1. マルチベンダサービスを実現する
クラウド型ホームネットワークに関する研究
神戸大学 工学部
情報知能工学科 CS27b 中村研究室
1045052T 鷹取 敏志
指導教員 中村 匡秀
准教授
佐伯 幸郎 特命助教
柗本 真佑 特命助教
CS27b Lab. Kobe University

2. ホームネットワークシステム(HNS)
家の中にあるTV等の家電や温度計などのセンサをネットワークに接
続し，付加価値サービスを実現するシステム
HNSサービス
省エネサービス
◦ 宅内の消費電力量を表示したり、電力を使いすぎの場合に警告する
見守りサービス
◦ 家電の操作ログ等から高齢者の生活に異常が起こってないかを検知する
省エネサービス
機器制御
LOG
ログ管理
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3. 現状のHNSにおける課題
機器とサービスが密結合
HNSサービス毎に専用の機器を導入する必要がある
◦ 同じ機器や機能を異なるサービスをまたいで利用できない
◦ 複数のベンダのサービス利用が困難
省エネサービス
見守りサービス
ユーザ情報管理
機器制御
LOG
ログ管理
LOG
ログ管理
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4. 目的とアプローチ
目的
柔軟にマルチベンダのHNSサービスを利用できる枠組みの提供
アプローチ
クラウド型HNS
省エネサービス
◦ クラウドを利用して機器とサービスを分離したHNS
見える化サービス
省エネサービス
見える化サービス
LOG
LOG
4

5. クラウド型HNSの構成要素
ApplicationServiceProvider
HNSを活用した付加価値サー
ビスを開発・提供する企業
HouseCloudの資源を利用して
サービスを開発・運用する
ApplicationServiceProvider
５
５
５
５
５
５
省エネ
見守り
HouseCloud
HNSLiteとASPを疎結合にする
プラットフォーム
HNSの基本的な機能をサービ
スとしてASPに提供
HouseCloud
LOG
HNSLite
ホームサーバを取り除いたHNS
ホームサーバの代わりに通信
HNSLite
中継を行う機器を置く
ログ取得及び機器制御を行う
5

6. HouseCloud
HNSLiteとASPの中継
５
５
５
５
HNS-API
構成情報管理
・ユーザ情報
・サービス情報
・機器情報
機器制御
・IR制御
・ネットワーク制御
ログ蓄積
・電力ログ
LOG ・機器ログ
・環境ログ
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7. HouseCloud
省エネサービス
５
５
５
省エネ
HNS-API
構成情報管理
・ユーザ情報
・サービス情報
・機器情報
機器制御
・IR制御
・ネットワーク制御
ログ蓄積
・電力ログ
LOG ・機器ログ
・環境ログ
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8. HouseCloud
見守りサービス
５
５
５
見守り
HNS-API
構成情報管理
・ユーザ情報
・サービス情報
・機器情報
機器制御
・IR制御
・ネットワーク制御
ログ蓄積
・電力ログ
LOG ・機器ログ
・環境ログ
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9. クラウド型HNSのメリット
ユーザのメリット
自由にHNSサービスを選択可能
◦ 各家庭の機器構成の違いをHouseCloudで吸収（マルチベンダ環境の実現）
導入コストの削減
◦ サービスごとに専用の機器を揃える必要がない
サービスベンダのメリット
サービス開発コストの削減
◦ HouseCloud上の資源を利用することにより手軽にサービス開発が可能に
運用コストの削減
◦ 構成情報の運用・管理をHouseCloudに任せられる
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10. まとめ・今後の課題
まとめ
機器とサービスを分離したクラウド型HNSを提案
◦ マルチベンダHNSサービス環境の実現が可能になる
今後の課題
提案アーキテクチャを実現するための具体的なデータモデルや
サービスAPIの設計・実装
宅外とのゲートウェイとなる機器の設計・実装
HouseCloudとHNSLite間の通信方法の検討
セキュリティ対策方法の検討
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