SlideShare uma empresa Scribd logo
1 de 37
Baixar para ler offline
クラウドサービスAmazon EC2を
 活用した「SKIPaaS」構築事例

        TIS株式会社
      社内ベンチャーカンパニー
      「SonicGarden」
          並河 祐貴
      (id:rx7, @namikawa)


       Developers Summit 2010
自己紹介
    並河 祐貴    (NAMIKAWA Yuuki)

     TIS株式会社
      社内ベンチャーカンパニー 「SonicGarden」
      SonicGardenでは、Amazon EC2/S3を活用しています

     ブログ / Twitter
      http://d.hatena.ne.jp/rx7/
       – Amazon EC2について日本一詳しく紹介しているブログと思う

      http://twitter.com/namikawa/

     著書、寄稿多数
      Amazon Web Services 関連も




1                                    http://www.sonicgarden.jp/
絶賛発売中!
    EC2/S3に関するノウハウを書籍にまとめました!

                クラウド Amazon EC2/S3のすべて
                ~実践者から学ぶ設計/構築/運用ノウハウ~

                TIS株式会社 / SonicGarden
                並河祐貴 / 安達輝雄 著

                日経BP社より、2009/11/05発売
                (税込) 2,940円

                ※ 紹介エントリ :
                  http://d.hatena.ne.jp/rx7/20091026/p1



      筆者らが、Amazon EC2/S3を活用したサービスを作り上げ、
     運用していく過程で得られた知識やノウハウをまとめた書籍です!


2                                                   http://www.sonicgarden.jp/
アジェンダ
    Amazon EC2/S3の概要、メリット、利用事例
    弊社事例の紹介と、EC2採用の理由
    Amazon EC2の機能の活用ポイント
     カスタムAMI、スケールアップ

    実運用する上での課題とその対策・ポイント
     ネットワーク、ストレージ、バックアップ
     メールサーバ、オペレーションミスの影響、障害対応
    EC2で構築・運用してみて



3                          http://www.sonicgarden.jp/
Amazon EC2/S3とは
            Amazon.com社の提供する
     ITインフラ(ハードウェア/ネットワーク)のクラウドサービス

           Amazon EC2          Amazon S3
            (仮想サーバ)          (オンラインストレージ)




    サービスの特徴
      ロードバランサや監視など、運用に必要となるサービスが揃っている
      初期費用無料、1時間/1GB単位での従量課金($0.085~/1h)
      高い稼働率保障(EC2: 99.95%, S3: 99.9%)

4                                       http://www.sonicgarden.jp/
Amazon EC2/S3のメリット
    インフラの準備にかかる期間を大幅に短縮できる
                                    短納期
    稼働状況に応じてサーバの増強/縮退ができる


    インフラの運用管理にかかるコストを削減できる
                                   低コスト

    世界中にセンターがあり災害対策にも対応できる


    VPNにより自社内ネットワークのリソースとして利用できる

                            高セキュリティ

5                             http://www.sonicgarden.jp/
(参考)Amazon EC2のサーバスペック、価格体系
      Instance     Price※1   Memory                CPU※2                Disk     Platform
    Small          $0.085    1.7 GB   1 EC2 Compute Unit              160 GB     32-bit
    Instance                          (1virtual core with
    (Default)                          1 EC2 Compute Unit)
    Large          $0.34     7.5 GB   4 EC2 Compute Units             850 GB     64-bit
    Instance                          (2 virtual cores with
                                       2 EC2 Compute Units each)
    Extra Large    $0.68     15 GB    8 EC2 Compute Units             1690 GB    64-bit
    Instance                          (4 virtual cores with
                                       2 EC2 Compute Units each)
    High-CPU       $0.17     1.7 GB   5 EC2 Compute Units             350 GB     32-bit
    Medium                            (2 virtual cores with
    Instance                           2.5 EC2 Compute Units each)
    High-CPU       $0.68     7 GB     20 EC2 Compute Units            1690 GB    64-bit
    Extra Large                       (8 virtual cores with
    Instance                           2.5 EC2 Compute Units each)
    High-Memory    $1.20     34.2GB   13 EC2 Compute Units            850GB      64-bit
    Double Extra                      (4 virtual cores with
    Large                              3.25 EC2 Compute Units each)
    Instance
    High-Memory    $2.40     68.4GB   26 EC2 Compute Units            1690 GB    64-bit
    Quadruple                         (8 virtual cores with
    Extra Large                        3.25 EC2 Compute Units each)
    Instance

    ※1: US-eastで、Linuxタイプのサーバを1時間稼動させた時の料金、他別途、転送料が必要($0.1~/1GB)
    ※2: EC2 Compute Unit (ECU) は OpteronもしくはXeonの1.0~1.2GHzクラスに相当

6                                                                      http://www.sonicgarden.jp/
Amazon EC2/S3が利用されている事例
    The New York Times
      数TBの過去記事をS3に保存、アーカイブ処理を100台規模のEC2インスタ
      ンスを使用して処理


    NASDAQ
       過去の株式市場データをS3に保存


    SmugMug
       オンラインフォトストレージ、500TB以上の画像データをS3に保存


    ANIMOTO
      スライドショー作成サービス、動画処理、ファイル保管にEC2/S3を使用、ピーク
      時は3500~4000のEC2インスタンスを同時使用


    twitter
      画像等の配信に、S3やCloudFrontを利用

7                                    http://www.sonicgarden.jp/
Amazon EC2/S3が利用されている事例
    eco ideas net
      パナソニック(株)が運営する、エコアイデアを世界中から集めるWebサ
      イト、EC2やS3などを活用


    クックパッド
      レシピ検索・共有サイト、ログ解析用のバッチシステムで、EC2を利用


    ウェブポ
      日本郵便と提携し、構築されたオンライン年賀状作成ツール、年賀状
      シーズンのみ数十台規模のEC2やS3など、フル活用


    SKIPaaS


8                               http://www.sonicgarden.jp/
弊社運用事例 「SKIPaaS」

    SKIP(社内SNS)をSaaSで提供
      2008/7より提供開始、商用で1年半以上の運用実績
      数十台規模のEC2仮想サーバにて運用中
      様々な業界のお客様にご利用いただいています




            http://www.skipaas.jp/
9                                    http://www.sonicgarden.jp/
Amazon EC2の採用
     社内ベンチャーがSaaS事業を短期間で立ち上げ
       サービスインまでのスピード感
        利用申請から数分でコンピューティングリソースを利用開始できる
       初期投資が不要
        従量課金制のため、インフラのコスト(在庫)が発生しない



     APIでの操作と高い自由度
       操作は全てAPI経由で即時実行、ストレージとの容易な連携
       既存のアプリケーションが改修無しで稼動
       OSイメージのカスタマイズなど、多くの仮想化技術の恩恵を享受できる




10                                    http://www.sonicgarden.jp/
Amazon EC2の機能を活用




         http://aws.amazon.com/




11                                http://www.sonicgarden.jp/
Amazon EC2の基本機能
     AMI
       Amazon EC2で利用できる仮想OSイメージ

             バックアップ/リストアで使用、環境の複製が容易となる


     Key Pairs
       リモートログイン時に必要となるキーの生成(秘密鍵・公開鍵)

           仮想サーバにて指定の鍵認証を実施、ログインセキュリティの強化


     Security Groups
       仮想サーバへのアクセス制限(ファイヤーウォール)を実施

            接続元ネットワークの制限や、接続先ポートの制限を実施


12                                 http://www.sonicgarden.jp/
カスタムAMIの活用
     1.    ベースとなるOSを起動
     2.    内容をカスタマイズ (アプリのインストールなど)
     3.    カスタマイズ済OSをイメージ化し、AMIとして保存 (バックアップ)
     4.    保存されたAMIをもとに、仮想サーバの複製を実施 (リストア)


                                                     カスタマイズ(AMI化)の流れ

                       ベースOS       他ユーザに
                                   公開も可能                      カスタマイズ済
                                                              OS(クローン)
            カスタマイズ
                                                イメージを
                           イメージ化                基に起動
                                                              カスタマイズ済
                                                              OS(クローン)
                                         AMI

              カスタマイズ済OS                  Amazon S3

          ※ AMI = Amazon Machine Image

13                                                            http://www.sonicgarden.jp/
スケールアップ
      AMI / Amazon EBSの活用
          システム領域は、AMIへバックアップ
          データ領域は、Amazon EBSに配置
                                 スケールアップ




                                                                     インスタンス
                                        インスタンス      EBS
     インスタンス               EBS                                        (medium)
                                         (small)   ボリューム
      (small)            ボリューム

                バックアップ                              リカバリ




                             Amazon S3 (ストレージ)
14                                                         http://www.sonicgarden.jp/
実運用する上での課題と
     その対策・ポイントについて



        http://www.sonicgarden.jp/




15                                   http://www.sonicgarden.jp/
1. ネットワーク面の課題

     Webページがもっさりと表示されるんだけど?
     コンテンツのダウンロードが遅いんだけど?




