使徒16

「教会の迫害が福音の拡散へ」
使徒の働き 8:1-40
使徒の働きシリーズ_16

８章の流れ
エルサレムの
教会の迫害
サマリヤ全土
での宣教
ピリポとエチ
オピア人

福音の言葉の拡散
• 「聖霊があなたがたの上に臨まれると
き、あなたがたは力を受けます。そして、
エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、
および地の果てにまで、わたしの証人
となります。」 1:8
–エルサレム 2-7章
–サマリヤ 8章
–地の果て（外国人） 9-28章

エルサレムの教会の迫害
• サウロ → パウロ
–紀元後28年ごろ
–使徒たち以外のクリスチャン(当時
のエルサレムの人口の1/12ほど)の
ほとんどがエルサレムから脱出
–散らされた先々で福音が語られる
–油の火に水を注ぐ結果に

サマリアに福音が
• エルサレムで起こったのと同じよ
うに、福音を語るときにその内容
が神から出ていることを証明する
ために奇跡が伴う
–それは、神が使徒たちだけに約束
した特別な力。期限限定
–当時の人たちも信じられなかった

福音は「言葉」
• イエスがキリストである事実は言葉で
語ることができ、旧約聖書と歴史的事
実を用いて検証できる
• イエスが本当にキリストなのであれば、
イエスを通して世界は回復を期待でき
る
• その良い知らせを理解し、教え、相手
がそれを信じるように促すのが伝道

信仰の表れとしての洗礼
• 当時の文化の中で、新しい生き方
（世界観）に身を捧げる決意の公
な印として、水に浸かる文化が
あった

ピリポの伝道
• エチオピアはソロモン王の時代、
イスラエルを訪問し、ソロモンは
シェバ女王と親しい関係にあった
• ピリポは、エチオピア人の知識と
質問からイエスのことを教え始め
た

ピリポの伝道旅行
• ガザからアゾト、アゾトから北へ
地中海沿いに歩き、カイザリヤに
たどり着くまで福音を宣べ伝える
–ピリポが御霊によって連れ去れる
–奇跡？

最後に（1/3）
• 教会にとって辛い体験が、世界に
とって良い結果に
–クリスチャンになると生活が楽に
なるわけではない。しかし、神は
私たちの辛さを理解しており、そ
れを用いて全体図の中で最善なこ
とを行ってくださる

最後に（1/3）
• 教会にとって辛い体験が、世界に
とって良い結果に
–神の知恵 vs 人間の知識
–神は私たちの苦しみを無駄にはさ
れない
–神は間違いを犯されない
–苦しみは必ずしも悪ではない

ローマ人へ手紙 8:17-18、28
「もし子どもであるなら、相続人で
もあります。私たちがキリストと、栄光
をともに受けるために苦難をともにし
ているなら、私たちは神の相続人であ
り、キリストとの共同相続人でありま
す。今の時のいろいろの苦しみは、…」

ローマ人へ手紙 8:17-18、28
「…将来私たちに啓示されようとし
ている栄光に比べれば、取るに足りな
いものと私は考えます…神を愛する
人々、すなわち、神のご計画に従って召さ
れた人々のためには、神がすべてのこと
を働かせて益としてくださることを、私たち
は知っています。」

他の箇所
• 「あなたがたは、キリストのために、キリ
ストを信じる信仰だけでなく、キリストの
ための苦しみをも賜わったのです。」
ピリピ人への手紙1:29
• 「確かに、キリスト・イエスにあって敬虔
に生きようと願う者はみな、迫害を受け
ます。」 2テモテへの手紙 3:12

最後に（2/3）
• 福音を「言葉」として自分が理解
し、それを一般の人に伝えること
ができるか
–どの分野のトレーニングが足りな
いのかを探る
–全体図から始める
–旧約聖書に関心を持つ

最後に（3/3）
• 神は常に福音を聞かなければいけ
ない人たちがいる環境に私たちを
置いてくださっている
–その人たちを信じさせるのがゴー
ルではなく、その人たちに福音を
教えるのがゴール
–福音に恥じない振る舞いと福音の
知的理解を人生の課題とする

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