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必要ならどうぞ!
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中原 淳(なかはら・じゅん)
ー採用やキャリアの研究者ではありませんー
①エピソードから考える採用・インターンの今
②学びの観点からインターンを見たとき、何が言えるのか?
• 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
– 東京大学大学院 学際情報学府 准教授(兼任)
• 研究テーマ
• 人的資源開発論 / リーダーシップ開発
• 最近のプロジェクト:社会課題×人材開発
• 女性の働くを科学する
(中原研×トーマツイノベーション)
• 希望の残業学
(中原研×パーソル総研)
・最近の共同研究、研修は・・・
– Yahoo、日本郵政、インテリジェンス、電通
ソフトバンク、オリエンタルランド、ヤマト運輸
三井住友銀、JR東日本、イオン、三井グループさま、など
よろしくねー
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学生「先生、僕、卒業後は、XX会社に就職になりそうです」
中原「そうなんだ、すごいじゃん、おめでとう!
あれっ、でも、君さー、今年、卒業だっけ?」
学生「いいえ。違います。今、2年生なんで、2年後ですね」
中原「2年生なのに、もう、働くところ、決まっちゃったの?」
学生「いや、今、インターンで働いてて、このまま就職ですかね」
中原「まーよかったんじゃないの?」
学生「これで、就活終わったってことですかね?」
インターンにまつわり起こっていること
エピソード①
ブログの検索ページで「インターンシップ」と入れてください
いろいろ言っていますが、要旨はこんな感じです!
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■大学が「就職活動の後倒し」を「経済界」に要請
↓(意図せざる結果ー3つの反応が重なった)
1.「後倒し」で「思ったように人がとれないかもしれないフォビア」に陥る
2.就職サイトのワンクリック就職への事務コスト・質の懐疑=人材プール厳選
3.経済団体の統制力に限界ー非加盟の産業の市場が伸びていく
①採用ルートが「アングラ化」してくる
・公式ルートとは別に「採用とはいわない採用活動」が広まる
・アルバイト、インターンシップ、ビジコン、アプリコンテスト
②就職活動が「マルチルート化」
・ 「就職サイト・ワンクリック就職」のルートの他にも様々な採用
③就職活動が「曖昧化・エンドレス化」
・終点と始点のない就職活動ー「季節労働としての採用」が「通年化」
④就職活動が「プライベート化」・・・恒例年中行事からの脱却
採用・インターンをめぐる現状・・少なくとも都市では
「4年化していく就職活動」
Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 6
同じタイミングで、同じ門から入る「年中行事」から「終わりなき探検」へ
「米国では就職活動はマッチング(求職者と企業をつなぐ第三者による媒介)の効果がよ
り薄まり、さしずめ“探検”に近くなっている」(Richard 2012)。
日本も「RPG化する就職活動」:最も進んでいるのが「インターン」
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経団連資料「2016年度 新卒採用に関するアンケート調査結果の概要」
https://www.keidanren.or.jp/policy/2016/108_gaiyo.pdf
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日経HR調査結果(回答者数=181人)
http://college.nikkei.co.jp/article/103590015.html
「自由化される採用」と「猫も杓子もインターン」に対する様々な声
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【①学生系:キャリア・就職的観点】
学生本人 自分の就職が決まればいい
学生の親 自分の子どもの就職が決まればいい
【②大学系:高等教育的観点】
大学経営層 就職実績があがればいい
大学教育の達成度が高まればいい
大学教員 学業に専念してくれればいい
研究室運営が回ればいい
願わくば就職も決まって欲しい
【③企業系:経営学的観点】
企業 自分の企業がいい人を採用できればいい
所定の人数を計画通りとれればいい
【④国家系:経済学的観点】
経済 若年失業率が下がればいい
非典型キャリアの典型化が減じればいい
税収が増えればいい
採用・インターンのステークホルダーたちの
異なる利害
このような言説地図の中で今後はどうなるか?
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パンドラの箱は開いてしまった!
