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企業にできるキャリア教育を考える研究会20140729
- 8. テレビ・ビデオを見る
(時間/日)
ルーマニア 2.0 (26位)
イタリア 1.8 (31位)
シンガポール 2.3 (8位)
米 国 2.2 (12位)
韓 国 1.7 (34位)
日 本 2.7 (1位)
<平均> 1.9
◆学校外で1日に過ごす平均時間は・・・?
(出所)国際教育到達度評価学会
「国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)」
*中学2年生に対する調査。全46カ国中の順位
◆大学生の1日の平均的なインターネット利用時間は?
2時間未満 : 39.3 % 2時間以上 : 60.7 %
◆大学生の友人との主なコミュニケーションツール
(出典)2014年1月 マイナビ大学生のライフスタイル調査
2015年卒業予定大学生調査結果のみ
◆小中高生の携帯電話・スマートフォンの所有率は・・・?
小学生:36.6% 中学生:51.9% 高校生:97.2%
(出所)2014年2月 内閣府 「青少年のインターネット利用環境実態調査」
若者が育つ環境の変化②(デジタル化の進展)
“Face to Face”にならなければならない状況が簡単に回避できてしまう生活環境
7
73.9%
15.2%
4.6%
3.0% 1.1% 0.8%0.6% 0.4% 0.3% 0.1%
LINE
携帯でのメール
Twitter
電話
Skype
Facebook
PCメール
フリーメール
その他
- 9. 生徒・学生の職業意識
(出典) 2005年度 経済産業省 「進路選択に関する振り返り調査」
文部科学省の報告においても「将来就きたい仕事」について「わからない」の回答率が
小学校・中学校・高校と段階があがると共に増加している状況があり、さらに10年前
にはそのような傾向はなかったこともあわせて報告されている。
8
- 11. 学校教育の評価と人材育成の課題
教員が意識して取り組んだことは実を結んでいる。学校教育に不足しがちなのは、チーム行動や自ら
シナリオを描く経験。 また社会や地域に関心を向ける機会等が求められる。
小学校 中学校 高校 大学 企業
不満比率
規律 社会のルールや人との約束を守る 95.7% 91.9% 89.7% 78.5% 6.1%
学ぶごとに対して意欲的である 95.7% 88.7% 85.3% 77.6% 8.5%
将来働くことに対して意欲・関心を持っている 80.4% 96.8% 94.1% 85.0% 11.0%
将来の夢や目標を持っている 89.1% 93.5% 88.2% 80.4% 18.3%
社会や地域で起こっていることについて関心を持っている 69.6% 79.0% 63.2% 72.1% 24.4%
物事に進んで取り組む 95.7% 91.9% 82.4% 79.8% 19.5%
目的を設定し確実に実行する 87.0% 90.3% 85.3% 80.4% 19.5%
自分なりに考える 93.5% 82.3% 80.9% 78.5% ---
自分の意見を分かり易く伝える 95.7% 91.9% 77.9% 84.7% 15.9%
相手の話しを丁寧に聞く 95.7% 88.7% 82.4% 75.2% 11.0%
他人に働きかけ巻込む 63.0% 67.7% 38.2% 57.7% 45.1%
意見の違いや立場の違いを理解する 89.1% 82.3% 75.0% 67.5% 17.1%
自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する 60.9% 66.1% 61.8% 65.0% 17.1%
現状を分析し目的や課題を明らかにする 71.7% 79.0% 60.3% 77.6% 34.1%
課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する 71.7% 74.2% 55.9% 74.2% 42.7%
その他 ストレスの発生源に対応する 39.1% 54.8% 32.4% 44.2% 31.7%
プロセスデザイン
区分 項目
意識して教育している比率
意欲
基本行動
チーム行動
10
(出典)2012年度 経済産業省 「キャリア教育の内容の充実と普及に関する調査」
- 14. 4.52
1.19
0.84
0.55
0
0.5
1
1.5
2
2.5
3
3.5
4
4.5
5
300人未満 300~999人 1000~4999人 5000人以上
(倍)
経済産業省におけるキャリア教育のねらい
新入社員の算数テストの平均点
(A社の事例)
(出典)2014年4月 リクルートワークス研究所
「第31回 ワークス大卒求人倍率調査(2015年卒)」
2015年3月卒
従業員規模別大卒者求人倍率
① エンプロイアビリティの向上
国内市場の成熟化やグローバル化によって、若手にも質の高い業務への対応が期待されている。その中で、特に職場や地域社会で多
様な人々と仕事をするために必要な基礎的な力(=社会人基礎力)の育成を図る。
② 若者と企業のミスマッチ解消
