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福井県CDO補佐官提案
- 3. © Copyright 2021, Yukio Okajima
本日お伝えしたいこと
● 福井県のDXにおける、私なりの課題意識
● 自治体DXに求められることと、私の強みで支援できる領域
● DX・内製化定着の手段としてのアジャイルとノーコード
● 具体的に私がやってみたいこと
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最近新聞を読んで「おっ!」って思ったこと
4
緊急かつ重要な取り組みが実現できたことに対する県民としての感謝。
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まだまだ残る、多くの「バックログ」
● 各バックログ(事業)の優先
度付けを納得感を持って進
められているか?
● 各部署が自分事として取り組
めているか?
● 「DX」という流行り言葉がなく
なっても続けられるか?
● 人事異動の影響でフェードア
ウトはしないか?
専門家として気になる(課題感)
簡単ではない取り組みであるという、 IT専門家としての実感。今からが DXの本番。
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DXの要件と私がフォーカスしたいポイント
● 一般にDX要件とされるキーワード(※)
○ クラウド(ガバメントクラウド)
○ データ活用(AI)
○ アジャイル(マインドセット変革)
○ 内製化(ノーコード/ローコードツールの活用)
アジャイルは、ソフトウェア開発の手法ではなく、「改善マインドセット」と捉えるほうが正しい。⇒ 自治
体DXにおいてもマインドセット変革はきわめて重要と考えます。
DXは自分事として改善と変革に取り組むこと。そのためにも IT・デジタル分野における内製化(ベン
ダー依存度の低下)は必須。⇒ 自治体のような専門家が不足がちな組織における内製化実現には
ノーコード活用はきわめて効果的と考えます。
私のやりたいこと、か
つ、強みの領域
※ 一例として、IPA デジタル白書2021 https://www.ipa.go.jp/ikc/publish/dx_hakusho.html
- 7. © Copyright 2021, Yukio Okajima
アジャイル開発
徐々にプロダクトを成長させるなかで、チームで頻繁に対話しふりかえり、改善するチャンスが増える。
チーム
重視
見える化
改善
- 8. © Copyright 2021, Yukio Okajima
アジャイルは手段
ところが
…
アジャイル(リーン)源流のトヨタでさえ、このような過ちを犯す。なぜか?
- 9. © Copyright 2021, Yukio Okajima
サイロ化がもたらす悲劇
チームが分断し本質を失うと、「決定事項」「手段」が一人歩きし、無理や無駄の温床となってしまう。
壁
車検45分です!
(これは売りやす
い。どんどん入れ
ちゃえ!)
45分ありきじゃない
んだけどなぁ。なん
かしんどくなってき
た…。
- 10. © Copyright 2021, Yukio Okajima
内製化(ワンチーム)の重要性
本質は「自分事」で仕事に取り組めるかどうか。ノーコードは内製をスムーズに遂行するための手段。
45分で終わらすに
は、このような工夫
や制約があるんで
すよ。
なるほど!やっぱり、現場
に行って、見て、自分で
やってみないとわからな
い。
● 一番業務に詳しい人たちが、
実際に困っている人たち(県
民)の声を聴き
● ITに詳しい人たちとワンチー
ムとなり
● 可能な限り自分たちで責任と
権限を持って、「スマート
×〇〇」を遂行していく
● 自分たちで作る(内製化)す
ることを理想とする
福井県DXにおきかえるなら…。
- 11. © Copyright 2021, Yukio Okajima
福井県DX実現のため、魚を与えるのではなく魚の釣り方を教える
大事なのは「自分事カルチャー」を根付かせること。そのためのアジャイル+ノーコード内製化。
● 各バックログ(事業)の優先
度付けを納得感を持って進
められているか?
● 各部署が自分事として取り組
めているか?
● 「DX」という流行り言葉がなく
なっても続けられるか?
● 人事異動の影響でフェードア
ウトはしないか?
専門家として気になる(課題感)
「個人・チーム目線」レイヤ
★ まずはこちらから。短期間で小さな成果を「自分たち
で」出すことろを目標に取り組む。
「誰かやる気ある人ががんばる」ではなくて、チーム・組
織レベルで、DXの本質を理解し、自分たちで進められる
仕組みや文化を形成していく。
「オーナー目線」レイヤ
★ 中期的目標であり、今期間中は、チャンスがあれば取
り組む。
- 12. © Copyright 2021, Yukio Okajima
知識創造ループによる内製化ケイパビリティの拡大
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①小さな成功
【チーム】
②発表共有
【部署】
③横展総括
【組織】
④定着拡大
【個人】
組織に知識を拡大していくためのループ
各現場で学んだことを持ち寄
り、自分たちのやり方として
整理し次に向けた議論と計
画
チームで開発(仕事)すること
で学び、暗黙知を取り込む
①で体験したことを形式知と
して部署で共有し、関心を継
続・発展させる
通常業務化。次に期待する
メンバーの巻き込み
- 13. © Copyright 2021, Yukio Okajima
具体的にやってみたいこと(一例として)
● 福井県庁内における各部署の作業の効率化を、その部署の人たちで成し遂げる
(ノーコードツールを使った内製化を、アジャイル手法にて実現)
○ ⇒ 岡島はコーチとして、立ち上げを支援可能
● すでに企画中の各事業についても、可能な限り内製化する
○ ⇒ 岡島はその具体的なプランニングや、技術的アプローチ、トレーニング方法について支援可能
● 自治体DXでの成果や取り組みを広く県内外に発信するイベントの実現
○ ⇒ 岡島はその企画や実施に関して支援可能