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第3回 大学研究室運営ワーキンググループ(通称:いきいき研究室増産プロジェクト)主催企画                いきいき
                                                           “いきいき”研究室
                                                           増 産 プロジェクト
研究室当事者による研究室経営論を考える                                         目覚めよ! 全国3万(推定)の大学研究室




                                               本フォーラムでは、「研究室を当事者目


FORUM2012                    開催概要
■日時:2012年2月27日(月) ■場所:KOKUYOエコライブオフィス品川
                                               線で、かつ俯瞰的に認識するための枠
                                               組みづくり」を目的とし、最新の事例研
                                               究に基づく研究室運営論のパネルディ
                                               スカッション、および研究室の実状と理
                                               想的なあり方をつなぐ具体的方策の討
■参加者:32名(大学教員20、学生4、省庁2、企業6名) ■参加費:3000円       論を行いました!




                                                        Special Thanks
                                                KOKUYOエコライブオフィス品川

      パ ネ リ ス ト
●岩瀬峰代(総合研究大学院大学 学
                                                      パネルディス
融合推進センター 講師)                                           カッション
●田原敬一郎 (未来工学研究所                                      研究と人材をはぐ
政策調査分析センター 研究員)                                      くむ研究室のかた
●村上正行 (京都外国語大学マルチメ                                   ちを考える
ディア教育研究センター准教授)
●宮野公樹 (京都大学 学際融合教                                     4人で90分も議論!
                                                      その内容は次ページに!
育研究推進センター 准教授)いきP
                                                            90min


                                                      グループディス
                                                       カッション
                                                     パネルディスカッ
                                                     ションの結果をうけ
                                                     て、下記6つのテー
             研究室をどう理解するべきか                           マを設定


             研究室をどう運営するべきか                           ●研究者の評価
                                                     ●研究者の説明責任
                                                     ●個人の経験を超える
                                                     ●研究室をクリティブに
                                                     ●学生が研究するモチ
                                                     ●学生と教員それぞれの
                                                       ニーズ

                                                          100min


                                                     グループごとに
                  創造性と専門性                              発表
                                                      グループの代表が
                                                      議論内容を解説。
                                                      それについてまた
                                                      双方向議論
                                    大学の評価=研究成果?
大学の教員像とは?                            マネジメントの評価は?
                                                           50min
つまるところ、環境づくりしかない!!
                                   分野・学問の細分化と                     研究、教育。これらって
   外とのつながりを研究室の中で                  異分野融合への切望は                     そもそも評価できるものなのか??
   どう位置づけるか?                        無関係ではない!!
      共通言語                                                        外への説明の仕事も研究者の責任に…
      価値観の共有
      (研究以外の世界とも)                 これはまた研究室運営にも                         行政や産業界の領分ではないの?
                                   影響を及ぼしている!
                                                                       興味の追求と、外への説明
“研究につながる”クリエイティビティとは?
                               環境                      評価              研究室までどこまでやるべきか
  研究室はクリエイティブな環境なのか?                                                   研究者個人にどこまでさせるか
                                         パネルディス                        素人に説明することは、気づきもあた
                                          カッション                        えられる
   個人の特性、「俺のやり方」を
   超えられるか                                 主な論点
                              教員の                       教育         学生はどこまで「教育対象」?
   「他の研究室のやり方を知ろう」は           内面                                   学生は「人足」?
   教員には適さない?
                                                                       学生に依存する研究室教育・・・
                             それぞれの教員が持っている指導ノウハウ
   個人の特性、学生-スーパー
                              分野の壁、大学の壁を越えて議論する                   「研究を通した人材育成」の中身とは?
   バイザーの関係の特性
                                 プラットフォームが必要!
                                                               研究を教えるフレームワーク、作法を学ぶプロセス
   教員一人でできることは限られる
    だからこそのマネジメント                                                 研究に目覚めるきかっけづくりとは?




“根本にある共通の論理”というテーマに惹かれた!                                                              参加者
                                                                                      感想文  より




                                  本企画の満足度とその理由

        普通
             7%      大満足!!   (満足の理由)
                  25%        ●大学の教育・組織における研究室の役割を再認識した●パネルディスカッションでの問
                             題意識により自分の頭がボヤッとした後に、様々な人の意見を聞くことによって、糸口が見
      満足!                    えてきたような?気がします●文・理問わず、教員の先生方の意見が聞けた●皆さんが似た
       65%                   ようなことを考えていることがわかった●大学~大学院6年間を通して持っていた問題意識
                             を他の方と共有できた。自分だけが感じていたものではないということが分かった●研究室
                             運営に関して前向きな意見や、成功事例も聞くことができた。これらがまとまっていけば、日
                             本の研究室は、日本は良くなっていくと思う!!●グループ討論で密な議論ができたため


