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OpenStreetMapの地図作り！
2018年7月14日堺でのマッピング資料
泉州らへんでオープンデータとGISを楽しむ会（愛称）
和歌山大学岸和田サテライト友の会くっすん
CC-BY 泉州らへんでオープンデータとGISを楽しむ会（愛称）和歌山大学岸和田サテライト友の会くっすん
©OpenStreetMap contributors

まず自己紹介から
くっすん。
高石育ち、泉大津在住、
岸和田にある、和歌山大学岸和田サテライトにて
2015年度の授業で「OpenStreetMap」と出会いました。
このときは、面白いと思いながらも、
まだ編集は殆どしていませんでした。

2016年６月
和歌山大学岸和田サテライト友の会として、
2017年2月に行われる
サテライト開設10周年イベントに
長年取り組んできた防災をテーマに
発表することが決定。
授業で学んだことも、地域に還元したいとの思いも！

授業で学んだ
OpenStreetMapで、
防災マップを作りたい！
（友の会メンバーの思い。）

そんなことで、
2016年８月、
マッピングパーティーを開催
丁度連携の話の出ていた
岸和田高校の生徒さん達と
災害時に必要な水をテーマに
サーベイ（現地調査）
しました。
井戸の水を今も散水に利用している方も
以前はどの家にも井戸がありました。
海まで数百メートルと近いですが、
塩水ではありませんでした。
（数軒で井戸を共有しているところもありました）

マッピングパーティーをしたけれど、
JOSMの使い方もわからない。
そんな中、2016年度もオープンデータの授業があり、
Code for OSAKAのことを授業で知りました。
「これは行ってみないと！」
そこで、偶然坂ノ下さんと同じテーブルになり、
清明神社のマッピングパーティーに参加。
JOSM等、色々なことを教えて頂きました。

おかげ様で、サテライト１０周年イベントも無事開催。
翌月の2017年３月に
IODD（インターナショナル・オープン・データ・デイ）
に参加。
OpenStreetMapのマッピングパーティーを行いました。
今後も活動したいと、
IODD懇親会の場で、
「泉州らへんでオープンデータとGISを楽しむ会」が発足。

２０１７年
岸和田のマッピングパーティー
３月（IODD)
４月
５月
６月
７月
９月
１１月

「パーティー」の名前のとおり、
地図作りを通して、集まり楽しむことが目標。
もくもくと作業もしませんし、
お菓子を食べながら、雑談しながらやってます。
小学生の子供は地図作りに参加といいながら、
実はお菓子と、遊んでくれる和歌山大学の方達に
会いに来ています。（地図もちょっとやってます）
泉州らへんでオープンデータとGIS
を楽しむ会（愛称）

■質問
スマートフォンを開いてみて下さい。
皆さん、地図といえば、
何を使いますか?
なぜ、オープンデータの
地図作りをしているか

無料の地図アプリも色々あり、
便利ですよね。
私も道案内等にかなり使ってますよ。

無料だし、使いやすく、ルート検索もできる。
単に地図を見るだけでなく、
様々なオプションサービスもあり便利ですよね＾＾
私も道案内等にいつも使ってますよ。

便利さと一緒に知っておいてほしいこと
便利な点知っておいてほしいこと
「無料」（なぜ、無料？）。サービスの終了や、規約の変更などで今までのよ
うに使えなくなる可能性がある。
例：有料化、会員登録制など
広告やスポンサー企業への誘導もある。
利用データの販売等の可能性もある。
企業は利益を出すことが重要。
写真の投稿ができる。集めたデータ（個人情報含む）は、流出、あるい
は他の国家機関・企業等へ提供がなされる可能性
がある。
ルート検索ができる。情報の公開がリアルタイムとは限らない。
泉大津市立かみじょう認定こども園は、
何年も前に保育園、幼稚園から認定こども園に
なっていますがアプリによっては
保育園幼稚園のまま。
近くの新しいお店はすぐに登録されている。
お金を払っているお店等はすぐ反映、
払っていないところは後回しのことも。

■質問
飲み会（イベント）の案内状等に
地図を印刷するとき、どうしていますか?

