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エンタープライズにおける
開発ツールの導入と活用推進
グロースエクスパートナーズ株式会社
執行役員 鈴木 雄介
2016/2/16
エンタープライズにおけるアトラシアン製品の導入の進め方
~アトラシアン社の製品活用方法と日本の現実とギャップ~
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アジェンダ
• 開発支援ツール
• ツール利用レベル
• ツールの運営
• アトラシアン製品
• まとめ
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開発支援ツールとは
2
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開発支援ツールとは
• 開発プロセスの様々な工程利用するツール
• 目的:
–チーム内での情報の共有
–トレーサビリティ(現状と経緯)の把握
–自動化(効率化とミス抑止)
• 対象物:
–開発資産(ソースコード、設計書など)
–課題(検討事項、バグなど)
–タスク(作業など)
–構成(環境構築、リリース手順、インフラなど)
3
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開発支援ツールとは
• 目的と対象物のマトリクス
4
対象物/目的 情報共有 履歴管理 自動化
開発資産 ソースコードや設計書
の最新版を共有する
ソースコードや設計書
の変更履歴を管理する
ー
課題 発見された課題の内容
や状況を共有する
課題の担当者や状況の
履歴を管理する
課題の発生や解決状況
レポート作成を自動化
する
タスク スケジュールや進捗状
況を共有する
スケジュールや進捗の
変更履歴を管理する
ー
構成 環境構築手順、リリー
ス手順などを共有する
手順書の変更履歴を管
理する
環境構築やモジュール
作成・配備を自動化す
る
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開発支援ツールとは
• ドキュメント管理
– Wiki:Wiki、Confluene(※)
• ソースコード管理
– 並行バージョン管理:CVS
– 分散バージョン管理:Git、Bitbucket (※)
• 課題管理/バグ管理
– Redmine、Trac、JIRA (※)
• タスク管理
– WBS:MS Project
– チケット管理:Redmine、Trac、JIRA (※)
• 構成管理
– ソフトウェア構成管理:Ant、Maven
– CI(リリースプロセス管理):Jenkins、Bamboo (※)
5
※:アトラシアン製品
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開発支援ツールとは
開発支援ツールと開発手法
6
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開発支援ツールと開発手法
• 開発支援ツールは開発手法に関係なく有用
–ただし、向き不向きはある
• プロジェクト型とプロダクト型
–プロジェクト:ゴールを定めた終わりのある活動
–プロダクト:プロダクトが存続する限り続く活動
• プロダクト型の開発が増えてきている
–お客様や取引先との関係性を強化するシステム
–ともかくスピードが重要
7
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開発マネジメント
• マネジメントの基本
–計画:タスクを積む
–実行:タスクに沿って作業を実施する
–計測:計画と実行の誤差を確認する
–調整:誤差を修正する
※計画できないことはリスク(不確定要素)管理
• 大きく分けると計画重視と調整重視
8
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開発マネジメント
• ウォーターフォール型(計画重視)
–計画:全体を計画する
–計測:計画と実行との差異を把握
–調整:差異への対応
• ポイント
–長期でタスクが洗い出されるため、それに最適化さ
れたリソース調達ができる
–ただし、計画精度が悪いと調整の限界を超えてしま
い、破たんする
9
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開発マネジメント
• アジャイル型(調整重視)
–計画:短い期限を設定する
–計測:動くソフトウェアで計測
–調整:定期的に関係者で計画見直し
• ポイント
–リソースを固定し、短期+定期の計画を繰り返すこ
とで継続的な開発を可能にする
–ただし、長期計画との齟齬が発生すると破たんする
10
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開発マネジメント
• どちらが良いか?ではなく、全てのシステム開
発には両方の要素がある
–ウォーターフォール型のシステムでも、技術調査な
どは必要
–アジャイル型のシステムでも、基幹系システムとの
連携は必要
11
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開発支援ツールとは
開発支援ツールの活用
