子テーマを使ったサイト制作

1. 子テーマを使ったサイト制作

2. 子テーマとは何か子テーマのメリットオススメの親テーマ子テーマのリスク

3. 子テーマとは何か子テーマは、親テーマと呼ばれる別のテーマの機能とスタイルを継承したテーマです。出典：WordPress Codex 日本語版  https://wpdocs.osdn.jp/%E5%AD%90%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%9E

4. 子テーマの使いかた子テーマのフォルダにstyle.cssを用意し、親のテーマフォルダを指定する。 /*  Theme Name: harakiri-child  Theme URI: http://heartmarket.co.jp (Parent Theme URI:http://habakiri.2inc.org)  Description: Habakiri の子テーマです  Author: 01CR8TIVE (Parent Theme Author:inc2734)  Author URI: http://XXXXXX.co.jp  Version: 1.0.0  License: GNU General Public License  License URI: https://www.gnu.org/licenses/gpl-2.0.html  Template: habakiri  */

5. 何が起こるか style.cssで指定した親テーマのテンプレートファイルを流用して、子テーマが全く別の新しいテーマとして機能するようになります。  ※動作にはfunctions.phpも必要です。

6. 子テーマのカスタマイズ子テーマ側に親テーマと同じ名前のテンプレートファイルがある場合、親テーマよりも子テーマのファイルが優先して用いられる（動作上の親テンプレートファイルの上書きが起こる）変更が必要な箇所を含んだテンプレートファイルを子テーマに用意してそこに変更を加えれば、親のテンプレートは変更すること無く、テーマ自体に変更を加えることができる親テーマ子テーマ使用されない使用されない

7. 子テーマのメリット 1. 親テーマのアップデートで子テーマの変更部分に影響が及ばない 2. 変更部分だけを抽出した形でファイルを管理できる 3. 必要なテンプレートファイルだけを作成すればよいので工数の削減に繋がる 4. 最新の技術や知見を自分のテーマに反映できる。かつ、それらは順次アップデートされる（はず…）

11. 子テーマ作成時に親としてオススメのテーマ http://habakiri.2inc.org/

12. オススメするポイント • そもそも、作者本人が子テーマでのサイト制作を容易にするため自分用に作成したものである • テンプレートが非常に細かく分割されている • オリジナルのフックを大量に用意して、極力テンプレートの上書きをしないで済むよう配慮している • 元々のテンプレートにレイアウトが数パターン用意してある • BootstrapやFontAwesomeなどが組み込まれている • 日本語でマニュアルがある（子テーマの作り方まで具体的に書いてあります）

14. コンテンツフッタ header.php content.php footer.php site-branding.php gnavi.php ヘッダロゴ表示のhtmlを少し書き換えたい場合、ざっくりしたテーマだと header.phpの一部を書き換えて子テーマで上書きが必要になるが、habakiriの場合はsite-blandingを書き換えるだけでよい。ロゴ ■ ■ ■ ■

16. function test(){ echo フッタの後ろにこれが表示されます ; } add_action( wp_footer', 'test' ); テンプレートでwp_footer()が実行されると、 echoが実行されます。 ※functions.phpに記述 habakiri_before_title ページタイトル（.entry-title)の前 habakiri_after_title ページタイトル（.entry-title)の後 habakiri_before_entry_content 記事本文（.entry-content)の前 habakiri_after_entry_content 記事本文（.entry-content)の後 habakiri_before_entry_meta エントリーメタ（.entry-meta）の前 habakiri_after_entry_meta エントリーメタ（.entry-meta）の後 habakiri_before_contents_content コンテンツ（#main、#sub)の前 habakiri_after_contents_content コンテンツ（#main、#sub)の後 habakiri_before_header_content ヘッダーコンテンツの前 habakiri_after_header_content ヘッダーコンテンツの後 habakiri_before_footer_content フッターのコンテンツ（.footer-widget-area)の前 habakiri_after_footer_content フッターのコンテンツ（.copyright)の後 habakiri_before_container bodyの直後・・・アクションフックの例

19. 子テーマのリスク • カスタマイズ部分にアップデートが反映されない可能性 • 親テーマの大幅アップデート • 親テーマの想定したサイト構成と、子テーマで作りたいサイト構成が合わなかった。（自戒です）

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