16                          http://www.sonicgarden.jp/
ネットワーク遅延への対策
     日本~アメリカ・ヨーロッパのRTT        (Round Trip Time)
      日本 ⇔ US-east : 190~200msec
      日本 ⇔ US-west : 120~130msec
      日本 ⇔ EU-west : 280~290msec
     Webページ内で参照するファイルが多いと体感速度低下

             Amazon CloudFrontの活用
                       もしくは
         国内に静的コンテンツ配信用のサーバを併設

      以下注意点が許容できるのであればCloudFrontがオススメ
        初回アクセス時の通信速度が遅い
        キャッシュされたデータの生存時間が最低24時間
        HTTPSでのコンテンツ配信に非対応

17                                          http://www.sonicgarden.jp/
Amazon CloudFront
       CDN (Contents Delivery Network) サービス
       S3に配置されたコンテンツを高速配信
       日本国内にもキャッシュサーバ有り (高速)
          ただし初回アクセスは遅い、そのタイミングでキャッシュ
       キャッシュサーバの料金は各国で異なる
          日本では、$0.095~$0.221/1GB
       1000Mbps, 1000reqs/secにも耐えるスペック
       SSL通信は非対応、キャッシュの生存時間は24時間


      ネットワーク距離が遠いため、
      帯域が細くレスポンスも悪い
                                                    Amazon S3
                                                     (US, EU)

                                              S3のデータを
                                               キャッシュ


                                   ネットワーク距離が近いため、
                                   帯域が太くレスポンスも良い
      ユーザ
     (Tokyo)
                 Amazon CloudFront
                 キャッシュサーバ (Tokyo)
18                                                      http://www.sonicgarden.jp/
SKIPaaSシステム構成 (2009/Spring)

                                                            基本、1社毎に
                メンテナンス用サーバ                                  1EC2インスタンスを割当
                  監視サーバ                      SKIPaaS
                    (国内)                  (Amazon EC2/S3)

     システム管理者
                           メンテナンス
                             ライン
                監視

                          画像配信サーバ
                           監視サーバ
                            (国内)

                画像配信サーバ              監視
                  (国内)



                                                                    メールサーバ
       DNSサーバ                DNS                                  (Google Apps)
        (国内)               ラウンドロビン




                                            ユーザ



19                                                          http://www.sonicgarden.jp/
2. ストレージの選定

     いくつかストレージの種類があるんだけど、どれを選べ
     ばいいの?
     ストレージはどう使い分けるのが良いの?




20                         http://www.sonicgarden.jp/
ストレージ設計
     EC2周辺には3種類のストレージが存在
        仮想サーバのローカルディスク、EBS、S3




         Amazon EC2   Amazon EBS
          仮想サーバ                     Amazon S3


     ※ 利用できるストレージごとの信頼性の基準
     Amazon EC2   特に複製は実施されない。そのため重要なデータは要バックアップ。
     Amazon EBS   データ書き込み時に複製を実施。ただし、同一のZone内でのデータ
                  保持。
     Amazon S3    データ書き込み時に、データを物理的に異なる2ヵ所以上のZoneの
                  ディスクへ書き込む。障害時は、別のZoneのディスクより復旧。



21                                              http://www.sonicgarden.jp/
ストレージ設計
     注意点
      仮想サーバのローカルディスクは、サーバを停止させると内容が消滅する
      Amazon EBSは、1ボリュームあたりの利用容量に上限がある


       ロストしたくないデータの保持については、EBSの利用が必須
      EBSで大容量のデータを扱う場合は、ソフトウェアRAIDでカバー

       EBSは仮想サーバの停止や障害に左右されない
       EBSでは、バックアップしやすいスナップショット機能も有している


     SKIPaaS事例でのストレージ利用方法
        Amazon EC2    Amazon EBS     Amazon S3

                     アプリケーションで扱う
       基本的に変更しない                    バックアップデータ
                     データ(ファイル、DB)
        システムデータ                      カスタムAMI
                       ログデータ等



22                                     http://www.sonicgarden.jp/
3. バックアップの実際

     結局、EC2では、バックアップって勝手にやってくれる
     の?
     EC2上で、バックアップは実際にどうやってやるの?




23                       http://www.sonicgarden.jp/
バックアップ設計
     システムバックアップは、AMI化 (S3へ)
      SKIPaaSでは、各インスタンスでシステム領域の内容はほぼ同一
      変更点の少ないデータを、EC2サーバのローカルディスクに配置


     必要に応じて、Amazon EBSを利用
       EC2インスタンスのディスク内容はシャットダウン時に消滅
       EBS(ディスクボリューム)は永続的に保管
        更新頻度の高いデータ(アプリデータ、DB、ログ等)を配置
        S3へのスナップショット機能も使える



     データバックアップは、S3Syncを利用して、S3へ
       S3Sync : rsyncライクな、S3とのデータ同期ツール

24                                       http://www.sonicgarden.jp/
4. メールサーバ運用の課題

     EC2インスタンスから送信したメールの一部がスパム
     メール扱いで返ってくるんだけど?
     EC2インスタンスのIPアドレスに対するDNS逆引き
     の設定ってどうやるの?




25                        http://www.sonicgarden.jp/
EC2でのメールサーバ運用の課題

     EC2インスタンスで利用されるIPアドレスの一部がス
     パムメールのDULに登録されている
       spamhaus.org
       mail-abuse.com (maps)


     スパムメールの判定に、DNS逆引きチェックが行われ
     るケースがあるが、EC2ユーザはそれを設定できない
      174.129.xxx.xxx ⇒
      ec2-174-129-xxx-xxx.compute-1.amazonaws.com




26                                        http://www.sonicgarden.jp/
EC2インスタンスでのDNS逆引き設定

       Developer Forumにて、AWSのスタッフが、
       Betaなサービスとして、DNS逆引き設定を受付※
          Public beta soon. とのこと


       メールサーバのログ等から、スパムリストに引っかかっ
       ているかを確認


            上記の設定後に、スパムリストを保持するサービス
         (spamhaus or maps) に対して、解除申請を実施。


     ※ http://developer.amazonwebservices.com/connect/
       thread.jspa?messageID=155999#155999
27                                                       http://www.sonicgarden.jp/
5. オペレーションミスの影響範囲

     すぐにサーバが起動・停止できるのは良いんだけど、
     間違えて違うサーバを停止してしまいそう!




28                       http://www.sonicgarden.jp/
本番環境用とテスト環境用のアカウントID分離
     EC2では、本番環境と同一の環境を生成しやすいメリット
      AMIを活用、テスト用や不具合時の解析用など


     ただし、AWS用のIDが1つの場合、テスト環境向けの操作が、
     本番環境へ影響を与えるリスク
      テスト環境のインスタンスを停止させるつもりが誤って・・・
      秘密鍵を様々な環境で共有していたが、ステージング環境から誤って流
      出・・・
      テスト環境の何らかの挙動が、AWSの規定に接触・・・




        AWSのIDは、本番用とテスト用で分離させ、
          問題発生時の影響範囲を小さくする

29                                 http://www.sonicgarden.jp/
6. EC2インスタンスの障害

     EC2インスタンスにアクセスできなくなった場合は、ど
     うすればよいの?
     EC2のサポートって、どうなってるの?




