覚化とリアルタイム計測・統計処理・処理は
すべてイベント駆動形式で書かれています。
運転イベント
- 7. 6. 「 InfoBox Console 」
「 InfoBox App 」デバッグコンソール
・「 InfoBox App 」のログデータを様々形式で
視覚化・ログデータを CSV でダウンロード可能
運転イベント
- 8. 7. demo http://www.youtube.com/watch?v=0l_1e0xD_pA
- 9. 8. まとめ
・車両アプリ開発を簡単にする
「 InfoBox 」フレームワークを提案、試作しました
・「 InfoBox 」を使い開発支援アプリを作成しました
ロギングアプリ 「 InfoBox App 」
デバッグコンソール「 InfoBox Console 」
・本フレームワークが車両アプリ開発の
きっかけになりたいと思います
Notas do Editor
- はじめまして、大田と申します。 株式会社ネクスティスというところで Web やスマートフォンのアプリ開発をやってます。 今回は、 CAN-GW アプリを作りやすくする フレームワークのようなものを試作してみました 今回はこのような賞をいただいて、大変光栄に思っています。 では、ご紹介させていただきます
- まず、なぜこのようなものを作ったかというと、 CAN-GW 単体だけでは、アプリケーション開発には 難しいんじゃないか、敷居が高いんじゃないか、と思ったからです 私も応募するにあたっていろいろなアプリを考えていたのですが、 最近の Web 系の開発環境に比べてると、作るものが多いと感じました。 そのため、今回のコンテストの趣旨からは外れていると思いましたが CAN-GW アプリの開発環境としてこんなものが欲しい!というのを試作してしまった、ということです。
- 具体的に作ったもは2つです。 ひとつは、 CAN-GW データを扱いやすくするライブラリです。 リアルタイムデータから目的の情報を取り出すのは割りと大変なんですが、 ライブラリで「運転の上手さ」などの情報を簡単に使えるようにしました さらにライブラリで「走る・曲がる・止まる」などの運転操作に対応したプログラムが書けるようにしました これは「イベント方式」と呼ばれていて、 Web 系開発者には馴染みやすいものです もうひとつはマッシュアップ用 API です これで Facebook なんかで運転データを共有するときに使えます 組み合わせると Facebook で ” カーブ ” の ” 運転の上手さ ” を競うアプリなどが簡単に作ることができます
- まあ今のライブラリとかの位置づけを図にすると こんな感じです スマホアプリ・ Web アプリ・ CAN-GW の ギャップを埋めたいと思っています。
- そして、作ったライブラリをまず自分で使ってみました ひとつが、 CAN-GW のデータをモニターして記録するスマホアプリです もうひとつが、 CAN-GW のデータを見やすく、デバッグをしやすくする Web アプリです。
- スマホアプリのほうはこんな感じです。 CAN-GW からデータを受信して、動きをつけてモニターできます モニタリングデータはアプリ内に蓄積していて、 あとでデータサーバーにアップロードできます
- で、アップロードしたデータを見やすくする Web アプリも作りました 運転の操作の流れで見ることができます では、詳しくはデモのムービーの方でお見せします
- では簡単にまとめます CAN-GW アプリ開発を簡単にするフレームワークを作りました。 これで「運転のうまさ」なんていう抽象的な情報を利用したアプリが作りやすくなります また、データを見やすくしてデバッグを楽にする Web アプリも作りました これは既存のアプリに追加することで CAN-GW 情報を簡単に使えるようにもなります 今回は短期間だったため試作レベルに留まりましたが、 こういう物があれば CAN-GW アプリの開発も盛り上がるんじゃないかなあと思っています。
- 最後になりましたが、 デザインをお引き受けして頂きました、一原様ありがとうございました。 また、再三の質問メールにお答えいただきました DENSO スタッフの皆様ありがとうございました。 以上です