Recomendados
Mais conteúdo relacionado
Destaque
Destaque (18)
Semelhante a 2011.12.07隠岐gpガイド協会事業計画案
Semelhante a 2011.12.07隠岐gpガイド協会事業計画案 (20)
2011.12.07隠岐gpガイド協会事業計画案
- 1. 資料4－1 隠岐ジオパークガイド協会（仮称） 事業計画書案 理念とビジョンを明確化→事業計画へ昇華!! 平成23年12月16日 隠岐ジオパーク戦略会議 事務局 （白石私案） 1
- 3. １．現状と背景 ジオパークを中核にした地域振興の必要性 ジオパーク＝隠岐が一体感を持って取り組める枠組み 主要産業である観光業の低迷：エコ／ジオをテーマにリピーターの獲得へ 観光客数の減少：県全体としては増加傾向にあるが隠岐は減少傾向が続く H17年度～ 地元学として「エコツーリズム大学」を毎年実施 → 有償ガイドの育成、充実化 H21年10月 日本ジオパークに登録 H23年4月 世界ジオパークネットワーク登録申請中 隠岐諸島が一体となって取り組む枠組みの必要性 観光動態調査結果より（H11～H20年度推移） 隠岐郡における公共予算の推移（H10～H20年度推移） （隠岐の人数） （島根の人数） 単位：100万円 600,000 35,000,000 H17 石見銀山世界遺産登録 25,000 500,000 30,000,000 25,000,000 20,000 400,000 20,000,000 300,000 15,000 15,000,000 豪雨災害 200,000 10,000,000 10,000 隠岐郡 100,000 5,000,000 島根県 5,000 - - H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 データ：隠岐支庁県土整備局より 3 データ：島根県統計書
- 4. １．現状と背景 ジオパークガイドの地位・収入の向上 ガイドとして生計を立てられる環境づくりが必要 主要産業である観光業の低迷：エコ／ジオをテーマにリピーターの獲得へ 観光客数の減少：県全体としては増加傾向にあるが隠岐は減少傾向が続く H17年度～ 地元学として「エコツーリズム大学」を毎年実施 → 有償ガイドの育成、充実化 H21年10月 日本ジオパークに登録 H23年4月 世界ジオパークネットワーク登録申請中 隠岐諸島が一体となって取り組む枠組みの必要性 隠岐諸島は、雄大な景観はもとより貴重な動植物が住まう離島ならではの生態系を形成しています。 その基盤となる地質も評価されています。 このような資源の活用と保全のバランスを取り、次世代へとつないでいけるようにすることが私たちの目的です。 そのためには、ジオパークを中心として、ガイド業を成立させ、島で暮らし続けられる基盤をつくりあげなければ なりません。 4
- 5. 隠岐ジオパークガイド協会の 理念／ビジョン 理念：科学性／人間性／社会性／長期使用に耐えられる言葉 ビジョン：理念に基づく３年後の目標姿 5
- 6. ２．隠岐GPガイド協会の理念 理念－ビジョン－事業戦略（概要） ・高質なガイド 理念 ・来訪者の満足度 ・地域社会の振興 利用客 3,500人／年 3年後の姿・・・ 売上1億（1億産業へ） ビジョン 4つの目標 認定ガイド 20人 ボランティア参加 500人 事業戦略 6
- 7. ２－１．隠岐GPガイド協会の理念 理念（案） ジオパークに相応しい、質の高いガイドサービスを提供し、来訪者の楽しみと 満足感を追求することを通じて地域社会の振興に貢献する 科学性・価値観 質の高いガイドサービスの提供 3要素 人間性・倫理観 来訪者の楽しみと満足感の追求 社会性・使命感 地域社会の振興に貢献 7
- 8. ２－１．隠岐GPガイド協会の理念 科学性の追求：質の高いガイドサービス 隠岐ジオパークガイド協会が定義する「ガイド」とは、以下のようになる 「ガイド」とは、“そこにあるもの”に価値を見出し、自分の言葉で来訪者に語りかけ、感動と共感を得られるひと このようなガイドは、隠岐ジオパークにおいてかけがえのない人材であり、このような人材を育成・確保していくことが重要な課題 となっている 育成にあたっては、大学等との連携により最新の学説・データ等を踏まえた講座提供、ガイドへの資料提供等を通じ、一定レベ ル以上の知識と、お客さまと円滑にコミュニケーションが取れるガイドスキルの両面を研鑽する講座を提供する 人間性の追求：楽しみと満足感 