30                         http://www.sonicgarden.jp/
障害が発生した際に、確認できるリソース
     AWS Service Health Dashboard
     AWS Developer Community Forum
     AWS Premium Support (有償)

      AWS Service Health Dashboard         AWS Developer Community Forum




       http://status.aws.amazon.com/   http://developer.amazonwebservices.com/
                                                              connect/forumindex.jspa



31                                                             http://www.sonicgarden.jp/
EC2仮想サーバの障害事例

     アクセスできなくなった際の復旧のパターン
      自然復旧
      API経由でのリブートによる復旧
      AWSサポートスタッフによる復旧
        Developer Forum、AWS Premium Support

      その他
        ユーザ側による別インスタンスへのマイグレーション
        AWS側による別インスタンスへのマイグレーション


          ケースは様々だが、対応フローを準備しておき、
        手動でのマイグレーションで復旧できる算段を組んでおく。
        AWS Premium Support(有償)も活用すると良い。

32                                      http://www.sonicgarden.jp/
障害発生時の対応フロー例

     インターネットから
       応答確認
                               利用登録有り
                      AWS
                                        サポートに連絡し
          応答無し      Premium
                                         指示を仰ぐ
                    Support

     内部ネットワーク           利用登録無し
     から応答確認
                                 情報有り
                 DashBoardや
          応答無し   Forumに情報が                情報に基づき
                                            対応
                   ないか確認
      コンソールでの
      出力ログ確認            情報無し

                    仮想サーバの
          異常無し       リブート




33                                 http://www.sonicgarden.jp/
EC2で構築・運用してみて
     何も設備を持たない状況から、EC2を利用し、約1ヶ月程度で
     のサービス立ち上げを実現
      誰でも簡単にサーバをすぐに使い始められる

     安定しているクラウドサービス
     当初と比較し、価格も値下がりし続けている
     リモートでH/W保守を実施するイメージ
      ハードウェアやファシリティ、ネットワーク面のお守り(心配)をしなくなった

     OSより上のレイヤはユーザが責任をもって運用しなければいけ
     ない
      バックアップ、セキュリティパッチ適用、HTTP死活監視、スケールなど
      サービス仕様の特性・注意点を抑えて、オプションサービスの選択や、設
      計・運用する必要有

34                                http://www.sonicgarden.jp/
絶賛発売中!
     EC2/S3に関するノウハウを書籍にまとめました!

                 クラウド Amazon EC2/S3のすべて
                 ~実践者から学ぶ設計/構築/運用ノウハウ~

                 TIS株式会社 / SonicGarden
                 並河祐貴 / 安達輝雄 著

                 日経BP社より、2009/11/05発売
                 (税込) 2,940円

                 ※ 紹介エントリ :
                   http://d.hatena.ne.jp/rx7/20091026/p1



       筆者らが、Amazon EC2/S3を活用したサービスを作り上げ、
      運用していく過程で得られた知識やノウハウをまとめた書籍です!


35                                                   http://www.sonicgarden.jp/
今後・・・
     SonicGardenでは、以下の取組を予定しています
       専用サイトによるAmazon EC2関連TIPSの情報発信
       Amazon EC2関連サービスの展開
        導入支援や技術トレーニング等




       開始時に、ブログやTwitterで報知していきますので、
          今後ともフォローいただけると幸いです!
             http://twitter.com/namikawa/
               http://d.hatena.ne.jp/rx7/




36                                          http://www.sonicgarden.jp/

Mais conteúdo relacionado

Mais procurados

Amazon Web Servicesのご紹介 - 東北クラウド実践カンファレンス2011
Amazon Web Servicesのご紹介 - 東北クラウド実践カンファレンス2011Amazon Web Servicesのご紹介 - 東北クラウド実践カンファレンス2011
Amazon Web Servicesのご紹介 - 東北クラウド実践カンファレンス2011SORACOM, INC
 
20120208 aws meister-reloaded-storage-gateway-public
20120208 aws meister-reloaded-storage-gateway-public20120208 aws meister-reloaded-storage-gateway-public
20120208 aws meister-reloaded-storage-gateway-publicAmazon Web Services Japan
 
Amazon EC2 HPCインスタンス - AWSマイスターシリーズ
Amazon EC2 HPCインスタンス - AWSマイスターシリーズAmazon EC2 HPCインスタンス - AWSマイスターシリーズ
Amazon EC2 HPCインスタンス - AWSマイスターシリーズAmazon Web Services Japan
 
はじめてのアマゾンクラウド⑥ Amazon rdsでデータベースを起動
はじめてのアマゾンクラウド⑥ Amazon rdsでデータベースを起動はじめてのアマゾンクラウド⑥ Amazon rdsでデータベースを起動
はじめてのアマゾンクラウド⑥ Amazon rdsでデータベースを起動SORACOM, INC
 
AWSでのバースト ― GP2 T2 ご紹介資料
AWSでのバースト ― GP2 T2 ご紹介資料AWSでのバースト ― GP2 T2 ご紹介資料
AWSでのバースト ― GP2 T2 ご紹介資料Rasmus Ekman
 
Microsoft Azureを使ったバックアップの基礎
Microsoft Azureを使ったバックアップの基礎Microsoft Azureを使ったバックアップの基礎
Microsoft Azureを使ったバックアップの基礎Tetsuya Yokoyama
 
Awsではじめるgluster fs 20120726-public
Awsではじめるgluster fs 20120726-publicAwsではじめるgluster fs 20120726-public
Awsではじめるgluster fs 20120726-publicAkio Katayama
 
WowzaMediaServer for EC2 導入編
WowzaMediaServer for EC2 導入編WowzaMediaServer for EC2 導入編
WowzaMediaServer for EC2 導入編BeMarble
 
DB2をAWS上に構築する際のヒント&TIPS
DB2をAWS上に構築する際のヒント&TIPSDB2をAWS上に構築する際のヒント&TIPS
DB2をAWS上に構築する際のヒント&TIPSAkira Shimosako
 
UNICORNの機械学習ワークロードにおけるSpot&AWS Batchの活用
UNICORNの機械学習ワークロードにおけるSpot&AWS Batchの活用UNICORNの機械学習ワークロードにおけるSpot&AWS Batchの活用
UNICORNの機械学習ワークロードにおけるSpot&AWS Batchの活用Inoue Seki
 
CLUB DB2 第137回:基礎から再入門!DB2モニタリング入門
CLUB DB2 第137回:基礎から再入門!DB2モニタリング入門CLUB DB2 第137回:基礎から再入門!DB2モニタリング入門
CLUB DB2 第137回:基礎から再入門!DB2モニタリング入門Akira Shimosako
 
[JAWS-UG AI支部] AWS AIアップデート
[JAWS-UG AI支部] AWS AIアップデート[JAWS-UG AI支部] AWS AIアップデート
[JAWS-UG AI支部] AWS AIアップデートYasuhiro Matsuo
 
RDS(MySQL)の利用と注意点
RDS(MySQL)の利用と注意点RDS(MySQL)の利用と注意点
RDS(MySQL)の利用と注意点Hiroyasu Suzuki
 
ディザスタリカバリとAWS最新動向 - AWSクラウドアドバンテージセミナー
ディザスタリカバリとAWS最新動向 - AWSクラウドアドバンテージセミナーディザスタリカバリとAWS最新動向 - AWSクラウドアドバンテージセミナー
ディザスタリカバリとAWS最新動向 - AWSクラウドアドバンテージセミナーSORACOM, INC
 
RDS詳細 -ほぼ週刊AWSマイスターシリーズ第8回-
RDS詳細 -ほぼ週刊AWSマイスターシリーズ第8回-RDS詳細 -ほぼ週刊AWSマイスターシリーズ第8回-
RDS詳細 -ほぼ週刊AWSマイスターシリーズ第8回-SORACOM, INC
 
ソーシャルゲームにおけるAWS/MongoDB利用事例
ソーシャルゲームにおけるAWS/MongoDB利用事例ソーシャルゲームにおけるAWS/MongoDB利用事例
ソーシャルゲームにおけるAWS/MongoDB利用事例Masakazu Matsushita
 

Mais procurados (20)

Amazon Web Servicesのご紹介 - 東北クラウド実践カンファレンス2011
Amazon Web Servicesのご紹介 - 東北クラウド実践カンファレンス2011Amazon Web Servicesのご紹介 - 東北クラウド実践カンファレンス2011
Amazon Web Servicesのご紹介 - 東北クラウド実践カンファレンス2011
 
AWS Black Belt Techシリーズ Amazon EBS
AWS Black Belt Techシリーズ  Amazon EBSAWS Black Belt Techシリーズ  Amazon EBS
AWS Black Belt Techシリーズ Amazon EBS
 
