コロナ禍の働き方のニューノーマル～NRIの数千人のテレワークを支えたサービスとは～

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コロナ禍の
働き方の
ニューノーマル
- NRIの数千人のテレワークを
支えたサービスとは -

自己紹介
2
2017年10月〜
テスト自動化PF基盤保守
2019年4月〜
aslead 基盤保守
株式会社野村総合研究所
テクニカルエンジニア
越智優斗
おちゆうと
2017年4月
入社

3
今日お話すること
コロナ禍の働き方の
ニューノーマルって？

4
今日お話すること
テレワーク

コロナ禍の始まり
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新規感染者数
厚生労働省オープンデータより
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/open-data.html

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新規感染者数
厚生労働省オープンデータより
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/open-data.html
1/16 国内初感染確認
2/3 クルーズ船横浜港入港
3/24 オリンピック延期決定
4/7 緊急事態宣言

7
• 次々と出てくる感染者
• ロックダウンの可能性
• 緊急事態宣言のカウントダウン
• 感染者がいつ出てもおかしくない
• 設備の停止（食堂・会議室・喫煙所）
• 出張の禁止（国内・海外）
• 外出を避けたい（出退勤含む）
• 業務の遅れは避けたい
世間社内個人

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• 次々と出てくる感染者
• ロックダウンの可能性
• 緊急事態宣言のカウントダウン
• 感染者がいつ出てもおかしくない
• 設備の停止（食堂・会議室・喫煙所）
• 出張の禁止（国内・海外）
• 外出を避けたい（出退勤含む）
• 業務の遅れは避けたい
世間社内個人
業務継続のために
テレワークへの
移行が急務！

テレワークの課題
9
NRI
社員
常駐
BP
請負
BP

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NRI
社員
常駐
BP
請負
BP
VPN
テレワークの
仕組みが無い

11
NRI
社員
常駐
BP
請負
BP
VPN
テレワークの
仕組みが無い
６,０００人８,０００+人

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NRI
社員
常駐
BP
請負
BP
VPN
テレワークの
仕組みが無い
６,０００人８,０００+人
VPNの代わりになる
数千人規模の
仕組みづくりが急務！

テレワーク構築にむけて
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クラウドIDEは
利用できない
VPNと同水準の
セキュリティ
社内のOA環境
開発環境と
連携が必要

テレワークの様々な要件
14
分類要件
セキュリティパスワード以上の認証
データの持ち出し・持ち込みは禁止
統制限られたメンバーのみ接続可能
許可された端末にのみ接続可能
監査「いつ誰がどこに接続したか」が分かること
ネットワーク利用者毎に帯域制限がかけられること
（最大利用可能帯域2Gbps）
OA環境・既存の開発環境と連携が可能なこと
可用性原則24時間365日
拡張性数千人の同時利用まで対応
アジリティ申請から利用開始までのリードタイムを短縮

テレワークの様々な要件
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分類要件
セキュリティパスワード以上の認証
データの持ち出し・持ち込みは禁止
統制限られたメンバーのみ接続可能
許可された端末にのみ接続可能
監査「いつ誰がどこに接続したか」が分かること
ネットワーク利用者毎に帯域制限がかけられること
（最大利用可能帯域2Gbps）
OA環境・既存の開発環境と連携が可能なこと
可用性原則24時間365日
拡張性数千人の同時利用まで対応
アジリティ申請から利用開始までのリードタイムを短縮
これらの要件を満たした
テレワーク環境を
1ヶ月で構築！

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新しいテレワークの仕組みを！
数千人規模で！
１ヶ月で！

テレワーク実現にむけた方針
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普段の業務PCに
インターネットから接続
マネージドサービスを
全面採用
ノウハウのあるツールや
既にある仕組みを活用

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Amazon Appstream 2.0
• デスクトップアプリのストリーミングサービス
Windowsのアプリのみをマネージドに提供できるサービス
今回は「RDPクライアント」のみ利用
• フルマネージド・スケーラブル
Amazon Workspacesと異なり、デスクトップを意識しなくていい
スケーリングにより、数千の規模まで拡張可能
• SAML2.0によるSSO
特定のIdPと連携してSSOが可能
19

