Team Foundation Server プロセステンプレートの変更手順書

Team Foundation Server
プロセステンプレートの変更手順書
日本マイクロソフト株式会社
開発ツール推進部
武田正樹
Masaki.Takeda@microsoft.com
最終更新日: 2016 年 2 月 24 日

2
事前準備
本資料では、以下のソフトウェアを利用しています。
 Visual Studio 2015 Update 1
 Team Foundation Server 2015 Update 1
 Microsoft Visual Studio Team Foundation Server 2015 Power Tools (Power Tools)

3
• Visual Studio 上でプロセステンプレートの追加、変更、削除がGUI で可能
Power Tools

プロセステンプレートの
ダウンロード

5
1. Visual Studio 2015 で Team Foundation Server 2015 が接続されていることを確認して、
[チームエクスプローラー]内の[チームプロジェクト名]をクリックします。
2. [設定] をクリックします。
3. [チームプロジェクトコレクション] の [プロセステンプレートマネージャー] をクリックします。
プロセステンプレートのダウンロード (1)
1
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1. 今回は CMMI テンプレートをカスタマイズします。[CMMI] をクリックします。
2. [ダウンロード] をクリックします。
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2

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1. プロセステンプレートのダウンロード先を[デスクトップ]に指定し、[フォルダーの選択] をクリックします。
2. ダウンロードが完了すると、[プロセステンプレートは正常にダウンロードされました。] というポップアップウイン
ドウが表示されます。[OK] をクリックして、ポップアップウインドウを閉じます。
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1. [閉じる] をクリックして、ウインドウを閉じます。
1

GUID 変更

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標準搭載されているプロセステンプレート [Agile], [Scrum], [CMMI] を上書きすることはできませんので、別のプロセス
テンプレートとしてアップロードする必要があります。具体的には、[ProcessTemplate.xml] のGUID を変更すると別のプ
ロセステンプレートとしてアップロード可能になります。
1. [デスクトップ] にある [CMMI] フォルダを開き、[ProcessTemplate.xml] をメモ帳で開きます。
プロセステンプレートのGUID 変更 (1)
1

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1. XMLファイル内の GUID を確認します。[ProcessTemplate.xml] の6行目にあることを確認します。
1

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Visual Studio で簡単にGUID を新規作成できます。
1. Visual Studio のメニューから [ツール] をクリックします。
2. [GUIDの作成] をクリックします。
3. GUID 作成画面が表示されます。 [6. <Guid(“...] を選択します。
4. [コピー] をクリックして、GUID をコピーします。
5. [終了] をクリックして、GUID 作成画面を閉じます。
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1. コピーした新GUIDを [ProcessTemplate.xml] に貼り付けます。貼り付けると[<Guid(“...] のようになりますが、
以下のようにGUID以外の [<Guid(“]と[”)>]を削除します。
2. プロセステンプレートの名前を [CMMI] から [カスタムテンプレート] に変更します。
3. プロセステンプレートの概要を [デモ用にテンプレートをカスタマイズしています。] に変更します。
4. メニュー[ファイル] – [上書き保存] の順にクリックし、 [ProcessTemplate.xml] を保存してからメモ帳を閉じます。
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ワークアイテムの変更

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ワークアイテムの編集作業は、Power Tools を使うと GUI で操作することができます。
1. エクスプローラーでデスクトップの CMMI フォルダにある [ProcessTemplate.xml] を右クリックします。
2. [プログラムから開く] をクリックします。
3. [Microsoft Visual Studio 2015] をクリックします。
ワークアイテムの変更 (1)
2
3
1