20120208 aws meister-reloaded-storage-gateway-public
20120208 aws meister-reloaded-storage-gateway-public20120208 aws meister-reloaded-storage-gateway-public
20120208 aws meister-reloaded-storage-gateway-public
 
Amazon EC2 HPCインスタンス - AWSマイスターシリーズ
Amazon EC2 HPCインスタンス - AWSマイスターシリーズAmazon EC2 HPCインスタンス - AWSマイスターシリーズ
Amazon EC2 HPCインスタンス - AWSマイスターシリーズ
 
はじめてのアマゾンクラウド⑥ Amazon rdsでデータベースを起動
はじめてのアマゾンクラウド⑥ Amazon rdsでデータベースを起動はじめてのアマゾンクラウド⑥ Amazon rdsでデータベースを起動
はじめてのアマゾンクラウド⑥ Amazon rdsでデータベースを起動
 
Aurora
AuroraAurora
Aurora
 
Rds徹底入門
Rds徹底入門Rds徹底入門
Rds徹底入門
 
AWSでのバースト ― GP2 T2 ご紹介資料
AWSでのバースト ― GP2 T2 ご紹介資料AWSでのバースト ― GP2 T2 ご紹介資料
AWSでのバースト ― GP2 T2 ご紹介資料
 
Microsoft Azureを使ったバックアップの基礎
Microsoft Azureを使ったバックアップの基礎Microsoft Azureを使ったバックアップの基礎
Microsoft Azureを使ったバックアップの基礎
 
Awsではじめるgluster fs 20120726-public
Awsではじめるgluster fs 20120726-publicAwsではじめるgluster fs 20120726-public
Awsではじめるgluster fs 20120726-public
 
WowzaMediaServer for EC2 導入編
WowzaMediaServer for EC2 導入編WowzaMediaServer for EC2 導入編
WowzaMediaServer for EC2 導入編
 
DB2をAWS上に構築する際のヒント&TIPS
DB2をAWS上に構築する際のヒント&TIPSDB2をAWS上に構築する際のヒント&TIPS
DB2をAWS上に構築する際のヒント&TIPS
 
UNICORNの機械学習ワークロードにおけるSpot&AWS Batchの活用
UNICORNの機械学習ワークロードにおけるSpot&AWS Batchの活用UNICORNの機械学習ワークロードにおけるSpot&AWS Batchの活用
UNICORNの機械学習ワークロードにおけるSpot&AWS Batchの活用
 
Amazon ElastiCache fro Redis Q&A
Amazon ElastiCache fro Redis Q&AAmazon ElastiCache fro Redis Q&A
Amazon ElastiCache fro Redis Q&A
 
CLUB DB2 第137回:基礎から再入門!DB2モニタリング入門
CLUB DB2 第137回:基礎から再入門!DB2モニタリング入門CLUB DB2 第137回:基礎から再入門!DB2モニタリング入門
CLUB DB2 第137回:基礎から再入門!DB2モニタリング入門
 
[JAWS-UG AI支部] AWS AIアップデート
[JAWS-UG AI支部] AWS AIアップデート[JAWS-UG AI支部] AWS AIアップデート
[JAWS-UG AI支部] AWS AIアップデート
 
RDS(MySQL)の利用と注意点
RDS(MySQL)の利用と注意点RDS(MySQL)の利用と注意点
RDS(MySQL)の利用と注意点
 
ディザスタリカバリとAWS最新動向 - AWSクラウドアドバンテージセミナー
ディザスタリカバリとAWS最新動向 - AWSクラウドアドバンテージセミナーディザスタリカバリとAWS最新動向 - AWSクラウドアドバンテージセミナー
ディザスタリカバリとAWS最新動向 - AWSクラウドアドバンテージセミナー
 
RDS詳細 -ほぼ週刊AWSマイスターシリーズ第8回-
RDS詳細 -ほぼ週刊AWSマイスターシリーズ第8回-RDS詳細 -ほぼ週刊AWSマイスターシリーズ第8回-
RDS詳細 -ほぼ週刊AWSマイスターシリーズ第8回-
 
ソーシャルゲームにおけるAWS/MongoDB利用事例
ソーシャルゲームにおけるAWS/MongoDB利用事例ソーシャルゲームにおけるAWS/MongoDB利用事例
ソーシャルゲームにおけるAWS/MongoDB利用事例
 

Semelhante a クラウドサービスAmazon EC2を活用した「SKIPaaS」構築事例

Amazon EC2を使った実践SaaS運用事例
Amazon EC2を使った実践SaaS運用事例Amazon EC2を使った実践SaaS運用事例
Amazon EC2を使った実践SaaS運用事例Yuuki Namikawa
 
なぜソーシャルゲームはクラウドなのか? ~AWSの成功事例を紐解く~
なぜソーシャルゲームはクラウドなのか? ~AWSの成功事例を紐解く~なぜソーシャルゲームはクラウドなのか? ~AWSの成功事例を紐解く~
なぜソーシャルゲームはクラウドなのか? ~AWSの成功事例を紐解く~SORACOM, INC
 
業務アプリをクラウド化する5つのステップ ~Amazon Web Services活用の勘所~
業務アプリをクラウド化する5つのステップ ~Amazon Web Services活用の勘所~業務アプリをクラウド化する5つのステップ ~Amazon Web Services活用の勘所~
業務アプリをクラウド化する5つのステップ ~Amazon Web Services活用の勘所~SORACOM, INC
 
SAPでクラウドはじめてみませんか? AWS and Azure
SAPでクラウドはじめてみませんか? AWS and AzureSAPでクラウドはじめてみませんか? AWS and Azure
SAPでクラウドはじめてみませんか? AWS and AzureMasaru Hiroki
 
仮想サーバーEC2 & EBS詳細 -ほぼ週刊AWSマイスターシリーズ "Reloaded"-
仮想サーバーEC2 & EBS詳細 -ほぼ週刊AWSマイスターシリーズ "Reloaded"- 仮想サーバーEC2 & EBS詳細 -ほぼ週刊AWSマイスターシリーズ "Reloaded"-
仮想サーバーEC2 & EBS詳細 -ほぼ週刊AWSマイスターシリーズ "Reloaded"- SORACOM, INC
 
AWSクラウド利用料算出の参考資料
AWSクラウド利用料算出の参考資料AWSクラウド利用料算出の参考資料
AWSクラウド利用料算出の参考資料SORACOM, INC
 
AWSを用いたWebホスティング
AWSを用いたWebホスティングAWSを用いたWebホスティング
AWSを用いたWebホスティングSORACOM, INC
 
EC2のストレージどう使う? -Instance Storageを理解して高速IOを上手に活用!-
EC2のストレージどう使う? -Instance Storageを理解して高速IOを上手に活用!-EC2のストレージどう使う? -Instance Storageを理解して高速IOを上手に活用!-
EC2のストレージどう使う? -Instance Storageを理解して高速IOを上手に活用!-Yuta Imai
 
20120123 aws meister-reloaded-ec2&ebs-public
20120123 aws meister-reloaded-ec2&ebs-public20120123 aws meister-reloaded-ec2&ebs-public
20120123 aws meister-reloaded-ec2&ebs-publicAmazon Web Services Japan
 
[AWSマイスターシリーズ] Instance Store & Elastic Block Store
[AWSマイスターシリーズ] Instance Store & Elastic Block Store[AWSマイスターシリーズ] Instance Store & Elastic Block Store
[AWSマイスターシリーズ] Instance Store & Elastic Block StoreAmazon Web Services Japan
 
20190320 AWS Black Belt Online Seminar Amazon EBS
20190320 AWS Black Belt Online Seminar Amazon EBS20190320 AWS Black Belt Online Seminar Amazon EBS
20190320 AWS Black Belt Online Seminar Amazon EBSAmazon Web Services Japan
 
アマゾンクラウド実践講座 in 福岡/山口クラウドセミナー 20101208
アマゾンクラウド実践講座 in 福岡/山口クラウドセミナー 20101208アマゾンクラウド実践講座 in 福岡/山口クラウドセミナー 20101208
アマゾンクラウド実践講座 in 福岡/山口クラウドセミナー 20101208SORACOM, INC
 
次世代ディザスタリカバリを成功させるアマゾンクラウド活用法
次世代ディザスタリカバリを成功させるアマゾンクラウド活用法次世代ディザスタリカバリを成功させるアマゾンクラウド活用法
次世代ディザスタリカバリを成功させるアマゾンクラウド活用法SORACOM, INC
 
