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Semelhante a 120616 rrsデザイン as of 0604 (20)
120616 rrsデザイン as of 0604
- 1. 第15回日本臨床救急医学会
120616熊本
院内救急対応システム検討委員会 委員会企画
Rapid Response Systems: 日本の現状から世界標準に向かって
RRSの導入・強化・維持を
達成する学習デザインのあり方
日本医療教授システム学会
獨協医科大学越谷病院救急医療科
池上敬一
10分
1
- 4. オランダの大学病院(500床)
METが行った処置(2008)
• トップ4(処置全体の50%)
• ルート確保・点滴、酸素投与
• 動脈血ガス分析、抗生剤投与
• その他(40%)
• 利尿剤投与、気道吸引
• X線撮影、超音波検査、CT
• CPAP、12誘導心電図
• 専門科へのコンサルト
• 吸入療法、鎮静・鎮痛剤投与、輸血
4
- 5. Change in MET use over time at Austin
MET calls in 2007: 147/month
Ken Hillman
5
- 7. オランダの大学病院(500床)
RRSの効果(2008)
• RRSの使用頻度が高まるにつれ予期せぬ
心停止の頻度は低下する
• 早期発見、早期対応がキー
• 新人看護師、研修医で十分対応可
• むしろ学習効果が期待できる
• ICUへの移動は20%
7
- 8. RRSの導入・強化・維持:
RRTトレーニングプログラム
• 500床以下の病院を対象
• 病院内トレーニングを前提
• Off-JT+OJT=performance
• パッケージ
• 教材パッケージ:既存+開発
• インストラクター、トレーニングマネジャー養成:
既存+開発
• 次のプロジェクト:METトレーニングプログラム
8
- 9. シミュレーション医療学習により
行動変容が起こるプロセス
シミュレーション
行動変容
・経験
(現場)
前状態 デブリーフィング
・デブリーフィング
シミュレーション医療学習により行動変容を引き起こす一連のプロセス・・・ユニット
現場でのスキル・パフォーマンス
時間
シミュレーションとデブリーフィングによる行動変容を継続する・・・成長と発達を支援
9
- 14. トレーニングの前提:
職場デザイン
• まず職場の問題を洗い出す
• トレーニングは本当に必要か?
• リソースはあるか?
• スペース、マンパワー、ツール、時間
• トレーニングの成果は職場で活用できるか?
• 職場の学習文化・上司の態度と支援
• 看護師・医師のコミュニケーション
14
- 16. 患者急変対応システム
「入力」系 「出力」系
RRSの起動 METの現場への派遣と
・RRT/METの要請 必要な処置
MET; Medical Emergency Team
初動に引続き必要な医療を行う
急変発生の察知 早期問題解決
・安定化
患者急変発生 4 ・専門治療
・通常モードで対応不可
・迅速対応が必要 事後検証とシステム改善
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「管理」系 病院管理者:システム導入とモニタ
16
- 21. 心停止の傷病者にAEDを使うことを選択する
態度表明の技能 場面の知識
通報を含め、AEDを AEDを使用する例を
使用することができる 挙げることができる
結末の予測 内容の知識
命が失われた場合の周辺 救命処置やAEDの
への影響を説明できる 特徴を説明できる
他者の態度についての知識
心停止が緊急を要する AED設置の普及や一般人
理由を説明できる の救助例を説明できる
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- 22. 学習環境のデザイン
• 職場内トレーニングが原則
• Off-JT
• 教授システム学(ARCSモデル、インストラクションの
原理)
• Off-JTの学習成果が、現場で活用できるようになるのは
相当難しい・・・OJTと連携が必須
• OJT
• 教授システム学(学習経験のデザイン)
• 経験を共有する、学習成果を使わせる、できたことを認
める
• インストラクター、コーチ、デブリーファーの育成が重要
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- 25. まとめ
• Rapid Response Systems:従来の医療デザイン
のエラーを補完するシステムアプローチ
• 将来的には医療デザインに患者安全を組み込めば
RRSは不要
• RRSの本質は教育・トレーニングシステム
• 病院の学習環境をデザインする必要がある
• 研修医・新人看護師の学習経験の質デザインが課題
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