Ruby on Rails 最新動向と教え方のノウハウとキャリア

1. - Ruby on Rails 最新動向と教え方のノウハウとキャリア -
プロが教える
Rails 教え方ワンポイントとキャリア情報
2017年12月10日
株式会社Dive into Code
代表取締役 野呂 浩良
Tel 03-5459-1808

2. 2Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
構成
1. 自己紹介
2. Rails講義の教え方
3. 学ぶ人が陥りやすいポイント
4. 教える喜び
5. インストラクターのキャリア
6. Dive into Code の求人情報
7. Appendix

3. 3Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
自己紹介
MBAエンジニア講師。29歳ではじめてプログラミングを経験。IT企
業の運用保守コンサル（SE）として経験を積む。
運用保守で使う筋肉は、教育サービスと同じものだった！
1980年 誕生
2003年 東京農業大学 農学部農学科（学士）卒業
「昆虫生態学研究室」
2003年 株式会社すみや 「接客販売」
2006年 株式会社リクルート 「法人営業」
2009年 株式会社ワークスアプリケーションズ 「コンサル」
2013年 株式会社プロスタンダード 「研修講師」
2014年 グロービス経営大学院大学 経営管理科（修士）卒業
2015年 株式会社Dive into Code 創業

4. 4Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
日本国内の実績。スクール創設の原点「ゼロからのプログラミング
Rails講座」は、受講累計 3,000人の人気講座。
自己紹介
2014年10月に開始し、3年で 3,000人 に講義

5. 5Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
自己紹介
海外の実績。「ゼロからのプログラミングRails講座」はベトナム語と
英語に翻訳され、オンライン上でも学習可能に。
ベトナム社会主義共和国 ルワンダ共和国

6. 6Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
スクールや法人研修として、約 500名にWebアプリケーション開発
全般をディスカッション形式で講義。
自己紹介
DAY01
静的なWebページ制作について
HTML, CSS
DAY02
動的なWebページ制作について
JavaScript
DAY03
オブジェクト指向スクリプト言語
Ruby
Ruby
DAY04
オブジェクト指向スクリプト言語
Ruby
Ruby
DAY05
ポートフォリオアイデア創出ワーク
ショップ
DAY06
Webアプリケーション開発 Sinatra
編
Ruby / Sinatra
DAY07
Webアプリケーション開発 Ruby on
Rails編
Ruby / Ruby on Rails
DAY08
Webアプリケーション開発 Ruby on
Rails編
Ruby / Ruby on Rails
DAY09
Webアプリケーション開発 Ruby on
Rails編
Ruby / Ruby on Rails
DAY10
はじめてのチーム開発
GitHub Flow

7. 7Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
自己紹介
【なぜできるのか？】運用保守で使う“筋肉”は教育サービスと同じ
だった。仕様と事実を把握し問題の切り分けと回答をする。
DB
質問回答
オンライン掲示板
問題の切り分け
業務把握、SQL、サーバ構築
確認
開発
顧客運用保守
現地
最優秀社員ノミネート
（最多回答数 等）

8. 8Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
・他人との考えの差を知る
ことでリフレーミングし、予
想外の気づきを得られる
・講師が設計した範囲内
で、独学では実現できない
スピード感で進められる
講義には3パターンがある。特長を認識した上で、どの形式で提供
するかが重要。DICはディスカッション形式に。
Rails講義の教え方
①ワークショップ ②マンツーマン ③ディスカッション
・個人の理解状況を把握
し、質疑に集中できる

9. 9Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
Rails講義の教え方
①ワークショップ：講師が設計した範囲内で、独学では実現できな
いスピード感で進められる
スクリーン
講義：前提知識の付与
ワーク：マニュアル通りなぞる
解説：難所を解説
ワーク：マニュアル通りなぞる
解説：難所を解説
まとめ
1h
2h
3h

10. 10Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
解説：規定項目について解説
①・・・
②・・・
③・・・
Rails講義の教え方
②マンツーマン：個人の理解状況を把握し、質疑に集中できる
ホワイトボード ヒアリング：個別質問に回答
まとめ
アンケート
1h
2h

11. 11Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
Rails講義の教え方
③ディスカッション：他人との考えの差を知ることでリフレーミング
し、予想外の気づきを得られる
スクリーン
講義：前提知識の付与
ディスカッション１：
個人 → ペア → 全体
解説：難所を解説
ディスカッション２：
個人 → ペア → 全体
解説：難所を解説
評価、まとめ
1h
2h

12. 12Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
→ 気になって指名してしま
います・・・。
→ 本格的な感じがしま
す！
Rails講義の教え方
3,000人にワークショップを開催して、色々なことがありました。持ち
込み系は、目立ちます。（皆さん気をつけて 笑）
会社PC持ち込み キーボード持ち込み デスクトップ持ち込み
Wifi につながらず カタカタカタ・・・
と音が鳴り響く
圧倒的存在感！
→ 個人用のPCを使いま
しょう！