はじめてのAmazon Web Services
はじめてのAmazon Web ServicesはじめてのAmazon Web Services
はじめてのAmazon Web ServicesSORACOM, INC
 
Awsビギナー向け資料 ec2 20111124
Awsビギナー向け資料 ec2 20111124Awsビギナー向け資料 ec2 20111124
Awsビギナー向け資料 ec2 20111124satoshi
 
AWS上で使えるストレージ十番勝負
AWS上で使えるストレージ十番勝負AWS上で使えるストレージ十番勝負
AWS上で使えるストレージ十番勝負Akio Katayama
 
cloudpack(AWS運用事業)一周年でわかってきたこと
cloudpack(AWS運用事業)一周年でわかってきたことcloudpack(AWS運用事業)一周年でわかってきたこと
cloudpack(AWS運用事業)一周年でわかってきたことHiroyasu Suzuki
 

Semelhante a クラウドサービスAmazon EC2を活用した「SKIPaaS」構築事例 (20)

Amazon EC2
Amazon EC2Amazon EC2
Amazon EC2
 
Amazon EC2を使った実践SaaS運用事例
Amazon EC2を使った実践SaaS運用事例Amazon EC2を使った実践SaaS運用事例
Amazon EC2を使った実践SaaS運用事例
 
なぜソーシャルゲームはクラウドなのか? ~AWSの成功事例を紐解く~
なぜソーシャルゲームはクラウドなのか? ~AWSの成功事例を紐解く~なぜソーシャルゲームはクラウドなのか? ~AWSの成功事例を紐解く~
なぜソーシャルゲームはクラウドなのか? ~AWSの成功事例を紐解く~
 
業務アプリをクラウド化する5つのステップ ~Amazon Web Services活用の勘所~
業務アプリをクラウド化する5つのステップ ~Amazon Web Services活用の勘所~業務アプリをクラウド化する5つのステップ ~Amazon Web Services活用の勘所~
業務アプリをクラウド化する5つのステップ ~Amazon Web Services活用の勘所~
 
SAPでクラウドはじめてみませんか? AWS and Azure
SAPでクラウドはじめてみませんか? AWS and AzureSAPでクラウドはじめてみませんか? AWS and Azure
SAPでクラウドはじめてみませんか? AWS and Azure
 
仮想サーバーEC2 & EBS詳細 -ほぼ週刊AWSマイスターシリーズ "Reloaded"-
仮想サーバーEC2 & EBS詳細 -ほぼ週刊AWSマイスターシリーズ "Reloaded"- 仮想サーバーEC2 & EBS詳細 -ほぼ週刊AWSマイスターシリーズ "Reloaded"-
仮想サーバーEC2 & EBS詳細 -ほぼ週刊AWSマイスターシリーズ "Reloaded"-
 
AWSクラウド利用料算出の参考資料
AWSクラウド利用料算出の参考資料AWSクラウド利用料算出の参考資料
AWSクラウド利用料算出の参考資料
 
AWSを用いたWebホスティング
AWSを用いたWebホスティングAWSを用いたWebホスティング
AWSを用いたWebホスティング
 
EC2のストレージどう使う? -Instance Storageを理解して高速IOを上手に活用!-
EC2のストレージどう使う? -Instance Storageを理解して高速IOを上手に活用!-EC2のストレージどう使う? -Instance Storageを理解して高速IOを上手に活用!-
EC2のストレージどう使う? -Instance Storageを理解して高速IOを上手に活用!-
 
20130326 aws meister-reloaded-windows
20130326 aws meister-reloaded-windows20130326 aws meister-reloaded-windows
20130326 aws meister-reloaded-windows
 
20120123 aws meister-reloaded-ec2&ebs-public
20120123 aws meister-reloaded-ec2&ebs-public20120123 aws meister-reloaded-ec2&ebs-public
20120123 aws meister-reloaded-ec2&ebs-public
 
[AWSマイスターシリーズ] Instance Store & Elastic Block Store
[AWSマイスターシリーズ] Instance Store & Elastic Block Store[AWSマイスターシリーズ] Instance Store & Elastic Block Store
[AWSマイスターシリーズ] Instance Store & Elastic Block Store
 
20190320 AWS Black Belt Online Seminar Amazon EBS
20190320 AWS Black Belt Online Seminar Amazon EBS20190320 AWS Black Belt Online Seminar Amazon EBS
20190320 AWS Black Belt Online Seminar Amazon EBS
 
アマゾンクラウド実践講座 in 福岡/山口クラウドセミナー 20101208
アマゾンクラウド実践講座 in 福岡/山口クラウドセミナー 20101208アマゾンクラウド実践講座 in 福岡/山口クラウドセミナー 20101208
アマゾンクラウド実践講座 in 福岡/山口クラウドセミナー 20101208
 
次世代ディザスタリカバリを成功させるアマゾンクラウド活用法
次世代ディザスタリカバリを成功させるアマゾンクラウド活用法次世代ディザスタリカバリを成功させるアマゾンクラウド活用法
次世代ディザスタリカバリを成功させるアマゾンクラウド活用法
 
はじめてのAmazon Web Services
はじめてのAmazon Web ServicesはじめてのAmazon Web Services
はじめてのAmazon Web Services
 
Awsビギナー向け資料 ec2 20111124
Awsビギナー向け資料 ec2 20111124Awsビギナー向け資料 ec2 20111124
Awsビギナー向け資料 ec2 20111124
 
Scaling MongoDB on AWS
Scaling MongoDB on AWSScaling MongoDB on AWS
Scaling MongoDB on AWS
 
AWS上で使えるストレージ十番勝負
AWS上で使えるストレージ十番勝負AWS上で使えるストレージ十番勝負
AWS上で使えるストレージ十番勝負
 
cloudpack(AWS運用事業)一周年でわかってきたこと
cloudpack(AWS運用事業)一周年でわかってきたことcloudpack(AWS運用事業)一周年でわかってきたこと
cloudpack(AWS運用事業)一周年でわかってきたこと
 

Mais de Yuuki Namikawa

bash(set)コマンドのオプション3選
bash(set)コマンドのオプション3選bash(set)コマンドのオプション3選
bash(set)コマンドのオプション3選Yuuki Namikawa
 
3分でわかる(気になれる) AWS OpsWorks
3分でわかる(気になれる) AWS OpsWorks3分でわかる(気になれる) AWS OpsWorks
3分でわかる(気になれる) AWS OpsWorksYuuki Namikawa
 
Chefを利用した運用省力化とDevOpsの取り組みについて
Chefを利用した運用省力化とDevOpsの取り組みについてChefを利用した運用省力化とDevOpsの取り組みについて
Chefを利用した運用省力化とDevOpsの取り組みについてYuuki Namikawa
 
俺たちの自分戦略 - namikawa (DevLOVE Conference 2012)
俺たちの自分戦略 - namikawa (DevLOVE Conference 2012)俺たちの自分戦略 - namikawa (DevLOVE Conference 2012)
俺たちの自分戦略 - namikawa (DevLOVE Conference 2012)Yuuki Namikawa
 
#kuwacon Lightning Talks
#kuwacon Lightning Talks#kuwacon Lightning Talks
#kuwacon Lightning TalksYuuki Namikawa
 
Using Chef for Infrastructure Automation of Ameba Pigg
Using Chef for Infrastructure Automation of Ameba PiggUsing Chef for Infrastructure Automation of Ameba Pigg
Using Chef for Infrastructure Automation of Ameba PiggYuuki Namikawa
 
大規模化するピグライフを支えるインフラ ~MongoDBとChefについて~ (後編)
大規模化するピグライフを支えるインフラ ~MongoDBとChefについて~ (後編)大規模化するピグライフを支えるインフラ ~MongoDBとChefについて~ (後編)
大規模化するピグライフを支えるインフラ ~MongoDBとChefについて~ (後編)Yuuki Namikawa
 
サーバの構築作業や運用管理を自動化する「Chef」 (CADC研究レポート発表LT)
サーバの構築作業や運用管理を自動化する「Chef」 (CADC研究レポート発表LT)サーバの構築作業や運用管理を自動化する「Chef」 (CADC研究レポート発表LT)
サーバの構築作業や運用管理を自動化する「Chef」 (CADC研究レポート発表LT)Yuuki Namikawa
 
