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REALITY「なりたい自分で、生きていく」リアルタイムライブでVTuberが活躍する舞台を作る現場の1年
- 2. 本日の講演内容
1. 数字で振り返るREALITY Studioの1年
2. スタジオのシステムの概要
3. モーキャプスタジオとしての1年
4. 音楽番組の開発
5. 音声収録と映像配信
6. 番組制作とディレクション
7. オペレーション開発と教育
8. 出演者へのリスペクト
9. なりたい自分になれる場所
10. 質疑応答(Respon)
白井暁彦 博士(工学)
GREE VR Studio Lab
Director
現場とバーチャルをつなぐ
コミュニケーター
所属
本日の担当
名前
- 3. WFLE PT と GREE VR Studio Lab
プロダクション事業
研究開発部門
・長期スパンR&D
・知財創出
・アライアンス
新技術の調査選定
・国際展開
SIGGRAPH等でデモイベント
・普及啓蒙事業
ボイチェンサービス
「転声こえうらない」
など…
ソリューション事業
プロダクションチームソリューション事業部
VTuber技術 → 他産業展開
プラットフォーム事業
プラットフォーム事業部
Presence Technology Group
BizDev&Marketing チーム
プラットフォーム開発
VTuberコンテンツ制作
マーケティング支援
WFLE所属VTuberの支援
連
携
- 4. リアルタイムモーキャプ 3Dアセットを活用した番組 ライブ配信
Voice Record
& Lip Sync
Motion Capture Finger Capture
Hair & Accessary
Face Capture
& Blend Shape
Body & Cloth
でやっていること
Presence Technology Group = VTuberのみなさんのプレゼンスを技術で支える集団
- 6. もくじ
1. 数字で振り返るREALITY Studioの1年
2. スタジオのシステムの概要
3. モーキャプスタジオとしての1年
4. 音楽番組の開発
5. 音声収録と映像配信
6. 番組制作とディレクション
7. オペレーション開発と教育
8. 出演者へのリスペクト
9. なりたい自分になれる場所
10. 質疑応答(Respon)
わたなべ / Sara
WFLE Presence Technology Group
シニアマネージャー
スタジオの統括
アバター表現拡張
所属
担当
名前
- 15. 2018年 1月 6月 12月
要件定義
プライオリティ
プリプロ
本開発
毎日生配信の運用
REALITY
リリース
REALITY Avatar
リリース
数字で振り返るREALITY Studioの1年
開発スケジュール(2018)
- 16. 2019年 1月 6月 12月
毎日生配信の運用
数字で振り返るREALITY Studioの1年
開発スケジュール(2019)
生番組の開発と運用
VRM対応
ソリューション事業開始
アバター出演
- 17. もくじ
1. 数字で振り返るREALITY Studioの1年
2. スタジオのシステムの概要
3. モーキャプスタジオとしての1年
4. 音楽番組の開発
5. 音声収録と映像配信
6. 番組制作とディレクション
7. オペレーション開発と教育
8. 出演者へのリスペクト
9. なりたい自分になれる場所
10. 質疑応答(Respon)
わたなべ / Sara
WFLE Presence Technology Group
シニアマネージャー
スタジオの統括
アバター表現拡張
所属
担当
名前
- 19. ● 1部屋最大4人の共演が可能
● 全身キャプチャー
○ MVN Xsens
○ Orion
● フェイスキャプチャー
○ iPhone X
○ 特殊表情コントローラー
● フィンガーキャプチャー
○ グローブ
○ ゲームコントローラー
● ギフト専用タブレット端末
● 複数の可動式大型モニター
● マイク
● イヤモニ
● 防音
● 空調
● アクターサポート機材多数
スタジオのシステム
REALITY Studio Tokyo
キャプチャールーム
- 20. ● ディーリングデスク
○ 強固なモニターアーム
○ 整えられたエアフローと配線ダクト
● PC
○ UE4(Core i9 9900K + RTX2080 SLI)
○ カメラプレビュー
○ 映像配信&合成(OBS)
○ サイマル配信(Wirecast)
○ 出演者支援(カンペ、ギフト)
● 音響
○ デジタルミキサー(01V96i)
○ 効果音卓
● 27インチモニター 8枚
● 収録用機材
○ 高画質録画
○ パラ録音