紙の地図や、雑誌、Web上の地図を
写して、貼り付けたり
していませんよね？？(^^)
■質問
飲み会（イベント）の案内状等に地図を印刷するとき、どうしていますか?

実は、ウェブ上の地図や本に掲載されている地図を
無断でコピーすると
著作権侵害かも！
※すべてではありません。自治体が使っていてニュースにもなりましたね。
当たり前ですが、自由にOKとなると、商売になりません。
お金が入らないと、地図会社は無くなります。
制作された個人や会社を守るための著作権は大切です。
地図会社が無くなるとみんな困ります。

だ、け、ど、
もっと自由に使える地図が
あったらいいと思いませんか。
（修正や加工、再配布がOK等）

実はあるんです。
それが、今みんなで作っている
オープンストリートマップです。
（OpenStreetMap）

そう、この背景の地図です。
「©OpenStreetMap contributors」
この表示を記入すると、再配布OKです。
Webの場合、
著作権ページへのリンクを推奨しています。

それがローカルウィキ（LocalWiki）です。
地域の情報を自分たちで集めて、編集する
・地図情報は、OpenStreetMapで編集
・地域（公園）情報は、LocalWikiで編集
これら2つの情報を一つの地図上にまとめる
・u-Mapというツールを利用。
さらに、地域の情報を
誰でも発信できるサイトもあります。

そして、こんなんを作ってみました。
岸和田と泉大津の公園マップ。

試作品「公園情報マップ」
こんなん作ってみました。
Umapでの公園マップを紹介

OpenStreetMap（オープンストリートマップ）・
LocalWiki（ローカルウィキ）とは？
■OpenStreetMap
・印刷、配布、加工などができる地図！
・使うときに著作権の表示さえすれば、様々な目的に使用できます。
※©OpenStreetMap contributorsの表示は必ず必要。
【OpenStreetMapの利用例】
・スマホのゲームやSNSでも使われています。
■LocalWiki
・地域情報をまとめて掲載できるWikipediaの地域情報版。
・加工再配布自由（CC-BY LocalWiki等の記載は必要）
・写真の投稿はご注意を。（アップデートすると削除不可）©OpenStreetMap contributors

一緒に地図作りを楽しみませんか。
ちなみに地図作り以外にも
こんなことしてます。

楽しく学ぶ会in北公民館というイベントも泉大津市立北公民館にて月１回開催。
学びを通した居場所作りと公民館の情報発信をしています。

泉州らへんでオープンデータとGISを楽しむ会（愛称）
活動については、Facebookページとライブドアブログ、
メーリングリストにて情報を発信しています。
よければ一緒に楽しみながら勉強しませんか。
是非、Facebookページをご覧になって、
「いいね！」をお願いします。
どのイベントも参加無料、申込不要、
遅刻早退Okです。お子様の参加も大歓迎です。＾＾
皆様のお越しをお待ちしています。＾＾

OpenStreetMapの編集方法について
OpenStreetMapを編集するツールは
主に２つあります。
ブラウザタイプのiD
javaのJOSM
他にも、MAPS．MEのアプリ等もあります。

ブラウザタイプのiD
メリットブラウザタイプなので、PCだけでなく、
タブレットでも使用可能。
Wikiにリンクがあるので、
タグが調べやすい。
デメリット JOSMに比べると入力に時間がかかる。

JavaタイプのJOSM
メリット入力が早い、オフラインでの作業可能。
そのため、多数に人が同時に編集するに
向いている。
プラグインでのカスタマイズ可能。
デメリットタグを調べるのがiDより面倒。

今回は、ブラウザタイプのiDを使います。
OpenStreetMapのホームページから、
「地図を編集」を選ぶと、iDの画面になります。
まず、やってみましょう。
困ったら、wikiを検索です。＾＾
間違っても大丈夫、
気が付いた人が直してくれます。

方違神社周辺編集後

田出井古墳、紅谷庵、旧天王貯水池周辺編集後

編集前と
比べてみて下さい。
皆様お疲れ様でした。
楽しかったです。
ありがとうございました。
くっすん

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