13. 13Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
・とにかく早い。初心者の 4倍早い。
・コードベースで話すと表情が豊かにな
る。
・Javaエンジニアでも怖くない。（Python は
ちょっと怖い 笑）
・「これは、Javaでいう ○○ ですね？」
・「クッキーのセッション管理で本当に良い
のですか？」
Rails講義の教え方
教える時に持っておくべき心持ち。「自分の当たり前は、他人の当
たり前ではない」ということ。
対 初心者 対 ベテラン
・「スマホアプリ作れないんですか？」
・（マウスで右クリック → コピー）（マウスで
右クリック → ペースト）
・サーバ停止に（command + c ）（command
+ c ）（command + c ）
・（何が何でも手打ち・・・タイポ）
・「git push できないんですけど・・・」（ add
も commit もしていない）

14. 14Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
教える目的は、受講生に「問題解決思考」を身につけて（強化し
て）いただくこと。
Rails講義の教え方
現状 ギャップ あるべき状態
案件の要件、勤務
先、状況により常に
変化する
どうすればできる
のか？を考えるチ
カラ が必要
暗記だけでは対
応しきれない

15. 15Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
現状
Rails講義の教え方
問題解決思考を前提に、質問されたことに対する返答の仕方が難
しい。一歩間違えば、スレ違いになってしまう。
問題解決思考 お月様の原理
言葉思い
ギャップ
＝ 質問文
あるべき状
態、仕様
= 不足知識

16. 16Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
Ruby on Rails
・ストロングパラメータ
・アセットパイプライン
・O/Rマッパー
学ぶ人が陥りやすいポイント
最も陥りがちなことは、いきなりRailsからはじめようとすること。プ
ログラムの動かし方を理解するのが先決。
Web
・HTML, CSS,
・JavaScript
DBMS
手続き型言語
・順序実行、条件分
岐、反復
・フローチャート
HTTP
・リクエスト、レスポン
ス
オブジェクト指向言語
・クラス
・インスタンス
・メソッド
Webアプリケーション
・処理の流れ
・フレームワーク

17. 17Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
Ruby on Rails
Webアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails」を使う目的と
その構造の理解が難しい。
学ぶ人が陥りやすいポイント
HTTPServer
Controller
View
Model
データベース管
理システム内
Database
リクエスト
レスポンス
Router
URL
① ② ③ ④ ⑤
⑥⑦⑧⑨10

18. 18Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
学ぶ人が陥りやすいポイント
経験したことに例えて理解する。Railsの処理の流れは、銀行のオ
ペレーションの流れと一緒。（海外でも通じます）
店舗オフィス 特別な場所
自動ドア
窓口担当
通帳
明細
出納係
金庫
入る
出る
案内役
○○銀行
××支店

19. 19Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
学ぶ人が陥りやすいポイント
Webアプリケーションは多種多様な技術要素を集積して開発する
必要があることを知らない。（知るすべが少ない）
Chrome
Web
ブラウザ
Web
サーバ
アプリケーション
サーバ
インタ
フェース
アプリケー
ション
Ruby on Rails
O/R
マッパー
DB
サーバ
Nginx Unicorn Rack Ruby ActiveRe
cord
PostgreSQ
L
Safari
IE
FireFox
Opera Apache
・・・ PHP
Python
Java
(O/Rマッ
パー)
MySQL
MariaDB
OracleDB
DB2
SQLServer
public
静的ファイル
動的
処理
静的
処理
WEBRick
Puma（Rails5〜）

20. 20Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
教える喜び
常に役に立てる人が目の前にいて「ありがとう」という言葉をもらえ
る。会話のレベルの向上や就職報告は格別の喜び。
認知 入校 卒業 就業自習 授業 課題セミナー 内定
わかった！
ありがとう！！
わかった！
ありがとう！！
わかった！
ありがとう！！
合格できました！
就職できました！

21. 21Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
教える喜び
「自分一人が1,000万円プレイヤーになるよりも、社会で活躍する
人たちを輩出するために己のチカラを使いたい。」
利己の向上 利他の向上
Aさん
300万円
Bさん
600万円
Cさん
400万円Dさん
500万円
Eさん
350万円
講師
「双方向」
・スキル
・マインド
講師の講師

22. 22Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
インストラクターのキャリア
人の成長にコミットし、学習プロセスを科学するエンジニアになる。
世界の「エンジニア輩出機関」の一員となる。
ミッション エリア
教育メンター：質疑
講師：授業 など
教育エンジニア：教材開発
入学
卒業

23. 23Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
教育メンターと模擬案件アドバイザーを募集中！どちらも正社員
（年収300万円〜500万円）も募集しています。
Dive into Code の求人情報

24. 24Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
Appendix
「ゼロからのプログラミングRails講座」を無料公開中。経験ゼロの
初心者に解説するノウハウをご覧いただけます。
https://www.facebook.com/diveintocode.jp/videos/861168880688236/
https://www.slideshare.net/norotime/rubyonrails-42709667資料
動画

25. 25Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
DIVE INTO CODE は、テクノロジー教育のエコシステムを構築しま
す。
Appendix
フルタイム就業
正社員 / フリーランス
実課題を元にした研究
リモートワークで
アルバイト / 副業
政府と組み
地方＆海外IT人材育成
卒業後も学び続ける
永続 勉強会
スクールで本気で学習
プログラミング初体験

26. 26Copyright © 2015-2017 Dive into Code Corp. All Rights Reserved.
すべての人が、テクノロジーを武器にして活躍できる社会をつくる
Appendix
2018