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Visual Studio が起動し、Power Tools の画面が表示されます。今回はワークアイテム[必要条件] を編集します。
1. [Type Definitions] をクリックします。
2. ワークアイテムの一覧が表示されます。[必要条件] をクリックします。
3. [Edit] をクリックします。
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1
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ワークアイテム [必要条件] に関する編集画面が表示されます。今回はワークアイテムの名前の変更と項目追加をします。
1. ワークアイテムの名前を変更します。[Name] の内容を [必要条件] から [中項目] に変更します。
2. ワークアイテムの項目を追加します。[New] をクリックします。
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項目定義に関するポップアップウインドウが表示されます。
今回はドロップダウンリスト形式で値を選択できる[難易度] という項目を追加します。
1. 項目の表示名を指定します。[Name] には [難易度] と入力します。
2. データベースに格納される際のスキーマ名を指定します。[Reference Name] には [Custom.Demo] と入力します。
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続いて、ドロップダウンリストで選択できる値を定義します。
1. [Rules] タブをクリックします。
2. [New] をクリックします。
3. ルール形式を選択するポップアップウインドウが表示されます。[ALLOWEDVALUES] を選択します。
4. [OK] をクリックして、ポップアップウインドウを閉じます。
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ALLOWEDVALUES に関するポップアップウインドウが表示されます。ここにドロップダウンで選択できる値を入力します。
1. [New] をクリックします。
2. 値を入力するためのポップアップウインドウが表示されます。[初心者向け] と入力します。
3. [OK] をクリックして、ポップアップウインドウを閉じます。
4. [ALLOWEDVALUES] のウインドウに [初心者向け] と入力されていることを確認します。
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1. 前頁の[ワークアイテムの変更 (6)] の操作を行い、ALLOWEDVALUES ウインドウに [中級者向け]と[上級者向け] を
追加します。
2. [OK] をクリックして、 ALLOWEDVALUES ウインドウを閉じます。
3. 項目定義に関するポップアップウインドウに戻ります。[OK] をクリックして、ウインドウを閉じます。
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1. ワークアイテム [必要条件] に関する編集画面に、[難易度] という名前の項目が追加されていることを確認します。
1

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ワークアイテムの項目を追加しましたが、ワークアイテムの編集画面にも追加する必要があります。
1. [Layout] タブをクリックします。
1

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1. [Preview Form] をクリックします。
2. ワークアイテムのプレビューウインドウが表示されます。今回は、[状態]グループに先ほど作成した [難易度] を追加
します。確認したら[X] をクリックして、プレビューウインドウを閉じます。
3. [Group 状態] の下にある [Column] を右クリックします。
4. [New Control] をクリックします。
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1. 状態グループに[難易度]の項目を追加します。[Field Name] には、[Custom.Demo] を選択します。
そして、 [Label] には、[難易度] と入力します。
2. [すべて保存] ボタンをクリックして、ファイルを保存します。
3. [Preview Form] をクリックします。
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1. 状態グループに[難易度]の項目が追加されていることを確認します。
2. 確認したら[X] をクリックして、プレビューウインドウを閉じます。
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1

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今回は [必要条件]のワークアイテムの名前も変更しているため、このままプロセステンプレートをアップロードするとチー
ムプロジェクトの作成時にエラーとなります。 [Process Settings] にある [必要条件] も変更する必要があります。
1. [ProcessTemplate.xml] タブをクリックします。
2. [Process Settings] をクリックします。
3. [RequirementBacklog] タグの中にある [pluralName] と [singularName] の [必要条件] を [中項目] に変更します。
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1. 同じく[Process Settings]にある[WorkItemColors] タグの中にある [name=“必要条件”] を [name=“中項目”] に
変更します。
2. [すべて保存] ボタンをクリックします。
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2

Microsoft Project との連携
設定変更

30
Microsoft Project で Team Foundation Server のワークアイテム情報と連携させると、開始日・終了日が空欄になります。
これは、プロセステンプレートのデフォルト設定で、Microsoft Project からの Publish しか許可していないためです。
プロセステンプレートを編集することで、この問題を解決することができます。
1. エクスプローラーでデスクトップの CMMI フォルダにある [Classification] フォルダの [FieldMapping.xml] を右ク
リックします。
2. [プログラムから開く] をクリックします。
3. [メモ帳] をクリックします。
開始日・終了日を MS Project で表示するための設定 (1)
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3
1

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1. [Microsoft.VSTS.Scheduling.StartDate] と [Microsoft.VSTS.Scheduling.FinishDate] の [PulishOnly] の値を
[true]から [false] に変更します。
2. メニュー [ファイル] – [上書き保存] の順にクリックして、ファイルを保存します。
2
1

32
作成済みのチームプロジェクトの場合は、データベースを直接変更します。コレクション [DefalutCollection] のあるチー
ムプロジェクトに対するSQL 文は下記のようになります。
チームプロジェクトの ID は、 [dbo.tbl_projects] に格納されています。
USE [Tfs_DefaultCollection]
UPDATE [dbo].[tbl_project_properties]
SET [value] = '<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<MSProject>
<Mappings>