                    フォーラムの感想や本ワーキンググループへの疑問・ご意見・ご要望等

    ●議論が高度(対象を含め)。我々の研究室のターゲットはもう少し低めなのかな…私立大学(旧帝大のような大学以
    外)を対象としたものもいつかターゲットにして下さい●今日の議論はとても有意義でしたので、何らかの形でまとめら
    れたら、資料としていただきたいと思います。ありがとうございました●学部/大学院/人文系/理系で分けた議論をした
    い●このような試みはぜひ継続してほしい●大学制度や科学技術コミュニティについての話ではなく、「研究室」という
    観点から構成を作って欲しかった。この企画の持ち味はそこにあると思いますので●学生の意見も聞いてほしいです
    ●様々な分野の方がとても熱心に議論していて良かった。役所の中の議論と連携できないかと思った●参加して良
    かったです。もっと知りたい、学びたいと思うことがあるので、このプロジェクトのメールニュースを配信していただけたら
    嬉しいです●「いきいき」「クリエイティブ」の定義。どんな研究室(大学・企業)、分野などある程度絞らないと深まらない
    のではないでしょうか。一方、それにこだわらないところで面白い意見がでる面白みがあるとも思います●研究者と役
    所との境界のところで活動をされている方々のお話が大変参考になりました●昨今、量的拡大が著しい実務家教員、
    社会人院生の存在を考慮に入れた議論を伺いたいです●「いきいき」という言葉は魅力的です。今後もぜひ、「いきいき
    研究室増産プロジェクト」で継続して下さい●研究室を構成するメンバー(学生、アシスタント、ポスドク)、また、周辺を
    サポートする学科、教務課なども参画して盛り上げて欲しい。HPは素晴らしい。BGM、Monday Michiruは私も好きです
    ●出口は見えなかった。人の交流が主目的?雰囲気は良かった●面白い企画です。これからもがんばって下さい。ただ
    前提がかわると一気に話が変わるので、問題をしっかりと整理するべきです。●ここで得られた成果をアクションに移さ
    れたらぜひご紹介下さい●問題意識の高い方が各方面から集まってそれぞれの意見を聞けたことは良かった


      主催:大学研究室運営ワーキンググループ(通称:いきいき研究室増産プロジェクト) http://www.ikiiki-lab.org/
                        Special Thanks to 立花さん、小林さん、田中さん、KOKUYO八塚さん!
                        共催:博士のシェアハウス 後援:京都大学学際融合教育研究推進センター

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【報告】いきいき研究室増産プロジェクトFORUM2012