若者の早期離職率の高止まり、就職における大企業への人気の集中等が課題となる中、各人の資質に応じた適切な職業選
択を促す。
③ 学習の動機付けによる学力向上
高学歴化が進む一方、新入社員の学力は低下しているとの指摘がある。実際の仕事の基礎となることを実感させることにより、
学習の動機付けを行い、学力の向上を目指す。
(出典)独立行政法人労働政策研究・研究機構
「ビジネス・レーバー・モニター調査」(平成16年)
若年層の負荷の内容
(事業主による回答)
13
大企業への人
気が集中
- 18. 17
部門
大企業の部 キャリア教育に取り組む大企業・団体(従業員数が 300 人超の企業または団体)
中小企業第1部(単独の部) キャリア教育に取り組む中小企業・団体(従業員数 300 人以下の企業または団体)
中小企業第2部(協働の部) 複数社で協力してキャリア教育に取り組む中小企業・団体
コーディネーターの部
複数の企業や学校が行うキャリア教育を、専門的知識・経験に基づいたキャリア教育プログ
ラムやマッチングサービス等を提供することで支援するコーディネート機関
キャリア教育アワード 審査部門
審査委員会による審査により、大賞、最優秀賞、優秀賞、奨励賞を決定。
各部(大企業の部・中小企業第1部(単独の部)・中小企業第2部(協働の部)・コーディネー
ターの部)において最も優秀と認められる取組には、「経済産業大臣賞」を授与いたします。
2014年度新設
- 20. 2013年度 第4回キャリア教育アワード 受賞結果
19
企業・団体名 プログラム概要
最優秀賞
(経済産業
大臣賞)
大企業の部 ソニー生命保険株式会社 ライフプランニング授業
中小企業の部 岩村田本町商店街振興組合
商店街初!岩村田商店街が実施する、支援の必要な
子供たちのための自立支援プログラム
地域企業協働
の部
アイシン精機株式会社・アイシン
グループ
アイシン環境学習プログラム
優秀賞
大企業の部
アクセンチュア株式会社コーポレート・シチズン
シップ「若者の就業力・起業力強化」チーム 「若者の就業力・起業力強化」プログラム
株式会社ダスキン 学校掃除教育支援活動~みんなでつくろう キレイをいっしょに~
中小企業の部
特定非営利活動法人 G-net ホンキ系インターンシップ(長期実践型インターンシップ)
橋本産業株式会社 nEQを活用しインターンシップを通じての社会人基礎力の向上
地域企業協働
の部
株式会社 Campanula 産・学・NPOがスクラムを組んだ~Jobstudy.jp プログラム~
特定非営利活動法人鳳雛塾 出店・製造販売体験プログラム
奨励賞
大企業の部
積水化学工業株式会社 高機能プラスチック
スカンパニー 化学教室プロジェクト 積水化学 化学教室プログラム
一般社団法人ディレクトフォース 授業支援の会
株式会社野村総合研究所 NRI IT戦略体験プログラム」・「便利を支える情報システムの秘密
中小企業の部
特定非営利活動法人国際社会貢
献センター
豊富な国際ビジネス経験に基づいた大学・大学院講座
地域企業協働
の部
ジョブスタディ(運営事務局:コクヨ株式会社) 企業の人事担当者が手作りで創る異業種合同セミナー「ジョブスタディ」
中高生夢チャレンジ大学実行委員会 中高生夢チャレンジ大学
大賞
- 23. 22
2013年度 第4回キャリア教育アワード 最優秀賞と受賞理由
小学4~6年生を対象に、半年から1年かけ、 『水辺』『森』『生活』『産業』のいずれかのテーマで、座学・環境保護活動・学習発表会
等の一連のプログラムを通じ、各学校での環境学習をサポート。2012年度の参加児童数は2500名以上にのぼる。単発の出前講座にと
どまらず、年間を通じた継続的な学校支援プログラムとなっており、高い教育効果が期待できる。また、地域に広くプログラムを展開し、多くの
実績を挙げている。
地域企業協働の部
アイシン精機株式会社・アイシングループ 「アイシン環境学習プログラム」
環境学習で学んだ事、感じ
たことを基に自分でエコアク
ションを考え、グループで取組
みます。
給食を残さず、食べきったと
きの様子。
エコトークセッションで、
劇を通じて活動内容を
発表している様子で
す。
受賞理由
単発の学校への出前講座ではなく、学校の教育課程を踏まえた上で、年間を通じた継続的な学校
支援プログラムとして実施している点を評価したい。
カリキュラムの組み方に工夫がみられ、環境学習という視点で作成されたプログラムの完成度が高く、
教育効果が十分に期待できる。
参加する企業、自治体、学校数が増えており、プログラム自体が普及している。汎用性・持続性のた
め、講師養成もフローの一環としているところが素晴らしい。こうしたプログラム内容であれば、学校
間、教師間でも意見交換し、プログラム内容がブラッシュアップされ、循環しやすい内容だろうと推察さ
れる。
- 25. キャリア教育の課題①
小学校
(n=46)
中学校
(n=62)
高等学校
(n=68)
大学
(n=326)
A) 物事に進んで取り
組む
95.7% 91.9% 82.4% 79.8%
B) 他人に働きかけ巻
き込む
63.0% 67.7% 38.2% 57.7%
C) 目的を設定し確実
に行動する
87.0% 90.3% 85.3% 80.4%
D) 現状を分析し目的
や課題を明らかにす