<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="System.AreaPath" ProjectField="pjTaskOutlineCode9" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="System.AssignedTo" ProjectField="pjTaskResourceNames" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="System.Id" ProjectField="pjTaskText10" ProjectName="作業項目 ID" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="System.IterationPath" ProjectField="pjTaskOutlineCode10" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="System.Reason" ProjectField="pjTaskText14" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="System.Rev" ProjectField="pjTaskText23" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="System.State" ProjectField="pjTaskText13" ProjectName="状態" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="System.Title" ProjectField="pjTaskName" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="System.WorkItemType" ProjectField="pjTaskText24" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="Microsoft.VSTS.Common.Priority" ProjectField="pjTaskText19" ProjectName="作業項目の優先度" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="Microsoft.VSTS.Common.Discipline" ProjectField="pjTaskText17" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="Microsoft.VSTS.Common.StackRank" ProjectField="pjTaskNumber1" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="Microsoft.VSTS.Scheduling.StartDate" ProjectField="pjTaskStart" PublishOnly="false" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="Microsoft.VSTS.Scheduling.FinishDate" ProjectField="pjTaskFinish" PublishOnly="false" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="Microsoft.VSTS.Scheduling.OriginalEstimate" ProjectField="pjTaskBaselineWork" ProjectUnits="pjHour" IfSummaryRefreshOnly="true" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="Microsoft.VSTS.Scheduling.CompletedWork" ProjectField="pjTaskActualWork" ProjectUnits="pjHour" IfSummaryRefreshOnly="true" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="Microsoft.VSTS.Scheduling.RemainingWork" ProjectField="pjTaskRemainingWork" ProjectUnits="pjHour" IfSummaryRefreshOnly="true" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="Microsoft.VSTS.CMMI.RequirementType" ProjectField="pjTaskText27" />
<Mapping WorkItemTrackingFieldReferenceName="Microsoft.VSTS.CMMI.Probability" ProjectField="pjTaskText28" />
<LinksField ProjectField="pjTaskText26" />
<SyncField ProjectField="pjTaskText25" />
</Mappings>
</MSProject>'
WHERE [name]= 'MSPROJ' and [project_id] = '97F2E5E5-4844-4F47-B61D-9266B90637F3'
実施の場合は必ずバックアップを！！

アップロード

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編集したプロセステンプレートをアップロードします。
プロセステンプレートのアップロード (1)
1
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1. [アップロード] をクリックします。
1

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1. デスクトップにある CMMIフォルダを指定し、[フォルダーの選択] をクリックします。
2. アップロードが完了すると、[プロセステンプレートは正常にアップロードされました。] というポップアップウイン
ドウが表示されます。[OK] をクリックして、ポップアップウインドウを閉じます。
1
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1. アップロードされた [カスタムテンプレート] がプロセステンプレートの一覧にあることを確認します。
2. [閉じる] をクリックして、ウインドウを閉じます
1
2

チームプロジェクトの作成

39
Team Foundation Server のチームプロジェクトは、Visual Studio からのみ作成できます。
1. Team Foundation Server 2015 が接続されていることを確認して、[チームエクスプローラー]内の
[チームプロジェクト名]をクリックします。
2. [プロジェクトと担当チーム] をクリックします。
3. [新しいチームプロジェクト] をクリックします。
チームプロジェクトの作成 (1)
2
3
1

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チームプロジェクト作成ウイザードが表示されます。
1. [チームプロジェクトの名前] を [テンプレートの確認] と入力します。
2. [次へ] をクリックします。
3. 先ほどアップロードした [カスタムテンプレート] を選択します。
4. [次へ] をクリックします。
2
1
4
3

41
1. [チームプロジェクトのバージョン管理システム] を [Team Foundation バージョン管理] を選択します。
2. [完了] をクリックします。
3. チームプロジェクトの作成が完了します。[閉じる] をクリックしてウイザードを閉じます。
2
1
3

変更された
ワークアイテムの確認

43
作成したチームプロジェクトで、ワークアイテムが変更されていることを確認します。
1. [ホーム] アイコンをクリックします。
2. [Web ポータル] をクリックします。
変更されたワークアイテムの確認 (1)
2
1

