新規事業のプロと考える0→1アイデアソン

ステラアソシエ株式会社
新規事業のプロと考える
0→1アイデアソン
19.02.21

2Stella Associa, Inc. All Rights Reserved
イントロダクション –登壇者紹介
大学生インターンインターン・新卒入社起業
2013~2014 2014~2018 2018~現在
保木佑介（26）
ステラアソシエ代表取締役社長

イントロダクション –ステラアソシエ事業内容
大手製造業向けの新規事業支援
社内スタートアップ

イントロダクション –事業領域
「0→1」、「1→10」を、大企業の一員として推進
事
業
規
模
フェーズ
10 10 100
【0→1】【1→10】【10→100】
無からの創造
① サービス企画
② MVP作成
③ ユーザーインタビュー
④ アーリーアダプター獲得
事業拡大の
体制づくり
① 事業パートナー交渉
② 4P策定
③ 事業計画策定
拡販
① 販売活動
② 広告宣伝
※大企業が得意なフェーズ
ステラアソシエの守備範囲

タイムテーブル
第1部起業家になるためのキャリアプラン
第2部 0→1アイデアソン

7Stella Associa, Inc. All Rights Reserved 7
起業家の必要性
少子高齢化・労働人口の減少→経済活動の鈍化
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2012/zenbun/s1_1_1_02.html
2015年 3,395万人
65歳以上の高齢化率 26.8%
2035年 3,740万人
65歳以上の高齢化率 33.4%
→3人に1人が高齢者となる
（交通弱者、孤独死・・）
65歳～
65歳以上

革新的な解決策を提案する
イノベーションが必要
しかし・・

大企業では
イノベーションが生まれにくい

新規事業経験を積んだ人が社内にいない
オペレーション業務が優秀な人材を採用・育成している

ユーザーの課題解決に全力を注げる
スタートアップが必要
メルカリ
小泉文明
サイバーエージェント
藤田晋

起業の成功確率
起業の成功確率は1年後70%・3年後50%
100%
70%
50%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
初年度 1年後 3年後
スタートアップの生存率
企業の生存率 Linear (企業の生存率)
スタートアップの
半数は3年後に廃業

起業家に求められる3大要素
① マインド
 消費者・社会貢献
 コミットメント
 チャレンジ精神
② スキル
 経営・マネジメント
 事業創造（0→1、1→10）
 営業・マーケ（10→100）
 人事・バックオフィス
③ 知識
 ②に対応する知識
 先端技術・社会動向
起業家は「社会を少しでも良くするには？」という目線と
その実現のために必要な力・知識が求められる

起業家に求められる3大要素
企業
①マインド ②スキル ③知識
備考消費者・
社会貢献
コミット
メント
チャレン
ジ精神
経営・マ
ネジメン
ト
事業創造
営業・
マーケ
人事・
バックオ
フィス
②の知識
先端技
術・社会
動向
大企業
× △ × ・3大要素以外は充実
（福利厚生、社会ス
テータス）
ベンチャー
(50名以下)
〇〇 △
・入社時は薄給で社
会ステータスが低い
が、努力次第で高い
社会ステータスと給
与が得られる
※良質なベンチャーに限
る
戦略
コンサル
△ △ 〇
・社会ステータス、
給与ともに高い
・事業の当事者にな
れないのが一番のデ
メリット
起業家に必要な3大要素の習得には、ベンチャーが最適

キャリアプラン
Q.起業家になるために身をおくべき環境は？
‣学生
 長期インターン
‣社会人（新卒・第二新卒）
 50名以下のベンチャー

キャリアプラン（学生）
経営者
（起業）
事業責任者
マネージャー
プレーヤー/インターン
未社会人
いち早く起業家の道を駆け上がるために、学生時代積むべき経験は、
① 企業とした約束に対して、コミットする場数
② ①を実行するにあたって必要となる、社会人基礎力の習得

社長
社員（新卒）
キャリアプラン（若手社会人）
大企業ベンチャー
50名以下のベンチャーは階層が少ないため、
最短でキャリアアップができる
社長
副社長
専務/常務
10年
平均年齢
32.7歳
15年
平均年齢
47.0歳
2・3年
部長/マネージャー
20～30代

ステラアソシエでは…
‣3大要素を日常業務で習得し、実践する場をグループ内で保有
① マインド
② スキル ③ 知識
Training
Start Up
③社内スタートアップ
①新規事業支援
②起業ロードマップ

②起業ロードマップ
【スタッフ（入社1年目）】
•起業：「起業の科学」を読了し、共通言語と
前提知識を理解した会話ができる
•ファイナンス：経営指標となる数字の意味を
理解し、経営会議にて意見・質問ができる
【シニアスタッフ（入社1/2年目）】
•経営：経営方針に関する具体的な提言ができる
•対外スキル：打ち合わせのファシリテーションができる
【マネージャー（入社3年目）】
•マネジメント：仕組化を徹底し、自分が数日不在でも、
部署・会社が回るような体制を整えている
•起業：自ら企画した新規事業案で、一定の売上がある

I. ワークの位置づけ
II. ワークテーマ（課題）共有
III. ワーク実施・発表
IV. 終わりに

事業創出フロー
今回のワークは【0→1】フェーズ
事
業
規
模
フェーズ
10 10 100【0→1】【1→10】【10→100】
無からの創造
① サービス企画
② MVP作成
③ ユーザーインタビュー
④ アーリーアダプター獲得
事業拡大の
体制づくり
① 事業パートナー交渉
② 4P策定
③ 事業計画策定
④ 事業投資判断
拡販
① 販売活動
② 広告宣伝
※大企業が得意なフェーズ
ステラアソシエの守備範囲