12
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開発支援ツールの活用
• マネジメント手法に関わらず管理対象は同じ
–開発資産(ソースコード、設計書など)
–課題(検討事項、バグなど)
–構成(リリース手順、インフラなど)
• ただし、管理の考え方は違う
–ウォーターフォール:計画ありき
–アジャイル:時間制限ありき
13
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開発支援ツールの活用
• 開発資産
–ソースコードやドキュメントの履歴管理は必須
–図表は常に悩ましい
» Wiki+描画ツールでもできないことはないが便利ではない
• 課題
–課題=発生する度に対応を考えるもの
» ウォーターフォールにおける「バグ」や「リスク要素」
» アジャイルでは「タスク」が課題的に扱う
14
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開発支援ツールの活用
• タスク
–長期での全体感:WBS+ガントチャート
» 時間軸の前後関係や重複が分かりやすい
–短期での全体感:チケット+カンバン
» タスクの状況が分かりやすい
• 構成
–頻繁にリリースするほど自動化重要
–マージは、常に重要
15
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開発支援ツールとは
例の最強ツールについて
16
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EXCELについて
• 最強のツール「Excel」
17
対象物/目的 情報共有 履歴管理 自動化
開発資産 ソースコードや設計書
の最新版を共有する
ソースコードや設計書
の変更履歴を管理する
ー
課題 発見された課題の内容
や状況を共有する
課題の担当者や状況の
履歴を管理する
課題の発生や解決状況
レポート作成を自動化
する
タスク スケジュールや進捗状
況を共有する
スケジュールや進捗の
変更履歴を管理する
ー
構成 環境構築手順、リリー
ス手順などを共有する
手順書の変更履歴を管
理する
環境構築やモジュール
作成・配備を自動化す
る
けっこう、色々できる
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EXCELについて
• 最強のツール「Excel」の課題
–情報がスナップショット
» 情報収集して記載することになるので、情報共有がリアル
タイムにならない
–手間がかかる
» 管理のための運用が人手になるため、ルールの周知やPMの
手間が上がりがち
• ようは使い分け
–報告のためにEXCEL表を出すのは悪くない
18
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ツール利用レベル
19
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ツール利用レベル
• レベルの指標
–利用ツール:どのツールを使っているか
–トレース範囲:ツールをまたがったトレース範囲
• トレーサビリティについて
–いつ発生した課題が、いつ誰が実装されて、いつど
こにリリースされたかを自動的に把握する
20
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ツール利用レベル
• レベル0
–ツールはほとんど利用していない
» ※EXCELは対象外
–利用していてもチームでは共有できていない
» 一人が集中管理をしており、全員に配っている
21
開発資産
課題
タスク
構成
情報の共有 × × × ×
トレーサビリティ × × × ×
自動化 × × × ×
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ツール利用レベル
• レベル1
–ソースコード管理、バグ管理は導入され情報共有が
できている
» ドキュメント管理はEXCELをバージョン管理
–タスク管理は中央集権
» タスクのステータスや時間を個別入力はできていない
–ビルドスクリプトを手動実行している
» ビルドから先のリリースは自動化されていない
–トレーサビリティが確保されていない
» いつ発生したバグが、いつ誰が実装されて、いつどこにリ
リースされたかが明確には分からない
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開発資産
課題
タスク
構成
情報の共有 ○ ○ △ △
トレーサビリティ × × × ×
自動化 ○ ○ △ △
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ツール利用レベル
• レベル2
–バグやタスクとソースコードやリリースバージョン
は関連づけられている
–ドキュメントも一部はWikiで管理
–CIツールが導入され、リリースは自動化されている
–開発チーム内では情報が共有化されている
» 運用チームとの情報共有が不十分
23
開発資産
課題
タスク
構成
情報の共有 ○ ○ △ ○
トレーサビリティ ○ ○ △ △
自動化 ○ ○ △ ○