スタジオのシステム
REALITY Studio Tokyo
コントロールルーム
- 22. もくじ
1. 数字で振り返るREALITY Studioの1年
2. スタジオのシステムの概要
3. モーキャプスタジオとしての1年
4. 音楽番組の開発
5. 音声収録と映像配信
6. 番組制作とディレクション
7. オペレーション開発と教育
8. 出演者へのリスペクト
9. なりたい自分になれる場所
10. 質疑応答(Respon)
たかはし
WFLE Presence Technology Group
エンジニア
キャプチャーシステムの検証と
現場導入、ライブソフトの開発
所属
担当
名前
- 24. 取り扱っているモーキャプシステム
モーキャプスタジオとしての1年
スタジオ立ち上げ時~ 2018年末~ 最近
デバイス
【VIVE トラッカー】
HTC社などから販売されてい
る光学式デバイス。価格も手
頃で市販されている。VR デバ
イスなので応用もしやすい。
【Xsens MVN Link】
ゼロシーセブン社などから販
売されている慣性式モーショ
ンキャプチャーシステム。慣
性式であるにも関わらず磁場
の影響を受けない。
【Vicon Vero】
クレッセント社などから販売
されている非常に有名な光学
式モーションキャプチャーシ
ステムの 1 つ。
ソフトウェア
【IKinema Orion】
IKinema 社などから販売され
ているモーションキャプチャ
ーシステム。価格が手頃。
【MVN Animate Pro】
Xsens MVN のソフトウェア。
【Shogun】
Vicon のソフトウェア。
- 25. 方式 良い点 課題
光学式
● 絶対座標を計測できる
● 誤差は蓄積しない
● 反射物や遮蔽物の影響を受ける
慣性式 ● 反射物や遮蔽物の影響を受けない
● 絶対座標を正確に計測できない
● 誤差が蓄積する
● 磁気センサーを用いる場合、磁気
の影響を受ける
キャプチャー方式の特徴
モーキャプスタジオとしての1年
- 26. 機材コスト 安定性 モーション品質 スケーラビリティ
安い △ △ △
高い ○ ○ ◎
高い ◎ ◎ ○
モーキャプシステムの比較
モーキャプスタジオとしての1年
- 27. 良い点 課題
● 機材は安い
● 絶対座標を取得できる
● モーキャプ以外の用途
● 反射物や遮蔽物にすごく弱い
● 電波干渉(2.4GHz帯)に弱い
● バッテリーが少し足りない
● キャリブレーションが厳しい
● デバイスが大きい
● データレートが高くない
● SteamVR に依存している
● スケールし辛い
VIVE トラッカー + IKinema Orion
モーキャプスタジオとしての1年
● 遮蔽物を置かない
● 光拡散フィルムで反射を防ぐ
● USB ケーブルで有線接続する
● キャリブレーションは直立より A ポーズに近
い形の方が認識しやすい
対策
- 28. Xsens
モーキャプスタジオとしての1年
良い点 課題
● センサーが 17 個
● データレートが高め
● キャリブレーションは簡単
● 非常にスケールしやすい
● バッテリーが約 10 時間
● 機材は高い
● 位置ずれがおきる
● 座りや静止姿勢に弱い
● 電波干渉(2.4GHz/5.0GHz帯)に弱い
● LAN ケーブルで PC に直接つなぐ
● 高性能な Wi-Fi ルーターで 5GHz を使う
● 位置ずれは VIVE トラッカーで補正している
対策
- 29. Vicon
モーキャプスタジオとしての1年
良い点 課題
● 絶対座標を取得できる
● マーカーが 53 個もあある
● データレートが高め
● キャリブレーションが簡単ですごく安定
● 電波の影響を全く受けない
● バッテリー不要
● 多少隠れてもうまく補正してくれる
● スケールができる
● 機材が高い
● 遮蔽物はない方が良い
● 反射物には弱い
● 難易度が高い、まさにプロ仕様
● 遮蔽物を置かない
● 反射物は光拡散フィルムで反射
を防ぐ
対策
- 30. 全身キャプチャーはミドルウェア
● 短期間で高品質
● 長期運用を見据える
IKinema LiveAction
● IKinema の製品は多くのゲーム会
社な映画会社などに導入された実
績あり
● IKinema Orion, Xsens, OptiTrack,
Vicon などに対応
Xsens MVNVIVE トラッカー x8
IKinema Orion
ミドルウェアとしてIKinema LiveActionを採用
モーキャプスタジオとしての1年
Vicon Vero
Live Action
MVN Animate Pro Shogun
- 32. ● VR Studioで実績あり(PCやPS4)
● アニメ調のキャラクター制作実績
● 社内の豊富なツール