パブリッククラウドサービスAmazon EC2の性能検証レポート (CADC研究レポート発表会用)
パブリッククラウドサービスAmazon EC2の性能検証レポート (CADC研究レポート発表会用)パブリッククラウドサービスAmazon EC2の性能検証レポート (CADC研究レポート発表会用)
パブリッククラウドサービスAmazon EC2の性能検証レポート (CADC研究レポート発表会用)Yuuki Namikawa
 
中国のクラウドサービスについて (サイバーエージェント×クックパッド合同勉強会LT資料)
中国のクラウドサービスについて (サイバーエージェント×クックパッド合同勉強会LT資料)中国のクラウドサービスについて (サイバーエージェント×クックパッド合同勉強会LT資料)
中国のクラウドサービスについて (サイバーエージェント×クックパッド合同勉強会LT資料)Yuuki Namikawa
 
JAWS-UGサミット2011春 LT資料
JAWS-UGサミット2011春 LT資料JAWS-UGサミット2011春 LT資料
JAWS-UGサミット2011春 LT資料Yuuki Namikawa
 
Railsの運用について
Railsの運用についてRailsの運用について
Railsの運用についてYuuki Namikawa
 
Webサーバ勉強会 (160-162:?)
Webサーバ勉強会 (160-162:?)Webサーバ勉強会 (160-162:?)
Webサーバ勉強会 (160-162:?)Yuuki Namikawa
 
Amazon EC2 を使ったSaaS運用事例(LT) - Tokyo Cloud Developers Meetup (20090409)
Amazon EC2 を使ったSaaS運用事例(LT) - Tokyo Cloud Developers Meetup (20090409)Amazon EC2 を使ったSaaS運用事例(LT) - Tokyo Cloud Developers Meetup (20090409)
Amazon EC2 を使ったSaaS運用事例(LT) - Tokyo Cloud Developers Meetup (20090409)Yuuki Namikawa
 

Mais de Yuuki Namikawa (14)

bash(set)コマンドのオプション3選
bash(set)コマンドのオプション3選bash(set)コマンドのオプション3選
bash(set)コマンドのオプション3選
 
3分でわかる(気になれる) AWS OpsWorks
3分でわかる(気になれる) AWS OpsWorks3分でわかる(気になれる) AWS OpsWorks
3分でわかる(気になれる) AWS OpsWorks
 
Chefを利用した運用省力化とDevOpsの取り組みについて
Chefを利用した運用省力化とDevOpsの取り組みについてChefを利用した運用省力化とDevOpsの取り組みについて
Chefを利用した運用省力化とDevOpsの取り組みについて
 
俺たちの自分戦略 - namikawa (DevLOVE Conference 2012)
俺たちの自分戦略 - namikawa (DevLOVE Conference 2012)俺たちの自分戦略 - namikawa (DevLOVE Conference 2012)
俺たちの自分戦略 - namikawa (DevLOVE Conference 2012)
 
#kuwacon Lightning Talks
#kuwacon Lightning Talks#kuwacon Lightning Talks
#kuwacon Lightning Talks
 
Using Chef for Infrastructure Automation of Ameba Pigg
Using Chef for Infrastructure Automation of Ameba PiggUsing Chef for Infrastructure Automation of Ameba Pigg
Using Chef for Infrastructure Automation of Ameba Pigg
 
大規模化するピグライフを支えるインフラ ~MongoDBとChefについて~ (後編)
大規模化するピグライフを支えるインフラ ~MongoDBとChefについて~ (後編)大規模化するピグライフを支えるインフラ ~MongoDBとChefについて~ (後編)
大規模化するピグライフを支えるインフラ ~MongoDBとChefについて~ (後編)
 
サーバの構築作業や運用管理を自動化する「Chef」 (CADC研究レポート発表LT)
サーバの構築作業や運用管理を自動化する「Chef」 (CADC研究レポート発表LT)サーバの構築作業や運用管理を自動化する「Chef」 (CADC研究レポート発表LT)
サーバの構築作業や運用管理を自動化する「Chef」 (CADC研究レポート発表LT)
 
パブリッククラウドサービスAmazon EC2の性能検証レポート (CADC研究レポート発表会用)
パブリッククラウドサービスAmazon EC2の性能検証レポート (CADC研究レポート発表会用)パブリッククラウドサービスAmazon EC2の性能検証レポート (CADC研究レポート発表会用)
パブリッククラウドサービスAmazon EC2の性能検証レポート (CADC研究レポート発表会用)
 
中国のクラウドサービスについて (サイバーエージェント×クックパッド合同勉強会LT資料)
中国のクラウドサービスについて (サイバーエージェント×クックパッド合同勉強会LT資料)中国のクラウドサービスについて (サイバーエージェント×クックパッド合同勉強会LT資料)
中国のクラウドサービスについて (サイバーエージェント×クックパッド合同勉強会LT資料)
 
JAWS-UGサミット2011春 LT資料
JAWS-UGサミット2011春 LT資料JAWS-UGサミット2011春 LT資料
JAWS-UGサミット2011春 LT資料
 
Railsの運用について
Railsの運用についてRailsの運用について
Railsの運用について
 
Webサーバ勉強会 (160-162:?)
Webサーバ勉強会 (160-162:?)Webサーバ勉強会 (160-162:?)
Webサーバ勉強会 (160-162:?)
 
Amazon EC2 を使ったSaaS運用事例(LT) - Tokyo Cloud Developers Meetup (20090409)
Amazon EC2 を使ったSaaS運用事例(LT) - Tokyo Cloud Developers Meetup (20090409)Amazon EC2 を使ったSaaS運用事例(LT) - Tokyo Cloud Developers Meetup (20090409)
Amazon EC2 を使ったSaaS運用事例(LT) - Tokyo Cloud Developers Meetup (20090409)
 

Último

論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNetToru Tamaki
 
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムスマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムsugiuralab
 
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)Hiroki Ichikura
 
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...Toru Tamaki
 
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A surveyToru Tamaki
 
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略Ryo Sasaki
 
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介Yuma Ohgami
 
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものですSOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものですiPride Co., Ltd.
 
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdfTSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdftaisei2219
 

Último (9)

論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
 
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムスマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
 
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
 
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
 
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
 
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
 
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
 
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものですSOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
 
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdfTSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
 