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ツール利用レベル
• レベル3
–課題発生からサービス提供までがトレース、かつ、
運営側にも情報が共有されている
» 開発視点:いつ発生した課題が、いつ誰によって実装され
、どのバージョンに含まれて、いつどのサーバにデプロイ
されたか
» 運営視点:このサーバには、どのバージョンがデプロイさ
れ、そのバージョンでは、どの課題が、いつ誰によって実
装されて、いつリリースされたかが自動的に把握する
–DevOps/OpsDevが実現されている
24
開発資産
課題
タスク
構成
情報の共有 ○ ○ ○ ○
トレーサビリティ ○ ○ ○ ○
自動化 ○ ○ ○ ○
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ツール利用レベル
• ポイントは、それぞれの範囲
–情報共有
» 個人→開発チーム→開発と運用
–トレース
» なし→課題とコード→課題とコードとバージョン→課題と
コードとバージョンとデプロイ
–自動化:
» なし→スクリプト化→自動運行
25
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ツール利用レベル
• ステップ バイ ステップ
–レベル0→レベル1
» 最適はバグ管理とソースコード管理から
▸ タスク管理はWBSでOK
» バグとバージョンへの紐付け
–レベル1→レベル2
» タスクからコードやバージョンへの紐付け
» Wikiの導入(内部手順書から)
» CIツールの導入(まずはボタン1つ)
–レベル2→レベル3
» タスクからデプロイまでの一括管理
26
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ツール利用レベル
• ステップ バイ ステップ
27
運営
運用テスト
結合テスト
企画
検討
外部設計
内部設計
実装
ユニット
テスト
内部テスト
レベル1
レベル2
レベル3
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ツールの運営
28
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ツールの運営
• ツールは設定&改善が重要
–ツールを置くだけではうまくいかない
–設定して、ルールを適用して使ってもらう
–改善して、使いこなしていく
• 問題になりがちなところ
–初期構築における問題
–横展開における問題
29
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ツールの運営
• 初期構築における問題 1/2
–初期にどこまでやるのか
» まずは適用範囲とフローのルール決め
» 最初は設定しすぎず、継続的に改善を行うほうがよい
▸ フローの最初と最後を誰が、いつ行うのかが重要
–設定を開発チームの誰かが兼任するのは危険
» 「誰か」しかわからないブラックボックスに
» 大規模プロジェクトであれば「専任」が必要
30
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ツールの運営
• 初期構築における問題 2/2
–作りこんだ品質管理ツールの代替とはならない
» WF的な管理要素をアジャイルツールには期待しない
» EXCELダウンロード+加工で提出資料にはなる
31
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ツールの運営
• 横展開における問題 1/2
–推進者を明確にする
» 「Aさん」では破たんする
» 事務局の創設や推進メンバーの指名などが必要
–教育の実施
» 管理者と利用者向けのマニュアル整備
» 利用者は「読まなくても分かる」ようにしていく
32
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ツールの運営
• 横展開における問題 2/2
–PJ個別のカスタマイズの管理
» 他のPJに影響を出さないような範囲を決める
–メンバー追加・変更の管理
» 特に権限管理が重要(参照、書き込み、削除など)
» 内部統制対応の申請書管理(特に退社の扱い)
33
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アトラシアン製品
34
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アトラシアン製品
• レベルを上げていくのは、レベルアップを想定
したツール群の導入が推奨
–Redmine+Git+Jenkinsでもいいけど…
–アトラシアン製品なら、最初から統合前提
» 課題/タスク:JIRA Software
» ドキュメント:Confluence
» ソースコード:Bitbucket(Git)
» CI:Bamboo
35
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アトラシアン製品
• 製品サイクル
36
課題 ソースコード モジュール 実行環境
v1 済
☑タスクA
☑タスクB
v2 未
☑タスクC
☑タスクD
□タスクE
残
□タスクF
□タスクG
□タスクH
v1
v2.b2
v1
v2.
b1
v2.