44
1. Web ポータルが開きます。[WORK] をクリックして、ワークアイテム管理画面に移動します。
2. [中項目] となっており、[ワークアイテムの変更 (13)]で変更した名称変更が反映されていることを確認します。
3. [中項目] となっており、[ワークアイテムの変更 (3)]で変更した名称変更が反映されていることを確認します。
4. ワークアイテムを作成して、その項目に [難易度] が含まれていることを確認します。[小項目] と入力します。
5. [追加] をクリックして、ワークアイテムを作成します。
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1
3
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5

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1. [小項目] というワークアイテムが作成されますので、ダブルクリックします。
1

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ワークアイテムの編集画面が表示されます。
1. [難易度] の項目が [状態] グループ内にあり、ドロップダウン形式になっていることを確認します。
2. [閉じる] をクリックします。
1
2

Active Directory との人名の
同期の実行

48
ワークアイテム項目をExcelで表示した際に、人名を表示する欄が [名前<DomainUser>] と表示される場合があります。
これは、プロセステンプレートのカスタマイズの時にでワークアイテム項目に赤枠の設定が入っていないためです。
(例) WorkItem TrackingTypeDefinitionsRequirement.xml のワークアイテム項目 ”領域の専門家 2”
新規 RefName でプロセステンプレートをカスタマイズする場合には、上記のように [syncnamechanges] を [true] と設定
すればいいのですが、一度RefNameをアップロードするとTeam Foundation Server のデータべースに RefName が登録さ
れてしまうためプロセステンプレートをカスタマイズでは対応できなくなります。
回避策として、これからご紹介する witadmin.exe コマンド実行によってワークアイテム項目(厳密には RefName) の設定
を変更する必要があります。
Active Directory との人名の同期 (1)

49
witadmin.exe はデフォルトで下記フォルダにあります。
witadmin.exe コマンド実行でActive Directory との人名の同期をするには、下記のようなコマンドを実行します。
例えば、[CollectionURL] が [http://tfsdemo1:8080/tfs/DefaultCollection] で、[RefName] が
[Microsoft.VSTS.CMMI.SubjectMatterExpert2] の場合は、以下のようなコマンドになります。
C:Program Files(x86)Microsoft Visual Studio 14.0Common7IDE
witadmin.exe changefield /collection:CollectionURL /n:RefName /syncnamechanges:true
witadmin.exe changefield /collection:http://tfsdemo1:8080/tfs/DefaultCollection
/n:Microsoft.VSTS.CMMI.SubjectMatterExpert2 /syncnamechanges:true

50
witadmin.exe 実行後に、Excel を更新するとActive Directory との人名の同期がされるとことが確認できます。
注意!!
・一度 [RefName] の [syncnamechanges] を [true] に変更すると、二度と [false] に戻せなくなります。
（戻す必要はないと思われますが、念のため）

チェックインポリシーの設定

52
チェックインポリシーは、基本 Visual Studio 上で設定します。
3. [チームプロジェクト] の [ソース管理] をクリックします。
チェックインポリシーの設定 (1)
1
2
3

53
ソース管理の設定に関するポップアップウインドウが表示されます。
今回はチェックインの際に作業項目の関連付けを必須にします。
1. [チェックインポリシー] タブをクリックします。
2. [追加] をクリックします。
1
2

54
チェックインポリシーの追加に関するポップアップウインドウが表示されます。
1. [作業項目] を選択します。
2. [OK] をクリックして、ウインドウを閉じます。
1
2

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1. チェックインポリシーに[作業項目] が追加されている事を確認します。
2. [OK] をクリックして、ウインドウを閉じます。
1
2

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以上でチェックインポリシーの設定は完了です。
チェックイン時に作業項目が関連付けされていない場合は、下記のような警告が表示されます。

削除

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アップロードしたプロセステンプレートはもちろん削除可能です。
プロセステンプレートの削除 (1)
1
2
3

59
1. 削除するテンプレートを選択します。今回は [カスタムテンプレート] をクリックします。
2. [削除] をクリックすると、テンプレートが削除されます。なお、[Agile], [Scrum], [CMMI] は削除できません。
3. [閉じる] をクリックして、ウインドウを閉じます
プロセステンプレートの削除 (2)
1
2
3

ワークアイテムの
独自クエリ作成

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プロセステンプレートの独自クエリの反映
プロセステンプレートの独自クエリの反映することは可能ですが、あまりお勧めしません。
Power Tools で編集する場合でも、SQL 文の作成が必要になります。
Excel や Web ポータルなどのGUI の方がお手軽です。
Web ポータル
Power Tools

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