クラウドサービスAmazon EC2を活用した「SKIPaaS」構築事例

  • 1. クラウドサービスAmazon EC2を 活用した「SKIPaaS」構築事例 TIS株式会社 社内ベンチャーカンパニー 「SonicGarden」 並河 祐貴 (id:rx7, @namikawa) Developers Summit 2010
  • 2. 自己紹介 並河 祐貴 (NAMIKAWA Yuuki) TIS株式会社 社内ベンチャーカンパニー 「SonicGarden」 SonicGardenでは、Amazon EC2/S3を活用しています ブログ / Twitter http://d.hatena.ne.jp/rx7/ – Amazon EC2について日本一詳しく紹介しているブログと思う http://twitter.com/namikawa/ 著書、寄稿多数 Amazon Web Services 関連も 1 http://www.sonicgarden.jp/
  • 3. 絶賛発売中! EC2/S3に関するノウハウを書籍にまとめました! クラウド Amazon EC2/S3のすべて ~実践者から学ぶ設計/構築/運用ノウハウ~ TIS株式会社 / SonicGarden 並河祐貴 / 安達輝雄 著 日経BP社より、2009/11/05発売 (税込) 2,940円 ※ 紹介エントリ : http://d.hatena.ne.jp/rx7/20091026/p1 筆者らが、Amazon EC2/S3を活用したサービスを作り上げ、 運用していく過程で得られた知識やノウハウをまとめた書籍です! 2 http://www.sonicgarden.jp/
  • 4. アジェンダ Amazon EC2/S3の概要、メリット、利用事例 弊社事例の紹介と、EC2採用の理由 Amazon EC2の機能の活用ポイント カスタムAMI、スケールアップ 実運用する上での課題とその対策・ポイント ネットワーク、ストレージ、バックアップ メールサーバ、オペレーションミスの影響、障害対応 EC2で構築・運用してみて 3 http://www.sonicgarden.jp/
  • 5. Amazon EC2/S3とは Amazon.com社の提供する ITインフラ(ハードウェア/ネットワーク)のクラウドサービス Amazon EC2 Amazon S3 (仮想サーバ) (オンラインストレージ) サービスの特徴 ロードバランサや監視など、運用に必要となるサービスが揃っている 初期費用無料、1時間/1GB単位での従量課金($0.085~/1h) 高い稼働率保障(EC2: 99.95%, S3: 99.9%) 4 http://www.sonicgarden.jp/
  • 6. Amazon EC2/S3のメリット インフラの準備にかかる期間を大幅に短縮できる 短納期 稼働状況に応じてサーバの増強/縮退ができる インフラの運用管理にかかるコストを削減できる 低コスト 世界中にセンターがあり災害対策にも対応できる VPNにより自社内ネットワークのリソースとして利用できる 高セキュリティ 5 http://www.sonicgarden.jp/
  • 7. (参考)Amazon EC2のサーバスペック、価格体系 Instance Price※1 Memory CPU※2 Disk Platform Small $0.085 1.7 GB 1 EC2 Compute Unit 160 GB 32-bit Instance (1virtual core with (Default) 1 EC2 Compute Unit) Large $0.34 7.5 GB 4 EC2 Compute Units 850 GB 64-bit Instance (2 virtual cores with 2 EC2 Compute Units each) Extra Large $0.68 15 GB 8 EC2 Compute Units 1690 GB 64-bit Instance (4 virtual cores with 2 EC2 Compute Units each) High-CPU $0.17 1.7 GB 5 EC2 Compute Units 350 GB 32-bit Medium (2 virtual cores with Instance 2.5 EC2 Compute Units each) High-CPU $0.68 7 GB 20 EC2 Compute Units 1690 GB 64-bit Extra Large (8 virtual cores with Instance 2.5 EC2 Compute Units each) High-Memory $1.20 34.2GB 13 EC2 Compute Units 850GB 64-bit Double Extra (4 virtual cores with Large 3.25 EC2 Compute Units each) Instance High-Memory $2.40 68.4GB 26 EC2 Compute Units 1690 GB 64-bit Quadruple (8 virtual cores with Extra Large 3.25 EC2 Compute Units each) Instance ※1: US-eastで、Linuxタイプのサーバを1時間稼動させた時の料金、他別途、転送料が必要($0.1~/1GB) ※2: EC2 Compute Unit (ECU) は OpteronもしくはXeonの1.0~1.2GHzクラスに相当 6 http://www.sonicgarden.jp/
  • 8. Amazon EC2/S3が利用されている事例 The New York Times 数TBの過去記事をS3に保存、アーカイブ処理を100台規模のEC2インスタ ンスを使用して処理 NASDAQ 過去の株式市場データをS3に保存 SmugMug オンラインフォトストレージ、500TB以上の画像データをS3に保存 ANIMOTO スライドショー作成サービス、動画処理、ファイル保管にEC2/S3を使用、ピーク 時は3500~4000のEC2インスタンスを同時使用 twitter 画像等の配信に、S3やCloudFrontを利用 7 http://www.sonicgarden.jp/
  • 9. Amazon EC2/S3が利用されている事例 eco ideas net パナソニック(株)が運営する、エコアイデアを世界中から集めるWebサ イト、EC2やS3などを活用 クックパッド レシピ検索・共有サイト、ログ解析用のバッチシステムで、EC2を利用 ウェブポ 日本郵便と提携し、構築されたオンライン年賀状作成ツール、年賀状 シーズンのみ数十台規模のEC2やS3など、フル活用 SKIPaaS 8 http://www.sonicgarden.jp/
  • 10. 弊社運用事例 「SKIPaaS」 SKIP(社内SNS)をSaaSで提供 2008/7より提供開始、商用で1年半以上の運用実績 数十台規模のEC2仮想サーバにて運用中 様々な業界のお客様にご利用いただいています http://www.skipaas.jp/ 9 http://www.sonicgarden.jp/
  • 11. Amazon EC2の採用 社内ベンチャーがSaaS事業を短期間で立ち上げ サービスインまでのスピード感 利用申請から数分でコンピューティングリソースを利用開始できる 初期投資が不要 従量課金制のため、インフラのコスト(在庫)が発生しない APIでの操作と高い自由度 操作は全てAPI経由で即時実行、ストレージとの容易な連携 既存のアプリケーションが改修無しで稼動 OSイメージのカスタマイズなど、多くの仮想化技術の恩恵を享受できる 10 http://www.sonicgarden.jp/
  • 12. Amazon EC2の機能を活用 http://aws.amazon.com/ 11 http://www.sonicgarden.jp/
  • 13. Amazon EC2の基本機能 AMI Amazon EC2で利用できる仮想OSイメージ バックアップ/リストアで使用、環境の複製が容易となる Key Pairs リモートログイン時に必要となるキーの生成(秘密鍵・公開鍵) 仮想サーバにて指定の鍵認証を実施、ログインセキュリティの強化 Security Groups 仮想サーバへのアクセス制限(ファイヤーウォール)を実施 接続元ネットワークの制限や、接続先ポートの制限を実施 12 http://www.sonicgarden.jp/
  • 14. カスタムAMIの活用 1. ベースとなるOSを起動 2. 内容をカスタマイズ (アプリのインストールなど) 3. カスタマイズ済OSをイメージ化し、AMIとして保存 (バックアップ) 4. 保存されたAMIをもとに、仮想サーバの複製を実施 (リストア) カスタマイズ(AMI化)の流れ ベースOS 他ユーザに 公開も可能 カスタマイズ済 OS(クローン) カスタマイズ イメージを イメージ化 基に起動 カスタマイズ済 OS(クローン) AMI カスタマイズ済OS Amazon S3 ※ AMI = Amazon Machine Image 13 http://www.sonicgarden.jp/
  • 15. スケールアップ AMI / Amazon EBSの活用 システム領域は、AMIへバックアップ データ領域は、Amazon EBSに配置 スケールアップ インスタンス インスタンス EBS インスタンス EBS (medium) (small) ボリューム (small) ボリューム バックアップ リカバリ Amazon S3 (ストレージ) 14 http://www.sonicgarden.jp/
  • 16. 実運用する上での課題と その対策・ポイントについて http://www.sonicgarden.jp/ 15 http://www.sonicgarden.jp/
  • 17. 1. ネットワーク面の課題 Webページがもっさりと表示されるんだけど? コンテンツのダウンロードが遅いんだけど? 16 http://www.sonicgarden.jp/
  • 18. ネットワーク遅延への対策 日本~アメリカ・ヨーロッパのRTT (Round Trip Time) 日本 ⇔ US-east : 190~200msec 日本 ⇔ US-west : 120~130msec 日本 ⇔ EU-west : 280~290msec Webページ内で参照するファイルが多いと体感速度低下 Amazon CloudFrontの活用 もしくは 国内に静的コンテンツ配信用のサーバを併設 以下注意点が許容できるのであればCloudFrontがオススメ 初回アクセス時の通信速度が遅い キャッシュされたデータの生存時間が最低24時間 HTTPSでのコンテンツ配信に非対応 17 http://www.sonicgarden.jp/