ジオパークは教育・学習が大きなキーワードであるが、学習には「楽しみ」があることが効果的であると考える 隠岐ジオパークが有する資源は、自然科学／人文科学を問わず興味深い現象等があり、どのような切り口からでも楽しんでもら えるだけの力がある 協会では、隠岐ジオパークを訪れていただいたお客さまに楽しんでもらえること、満足していただくことを最大の目的としてガイド を紹介する 社会性の追求：地域社会の振興 隠岐ジオパークとは、その背景に地域振興あるいは再生の必要性が存在している 隠岐ジオパークガイド協会として、隠岐ジオパークを魅力あるジオパークとし、多くの賛同者を得るためには、地域社会への貢献 を果たし、地域から認められることは不可欠である ガイド個人のブランド化推進を図り、個人の収入確保につなげる ガイド協会では、ガイドを「業（なりわい）」として成立させることで、島内における収入源確保に資するとともに、隠岐ジオパークの 担い手を育成することで、持続的な島の暮らしを実現する 8
- 9. ２－２．隠岐GPガイド協会の３年後ビジョン ビジョン（案） 3年後（平成26年度）を目標年度として、次の4つのビジョン（目標姿）を掲げて事業展開 ビジョン 根拠 ボトルネック ・10ヶ月で計算すると、月に350人平均の集客 ①利用客 3,500人／年 現状：1,400人／年 × 2.5倍 ・顧客確保と対応できるガイドとのバランス ・質の高いガイドの確保 ・計算手法、料金設定等の問題 3,500人／年 × 30,000円 ・一人ひとりのレベルアップ、スキルアップ ②売上1億（1億円産業） ※30,000円は本事業で掲げたガイド料（目標値） ・地域内波及効果 ・地域内の協力・推進・連携体制 1人あたりの目標年収 500万円と設定 ・協会運営、協会への参加呼びかけ ③認定ガイド 20人 1億円 ÷ 500万円 ・外国人旅行者への対応できる人材確保 現状：講座・セミナー等参加 3,400人（累計） ④ボランティア参加 500人 3,400人／年 × 2.5倍 × 0.5％ 参加呼びかけ 9
- 10. ２．隠岐GPガイド協会の理念とビジョン 理念とビジョン ジオパークに相応しい、質の高いガイドサービスを提供し、来訪者の楽 理念 しみと満足感を追求することを通じて地域社会の振興に貢献する 科学性 人間性 社会性 ビジョン 利用客 3,500人／年 人間性 3年後の姿・・・ 売上1億（1億産業創出） 社会性 4つの目標 認定ガイド 20人 科学性 ボランティア参加 500人 社会性 10
- 11. 隠岐ジオパークガイド協会の 基本戦略 地域内観光のプロデュース ガイド機能の充実化 “共感”を得る価値観の発信・体験 11
- 12. ３．隠岐GPガイド協会の基本戦略 ビジョンをどのように達成するか＝戦略 理念を具体的に指標化 理念 利用客 3,500人／年 ビジョン 売上1億（1億産業創出） 認定ガイド 20人 ボランティア参加 500人 現状 12
- 13. ３．隠岐GPガイド協会の基本戦略 3つの戦略 ～ビジョンから ビジョンを達成するために３つの戦略を策定 ビジョン 戦略 考え方 ①利用客 3,500人／年 地域内で「ジオパーク」を活用する取り組みをプロ デュース。幅広い業種でメリットが得られるようサー ビス設計、コンサルティングを行う 地域内観光のプロデュース ツアーコース設定、各事業所等との連携等に基づい て、「隠岐ジオパーク」で地域の魅力を向上、集客へ とつなげる ②売上1億（1億円産業） 質の高いガイド人材育成と、ガイドや個人ツアーをサ ③認定ガイド 20人 ガイド機能の充実化 ポートするツール等の開発等によって、隠岐の魅力 を伝え、旅行者の満足度向上につなげる 「いいね」と思ってくれる人（ファン）を、いかに獲得し ていくかを考えることが必要 ④ボランティア参加 500人 “共感”を得る価値観の発信・体験 各種イベント時のスタッフや外来種駆除活動等への 参加などを通じたガイド協会の価値観の発信 13
- 14. ３．隠岐GPガイド協会の基本戦略 基本戦略１：ガイド機能の充実 人材育成 ガイド料を支払っても満足してもらえる価値を提供するガイドを育成する 隠岐ジオパークを説明でき、ジオツアー／エコツアーのガイドとして、安全に案内できるガイドを育成する 隠岐GPのGGN入りを視野に入れ、英語、中国語等多言語で案内できるガイドを確保・育成する 有償ガイドの確保・育成・増員を図る 支援ツールの整備・利用促進 ガイドを利用しない／利用したくないお客さまもいることを想定し、ガイド（ひと）を利用しなくても、隠岐GP の楽しみ方、楽しむポイントがわかる支援ツールを協会として整備・利用促進を図る 既存組織等が作成するものをうまく利用・連携する マップやガイドブック、ウェブサイト等々 隠岐GPのガイドは、旅行者に楽しみと満足感を与えるとともに、旅行中の安全に配慮しなければならない 受け入れてから、帰路に着くまでをガイドの責任をもって安全に送り届けなければならない そのために必要な技能は積極的に習得することが期待される 14
