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- 2. 1 2 『NHKニュース防災 for きっず』 概要 『テレビ離れはしても、 NHK離れはさせない。』 提案目的 コンセプト 1 2 提案 既存のNHKアプリ『NHKニュース防災』を 子ども向けにアレンジ したアプリ、 『NHKニュース防災 for きっず』を作成する ・NHKのメインコンテンツであるニュース に幼いうちから親しんでもらう ことによ り、 NHK離れを防ぐ ・日常生活の中で接しやすい場所（＝ス マートフォン）からのアプローチにより、 NHKと若者との接触機会を増やす 3
- 5. テーマ解釈 現状分析 問題と解決策 利用方法・メリット サービス提案 参考文献 １）テーマ解釈 Ⅰ. 出題テーマ 「NHKのリソースを自由に使えるとして、 25歳以下の若い世代に「公共メディア」としての NHKの価値を どうやって届けるか 考えてください。」
- 6. Ⅱ. NHKのリソースとは？（※テーマ解説インタビューより） 『広範なネットワーク力』 ・多様なコンテンツ力 『膨大な文化的知見と技術的知見』 （NHK放送文化研究所, NHK放送技術研究所） Ⅲ. なぜ25歳以下の若い世代なのか？（※テーマ解説インタビューより） 『25歳以下の方たちとの接点が急激に減っている』から ↳ 『インターネットやSNSの発達による、テレビ・ラジオ離れ』が原因 テーマ解釈 現状分析 問題と解決策 利用方法・メリット サービス提案 参考文献
- 7. Ⅳ. 公共メディアとは？ (※NHK HP 「公共放送とは何か」より作成) Ⅴ. NHKの価値とは？ (※テーマ解説インタビューより） ・公平公正…NHKは日本で 唯一の公共放送局 ⇒受信料で成り立っている＝どの機関にも影響されずに放送可能 日本の公共メディア 民間放送 目的 非営利 / 公共の福祉/文化の向上 営利 収入 97%が受信料 主に広告費 CM 無し あり その他 ※国家の統制から独立 テーマ解釈 現状分析 問題と解決策 利用方法・メリット サービス提案 参考文献 ＝日本で最も信頼できる情報源
- 8. テーマ解釈まとめ who …テレビ離れ中の世代に、 what…公平公正な情報源であるという価値を how …NHKのリソースを用いて届ける テーマ解釈 現状分析 サービス提案 利用方法・メリット 問題と解決策 参考文献
- 11. Ⅱ. 小学生のスマホ・携帯電話所持率 ※セコム株式会社 「子どもの安全対策に関する調査」より スマホ・携帯電話を持たせている家庭は ☞ 小学校低学年で約5割 ☞ 高学年で 約8割 が所持 テーマ解釈 現状分析 問題と解決策 利用方法・メリット サービス提案 参考文献
- 12. ②スマホ・携帯電話所持率は小学校高学年で約八割 （考察）テレビの代わりにスマホを見るようになるとすれば、NHKもテレビの代わりにスマホ からアプローチをすれば、NHK離れを防げるのではないか ⇒スマートフォンを利用したＮＨＫ離れ対策を提案 Ⅲ. 現状分析 まとめと考察 ①小学四年生頃にはテレビ離れが開始し、高校生でテレビ離れがピーク （考察）テレビ離れが開始すると、同時にNHK離れが起こりうる ⇒小学四年生頃からNHK離れ対策をするべき ③小学生は一般的に親にスマホを買ってもらう ⇒親も含めたアプローチが良いのではないか テーマ解釈 現状分析 問題と解決策 利用方法・メリット サービス提案 参考文献
- 14. ３）サービス提案
- 15. 提案の前に… 「NHKニュース防災」について 《NHKニュース防災とは》 (※Google Playストア NHKニュース防災アプリページより） ⇒NHKが提供している公式アプリ・DL数は500万以上 （主な機能） ‣ さまざまな情報を掲載（天気災害・社会・政治・ビジネス・地域など） ‣ 気象動画を掲載 ‣ ニュースライブ配信 ‣ 最新情報のプッシュ通知を発信 テーマ解釈 現状分析 問題と解決策 利用方法・メリット サービス提案 参考文献 《実際に使ってみて》 ◎大学生にとっては使いやすい＆記事のレベルが合っていた △小学生向きではない と思った ‣ 漢字や言葉遣いが 難しい ‣ 記事がやや長い ‣ 日中スマホを見られない小学生には、 通知が多すぎる ‣ 機能が多く、小学生には複雑すぎるのではないか
- 17. 1 2 『NHKニュース防災 for きっず』 3 ①1日2回、7時と19時に ニュース通知が来る ②通知から子ども向けのニュース記事が読める ③読了後、記事に関連する三択 クイズ ④ニュースを開いたことが 親に通知されるシステム ・漢字や難しい語彙がまだ難しい子どもたちにも、 NHKのメインコンテンツである ニュースに親しんで もらう ・日常生活の中でNHK及びニュースに頻繁に触れ てもらい、NHKと若者との接触機会を増やす ターゲット 『テレビ離れはしても、 NHK離れはさせない。』 アプリ目的 コンセプト 1 2 テーマ解釈 現状分析 問題と解決策 利用方法・メリット サービス提案 参考文献 4 アプリ概要 小学校4年生～中学生