学生に「職業選択の自由」があり
就職が「企業と学生のマリアージュ」である限り
外的制限をかけること、統制をかけることはほぼ不可能
ならば・・・プラグマティストの僕ならば、両者にとって
よりよいものにすることを考えたい
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①非インターン的インターンは淘汰されて欲しい
=インターンは「企業の人間観」を見える化する
=学生にはそれを見抜く目を盛って欲しい
=大学には武器を渡して欲しい
②インターンや就職活動を「円滑なトランジション
に活かす視点」をもって過ごして欲しい
=インターンや就職活動は、学生にとって
大きな学びの機会
=企業にとっては「効果的な選抜」
「迅速な社会化の手段」
一教員として「インターン」に想う
Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 12
①非インターン的インターンは淘汰されて欲しい
=インターンは「企業の人間観」を見える化する
=学生にはそれを見抜く目を盛って欲しい
=大学には武器を渡して欲しい
②インターンや就職活動を「円滑なトランジション
に活かす視点」をもって過ごして欲しい
=インターンや就職活動は、学生にとって
大きな学びの機会
=企業にとっては「効果的な選抜」
「迅速な社会化の手段」
一教員として「インターン」に想う
Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 13
■インターンとは
「学生が、まだ教育機関に在籍しているあいだに、自らの興味関心に
近い会社・組織において、短期間ー中期間の就業体験を行うこと」
①労働力搾取インターン
単なる単純作業、労働力の確保
②名ばかりインターン
流行ってるからとりあえずインターン。単なる職場見学、講演会
人事部における採用担当者の経験の少なさ、学びの場のすくなさ
③職場放置インターン
人事はやる気でも、ラインと連携できていない
インターンが必要な意義が、メッセージとして現場に届いてない
「そこ、座って、見といてくれたらいいから」
①非インターン的インターン
は淘汰されてほしい
よきインターンのレピュテーションが広まること
学生の情報発信力・噂力をなめるな
Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 14
①非インターン的インターンは淘汰されて欲しい
=インターンは「企業の人間観」を見える化する
=学生にはそれを見抜く目を盛って欲しい
=大学には武器を渡して欲しい
②インターンや就職活動を「円滑なトランジション
に活かす視点」をもって過ごして欲しい
=インターンや就職活動は、学生にとって
大きな学びの機会
=人手不足時代にあって、企業にとっては
「効果的な選抜」と「迅速な社会化」の手段
一教員として「インターン」に想う
Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 15
②円滑なトランジションをうながす
インターン・就職活動
インターンや就職活動を通した学生の学
びは、将来的に企業に参入後の様々な
成果変数に影響を与えうる
高崎美佐さん(中原研D3)の論文
入社後の初期キャリアに対する就職活動の影響
高崎美佐さんの論文
就職活動時の変化→ 職場への適応→ 定着・自信
ポイントになるのは
インターンシップを「やりっぱなし」にしないこと
「就職活動時の変化」は感じるもの:振り返って、言葉にしないと認知されない
Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 17
インターンをしてわかったことは何か?
しっかりと振り返り、語れるようにしておくこと=成長の実感
ー人材開発の知識・これからの採用は採用の知識だけでは乗り越えられない?ー
インターン中の自分
・なぜ大学で学ぶのか?
・どんな仕事をしていきたいのか?
インターン経験を振り返れ!
①採用者ひとりひとりへの濃密なインタラクションと振り返り
②”育成”とも解釈できる内容を少人数に提供
ー育成コンテンツは、採用のレピュテーションをあげるー
ー育成しやすい人は、職場に配属して伸びやすいー
企業がかけられるリソースには「制約」もある=企業は学校ではない
数年前、採用関係者の方の来研が増えました!
育成の知識を求めているのです!
Wrap it up?
Copyright(C) 2007 Jun Nakahara, All rights reserved. 19
まとめ
Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 20
●エピソードから感じる採用の変化
①採用ルートが「アングラ化」してくる
②就職活動が「マルチルート化」
③就職活動が「曖昧化」「エンドレス化」
④就職活動が「プライベート化」・・・恒例年中行事からの脱却
↓かみ合わないステークホルダーたちの議論?
↓「パンドラの箱」はすでにあいている
●一教員の感想
①「非インターン的インターン」は淘汰されてほしい
②インターンや就職活動を「円滑なトランジションに活かす視点」
をもって過ごして欲しい
※個人的に感じている問題「インターンと格差」
①どこにすんでいるか(都市・地方の格差問題)
②どういう大学に進学しているか(学校間格差問題)
③二極化するインターン
「劣化インターン」にとびつく「インターンこなせばいいんでしょ学生」
「優良インターン」に囲い込まれる「インターンで伸びる学生」
・・・優良インターンをつくるためには「人材開発」の知識がいるはず!