事業創出フロー
0→１の中でも最上流である
サービス企画に挑戦
今回のワーク
②
MVP作成
③
ユーザー
インビュー
①
サービス
企画
④
アーリー
アダプター獲得

IV. 終わりに

ワークテーマ（課題）共有
自動運転時代に提供できる新サービス
～車内の過ごし方提案

ワークテーマ（課題）背景
2025~2030年から自動運転が実現
http://www.daiwa.jp/products/fund/include/6/6820/l6820.pdf

ワークテーマ（課題）背景
バックキャストすることで、先行して取り組むべき
サービスが明確になる
現在
バックキャスト
フォーキャスト
望ましい未来の姿
現在の延長線上に
想定される未来
2020年頃
2025年頃
2030年頃

IV. 終わりに

サービス企画フロー
‣サービス企画は3STEP
• 発散：アイデアを思いつくままに構想すること
• 収束：構想したアイデアを評価し、絞り込むこと
• 具体化：有望アイデアに対して、フレームワークを用いて全体像をつかむ
STEP1.アイデアの発散
～ブレーンストーミング
STEP2.アイデアの収束
～直接投票
STEP3.アイデアの具体化
～JOB理論
• テーマに対してとにかく
アイデアを発散。
• 発散したアイデアを、
投票形式で絞り込む
• 絞り込んだ有望アイデア
に対して、顧客のニーズ
をロジカルに掴む

サービス企画（STEP1）
～直接投票
～JOB理論
• 発散したアイデアを、投
票形式で絞り込む

移動式オフィス
マッサージ
タクシー
車載VRでアトラ
クションカー無人高齢者乗合
タクシー
飲食配達
サービス
ブレーンストーミングの段階では、いいアイデアを出すことよりも、一見関係な
さそうなアイデアでも思いついたらどんどん出していくことが重要。
お見合い
タクシー

‣1. 絶対に批判しない。
‣2. 大したことなさそうなアイデアも出す。
‣3. 質よりも量を重視。
‣4. 人のアイデアに便乗する。
とにかくポジティブ！
いいアイデアを出すことは重要でない。
ブレーンストーミングで意識すること

25:00

～直接投票
～JOB理論

‣STEP2は、自分が良いと思ったアイデアに投票する（一人3票）
• ※ここでは議論をしない
5:00

～直接投票
～JOB理論

企画案選定（ステップ3）
• JOB理論
「ユーザーの真の課題＝ジョブを捉えるフレームワーク」
ジョブ
ユーザーがやりたい
こと、解決したいこ
と
状況
なぜその「ジョブ」
に取り組みたいの
か？
（機能面、感情面、
社会面）
障害
「ジョブ」を解決す
る方法を取れない理
由
（能力・金銭・アク
セス・時間の障害）
代替手段
「ジョブ」を解決す
るために用いている
既存の方法は何か？
What
サービス（製品）アイデアの概要
Why
「ジョブ」に対してこのサービス（製
品）が必要な理由

ジョブ
運転でイライラする
ことで、雰囲気を悪
くなってしまうのを
防ぎたい。
状況
①社会：男が運転
するのが普通
②感情：お酒が飲
めない前提なの
で、デートプラ
ンに制約があ
る。
障害
飲酒運転が法律で禁
じられている
代替手段
電車やバスツアー
What
・自動運転車がドライブプランに沿っ
て目的地まで、自動で連れてってくれ
るサービス
Why
・自動運転で人による運転が不要にな
れば、お酒を飲む、飲まないを考慮せ
ずにデートプランを組める。
• 例：自動運転ドライブツアー

20:00

発表
3:00

IV. 終わりに

今後の取り組み
今回のワークショップは、事業創造のほんの一部。
今回のワーク
②
MVP作成
③
ユーザー
インビュー
①
サービス
企画
④
アーリー
無からの創造

仮説検証ワーク体験会（希望者のみ）
今回のワークショップで企画したサービス案の検証・ピボッ
トを、体験して頂くイベントを実施します。
仮説検証ワーク
②
MVP作成
③
ユーザー
インビュー
①
サービス
企画
④
アーリー
無からの創造

MVPについて
• MVP（Minimum Viable Product）
実用最小限の機能のみをもつシンプルな製品
https://data.uxmilk.jp/wp-content/uploads/2017/06/21.png

ユーザーインタビュー・ピボットについて
⑦
インタビュー
• 選定したサービス企画につい
て想定ユーザーにヒアリング
• サービスの実現可能性を検証
する
ピボット
• 検証の結果、ユーザーから
ニーズが得られなかった場合
は、企画内容を見直し、再検
証を行う

仮説検証ワーク実施スケジュール
1日目
ワークの内容説明
1週間
検証ワーク実施
2日目
• 仮説検証の具体的な実施
方法と事例紹介
• ヒアリングシート作成
• 参加メンバーそれぞれが
想定ターゲットへのヒア
リングを実施。
• 1週間の検証結果のプレゼ
ンと、ステラアソシエ社
員からのフィードバック
成果発表とフィードバック

社名は Stellar Association の略語で、共通の起源を持つ1,000の星群という意味があります。
「星＝輝く事業」に見立て、我々は「星のように輝くイノベーティブな事業を1,000作る」。
新規事業は「千三つ」と言われますが、そこに挑戦する強い思いを込めました。
Thank you!

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