研究発表会講演資料20121029

地域メディア情報運用学
クラウドによるメディアコミュニケーションで
地域メディアが今後どう変わっていくか

デジタルハリウッド大学院

荻野健一研究室
Copyright © 2012 Kenichi Ogino All Rights Reserved.

研究室について


ユビキタスメディア概念の確立



この研究室は、生活者行動をライフログ等で分析、生
活の指向性を把握し、企業にとって見えにくいマー
ケットを顕在化、次世代のマーケットを予測します。



この研究室は、生活者行動をライフログ等で分析、生
活の指向性を把握し、企業にとって見えにくいマー
ケットを顕在化、次世代のマーケットを予測します。
「イツでもドコでもダレにでも」を「イマ、ココで、
ワタシのために」に変え、マーケットや企業にとって
効率がよく、生活者にとって都合のよいメディアコ
ミュニケーションを目指し活動を行っています。


大学院での活動内容
■メディアアート論（メディアアートについての講義）
■メディアコミュニケーションラボ（通年ゼミとして実施）
■荻野健一研究室
ソーシャルメディア研究会＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ソーシャルメディアを研究する知的好奇心番組
「そめけん！」45回配信
被災地をメディアでつなぐプロジェクト「笑顔311」
トーキョーキュレーションTV＿＿＿＿＿＿＿＿＿
北前船共同研究プロジェクト
SoLoMoNプロジェクト

情報の始まり

一次元情報
現実世界
点としての情報の存在
そこに存在するという事実


連鎖の始まり

二次元情報
１対１の対話
線としての情報の存在
情報伝達手法としての通信


関係の始まり

三次元情報
空間を超えたコミュニケーション
面としての情報の存在
マスメディア的な情報共有


関係性の強化

四次元情報
時空を超えたコミュニティ
ソーシャルな情報の存在
ネットワーク的な情報運用


情報の運用
一次的情報取得により共感することで
二次元的な相手の存在を認知する
異質なものに同調することで
三次元的に相手の状況を取得する
時空を超えて情報を共有することで
四次元的な情報運用が可能となる

情報運用のためのメディア

メディアの分化
情報運用のためのメディアコミュニケーション


マスコミュニケーション

ローカルコミュニケーション

エリアコミュニケーション



テレビラジオ新聞出版







地方局地元局地方紙ミニコミ誌







エリアデジタル
放送ミニFM サイネージ POP


CGM

ローカルコミュニケーションソーシャル
SNS
コミュニケーション

NAVI


CGM

ローカルコミュニケーションソーシャル
SNS
コミュニケーション

NAVI

ロケーションサービス（WiFi,エリアワンセグ)

地域メディアによる情報運用


地域での行動情報収集をライフログを活用する
ことで、より客観的なデータ収集が可能。ま
た、コンテンツや表現に、リアルタイムでの情
報提供や購買動機の利便性が重要。


地域での行動情報収集をライフログを活用する
ことで、より客観的なデータ収集が可能。ま
た、コンテンツや表現に、リアルタイムでの情
報提供や購買動機の利便性が重要。

行動情報を時間と空間毎に取得し、より精密な
ロケーションメディア等の地域メディアに対す
る企業のコミュニケーションプラン策定支援に
活用。

映像情報の連鎖
販売促進のためのメディアコミュニケーション
マスメディアローカルメディアロケーションメディア

ニーズ購買




テレビ新聞出版

ラジオ

ニーズ購買



マスコミュニケーションローカルコミュニケーション

テレビ新聞出版地方紙

ラジオ地方局

ニーズ購買

ミニコミ誌
地元局

ミニFM





ラジオ地方局エリア放送
POP

ニーズ購買
デジタル
サイネージ
ミニコミ誌
地元局

ミニFM エリアコミュニケーション





ラジオ地方局エリア放送
POP

ニーズ購買
CGM SNS NAVI デジタル
サイネージ
ミニコミ誌
地元局

ミニFM エリアコミュニケーション

ソーシャルコミュニケーション

地域メディアプロデューサー

地域資源のキュレーション
とプロデュース

日本の地域はリソース次世代の地域メディア
(伝統・文化・産業・を担うメディアプロ
風景など)の宝庫! デューサーがいない
しかし、そのリソース海外に発信したいが、
が有効にコンテンツ化海外との連携を深める
されていない。具体的な手段に欠ける