まとめ
Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 21

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法政大学シンポジウム「インターンの活かし方」(中原)公開

  • 2. 2 中原 淳(なかはら・じゅん) ー採用やキャリアの研究者ではありませんー ①エピソードから考える採用・インターンの今 ②学びの観点からインターンを見たとき、何が言えるのか? • 東京大学 大学総合教育研究センター准教授 – 東京大学大学院 学際情報学府 准教授(兼任) • 研究テーマ • 人的資源開発論 / リーダーシップ開発 • 最近のプロジェクト:社会課題×人材開発 • 女性の働くを科学する (中原研×トーマツイノベーション) • 希望の残業学 (中原研×パーソル総研) ・最近の共同研究、研修は・・・ – Yahoo、日本郵政、インテリジェンス、電通 ソフトバンク、オリエンタルランド、ヤマト運輸 三井住友銀、JR東日本、イオン、三井グループさま、など よろしくねー
  • 3. Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 3 学生「先生、僕、卒業後は、XX会社に就職になりそうです」 中原「そうなんだ、すごいじゃん、おめでとう! あれっ、でも、君さー、今年、卒業だっけ?」 学生「いいえ。違います。今、2年生なんで、2年後ですね」 中原「2年生なのに、もう、働くところ、決まっちゃったの?」 学生「いや、今、インターンで働いてて、このまま就職ですかね」 中原「まーよかったんじゃないの?」 学生「これで、就活終わったってことですかね?」 インターンにまつわり起こっていること エピソード①
  • 5. Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 5 ■大学が「就職活動の後倒し」を「経済界」に要請 ↓(意図せざる結果ー3つの反応が重なった) 1.「後倒し」で「思ったように人がとれないかもしれないフォビア」に陥る 2.就職サイトのワンクリック就職への事務コスト・質の懐疑=人材プール厳選 3.経済団体の統制力に限界ー非加盟の産業の市場が伸びていく ①採用ルートが「アングラ化」してくる ・公式ルートとは別に「採用とはいわない採用活動」が広まる ・アルバイト、インターンシップ、ビジコン、アプリコンテスト ②就職活動が「マルチルート化」 ・ 「就職サイト・ワンクリック就職」のルートの他にも様々な採用 ③就職活動が「曖昧化・エンドレス化」 ・終点と始点のない就職活動ー「季節労働としての採用」が「通年化」 ④就職活動が「プライベート化」・・・恒例年中行事からの脱却 採用・インターンをめぐる現状・・少なくとも都市では 「4年化していく就職活動」
  • 6. Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 6 同じタイミングで、同じ門から入る「年中行事」から「終わりなき探検」へ 「米国では就職活動はマッチング(求職者と企業をつなぐ第三者による媒介)の効果がよ り薄まり、さしずめ“探検”に近くなっている」(Richard 2012)。 日本も「RPG化する就職活動」:最も進んでいるのが「インターン」
  • 7. Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 7 経団連資料「2016年度 新卒採用に関するアンケート調査結果の概要」 https://www.keidanren.or.jp/policy/2016/108_gaiyo.pdf
  • 8. Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 8 日経HR調査結果(回答者数=181人) http://college.nikkei.co.jp/article/103590015.html 「自由化される採用」と「猫も杓子もインターン」に対する様々な声
  • 9. Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 9 【①学生系:キャリア・就職的観点】 学生本人 自分の就職が決まればいい 学生の親 自分の子どもの就職が決まればいい 【②大学系:高等教育的観点】 大学経営層 就職実績があがればいい 大学教育の達成度が高まればいい 大学教員 学業に専念してくれればいい 研究室運営が回ればいい 願わくば就職も決まって欲しい 【③企業系:経営学的観点】 企業 自分の企業がいい人を採用できればいい 所定の人数を計画通りとれればいい 【④国家系:経済学的観点】 経済 若年失業率が下がればいい 非典型キャリアの典型化が減じればいい 税収が増えればいい 採用・インターンのステークホルダーたちの 異なる利害 このような言説地図の中で今後はどうなるか?