b2
☑タスクA
☑タスクB
☑タスクC
☑タスクD
☑タスクC
本番
受入T
開発
検証
v2.b1
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アトラシアン製品
• 利用者へのメリット
–分かりやすい見た目
» とっつきやすく、分かりやすい用語
–柔軟なワークフロー、権限管理
» 設定しすぎ注意
–アジャイルネイティブ
» スクラムに合わせたツール
37
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アトラシアン製品
• 運用者へのメリット
–充実した管理ツール
» 命名規約さえあれば、比較的引継ぎが容易
–ツール間の安定した統合
» バージョンアップで苦労しない
–エンタープライズ・サポート
» 相談できる人がいる
38
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まとめ
39
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まとめ
• 開発支援ツールは開発手法に関係なく利用可能
–目的:情報共有、履歴管理、自動化
–対象:開発資産、課題、タスク、構成
• ウォーターフォールとアジャイル
–計画重視:タスクを中心に管理する
–調整重視:時間を中心に管理する
–PJの中で、うまく使い分ける
» ツールの使い分けていい
40
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まとめ
• ツールの利用レベル
–Lv0:ツールは使わず、共有はフォルダ管理
–Lv1:ソースコードやバグ管理はできているが、トレ
ーサビリティが弱い
–Lv2:バージョンによってタスク・課題、コードが連
携している
–Lv3:開発と運用で情報やプロセスが共有されている
• 段階的に拡張すればいい
41
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まとめ
• ツール運営の問題
–初期構築における課題
» 初期設定と段階的な改善のバランス
» ブラックボックスにしない
–横展開における課題
» 組織的な取組みにするときの注意点
» 事務局:教育、カスタマイズ、権限など
42
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まとめ
• アトラシアン製品のメリット
–利用者
» 使いやすく、分かりやすい
» アジャイルを始めるには最適
–運用者
» 管理が楽、管理が楽、管理が楽
43

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エンタープライズにおける開発ツールの導入と活用推進

  • 1. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. エンタープライズにおける 開発ツールの導入と活用推進 グロースエクスパートナーズ株式会社 執行役員 鈴木 雄介 2016/2/16 エンタープライズにおけるアトラシアン製品の導入の進め方 ~アトラシアン社の製品活用方法と日本の現実とギャップ~
  • 2. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. アジェンダ • 開発支援ツール • ツール利用レベル • ツールの運営 • アトラシアン製品 • まとめ 1
  • 3. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 開発支援ツールとは 2
  • 4. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 開発支援ツールとは • 開発プロセスの様々な工程利用するツール • 目的: –チーム内での情報の共有 –トレーサビリティ(現状と経緯)の把握 –自動化(効率化とミス抑止) • 対象物: –開発資産(ソースコード、設計書など) –課題(検討事項、バグなど) –タスク(作業など) –構成(環境構築、リリース手順、インフラなど) 3
  • 5. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 開発支援ツールとは • 目的と対象物のマトリクス 4 対象物/目的 情報共有 履歴管理 自動化 開発資産 ソースコードや設計書 の最新版を共有する ソースコードや設計書 の変更履歴を管理する ー 課題 発見された課題の内容 や状況を共有する 課題の担当者や状況の 履歴を管理する 課題の発生や解決状況 レポート作成を自動化 する タスク スケジュールや進捗状 況を共有する スケジュールや進捗の 変更履歴を管理する ー 構成 環境構築手順、リリー ス手順などを共有する 手順書の変更履歴を管 理する 環境構築やモジュール 作成・配備を自動化す る
  • 6. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 開発支援ツールとは • ドキュメント管理 – Wiki:Wiki、Confluene(※) • ソースコード管理 – 並行バージョン管理:CVS – 分散バージョン管理:Git、Bitbucket (※) • 課題管理/バグ管理 – Redmine、Trac、JIRA (※) • タスク管理 – WBS:MS Project – チケット管理:Redmine、Trac、JIRA (※) • 構成管理 – ソフトウェア構成管理:Ant、Maven – CI(リリースプロセス管理):Jenkins、Bamboo (※) 5 ※:アトラシアン製品
