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新規事業を支える文化と加速させる技術~ devops / GCP / DDD ~
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Mao Ohnishi
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新規事業を支える文化と加速させる技術~ devops / GCP / DDD ~
1.
新規事業を ⽀える⽂化と加速させる技術 ~ devops /
GCP / DDD ~ @mmmmao0530
2.
⾃⼰紹介 - 名前 :
⼤⻄ 真央(@mmmmao0530) - 所属 : 新規事業開発室 エンジニアリンググループ 関⻄⽀店勤務 - 社歴 : - Sier - Biglobe : スクラム推進、ドメイン駆動設計導⼊ - Sansan : > Sansanプロダクト Webエンジニア ⼤阪拠点⽴ち上げ > Sansanプロダクト エンジニアリングマネージャー > 新規サービス 開発リーダー 兼 グループリーダー
3.
今⽇話すこと エンジニアの⽴場から 事業⽴ち上げ時に⼤切にしている ポイントを紹介します
4.
アジェンダ - チェックイン - ⽂化的な取り組み -
⽂化の⼤切さ - ⽬指すべき⽂化 - ⽬指すべき⽂化に向けて - 技術的な取り組み - ドメイン駆動設計 - GCPサーバレスサービス - まとめ
5.
チェックイン
6.
組織体制(エンジニア関連のみ) Sansan事業部 Eight事業部 DSOC CSIRT CxO室 新規事業開発室 約150名のエンジニア 2019年5⽉時点
7.
組織体制(エンジニア関連のみ) Sansan事業部 Eight事業部 DSOC CSIRT CxO室 新規事業開発室 7名のエンジニア 2019年9⽉時点
8.
新規事業開発室の体制と⾃⾝の関わり⽅ 新規事業開発室 BサービスAサービス Cサービス 開発リーダー アジャイルコーチ
アジャイルコーチ 7名のエンジニア
9.
新規事業開発室の体制と関わり⽅ 新規事業開発室 BサービスAサービス Cサービス 開発リーダー アジャイルコーチ
アジャイルコーチ メインの話 7名のエンジニア
10.
B2Bサービスを開発(社内トライアル中)
11.
体制 エンジニア 3名 × PdM 1名 × 営業 1名 ×
12.
⽂化的な取り組み ~ ⽂化の⼤切さ
~
13.
VUCAの時代 • Volatility (不安定で変化が激しい) •
Uncertainty (不確実性が⾼く先⾏きが⾒えない) • Complexity (様々な要素が複雑に絡み合う) • Ambiguity (物事の因果関係が曖昧)
14.
VUCAの時代 • Volatility (不安定で変化が激しい) •
Uncertainty (不確実性が⾼く先⾏きが⾒えない) • Complexity (様々な要素が複雑に絡み合う) • Ambiguity (物事の因果関係が曖昧) 予測不能で 具体的な解決策が存在しない 世界
15.
VUCAの時代 • Volatility (不安定で変化が激しい) •
Uncertainty (不確実性が⾼く先⾏きが⾒えない) • Complexity (様々な要素が複雑に絡み合う) • Ambiguity (物事の因果関係が曖昧) 新規事業は VUCAの時代の ど真ん中
16.
VUCA時代に必要な考え 学習 適応 変化 VUCA マインド VUCAマインドは勝⼿に名付けました
17.
VUCA時代に必要な考え エンジニア組織として、⼤切にするポイント • ⽂化? • 技術? •
ツール?
18.
VUCA時代に必要な考え エンジニア組織として、⼤切にするポイント • ⽂化 • 技術 •
ツール 全部⼤事
19.
なぜ⽂化も含まれるのか? ソフトウェア開発上の問題の多くは、技術的という より社会学的なものである ピープルウェアより
20.
なぜ⽂化も含まれるのか? • devopsとは⽂化運動だ • devopsとは思考の⽅法であり、仕事の ⽅法である •
devopsとは効率的に仕事をするために、 社会構造、⽂化、技術を⾰新する⽅法 を⾒つけること Effective DevOpsより
21.
⽂化を中⼼に捉える ツール 技術 ⽂化
22.
⽂化の⼤切さの別観点
23.
VUCAマインドをどのレイヤーが受け⼊れるべきか? 会社 組織 チーム 個⼈
24.
VUCAマインドをどのレイヤーが受け⼊れるべきか? 会社 組織 チーム 個⼈
25.
なぜ個⼈なのか ⼀番影響を受ける個⼈が VUCAマインドを持つことで 会社全体が変わる
26.
過去経験則として ⾃分⾃⾝を変えることは出来る
27.
過去経験則として リーダー(⼈)はメンバー(他⼈)を 変化させることができない
28.
過去経験則として ⽂化はメンバーを変化させることができる
29.
⽂化的な取り組み ~ ⽬指すべき⽂化
~
30.
会社から期待されていること 持続的に成果を出し続ける組織
31.
⽂化を考える上での外的要因 学習 適応 変化 VUCA マインド
32.
⽬指す⽂化 学習・適応・変化を 楽しむことができ 成果を加速させる⽂化
33.
⽂化的な取り組み ~ ⽬指すべき⽂化に向けて
~
34.