地域メディアコミュニケーション

タウンマネー
ジメント戦略

地域メディアのシナリオ
メディアロケーション
コミュニケーメディア展開
ション


地域メディアプロモーション



•第１認知促進機能。



•第２広報メディア機能。



•第３購買加速機能。



•第３購買加速機能。
•第４やる気づくり機能。


• 時間と空間を活用し、ソーシャルなプロ
モーション活動を行うこと。




• 生活者の参加を喚起し、商品価値やサービ
スに対するロイヤリティを高めること。




• 生活者の参加を喚起し、商品価値やサービ
スに対するロイヤリティを高めること。

• 地域に対する好感度を高め、口コミにより
認知を拡張する

地域メディアによる価値共創


企業が顧客に消費させるため
に付加価値を付けるのではな
価値共創
く、顧客も企業側に参加し一
緒に価値を生み出すこと。


企業が顧客に消費させるため
に付加価値を付けるのではな
価値共創
く、顧客も企業側に参加し一
緒に価値を生み出すこと。

顧客も企業と情報共有し、価
値観を集約し、共通の価値を
情報共有
可視化することで、地域ブラ
ンド力を高める事が可能。

地域を劇場空間化



• 街に情報を埋め込む



• 情報を使いシナリオを展開



• 街を回遊するストーリー



• 街がテーマパーク



• 街がテーマパーク
• 生活提案と価値共創



生活行動購買行動


クラウド
街に情報をタギング
埋め込む



クラウド
埋め込む

クラウドで時間情報
シナリオ展開

GPS 位置情報 WiFi

AR技術
街が VR技術
クラウドテーマパーク
埋め込む
プロジェクション

シナリオ展開


AR技術
街が VR技術
クラウドテーマパーク
埋め込む
プロジェクション

シナリオ展開
生活提案と
価値共創


三淵研究室／香田研究室との共同研究

クラウド情報を活用した

まち回遊システム

三淵研究室／香田研究室との共同研究

まちの情報を活用した回遊システム



旅行者の行動を促進する




情報提供プラットフォーム及び





行動情報収集・再利用基盤の





行動情報収集・再利用基盤の

共通技術化を目指す。

まちの情報をオンタイムで提供


オンタイムサポートサービスの提供


時間と位置情報が付帯した行動情報や文
化的情報を取得、来訪者に対する地域コ
ミュニケーションプラン策定支援に活用
する


時間と位置情報が付帯した行動情報や文
化的情報を取得、来訪者に対する地域コ
ミュニケーションプラン策定支援に活用
する
収集力編集力運用力


まちの情報をクラウド化


タギングによるクラウド情報の提供


利用者のニーズやウォンツにマッチング
したタグが付帯したクラウド情報を抽出
し、ホスピタリティの高いサービスに活
用する


利用者のニーズやウォンツにマッチング
したタグが付帯したクラウド情報を抽出
し、ホスピタリティの高いサービスに活
用する

体験型共有型事典型


まちの情報をプッシュする


情報提供はGPSからWiFiへ


地域内での利用者の行動に合わせた情報
提供の精度を高めるために、WiFiによる
情報提供サービスに活用する。



GPS



WiFi WiFi
GPS WiFi
WiFi WiFi


3つの要素技術


3つの要素技術
現地イベント地図表示ストーリー記述


3つの要素技術

AR技術
（拡張現実）

位置情報と連動したスポッ
トを探します。
発見したスポットで、カメ
ラ画像に重ね合わせてキャ
ラクタを表示したり、音声
を流し、イベントを発生さ
せることが可能。


3つの要素技術

どのような
AR技術
画像でも
（拡張現実）
地図にする

観光ガイド、イラスト、古
地図
画像ならどんなにデフォル
メされたものでも、地図に
して、GPSに連動させ案内
をすることができる。


3つの要素技術

どのような
AR技術 HTML5
画像でも +
（拡張現実）アニメーション
地図にする

観光ガイド、イラスト、古ストーリーや、クイズ出題
地図などシナリオとなる文書
画像ならどんなにデフォルは、HTMLで記述すること
メされたものでも、地図にができます。
して、GPSに連動させ案内複雑なプログラミングは、
をすることができる。必要ありません。