  • 7. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 開発支援ツールとは 開発支援ツールと開発手法 6
  • 8. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 開発支援ツールと開発手法 • 開発支援ツールは開発手法に関係なく有用 –ただし、向き不向きはある • プロジェクト型とプロダクト型 –プロジェクト:ゴールを定めた終わりのある活動 –プロダクト:プロダクトが存続する限り続く活動 • プロダクト型の開発が増えてきている –お客様や取引先との関係性を強化するシステム –ともかくスピードが重要 7
  • 9. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 開発マネジメント • マネジメントの基本 –計画:タスクを積む –実行:タスクに沿って作業を実施する –計測:計画と実行の誤差を確認する –調整:誤差を修正する ※計画できないことはリスク(不確定要素)管理 • 大きく分けると計画重視と調整重視 8
  • 10. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 開発マネジメント • ウォーターフォール型(計画重視) –計画:全体を計画する –計測:計画と実行との差異を把握 –調整:差異への対応 • ポイント –長期でタスクが洗い出されるため、それに最適化さ れたリソース調達ができる –ただし、計画精度が悪いと調整の限界を超えてしま い、破たんする 9
  • 11. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 開発マネジメント • アジャイル型(調整重視) –計画:短い期限を設定する –計測:動くソフトウェアで計測 –調整:定期的に関係者で計画見直し • ポイント –リソースを固定し、短期+定期の計画を繰り返すこ とで継続的な開発を可能にする –ただし、長期計画との齟齬が発生すると破たんする 10
  • 12. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 開発マネジメント • どちらが良いか?ではなく、全てのシステム開 発には両方の要素がある –ウォーターフォール型のシステムでも、技術調査な どは必要 –アジャイル型のシステムでも、基幹系システムとの 連携は必要 11
  • 13. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 開発支援ツールとは 開発支援ツールの活用 12
  • 14. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 開発支援ツールの活用 • マネジメント手法に関わらず管理対象は同じ –開発資産(ソースコード、設計書など) –課題(検討事項、バグなど) –構成(リリース手順、インフラなど) • ただし、管理の考え方は違う –ウォーターフォール:計画ありき –アジャイル:時間制限ありき 13
  • 15. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 開発支援ツールの活用 • 開発資産 –ソースコードやドキュメントの履歴管理は必須 –図表は常に悩ましい » Wiki+描画ツールでもできないことはないが便利ではない • 課題 –課題=発生する度に対応を考えるもの » ウォーターフォールにおける「バグ」や「リスク要素」 » アジャイルでは「タスク」が課題的に扱う 14
  • 16. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 開発支援ツールの活用 • タスク –長期での全体感:WBS+ガントチャート » 時間軸の前後関係や重複が分かりやすい –短期での全体感:チケット+カンバン » タスクの状況が分かりやすい • 構成 –頻繁にリリースするほど自動化重要 –マージは、常に重要 15
  • 17. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. 開発支援ツールとは 例の最強ツールについて 16
  • 18. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. EXCELについて • 最強のツール「Excel」 17 対象物/目的 情報共有 履歴管理 自動化 開発資産 ソースコードや設計書 の最新版を共有する ソースコードや設計書 の変更履歴を管理する ー 課題 発見された課題の内容 や状況を共有する 課題の担当者や状況の 履歴を管理する 課題の発生や解決状況 レポート作成を自動化 する タスク スケジュールや進捗状 況を共有する スケジュールや進捗の 変更履歴を管理する ー 構成 環境構築手順、リリー ス手順などを共有する 手順書の変更履歴を管 理する 環境構築やモジュール 作成・配備を自動化す る けっこう、色々できる
  • 19. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. EXCELについて • 最強のツール「Excel」の課題 –情報がスナップショット » 情報収集して記載することになるので、情報共有がリアル タイムにならない –手間がかかる » 管理のための運用が人手になるため、ルールの周知やPMの 手間が上がりがち • ようは使い分け –報告のためにEXCEL表を出すのは悪くない 18
