意 見 書
長野市
代表監査委員
様
監査委員事務局長
令和 5 年 2 月 10 日付で受理された長野市職員措置請求書(長野市監査委員事務局
第 68 号)に係る監査について下記のとおり意見を具申するので、貴職において宜しく
取り計らわれたい。
記
1. 監査委員の非違行為について
ア. 事実関係
令和 5 年 2 月 13 日、監査委員である小泉栄正(長野市議会議員)は、代表請求
人である小泉一真(長野市議会議員)が住民監査の措置請求中であることを知り
ながら、長野市議会議長にあてて、政治倫理審査請求を行った(別紙資料)。
イ．地方自治法違反について
地方自治法は第 198 条の 3 において、監査委員は「常に公正不偏の態度を保
持して、監査等をしなければならない」と規定しているのだから、同監査委員が
代表請求人に対しその政治倫理上の疑義を能動的に表明するという政治的な
行為は、同条に違反するものである。
ウ．意見具申事項
職員措置請求後、監査委員が進んでその代表請求人の不利益を求める利害関係
者の立場に身を置くに至った異常な事態に、請求人一同は同監査委員の資質に
対する不信を強めている。ついては、中立公正な住民監査請求監査を担保する
目的で、次のとおり意見を具申する。
(1) 当該非違行為について検証の上、当該検証内容の速やかな公表を求め
る。当該非違行為を不適とする場合は、是正措置の実施及び当該措置
内容の速やかな公表を求める。
2023 年(令和 5 年)3 月 22 日
住民監査請求 請求人一同
(代表請求人 小泉一真)

別紙