まち情報メディア連動回遊システム
シナリオスタイル

４
６
２

１

スタートゴール

３
７

５



４
ストーリー６
２
選択

シナリオ選択
１
シナリオA
シナリオB
シナリオC

３
７

５



最初の
スポットへ誘導
するクイズ４
ストーリー６
２
選択

シナリオ選択
１
シナリオA
シナリオB
シナリオC

３
７

５


スポット付近で
カメラをかざすと
最初のスポット発見。
するクイズ４
ストーリー６
２
選択

シナリオ選択
１
シナリオA
シナリオB
スタート次のクイズゴール
シナリオC
を出題

３
７

文化的情報５
の提供


スポット付近で次のスポットで
カメラをかざすとカメラをかざすと
最初のスポット発見。新しいスポット発見。
するクイズ４
ストーリー６
２
選択

シナリオ選択
１
シナリオA
シナリオB
シナリオC
を出題

３
７

文化的情報５
の提供


するクイズ４
ストーリー６
２
選択

シナリオ選択
１
シナリオA
シナリオB
シナリオC
を出題

３
７

文化的情報５文化的情報
の提供の提供


するクイズ４
ストーリー６
２
選択

シナリオ選択
１
シナリオA
シナリオB
シナリオC
を出題
マップ画面で、
ストーリーに従い
３街歩きを楽しむ
７

の提供の提供


最初のスポット発見。新しいスポット発見。ゴールの
スポットへ誘導ストーリーを流す。
するクイズ４特典の付与なども可能。
ストーリー６
２
選択

シナリオ選択 XXX取得

１
シナリオA
シナリオB
シナリオC
を出題
マップ画面で、
ストーリーに従い
３街歩きを楽しむ
７

の提供の提供


スポットにカメラを
怪談の夕べの場合かざすとAR技術で、
人魂が出る

ストーリ再生マップ画面スポット付近で
スタートストーリ選択クイズ出題街歩きカメラモードへゴール


北前船プロジェクト
ビジネス戦略
北前船共同研究プロジェクト

「北前船」プロジェクトの目的

北海道∼大阪に至る日本海側のいわゆ
る西回り航路の各港を中心とした
「北前船」ゆかりの地域の活性化

デジタルハリウッド大学院の吉田研究室、荻野研究
室を中心に、各地域行政及び大学、企業と共に「北
前船地域活性協議会」を発足させる

広域地域への観光客誘致
Ground Design

広域地域への各地域の
観光客誘致
キタマエの文化交流
× 特産品販売促進
アウトバウンド
日本(相互及び大都市）、韓国、ロシア、中国昔からある優れた特産品の発掘とその海外販売

地域産業の振興地域の雇用創出
アタリマエの可視化クリエイティブ人材育成
キタマエの精神とおもてなしの心
クリエイティブ伝統
特産品開発、観光事業
地域行政及び地域企業中心

広域地域への観光客誘致
Project Design

Inbound Branding
吉田就彦研究室
自治体地域観光資源
国内外
メディア
キーパーソンネット
観光誘致
プロジェクト
地元
北前船地域活性協議会
地元観光資源
メディア
企業プロジェクト
寄港地ネットワーク

観光コンテンツ地域連携団体

荻野健一研究室

Media Communication

Communication Design

商流
Inbound Branding
物流

販売促進
キャンペーン
きたまえ


Local Media 情報流 SoLoMoN

メディアコミュニケーション
ヒット
Japan Deep in コンテンツ
Expo Japan 研究所
No Life

Inbound Adventure Branding
Japan

序破急
Nihon
モデル
Ichiban
まち歩き
プラット
地方紙フォーム

Local
地方局
金融 SoLoMoN
Media サイネージ地域情報
クラウド化 Mobile
みんなの Media
経済新聞

まとめ


マルチスクリーンクラウドパーソナルメディア
EC SNS

情報運用プラットフォームコミュニケーションシステム

価値共創
∼情報集積と行動分析と市場解析∼

消費行動情報共有
生活行動

コンテンツマネージメント
地域観光資源の発掘とDB化 ∼情報運用とビジネスモデル構築∼

ライフログ AR ＧＰＳ位置情報

市場共創
VR 時間情報

コミュニケーションデザイン
地域内外での情報共有 ∼メディア連動の為のシナリオ開発∼

購買動機購買行動クラウド
購買履歴

国内外の来訪者へ情報提供

経済共創
∼社会的情報インフラ整備∼

経済活動情報共有
市場共有気分予報

ビジネスプロデュース
地域における経済的支援活動 ∼企業情報運営に関わるプロデュース∼

持続的な運営ネットワークの構築

情報運用プラットフォーム
コミュニケーションシステム

地域観光資源の発掘とDB化
∼情報運用とビジネスモデル構築∼

地域内外での情報共有
∼メディア連動の為のシナリオ開発∼


地域における経済的支援活動
∼企業情報運営に関わるプロデュース∼

情報運用プラットフォームまち歩きプラットフォームの
コミュニケーションシステム教育システムの確立と運用

地域観光資源の発掘とDB化





地域観光資源の発掘とDB化クラウドシステムの構築による
コンテンツマネージメント地域観光情報のデータベース化






地域内外での情報共有地域メディア運用システムの
コミュニケーションデザイン構築と地域活性化人材の育成






国内外の来訪者へ情報提供北前船共同研究プロジェクト
メディアコミュニケーション広域地域への観光客誘致施策





国内外の来訪者へ情報提供北前船共同研究プロジェクト
メディアコミュニケーション広域地域への観光客誘致施策

地域における経済的支援活動北前船共同研究プロジェクト
ビジネスプロデュースコンソーシアム設立と運用

ご清聴ありがとうございました。


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Notas do Editor