  • 20. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. ツール利用レベル 19
  • 21. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. ツール利用レベル • レベルの指標 –利用ツール:どのツールを使っているか –トレース範囲:ツールをまたがったトレース範囲 • トレーサビリティについて –いつ発生した課題が、いつ誰が実装されて、いつど こにリリースされたかを自動的に把握する 20
  • 22. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. ツール利用レベル • レベル0 –ツールはほとんど利用していない » ※EXCELは対象外 –利用していてもチームでは共有できていない » 一人が集中管理をしており、全員に配っている 21 開発資産 課題 タスク 構成 情報の共有 × × × × トレーサビリティ × × × × 自動化 × × × ×
  • 23. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. ツール利用レベル • レベル1 –ソースコード管理、バグ管理は導入され情報共有が できている » ドキュメント管理はEXCELをバージョン管理 –タスク管理は中央集権 » タスクのステータスや時間を個別入力はできていない –ビルドスクリプトを手動実行している » ビルドから先のリリースは自動化されていない –トレーサビリティが確保されていない » いつ発生したバグが、いつ誰が実装されて、いつどこにリ リースされたかが明確には分からない 22 開発資産 課題 タスク 構成 情報の共有 ○ ○ △ △ トレーサビリティ × × × × 自動化 ○ ○ △ △
  • 24. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. ツール利用レベル • レベル2 –バグやタスクとソースコードやリリースバージョン は関連づけられている –ドキュメントも一部はWikiで管理 –CIツールが導入され、リリースは自動化されている –開発チーム内では情報が共有化されている » 運用チームとの情報共有が不十分 23 開発資産 課題 タスク 構成 情報の共有 ○ ○ △ ○ トレーサビリティ ○ ○ △ △ 自動化 ○ ○ △ ○
  • 25. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. ツール利用レベル • レベル3 –課題発生からサービス提供までがトレース、かつ、 運営側にも情報が共有されている » 開発視点:いつ発生した課題が、いつ誰によって実装され 、どのバージョンに含まれて、いつどのサーバにデプロイ されたか » 運営視点:このサーバには、どのバージョンがデプロイさ れ、そのバージョンでは、どの課題が、いつ誰によって実 装されて、いつリリースされたかが自動的に把握する –DevOps/OpsDevが実現されている 24 開発資産 課題 タスク 構成 情報の共有 ○ ○ ○ ○ トレーサビリティ ○ ○ ○ ○ 自動化 ○ ○ ○ ○
  • 26. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. ツール利用レベル • ポイントは、それぞれの範囲 –情報共有 » 個人→開発チーム→開発と運用 –トレース » なし→課題とコード→課題とコードとバージョン→課題と コードとバージョンとデプロイ –自動化: » なし→スクリプト化→自動運行 25
  • 27. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. ツール利用レベル • ステップ バイ ステップ –レベル0→レベル1 » 最適はバグ管理とソースコード管理から ▸ タスク管理はWBSでOK » バグとバージョンへの紐付け –レベル1→レベル2 » タスクからコードやバージョンへの紐付け » Wikiの導入(内部手順書から) » CIツールの導入(まずはボタン1つ) –レベル2→レベル3 » タスクからデプロイまでの一括管理 26
  • 28. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. ツール利用レベル • ステップ バイ ステップ 27 運営 運用テスト 結合テスト 企画 検討 外部設計 内部設計 実装 ユニット テスト 内部テスト レベル1 レベル2 レベル3
  • 29. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. ツールの運営 28
  • 30. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. ツールの運営 • ツールは設定&改善が重要 –ツールを置くだけではうまくいかない –設定して、ルールを適用して使ってもらう –改善して、使いこなしていく • 問題になりがちなところ –初期構築における問題 –横展開における問題 29