⽬指すべき⽂化に近づく考え • 成⻑思考 • ⾮難のない⽂化
/ not ヒューマンエラー • 信頼マネジメント • チーム学習 • 早期フィードバック • エッセンシャル思考
35.
成⻑思考 • ⽣まれつきのスキルより、努⼒して学習することによりス キルを向上させる • xxxは⾃分だと出来ないと考えるより、出来るために⼩さな ⾏動を起こし、学習していく •
未知のものを拒絶せず、興味を⽰す • リスクを背負うことを推奨
36.
⾮難のない⽂化 / not
ヒューマンエラー • インシデントは罰ではなく、学習のチャンス • インシデントは犯⼈探しではなく、環境・仕組みの改善探し • 恐怖感のある環境だと保守的になる https://www.irasutoya.com/2014/10/blog-post_90.html
37.
信頼マネジメント • リーダーはマイクロマネジメントしない • 信頼しつつチームとして確認する •
可能な限り権限を委譲する • 全員が主体的に・⾃信を持って⾏動する https://www.irasutoya.com/2017/10/blog-post_327.html
38.
チーム学習 • 積極的に⾃分の学びを共有する • 積極的に他⼈の学びを共有してもらう •
「知らない」は当たり前で、学習のチャンス
39.
早期フィードバック • プロダクトが進むべき道に関する フィードバック • 働いた結果に対するメンバーからの フィードバック •
新しいことにチャレンジした結果の セルフフィードバック
40.
エッセンシャル思考 • 最⼩の時間で成果を最⼤にする • 80:20の法則 •
答えがわからないので、最⼩の時間で答えを ⾒つけにいく
41.
⽬指すべき⽂化に近づく考え • 成⻑思考 • ⾮難のない⽂化
/ not ヒューマンエラー • 信頼マネジメント • チーム学習 • 早期フィードバック • エッセンシャル思考
42.
補⾜:具体的な取り組み • プランニング・チーム振り返り • プロダクトミッション・営業資料作成 •
プロダクトデモ • ⾏動⽬標を中⼼とした⽬標設定&プランニング • YWTによる個⼈振り返り&チームからのフィードバック • ペアプロ・バディプロ・モブプロ • ラーニングセッション
43.
⽂化的な取り組み:まとめ ⽂化を中⼼に捉え 個⼈が変えていく・変わっていく
44.
技術的な取り組み
45.
開発コンセプト 安定したインフラですばやく動け Facebookからお借り
46.
使⽤⾔語 • フロントエンド • React、Redux、TypeScript •
BFF • Python、Django • バックエンド • Kotlin、Ktor
47.
技術的な取り組み • ドメイン駆動設計 • GCP
サーバレスサービス
48.
技術的な取り組み ~ ドメイン駆動設計
~
49.
ドメイン駆動設計とは
50.
採⽤理由 • ⾃分たちがエンドユーザにならないサービス • エンジニアが営業をする機会は少ない
51.
採⽤理由 • ⾃分たちがエンドユーザにならないサービス • エンジニアが営業をする機会は少ない •
ビジネス と 開発 でギャップが⽣まれやすい状況
52.
採⽤理由 • ⾃分たちがエンドユーザにならないサービス • エンジニアが営業をする機会は少ない •
ビジネス と 開発 でギャップが⽣まれやすい状況 • 良いサービスが作りにくい環境(完全に個⼈の意⾒です)
53.
採⽤理由 エンジニアもビジネスに向き合い、開発に繋げたい
54.
実践していること • ビジネスの構造をドメインモデルで定義(PdMと対話) • 概念ごとの関連性 •
ビジネスルール • PdMからビジネスの切れ⽬を教えてもらう • 境界づけられたコンテキスト = マイクロサービスの単位 • 得られた知識(ドメインモデル)をコードに落とし込む
55.
技術的な取り組み ~GCPサーバレスサービス~
56.
アーキテクチャ App Engine Frontend Cloud SQL
Cloud Storage Cloud Tasks Stackdriver Cloud Build Cloud Functions App Engine BFF App Engine Backend アプリケーション CI / CD ロギング/ エラー通知 ストレージ / データベース 認証 Auth0(予定) 画像変換 ConvertAPI
57.
アーキテクチャポイント • インフラ構築 Ø GAE
にデプロイするだけで⾃動構築 • デプロイ Ø GAE で⽤意されたコマンドを実⾏することで、Blue-Green デプロイメント Ø GAE - GitHub 連携による⾃動デプロイ(トラフィック移⾏だけ⼿動) • 認証 Ø Auth0 により開発レスでテナントに応じた認証に対応 • ログ調査 Ø Stackdrier Logging によるログの可視化・検索・分析 • エラー通知 Ø Stackdriver Error Reporting による Slack・メール・アプリ への通知 • ⾮同期実⾏ Ø Cloud Tasks によるメッセージング制御
58.
アーキテクチャポイント ビジネスの本質に注⼒する アーキテクチャを構築
59.
技術的な取り組み:まとめ • ビジネスの本質に向き合う(DDD) • ビジネスの本質に注⼒する(SaaS
/ Paas)
60.
まとめ
61.
予測不能な時代を受け⼊れ ビジネスの成功を最優先に考え・⾏動していく
62.
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