  • 19. Amazon CloudFront CDN (Contents Delivery Network) サービス S3に配置されたコンテンツを高速配信 日本国内にもキャッシュサーバ有り (高速) ただし初回アクセスは遅い、そのタイミングでキャッシュ キャッシュサーバの料金は各国で異なる 日本では、$0.095~$0.221/1GB 1000Mbps, 1000reqs/secにも耐えるスペック SSL通信は非対応、キャッシュの生存時間は24時間 ネットワーク距離が遠いため、 帯域が細くレスポンスも悪い Amazon S3 (US, EU) S3のデータを キャッシュ ネットワーク距離が近いため、 帯域が太くレスポンスも良い ユーザ (Tokyo) Amazon CloudFront キャッシュサーバ (Tokyo) 18 http://www.sonicgarden.jp/
  • 20. SKIPaaSシステム構成 (2009/Spring) 基本、1社毎に メンテナンス用サーバ 1EC2インスタンスを割当 監視サーバ SKIPaaS (国内) (Amazon EC2/S3) システム管理者 メンテナンス ライン 監視 画像配信サーバ 監視サーバ (国内) 画像配信サーバ 監視 (国内) メールサーバ DNSサーバ DNS (Google Apps) (国内) ラウンドロビン ユーザ 19 http://www.sonicgarden.jp/
  • 21. 2. ストレージの選定 いくつかストレージの種類があるんだけど、どれを選べ ばいいの? ストレージはどう使い分けるのが良いの? 20 http://www.sonicgarden.jp/
  • 22. ストレージ設計 EC2周辺には3種類のストレージが存在 仮想サーバのローカルディスク、EBS、S3 Amazon EC2 Amazon EBS 仮想サーバ Amazon S3 ※ 利用できるストレージごとの信頼性の基準 Amazon EC2 特に複製は実施されない。そのため重要なデータは要バックアップ。 Amazon EBS データ書き込み時に複製を実施。ただし、同一のZone内でのデータ 保持。 Amazon S3 データ書き込み時に、データを物理的に異なる2ヵ所以上のZoneの ディスクへ書き込む。障害時は、別のZoneのディスクより復旧。 21 http://www.sonicgarden.jp/
  • 23. ストレージ設計 注意点 仮想サーバのローカルディスクは、サーバを停止させると内容が消滅する Amazon EBSは、1ボリュームあたりの利用容量に上限がある ロストしたくないデータの保持については、EBSの利用が必須 EBSで大容量のデータを扱う場合は、ソフトウェアRAIDでカバー EBSは仮想サーバの停止や障害に左右されない EBSでは、バックアップしやすいスナップショット機能も有している SKIPaaS事例でのストレージ利用方法 Amazon EC2 Amazon EBS Amazon S3 アプリケーションで扱う 基本的に変更しない バックアップデータ データ(ファイル、DB) システムデータ カスタムAMI ログデータ等 22 http://www.sonicgarden.jp/
  • 24. 3. バックアップの実際 結局、EC2では、バックアップって勝手にやってくれる の? EC2上で、バックアップは実際にどうやってやるの? 23 http://www.sonicgarden.jp/
  • 25. バックアップ設計 システムバックアップは、AMI化 (S3へ) SKIPaaSでは、各インスタンスでシステム領域の内容はほぼ同一 変更点の少ないデータを、EC2サーバのローカルディスクに配置 必要に応じて、Amazon EBSを利用 EC2インスタンスのディスク内容はシャットダウン時に消滅 EBS(ディスクボリューム)は永続的に保管 更新頻度の高いデータ(アプリデータ、DB、ログ等)を配置 S3へのスナップショット機能も使える データバックアップは、S3Syncを利用して、S3へ S3Sync : rsyncライクな、S3とのデータ同期ツール 24 http://www.sonicgarden.jp/
  • 26. 4. メールサーバ運用の課題 EC2インスタンスから送信したメールの一部がスパム メール扱いで返ってくるんだけど? EC2インスタンスのIPアドレスに対するDNS逆引き の設定ってどうやるの? 25 http://www.sonicgarden.jp/
  • 27. EC2でのメールサーバ運用の課題 EC2インスタンスで利用されるIPアドレスの一部がス パムメールのDULに登録されている spamhaus.org mail-abuse.com (maps) スパムメールの判定に、DNS逆引きチェックが行われ るケースがあるが、EC2ユーザはそれを設定できない 174.129.xxx.xxx ⇒ ec2-174-129-xxx-xxx.compute-1.amazonaws.com 26 http://www.sonicgarden.jp/
  • 28. EC2インスタンスでのDNS逆引き設定 Developer Forumにて、AWSのスタッフが、 Betaなサービスとして、DNS逆引き設定を受付※ Public beta soon. とのこと メールサーバのログ等から、スパムリストに引っかかっ ているかを確認 上記の設定後に、スパムリストを保持するサービス (spamhaus or maps) に対して、解除申請を実施。 ※ http://developer.amazonwebservices.com/connect/ thread.jspa?messageID=155999#155999 27 http://www.sonicgarden.jp/
  • 29. 5. オペレーションミスの影響範囲 すぐにサーバが起動・停止できるのは良いんだけど、 間違えて違うサーバを停止してしまいそう! 28 http://www.sonicgarden.jp/
  • 30. 本番環境用とテスト環境用のアカウントID分離 EC2では、本番環境と同一の環境を生成しやすいメリット AMIを活用、テスト用や不具合時の解析用など ただし、AWS用のIDが1つの場合、テスト環境向けの操作が、 本番環境へ影響を与えるリスク テスト環境のインスタンスを停止させるつもりが誤って・・・ 秘密鍵を様々な環境で共有していたが、ステージング環境から誤って流 出・・・ テスト環境の何らかの挙動が、AWSの規定に接触・・・ AWSのIDは、本番用とテスト用で分離させ、 問題発生時の影響範囲を小さくする 29 http://www.sonicgarden.jp/
  • 31. 6. EC2インスタンスの障害 EC2インスタンスにアクセスできなくなった場合は、ど うすればよいの? EC2のサポートって、どうなってるの? 30 http://www.sonicgarden.jp/
  • 32. 障害が発生した際に、確認できるリソース AWS Service Health Dashboard AWS Developer Community Forum AWS Premium Support (有償) AWS Service Health Dashboard AWS Developer Community Forum http://status.aws.amazon.com/ http://developer.amazonwebservices.com/ connect/forumindex.jspa 31 http://www.sonicgarden.jp/
  • 33. EC2仮想サーバの障害事例 アクセスできなくなった際の復旧のパターン 自然復旧 API経由でのリブートによる復旧 AWSサポートスタッフによる復旧 Developer Forum、AWS Premium Support その他 ユーザ側による別インスタンスへのマイグレーション AWS側による別インスタンスへのマイグレーション ケースは様々だが、対応フローを準備しておき、 手動でのマイグレーションで復旧できる算段を組んでおく。 AWS Premium Support(有償)も活用すると良い。 32 http://www.sonicgarden.jp/
  • 34. 障害発生時の対応フロー例 インターネットから 応答確認 利用登録有り AWS サポートに連絡し 応答無し Premium 指示を仰ぐ Support 内部ネットワーク 利用登録無し から応答確認 情報有り DashBoardや 応答無し Forumに情報が 情報に基づき 対応 ないか確認 コンソールでの 出力ログ確認 情報無し 仮想サーバの 異常無し リブート 33 http://www.sonicgarden.jp/
  • 35. EC2で構築・運用してみて 何も設備を持たない状況から、EC2を利用し、約1ヶ月程度で のサービス立ち上げを実現 誰でも簡単にサーバをすぐに使い始められる 安定しているクラウドサービス 当初と比較し、価格も値下がりし続けている リモートでH/W保守を実施するイメージ ハードウェアやファシリティ、ネットワーク面のお守り(心配)をしなくなった OSより上のレイヤはユーザが責任をもって運用しなければいけ ない バックアップ、セキュリティパッチ適用、HTTP死活監視、スケールなど サービス仕様の特性・注意点を抑えて、オプションサービスの選択や、設 計・運用する必要有 34 http://www.sonicgarden.jp/
  • 36. 絶賛発売中! EC2/S3に関するノウハウを書籍にまとめました! クラウド Amazon EC2/S3のすべて ~実践者から学ぶ設計/構築/運用ノウハウ~ TIS株式会社 / SonicGarden 並河祐貴 / 安達輝雄 著 日経BP社より、2009/11/05発売 (税込) 2,940円 ※ 紹介エントリ : http://d.hatena.ne.jp/rx7/20091026/p1 筆者らが、Amazon EC2/S3を活用したサービスを作り上げ、 運用していく過程で得られた知識やノウハウをまとめた書籍です! 35 http://www.sonicgarden.jp/
  • 37. 今後・・・ SonicGardenでは、以下の取組を予定しています 専用サイトによるAmazon EC2関連TIPSの情報発信 Amazon EC2関連サービスの展開 導入支援や技術トレーニング等 開始時に、ブログやTwitterで報知していきますので、 今後ともフォローいただけると幸いです! http://twitter.com/namikawa/ http://d.hatena.ne.jp/rx7/ 36 http://www.sonicgarden.jp/

Notas do Editor

  1. 2008 年 SNS ビジネスが多く出てきた、ビジネスチャンスを逃せない DC を利用すると、インフラ整備に時間がかかる⇒ EC2 SaaS で、いつ契約いただけるか不明なので、サーバ増設のタイミングがつかみ辛い ⇒