  • 10. Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 10 パンドラの箱は開いてしまった! 学生に「職業選択の自由」があり 就職が「企業と学生のマリアージュ」である限り 外的制限をかけること、統制をかけることはほぼ不可能 ならば・・・プラグマティストの僕ならば、両者にとって よりよいものにすることを考えたい
  • 11. Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 11 ①非インターン的インターンは淘汰されて欲しい =インターンは「企業の人間観」を見える化する =学生にはそれを見抜く目を盛って欲しい =大学には武器を渡して欲しい ②インターンや就職活動を「円滑なトランジション に活かす視点」をもって過ごして欲しい =インターンや就職活動は、学生にとって 大きな学びの機会 =企業にとっては「効果的な選抜」 「迅速な社会化の手段」 一教員として「インターン」に想う
  • 12. Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 12 ①非インターン的インターンは淘汰されて欲しい =インターンは「企業の人間観」を見える化する =学生にはそれを見抜く目を盛って欲しい =大学には武器を渡して欲しい ②インターンや就職活動を「円滑なトランジション に活かす視点」をもって過ごして欲しい =インターンや就職活動は、学生にとって 大きな学びの機会 =企業にとっては「効果的な選抜」 「迅速な社会化の手段」 一教員として「インターン」に想う
  • 13. Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 13 ■インターンとは 「学生が、まだ教育機関に在籍しているあいだに、自らの興味関心に 近い会社・組織において、短期間ー中期間の就業体験を行うこと」 ①労働力搾取インターン 単なる単純作業、労働力の確保 ②名ばかりインターン 流行ってるからとりあえずインターン。単なる職場見学、講演会 人事部における採用担当者の経験の少なさ、学びの場のすくなさ ③職場放置インターン 人事はやる気でも、ラインと連携できていない インターンが必要な意義が、メッセージとして現場に届いてない 「そこ、座って、見といてくれたらいいから」 ①非インターン的インターン は淘汰されてほしい よきインターンのレピュテーションが広まること 学生の情報発信力・噂力をなめるな
  • 14. Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 14 ①非インターン的インターンは淘汰されて欲しい =インターンは「企業の人間観」を見える化する =学生にはそれを見抜く目を盛って欲しい =大学には武器を渡して欲しい ②インターンや就職活動を「円滑なトランジション に活かす視点」をもって過ごして欲しい =インターンや就職活動は、学生にとって 大きな学びの機会 =人手不足時代にあって、企業にとっては 「効果的な選抜」と「迅速な社会化」の手段 一教員として「インターン」に想う
  • 15. Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 15 ②円滑なトランジションをうながす インターン・就職活動 インターンや就職活動を通した学生の学 びは、将来的に企業に参入後の様々な 成果変数に影響を与えうる 高崎美佐さん(中原研D3)の論文 入社後の初期キャリアに対する就職活動の影響
  • 17. Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 17 インターンをしてわかったことは何か? しっかりと振り返り、語れるようにしておくこと=成長の実感 ー人材開発の知識・これからの採用は採用の知識だけでは乗り越えられない?ー インターン中の自分 ・なぜ大学で学ぶのか? ・どんな仕事をしていきたいのか? インターン経験を振り返れ!
  • 19. Wrap it up? Copyright(C) 2007 Jun Nakahara, All rights reserved. 19 まとめ
  • 20. Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 20 ●エピソードから感じる採用の変化 ①採用ルートが「アングラ化」してくる ②就職活動が「マルチルート化」 ③就職活動が「曖昧化」「エンドレス化」 ④就職活動が「プライベート化」・・・恒例年中行事からの脱却 ↓かみ合わないステークホルダーたちの議論? ↓「パンドラの箱」はすでにあいている ●一教員の感想 ①「非インターン的インターン」は淘汰されてほしい ②インターンや就職活動を「円滑なトランジションに活かす視点」 をもって過ごして欲しい ※個人的に感じている問題「インターンと格差」 ①どこにすんでいるか(都市・地方の格差問題) ②どういう大学に進学しているか(学校間格差問題) ③二極化するインターン 「劣化インターン」にとびつく「インターンこなせばいいんでしょ学生」 「優良インターン」に囲い込まれる「インターンで伸びる学生」 ・・・優良インターンをつくるためには「人材開発」の知識がいるはず! まとめ
  • 21. Copyright(C) Jun Nakahara, All rights reserved. 21