- 18. 《解説》 ①なぜ子ども向けにアレンジするのか・NHKニュース防災ではだめなのか ‣ 『「NHKニュース防災」について』の『実際に使ってみて』の通り、NHKニュース防災は 小学生には難しすぎる部分があるため ‣ 「ニュースに親しんでもらう」という目的のために、読みやすい文章にする必要がある ②子ども向けのニュース記事とは ‣ 漢字にルビ を振り、簡単な言葉遣い で書かれたニュース ← 漢字や言葉遣いが難しいため ‣ 一つの記事につき、１分程度で読める 分量 ← 記事がやや長いため ③なぜ7時と19時に通知するのか ‣ 7時：朝ニュースを見ることにより、学校で話す話題にするため。小学校高学年の約75%が7時までに起床すること、7時より遅 いと朝練等で家を出てしまう可能性があることから7時に設定する 。 ‣ 19時：ニュースで知ったことを子どもが家族に共有する ことで、会話のきっかけにするため。学校からも学童等からも帰宅して いる時間なのでほとんどの子どもが帰宅していると考え、19時に設定する 。 テーマ解釈 現状分析 問題と解決策 利用方法・メリット サービス提案 参考文献 ※課題解決プロジェクト運営事務局にて一部文言・画像を修正しております。
- 21. ４-2）サービスがもたらすメリット 《for きっず》 《for NHK》 ・学校の授業では学べな いこと（ニュース, 雑学, 社会のルール, トレンドな ど）を知ることができる ・得た知識が会話のきっ かけになる ・「公平公正な情報」という、 NHKの公共放送としての価値を 日常的に届けることができる ・テレビ離れする若者との接触 機会を保つ ことができる ↳NHK離れを防ぐことに繋がる テーマ解釈 現状分析 問題と解決策 利用方法・メリット サービス提案 参考文献 ・子どもの学習や成長に 繋がる ・子どもと会話するきっ かけになる 《for 親》
- 23. 問題①：親に記事を開いた通知を送ることだけが目的になり、読まずにアプリを閉じてしまう 解決策：ゲーム要素を加えることにより、子どもの読む気を掻き立てる 読んで得た知識を使う先 を設けることで、ニュース記事を 真剣に読むようにする （具体案） ‣ 記事を読んだ後に、読んだ記事に関連する三択クイズを出題 する ‣ クイズに正解すると ポイントを獲得することができ、ポイント数のランキングを確認できるようにする ↳他者と競わせることでやる気に繋がるほか、 やらなければ日々順位が下がってしまうと言う理由で 毎日クイズに参加しよう（＝毎日ニュースを読もう）という気持ちになる ５） 予想される問題と解決策 テーマ解釈 現状分析 問題と解決策 利用方法・メリット サービス提案 参考文献
- 24. 問題②：子どもが自分から アプリをインストールしない可能性 がある 解決策：親が子どものスマホにアプリを入れる仕組みにする そのために、子どもではなく親に向けてアプリを宣伝する （具体案） ‣ NHKの番組内で宣伝する ↳ 「テレビ離れの現状」スライドにて紹介したグラフによれば、親世代はインターネット以上にテレビを 見ているため、テレビを介したアプローチが有効 ‣ スマホショップで子どもにスマホを購入する親に対し宣伝する ↳親が子どもに初めてのスマホを持たせるとき、フィルター機能をつけることがある。そのような流れで、 子どもにおすすめのアプリとしてダウンロードしてもらえるよう宣伝する。 ‣ NHKニュース防災内で宣伝する ↳ 「NHKニュース防災」を使っている層はNHKニュース防災やNHKの良さを感じて利用しているはずな ので、子ども向け版の存在を知れば自分の子どもにも使わせようとする可能性が高いと考えられる。 テーマ解釈 現状分析 サービス提案 利用方法・メリット 参考文献 問題と解決策
- 26. ６）参考文献 テーマ解釈 現状分析 サービス提案 利用方法・メリット 参考文献 問題と解決策 ・NHK放送文化研究所 世論調査部「国民生活時間調査2020」 https://www.nhk.or.jp/bunken/research/yoron/pdf/20210521_1.pdf ・NHKHP「公共放送とは何か」 https://www.nhk.or.jp/faq-corner/1nhk/01/01-01-02.html ・セコム株式会社「子どもの安全対策に関する調査」 https://www.secom.co.jp/corporate/release/2020/nr_20201216.html https://www.gakken.co.jp/kyouikusouken/whitepaper/202108/chapter4/01.html ・総務省「我が国における青少年のインターネット利用に係わるフィルタリングに関する調査」 https://www.soumu.go.jp/main_content/000746226.pdf ※課題解決プロジェクト運営事務局にて一部文言・画像を修正しております。