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• Jira Service Desk
Atlassian社製のIT Service Managementソリューション
チケットベースの問い合わせ管理
BI機能もあり、問い合わせ品質の可視化や向上に活用
• 社内サービスデスク
テレワークの統一的な窓口として活用
問い合わせやステークホルダーとのやり取りも一元管理

OpenStandia KAID
• IGA(Identity Governance and Administration)基盤
認証/認可の統合的な基盤（統制やガバナンス機能も保有）
すでに社員・BPを含む統括的なID管理を実現済み
• OIDC/SAMLに対応
IdPとして別サービスと連携しSSOが可能
Appstream 2.0と連携
• 多要素認証
OTP等のMFAに対応
今回は独自カスタマイズし、クライアント証明書によるMFAを追加
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蓄積したノウハウ
• Gitlab
Gitサーバ。CICDも可能。
高速なリリースサイクルを実現
• Ansible
構成管理ツール。リリースを完全に自動化
• Prometheus
監視ツール。リリース後の正常性を速やかに確認
• Nginx
リバースプロキシ。RDPの通信を中継させる
接続先の制限やログによる監査を実現
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テレワークの様々な要件への対応
23
分類要件対応方針ソリューション
セキュリティパスワード以上の認証多要素認証クライアント証明書
データの持ち出し・持ち込みは禁止画面操作のみ許可
利用可能なアプリを限定
Appstream 2.0
RDPクライアント
統制限られたメンバーのみ接続可能申請に基づく利用開始 Jira Service Desk
許可された端末のみ接続可能ゲートウェイを設置 Nginx
監査「いつ誰がどこに接続したか」が
分かること
ログによる
トレーサビリティ
Appstream 2.0 Session
Log/Nginx Access Log
ネットワーク帯域制限がかけられることゲートウェイを設置 Nginx
可用性原則24時間365日オンラインリリース Nginx
拡張性数千人の同時利用まで対応スケールアウト方式 Appstream 2.0 Scaling
アジリティ申請から利用開始までの
リードタイムを短縮
リリースの自動化 Ansible
Gitlab Runner

24

25
これらのサービス・ツール
を利用して
テレワークシステムを構築

Appstream 2.0 中継サーバ業務PC
CloudWatch
Logs
ヘルプデスク担当
S3
私用PC
テレワークシステム概要

CloudWatch
Logs
S3
私用PC
テレワークシステム概要
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CI/CD
MFA/SSO
申請/承認
ログ監査

CloudWatch
Logs
S3
私用PC
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Appstream 2.0にアクセス
KAIDにリダイレクトしSSO
Appstream 2.0にリダイレクト
NginxにRDP ポートに応じて
特定のIPに転送
テレワーク利用時

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Appstream 2.0にアクセス
KAIDにリダイレクトしSSO
Appstream 2.0にリダイレクト
NginxにRDP ポートに応じて
特定のIPに転送
テレワーク利用時

CloudWatch
Logs
S3
私用PC
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テレワーク利用に向けた申請
利用開始申請
申請内容確認
権限付与

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テレワーク利用に向けた申請
利用開始申請
申請内容確認
権限付与

CloudWatch
Logs
S3
私用PC
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申請に基づきリリース
接続先一覧を取得
Pipelineを実行
転送設定をリリースリリース結果を確認

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申請に基づきリリース
接続先一覧を取得
Pipelineを実行
転送設定をリリースリリース結果を確認

CloudWatch
Logs
S3
私用PC
34
監査ログの収集
アクセスログを収集・保管

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監査ログの収集
アクセスログを収集・保管

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今日お話したこと
テレワーク

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今日お話したこと
テレワーク
の中身・裏側

VPNよりも＋α
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データの持ち出し持ち込みができない
通信量が少ない
私用PCのセキュリティレベルに依存しづらい
１人あたり100Kbps

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2020/08/19
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2020/08/27
2020/09/01
2020/09/04
2020/09/09
2020/09/14
2020/09/17
2020/09/24
2020/09/29
2020/10/02
2020/10/07
2020/10/12
2020/10/15
2020/10/20
申請ユーザ数
ニューノーマルな方々
申請者
8,000+人
同時利用者
2,000+人

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今日最後にお話すること
このテレワークの仕組みを
aslead Remote として
お客様へご提供

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