  • 31. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. ツールの運営 • 初期構築における問題 1/2 –初期にどこまでやるのか » まずは適用範囲とフローのルール決め » 最初は設定しすぎず、継続的に改善を行うほうがよい ▸ フローの最初と最後を誰が、いつ行うのかが重要 –設定を開発チームの誰かが兼任するのは危険 » 「誰か」しかわからないブラックボックスに » 大規模プロジェクトであれば「専任」が必要 30
  • 32. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. ツールの運営 • 初期構築における問題 2/2 –作りこんだ品質管理ツールの代替とはならない » WF的な管理要素をアジャイルツールには期待しない » EXCELダウンロード+加工で提出資料にはなる 31
  • 33. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. ツールの運営 • 横展開における問題 1/2 –推進者を明確にする » 「Aさん」では破たんする » 事務局の創設や推進メンバーの指名などが必要 –教育の実施 » 管理者と利用者向けのマニュアル整備 » 利用者は「読まなくても分かる」ようにしていく 32
  • 34. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. ツールの運営 • 横展開における問題 2/2 –PJ個別のカスタマイズの管理 » 他のPJに影響を出さないような範囲を決める –メンバー追加・変更の管理 » 特に権限管理が重要(参照、書き込み、削除など) » 内部統制対応の申請書管理(特に退社の扱い) 33
  • 35. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. アトラシアン製品 34
  • 36. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. アトラシアン製品 • レベルを上げていくのは、レベルアップを想定 したツール群の導入が推奨 –Redmine+Git+Jenkinsでもいいけど… –アトラシアン製品なら、最初から統合前提 » 課題/タスク:JIRA Software » ドキュメント:Confluence » ソースコード:Bitbucket(Git) » CI:Bamboo 35
  • 37. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. アトラシアン製品 • 製品サイクル 36 課題 ソースコード モジュール 実行環境 v1 済 ☑タスクA ☑タスクB v2 未 ☑タスクC ☑タスクD □タスクE 残 □タスクF □タスクG □タスクH v1 v2.b2 v1 v2. b1 v2. b2 ☑タスクA ☑タスクB ☑タスクC ☑タスクD ☑タスクC 本番 受入T 開発 検証 v2.b1
  • 38. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. アトラシアン製品 • 利用者へのメリット –分かりやすい見た目 » とっつきやすく、分かりやすい用語 –柔軟なワークフロー、権限管理 » 設定しすぎ注意 –アジャイルネイティブ » スクラムに合わせたツール 37
  • 39. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. アトラシアン製品 • 運用者へのメリット –充実した管理ツール » 命名規約さえあれば、比較的引継ぎが容易 –ツール間の安定した統合 » バージョンアップで苦労しない –エンタープライズ・サポート » 相談できる人がいる 38
  • 40. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. まとめ 39
  • 41. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. まとめ • 開発支援ツールは開発手法に関係なく利用可能 –目的:情報共有、履歴管理、自動化 –対象:開発資産、課題、タスク、構成 • ウォーターフォールとアジャイル –計画重視:タスクを中心に管理する –調整重視:時間を中心に管理する –PJの中で、うまく使い分ける » ツールの使い分けていい 40
  • 42. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. まとめ • ツールの利用レベル –Lv0:ツールは使わず、共有はフォルダ管理 –Lv1:ソースコードやバグ管理はできているが、トレ ーサビリティが弱い –Lv2:バージョンによってタスク・課題、コードが連 携している –Lv3:開発と運用で情報やプロセスが共有されている • 段階的に拡張すればいい 41
  • 43. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. まとめ • ツール運営の問題 –初期構築における課題 » 初期設定と段階的な改善のバランス » ブラックボックスにしない –横展開における課題 » 組織的な取組みにするときの注意点 » 事務局:教育、カスタマイズ、権限など 42
  • 44. Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. まとめ • アトラシアン製品のメリット –利用者 » 使いやすく、分かりやすい » アジャイルを始めるには最適 –運用者 » 管理が楽、管理が楽、管理が楽 43