  • 1. 第3回 大学研究室運営ワーキンググループ(通称:いきいき研究室増産プロジェクト)主催企画 いきいき “いきいき”研究室 増 産 プロジェクト 研究室当事者による研究室経営論を考える 目覚めよ! 全国3万(推定)の大学研究室 本フォーラムでは、「研究室を当事者目 FORUM2012 開催概要 ■日時:2012年2月27日(月) ■場所:KOKUYOエコライブオフィス品川 線で、かつ俯瞰的に認識するための枠 組みづくり」を目的とし、最新の事例研 究に基づく研究室運営論のパネルディ スカッション、および研究室の実状と理 想的なあり方をつなぐ具体的方策の討 ■参加者:32名(大学教員20、学生4、省庁2、企業6名) ■参加費:3000円 論を行いました! Special Thanks KOKUYOエコライブオフィス品川 パ ネ リ ス ト ●岩瀬峰代(総合研究大学院大学 学 パネルディス 融合推進センター 講師) カッション ●田原敬一郎 (未来工学研究所 研究と人材をはぐ 政策調査分析センター 研究員) くむ研究室のかた ●村上正行 (京都外国語大学マルチメ ちを考える ディア教育研究センター准教授) ●宮野公樹 (京都大学 学際融合教 4人で90分も議論! その内容は次ページに! 育研究推進センター 准教授)いきP 90min グループディス カッション パネルディスカッ ションの結果をうけ て、下記6つのテー 研究室をどう理解するべきか マを設定 研究室をどう運営するべきか ●研究者の評価 ●研究者の説明責任 ●個人の経験を超える ●研究室をクリティブに ●学生が研究するモチ ●学生と教員それぞれの ニーズ 100min グループごとに 創造性と専門性 発表 グループの代表が 議論内容を解説。 それについてまた 双方向議論 大学の評価=研究成果? 大学の教員像とは? マネジメントの評価は? 50min
  • 2. つまるところ、環境づくりしかない!! 分野・学問の細分化と 研究、教育。これらって 外とのつながりを研究室の中で 異分野融合への切望は そもそも評価できるものなのか?? どう位置づけるか? 無関係ではない!! 共通言語 外への説明の仕事も研究者の責任に… 価値観の共有 (研究以外の世界とも) これはまた研究室運営にも 行政や産業界の領分ではないの? 影響を及ぼしている! 興味の追求と、外への説明 “研究につながる”クリエイティビティとは? 環境 評価 研究室までどこまでやるべきか 研究室はクリエイティブな環境なのか? 研究者個人にどこまでさせるか パネルディス 素人に説明することは、気づきもあた カッション えられる 個人の特性、「俺のやり方」を 超えられるか 主な論点 教員の 教育 学生はどこまで「教育対象」? 「他の研究室のやり方を知ろう」は 内面 学生は「人足」? 教員には適さない? 学生に依存する研究室教育・・・ それぞれの教員が持っている指導ノウハウ 個人の特性、学生-スーパー 分野の壁、大学の壁を越えて議論する 「研究を通した人材育成」の中身とは? バイザーの関係の特性 プラットフォームが必要! 研究を教えるフレームワーク、作法を学ぶプロセス 教員一人でできることは限られる だからこそのマネジメント 研究に目覚めるきかっけづくりとは? “根本にある共通の論理”というテーマに惹かれた! 参加者 感想文 より 本企画の満足度とその理由 普通 7% 大満足!! (満足の理由) 25% ●大学の教育・組織における研究室の役割を再認識した●パネルディスカッションでの問 題意識により自分の頭がボヤッとした後に、様々な人の意見を聞くことによって、糸口が見 満足! えてきたような?気がします●文・理問わず、教員の先生方の意見が聞けた●皆さんが似た 65% ようなことを考えていることがわかった●大学~大学院6年間を通して持っていた問題意識 を他の方と共有できた。自分だけが感じていたものではないということが分かった●研究室 運営に関して前向きな意見や、成功事例も聞くことができた。これらがまとまっていけば、日 本の研究室は、日本は良くなっていくと思う!!●グループ討論で密な議論ができたため フォーラムの感想や本ワーキンググループへの疑問・ご意見・ご要望等 ●議論が高度(対象を含め)。我々の研究室のターゲットはもう少し低めなのかな…私立大学(旧帝大のような大学以 外)を対象としたものもいつかターゲットにして下さい●今日の議論はとても有意義でしたので、何らかの形でまとめら れたら、資料としていただきたいと思います。ありがとうございました●学部/大学院/人文系/理系で分けた議論をした い●このような試みはぜひ継続してほしい●大学制度や科学技術コミュニティについての話ではなく、「研究室」という 観点から構成を作って欲しかった。この企画の持ち味はそこにあると思いますので●学生の意見も聞いてほしいです ●様々な分野の方がとても熱心に議論していて良かった。役所の中の議論と連携できないかと思った●参加して良 かったです。もっと知りたい、学びたいと思うことがあるので、このプロジェクトのメールニュースを配信していただけたら 嬉しいです●「いきいき」「クリエイティブ」の定義。どんな研究室(大学・企業)、分野などある程度絞らないと深まらない のではないでしょうか。一方、それにこだわらないところで面白い意見がでる面白みがあるとも思います●研究者と役 所との境界のところで活動をされている方々のお話が大変参考になりました●昨今、量的拡大が著しい実務家教員、 社会人院生の存在を考慮に入れた議論を伺いたいです●「いきいき」という言葉は魅力的です。今後もぜひ、「いきいき 研究室増産プロジェクト」で継続して下さい●研究室を構成するメンバー(学生、アシスタント、ポスドク)、また、周辺を サポートする学科、教務課なども参画して盛り上げて欲しい。HPは素晴らしい。BGM、Monday Michiruは私も好きです ●出口は見えなかった。人の交流が主目的?雰囲気は良かった●面白い企画です。これからもがんばって下さい。ただ 前提がかわると一気に話が変わるので、問題をしっかりと整理するべきです。●ここで得られた成果をアクションに移さ れたらぜひご紹介下さい●問題意識の高い方が各方面から集まってそれぞれの意見を聞けたことは良かった 主催:大学研究室運営ワーキンググループ(通称:いきいき研究室増産プロジェクト) http://www.ikiiki-lab.org/ Special Thanks to 立花さん、小林さん、田中さん、KOKUYO八塚さん! 共催:博士のシェアハウス 後援:京都大学学際融合教育研究推進センター