ゲームエンジンの選定
モーキャプスタジオとしての1年
● IKinema LiveActionに対応
● 機能が豊富で先行している
● WFSで本格的に取り組む
- 33. フェイスキャプチャーは iOS ARKit
● 特徴としては、BlendShapeで簡潔に実現可能
使い方
● ヘルメット(MOCAP Design カスタム品)
○ ざまざまな姿勢でキャプチャーできる、ただし装着者
への負担が大きい
● カメラ用三脚
○ 装着者の負担が低い、ただしキャプチャー可能なエリ
アが限られる、サポート担当が頑張る
● 間接撮影(ヘルメット+軽量カメラ)
○ 様々な姿勢でキャプチャーでき装着者への負担も小さ
く光学式システムへの影響もないが遅延は大きくなる、
小さくなるよう工夫しているところ
フェイスキャプチャー
モーキャプスタジオとしての1年
- 34. ● アニメーションカーブに値を代入
● ゲームパッドで操作
○ 安定した動作
○ 機材の調達が容易
● 指のキャプチャー
○ VR グローブの開発もの
■ StretchSense社のセンサー
■ Raspberry Pi
○ 人の手は千差万別
■ 小さな手にどう対応するか
フィンガーキャプチャー
モーキャプスタジオとしての1年
- 37. もくじ
1. 数字で振り返るREALITY Studioの1年
2. スタジオのシステムの概要
3. モーキャプスタジオとしての1年
4. 音楽番組の開発
5. 音声収録と映像配信
6. 番組制作とディレクション
7. オペレーション開発と教育
8. 出演者へのリスペクト
9. なりたい自分になれる場所
10. 質疑応答(Respon)
やすかわ
WFLE Presence Technology Group
エンジニア
番組企画の実現性担当
ライブソフトの開発
所属
担当
名前
- 64. もくじ
1. 数字で振り返るREALITY Studioの1年
2. スタジオのシステムの概要
3. モーションキャプチャー
4. 音楽番組の開発
5. 音声収録と映像配信
6. 番組制作とディレクション
7. オペレーション開発と教育
8. 出演者へのリスペクト
9. なりたい自分になれる場所
10. 質疑応答(Respon)
はしもと
WFLE Presence Technology Group
番組ディレクター
REALITY Studioの番組制作
制作テクニカルディレクション
所属
担当
名前
- 80. もくじ
1. 数字で振り返るREALITY Studioの1年
2. スタジオのシステムの概要
3. モーキャプスタジオとしての1年
4. 音楽番組の開発
5. 音声収録と映像配信
6. 番組制作とディレクション
7. オペレーション開発と教育
8. 出演者へのリスペクト
9. なりたい自分になれる場所
10. 質疑応答(Respon)
はしもと
WFLE Presence Technology Group
番組ディレクター
REALITY Studioの番組制作
制作テクニカルディレクション
所属
担当
名前
- 94. もくじ
1. 数字で振り返るREALITY Studioの1年
2. スタジオのシステムの概要
3. モーキャプスタジオとしての1年
4. 音楽番組の開発
5. 音声収録と映像配信
6. 番組制作とディレクション
7. オペレーション開発と教育
8. 出演者へのリスペクト
9. なりたい自分になれる場所
10. 質疑応答(Respon)
わたなべ / Sara
WFLE Presence Technology Group
シニアマネージャー
スタジオの統括
アバター表現拡張
所属
担当
名前
- 102. もくじ
1. 数字で振り返るREALITY Studioの1年
2. スタジオのシステムの概要
3. モーキャプスタジオとしての1年
4. 音楽番組の開発
5. 音声収録と映像配信
6. 番組制作とディレクション
7. オペレーション開発と教育
8. 出演者へのリスペクト
9. なりたい自分になれる場所
10. 質疑応答(Respon)
しらいはかせ
GREE VR Studio Lab
Director
特許取得・学術研究・国際
普及展開活動・社会実装
所属
担当
名前
- 108. もくじ
1. 数字で振り返るREALITY Studioの1年
2. スタジオのシステムの概要
3. モーキャプスタジオとしての1年
4. 音楽番組の開発
5. 音声収録と映像配信
6. 番組制作とディレクション
7. オペレーション開発と教育
8. 出演者へのリスペクト
9. なりたい自分になれる場所
10. 質疑応答(Respon)
わたなべ / Sara
WFLE Presence Technology Group
シニアマネージャー
スタジオの統括
アバター表現拡張
所属
担当
名前