る
71.7% 79.0% 60.3% 77.6%
E) 課題の解決に向
けたプロセスを明ら
かにし準備する
71.7% 74.2% 55.9% 74.2%
F) 自分なりに考える 93.5% 82.3% 80.9% 78.5%
G) 自分の意見を分
かりやすく伝える
95.7% 91.9% 77.9% 84.7%
H) 相手の意見を丁
寧に聴く
95.7% 88.7% 82.4% 75.2%
I ) 意見の違いや立
場の違いを理解する
89.1% 82.3% 75.0% 67.5%
J) 自分と周囲の人々
や物事との関係性を
理解する
60.9% 66.1% 61.8% 65.0%
K) 社会のルールや
人との約束を守る
95.7% 91.9% 89.7% 78.5%
L) ストレスの発生源
に対応する
39.1% 54.8% 32.4% 44.2%
M) 学ぶことに対して
意欲的である
95.7% 88.7% 85.3% 77.6%
N) 将来働くことに対
して意欲・関心を持っ
ている
80.4% 96.8% 94.1% 85.0%
O) 将来の夢や目標
を持っている
89.1% 93.5% 88.2% 80.4%
P) 社会や地域で起
こっていることに
つ い て 関 心 を
持っている
69.6% 79.0% 63.2% 72.1%
19.5%
45.1%
19.5%
34.1%
42.7%
56.1%
15.9%
11.0%
17.1%
17.1%
6.1%
31.7%
8.5%
11.0%
18.3%
24.4%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
A) 物事に進んで取り組む
B) 他人に働きかけ巻き込む
C) 目的を設定し確実に行動する
D) 現状を分析し目的や課題を明らかにする
E) 課題の解決に向けたプロセスを
明らかにし準備する
F) 新しい価値を生み出す
G) 自分の意見を分かりやすく伝える
H) 相手の意見を丁寧に聴く
I ) 意見の違いや立場の違いを理解する
J) 自分と周囲の人々や物事との
関係性を理解する
K) 社会のルールや人との約束を守る
L) ストレスの発生源に対応する
M) 学ぶことに対して意欲的である
N)働くことに対して意欲的である
O) 将来の夢や目標を持っている
P) 社会や地域で起こっていることに
ついて関心を持っている
学校アンケート結果
各教育段階で特別に意識して身に付けさせようとしていること
企業アンケート結果 (企業、n=82)
新入社員について「求める水準に達している者は少ない」
と考える項目
(出典)2012年度 経済産業省 「キャリア教育の内容の充実と普及に関する調査」
各教育段階で意識して身につけさせようとしていると回答した割合が相対的に低い項目と、
企業が新入社員に求める水準に達していないと回答した項目はある程度共通している
- 27. キャリア教育の課題③
48.4%
16.3%
8.3%
8.3%
40.0%
45.2%
76.7%
91.7%
33.3%
40.0%
8.3% 25.0%
20.0%
25.0%
2.3%4.7%
3.2%3.2%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
学校の先生等と一緒に考え、設定した(n=31)
学校の先生等からねらいや目標等を
伝えられた (n=43)
学校の先生等と特に意見交換はしなかったが、
独自に考えていたものがあった (n=24)
ねらいや目標等は特に意識しなかった(n=12)
その他 (n=5)
とてもうまくいったと思う まあうまくいったと思う あまりうまくいかなかった
まったくうまくいかなかった わからない 無回答
34.6%
30.0%
44.2%
39.5%
33.3%
61.5%
68.6%
50.0%
60.5%
66.7%
50.0% 31.3% 12.5%
6.3%
1.4%
1.9%
1.9%
1.9%
1.9%
1.9%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
子ども・学生から口頭で感想等を聞いた(n=52)
子ども・学生に対してアンケート調査等を実施した(n=70)
学校の先生等の感想や意見を収集した(n=52)
キャリア教育支援に携わった社員等担当者間で
意見を出し合った(n=43)
その他の方法により評価や効果検証を行った(n=9)
評価や効果検証は特に行わなかった(n=16)
とてもうまくいったと思う まあうまくいったと思う あまりうまくいかなかった
まったくうまくいかなかった わからない 無回答
ねらい・目標設定の方法と手ごたえの関係性 評価・効果検証の方法と手ごたえの関係性
(出典)2012年度 経済産業省 「キャリア教育の内容の充実と普及に関する調査」
ねらいや目標設定を、
「学校の先生等と一緒に考え、設定した」
場合においては、実施後の手ごたえとして
「とてもうまくいったと思う」と回答した割合が高い。
成果の評価や検証効果の方法として
「学校の先生等の感想や意見を収集した」
場合において、「とてもうまくいったと思う」と
回答した割合が若干高くなっている。
キャリア教育活動に関わる関係
者間で共有することが重要