Zozoフィルター展あなたも知らないあなた-

ZOZOフィルター展
-あなたも知らないあなた-

【応募者ID】 330AE0EB85

施策の目的

ZOZOTOWNで購入経験のない18歳～40歳男女を、
今後ZOZOTOWNで継続的に買い物をしたくなるようにする。

Please, Make haste slowly... 2

ターゲット＆その心の中にあるハードルは何か？

ファッションに興味を持つ層の中でも、「ネットで服やファッションアイテムを購入することに少なからず抵抗を持っている人々」が
本件のターゲットになると考えられます。
インタビューの結果、ネットで購入しない理由は、
「（特に知らないブランドは）サイズ感がわからない」「質感の感覚がない」が上位でした。
《ネットでファッションアイテムの
ファッション買い物をしない理由について》
興味関心ある興味関心ない

いいなと思っても知ってるブランド
400万人を超える
ない現在の利用者
非ターゲット
サイズ感がなら、ネットは
わからないのが便利だとは思う
ネットで服を買う
決定的かな。
ことへの抵抗
今回狙うべき
ある非ターゲット
ターゲット前に買ったら返品とか
ネットで見たのと手間がかかるから
色の感じが、ならば店行く。
違ったから・・・

心の中にあるハードルはなんだろうか？
（簡易インタビュー調査を実施）
n=10（男女5名ずつ/20-35歳/服は好きだが
ZOZOTOWN（ネット）でのファッションアイテム購入に
抵抗を持つ人）


ハードル解消のために・・・

初めて使ってもらうために、直接的なインセンティブで利用を促すのも一つの手である
解決策
例と考えます。例えば、クーポンを用いた施策など。（今回のお題ではNGですが・・・）
「なんとか1度使ってもらえば、その便利さに気づいてもらえるだろう」という発想です。

ですが、上記のやり方には問題があります。
インセンティブを用いた施策は短期的で、継続性がない。
問題点（「お題である“継続的に買い物をしたくなる”への答えにはまったくならないと思われます。）
それは前ページで見たような点の、心理的なハードルの根本的な解消には
至っていないためです。

上記のようなやり方ではなく、
ZOZOTOWNはより長期的な視点で顧客を獲得・育成していくべきと考えます。

そこで、私たちは、直接的でなくより間接的な戦略視点に立った解決策をご提案したいと考えます。すなわち・・・


我々のご回答＆企画名

「最終的にネットで継続的に買い物させたいので、
（間接的、逆説的ですが）
ターゲットを一度リアルな世界の買い物に送客
しましょう！」

《企画名》

ZOZOフィルター展
-あなたも知らないあなた-


本企画の着想

ポイントは“急がば回れ”（間接的）だと考えています。
リアル世界で様々なブランドのファッションアイテムを好きになってもらい（※）、
サイズや質感、色などの特徴を肌で把握してもらい、
リアル世界で色々な店舗を回って買うのが煩わしくなったときに、
初めて、今回のターゲットにとって「ZOZOTOWNで買い物をする」という行為が
魅力的な選択肢になるのだと思います。

ですので、最終的なGoalを目指すには、まずターゲットを
「複数ブランドが好き」かつ「各ブランドに関する肌感を持っている」状態に
していくことが非常に重要です。

また、ターゲットを（※）のような状態にさせることをZOZOTOWNは得意としている
と思います。
なぜなら、これまでネット上で培った購買データ（このアイテムを買う人はこのアイテムにも
関心がある場合が多い）の知見をどこよりも保有しているためです。


企画概要

ZOZOフィルター展 -あなたも知らないあなた-

ZOZOTOWNの購買履歴をリアル世界に反映した
ファッションアイテムの展示会、及び即売のイベント企画です。

会場では、ネット上の購買データから、趣味嗜好の近いと判断されたアイテムを同場所で販売。
訪れた「リアルで買い物をするのが好きなファッション好き（=今回のターゲット）」に、
もっと好きなブランド増やしてもらいつつ、同時にそのブランドを肌で感じてもらうことで、
サイズ感や質感などの感覚を掴んでもらいます。


ZOZOフィルター展 -あなたも知らないあなた- の具体展開

《具体展開の流れ》
・芸能花伝舎（元旧淀橋第三小学校）を会場に展示＋販売会場を設置。
（11教室ほど借りられます。会場の代替案は幕張メッセやマンスリーマンション貸切など）
・1600以上の扱いブランドを一挙に集めて展示＆販売。
・「Aブランド」を好きな人が「Bブランド」も好きな可能性が高い、などの情報を基に、
同じ教室には同じような嗜好性を示すブランドや製品を置きます。
（だからZOZO展に行くと自然に好きなブランドが増える可能性が高い。
「ZOZOフィルターで、あなたも知らないあなたの好みがわかります。」）
・展示会に来てくれた人は、今まで好きだったブランドはもちろん、そこで新しいブランドを
好きになってくれる可能性がある。
しかも、実際に手に取り、見てみることで、そのサイズ感や質感などを理解してくれる。
・ここで、“複数のブランドが好き”、かつ、 “各ブランドに関する肌感を持っている”状態の出来上がり

↓
芸
能
花
伝
舎
の
イ
メ
ー
ジ
画
像


効果は、本企画終了後に出てきます。

一度ZOZOフィルター展に触れた人々は、本展示会終了後に思うのは、
今後お気に入りのブランドを購入する時に以下のように考えると思われます。
「え、AとBを比較してみたいけど、両方行くには新宿の東口と表参道いかなきゃいけないの・・・
ちょっとめんどいなぁ。。。」

物理的な距離や時間を気にするようになったとき、初めてZOZOTOWNという選択肢が
彼らにとって魅力的な選択肢に思えてくる。
「今までネットで買い物とかありえねぇとか思ってたけど、AもBもサイズとか知ってるし、
ちょっと見てみようかな」

「なんだ便利じゃん！しかも返品もできるし、
家にいながら新宿も表参道も見られるみたいなもんだね」
ZOZOTOWNを初めて利用し、今後も継続的に買い物をしたくなる。


急がば回れ –本当に顧客を獲得するために-

ZOZOTOWNというインターネットショッピングを利用してもらうには、
「まず、リアルへの送客」で、ネットでの買い物をしたくなる状況を作り出すことが大事です。

そうすることで、今までZOZOTOWNを使っていなかったターゲットたちを、短期的ではなく、
「今後ZOZOTOWNで継続的に買い物をしたくなる」状態にすることができます。


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