- 15. ３．隠岐GPガイド協会の基本戦略 基本戦略２：地域内観光のプロデュース ツアーコース等開発・商品化 エコツアー／ジオツアーをガイドしてきた実績とノウハウを活かしたツアーコースを開発する 将来的には、旅行業務取扱管理者資格を取得するような人材も確保し、ガイド協会としての事業展開を図 る ツアー開発に必要な他業種との連絡・調整を図り、隠岐ジオパークにおけるエコツアー／ジオツアー催行 の円滑化を進め、ツアーの魅力度を高める 観光コンサルティング 地域内の観光関連事業者に対して、商品等のアドバイス、共同開発などを提案・実施する ジオパークの理念、隠岐ジオパークの魅力と価値などに基づいた商品開発に関するアドバイス、コンサル ティング業務を実施する 旅行代理店等と良好な関係を築き、隠岐ジオパークの商品販売へとつなぐ 15
- 16. ３．隠岐GPガイド協会の基本戦略 基本戦略３：“共感”を得るための価値観・情報発信 共感を得る・価値観の共有 隠岐ジオパークの価値や魅力に共感してくれる人を獲得する 隠岐GPガイド協会の理念や活動に共感してくれる人を獲得する 隠岐ジオパークで展開される活動へのボランティアなどの活動参加機会づくりを推進し、体験を共有、価 値観と感動を共有する 情報発信 多様なメディアから、有効な発信手段を用いて隠岐ジオパークおよび隠岐GPガイド協会の理念や活動、 魅力などを発信する 隠岐GPガイド協会としてオススメするスポット（ジオサイト）を紹介 その他、旅行者が「オモシロイ」と感じたスポット等を集約し、紹介する（旅行者の目線でのポイント紹介） 16
- 17. ３．隠岐GPガイド協会の基本戦略 理念 ジオパークに相応しい、質の高いガイドサービスを 提供し、来訪者の楽しみと満足感を追求することを 通じて地域社会の振興に貢献する ３年後ビジョン ・利用客 3,500人 ・1億円産業創出 ・ガイド 20人 ・ボランティア 500人 ３つの基本戦略 【基本戦略１】 【基本戦略２】 【基本戦略３】 ガイド機能の充実化 地域内観光のプロデュース “共感”を得る価値観・情報発信 個別プロジェクト 個別PJ 個別PJ 個別PJ 個別PJ 個別PJ 個別PJ 17
- 19. ４．隠岐GPガイド協会の事業展開イメージ 認定NPO法人になるための最大のハードルPSTクリアとなるため ファンドレイジングの基礎たる「共感」を得るためには、 （年会費を「寄付」と見なせるか？→日本エコビレッジ研究会の事例） 活動（外来種駆除、イベント補助、植栽等）に参加して もらうことが有効 →ボランティア参加が多ければ、企業の反応も良くなる 目標：100人以上の確保（個人・企業の非会員も含め） ことが期待できる 運営・管理 活動参加・寄付 隠岐ジオパーク 個人ボランティア 隠岐ジオパーク ファンクラブ ガイド協会 企業 旅・イベント参加 ボランティア募集・ 理念啓発・活動広報 年会費3,000円 事業内容（例） 第一のビオトープ 第二のビオトープ 1st biotop １．ガイド業務（コア事業） 2nd biotop ２．ガイド認定制度の運用 隠岐ファン 個人 （顕在／潜在） ３．ファンドレイジングに関する事業（講演・資金調達等） ボランティア （島内外） 他出者 ４．隠岐ジオパークファンクラブ運営（広報誌発行等） ５．情報発信（Facebook、HP等管理、活動参加機会の発信） 企業 旅行者に楽しんでもらい、満足度を高める ビオトープとは、従来の「ターゲット」あるいは「顧客層」とほぼ同義。第一のビオトープは、一般的な「ターゲット」。第二のビオトープは、隠岐GPに関心を持ち何らかの形で参加したいと考える層。 19
- 21. ５．隠岐GPガイド協会の推進体制 役員リスト案（最低：理事3名、監事1名、会員10名） 理事長 役職 氏名 所属 （会長） 理事長 副理事長 副理事長 （副会長） 理事 理事 月1回開催 理事会 理事 理事 事務局長 研究担当理事 監事 事務局 情報担当理事 企画担当理事 研究担当理事 情報担当理事 正会員 賛助会員 企画担当理事 事務局長 理事会で情報を共有できる仕組み 戦略として、銀行関係者に入ってもらう策もある 21