1. 文献データベースの雑誌
案内を分類法で？
[みんなで議論]
平成２５年１１月１５日
マイニング探検会 前田朗

2. 雑誌の案内ができるとうれしいこと
雑誌のブラウジングや論文の評価の
参考情報
出版元（学会・大学・研究所）のア
ピール

3. 引用
インパクト
ファクター
Altmetrix的な…?
雑誌の案内情報
ブランド
分野
テーマ
たぶん、手つかず
出版者

4. 雑誌の内容をどうみせるか
雑誌に紹介文をつける（誰が？）
収録論文タイトル中の用語をもとに生成
キーワードを提示
ワードクラウド
多次元尺度構成法によるワード提示
分類を使う
キーワードの提示では、ぱっとみてわかりづらい
⇒ 分類を使うとどうなるか試してみるのが面白そう

5. 日本十進分類表はどうか？
雑誌内の論文のテーマ（分類）の分
散が一目でわかる
専門特化か
広い分野を扱っているか
複数雑誌を同一の尺度で比較できる

6. 0.00
2.00
4.00
6.00
8.00
10.00
12.00
14.00
16.00
18.00
20.00
22.00
24.00
26.00
28.00
30.00
32.00
34.00
36.00
38.00
40.00
42.00
44.00
46.00
48.00
50.00
52.00
54.00
56.00
58.00
60.00
62.00
64.00
66.00
68.00
70.00
72.00
74.00
76.00
78.00
80.00
82.00
84.00
86.00
88.00
90.00
92.00
94.00
96.00
98.00
専門特化の雑誌の結果はこんな
感じ？
30
25
20
15
10
5
0

7. 0.00
2.10
4.20
6.30
8.40
10.50
12.60
14.70
16.80
18.90
21.00
23.10
25.20
27.30
29.40
31.50
33.60
35.70
37.80
39.90
42.00
44.10
46.20
48.30
50.40
52.50
54.60
56.70
58.80
60.90
63.00
65.10
67.20
69.30
71.40
73.50
75.60
77.70
79.80
81.90
84.00
86.10
88.20
90.30
92.40
94.50
96.60
98.70
広い分野を扱っている雑誌の結
果はこんな感じ？
25
20
15
10
5
0

8. 詰めること
分類自体に関わること
分類は一見数値だが → 距離尺度
ではない
分類の粒度
総記の扱い

9. 論文から自動分類付与
 普通に考えるなら「機械学習」だが…
 学習データ及び教師データをどう用意する？
 先行研究（日本語）がどうも見当たらない
いっそ
国立国会図書の件名標目を使うのが面白い！？

10. 国立国会図書件名標目による分類付与
国会図書館件名標目
国会図書館のサイトから入手可
用語に日本十進分類が付与されている
ただし、語彙数が少ない
雑誌収録の論文タイトルから件名標目の用語を抽出し、
その件名標目に紐づいている分類番号を集計でいけそう
語彙数が少ないのをどうするか？

11. 国立国会図書館件名標目の拡張
 日本語WordNet
 用語の完全一致で件名標目とリンクさせ、同義語もと
めることで、語彙を増やす
 ある用語の下位語の場合は0.5点の加算にとかす
ると、さらに語彙を増やせる
 Wikipedia
 ある用語の関連語の場合は、0.xx点の加算とか
にすると、さらに語彙を増やせる
 バットは野球？ 動物？
 同一論文中の他の語との距離（リンクの距離）で近
い意味のほうをとれば、ある程度精度を出せる？

12. 分類付与の構成イメージ
入力
分類判定
なんとか雑誌
論文タイトルA
日本
語
Word
Net
論文タイトルB
国会図
書館件
名標目
論文タイトルC
論文タイトルD
日本十進分類
カウント＋グ
ラフ化
Wikipe
dia
実際にシステムを自作し、ほんとに使えるか検証したいところ

13. その他、気になること
英語論文についても、かんがえ
ないと…
日本十進分類のデータがないの
で、グラフに直に表示は無理