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ローカルLPWA IoT 説明資料 Ver2 by 和歌山大学秋山教授
- 2. ローカル通信キャリア創設の重要性
電気通信事業 売上高 売上高 内訳
• 電気通信事業の売上高は年々増大し14兆円規模となって
いますが、そのうち中央の大手3通信キャリアの売上げが
兆 千億円を超え おり 通信費はほぼ中央に吸い上げ
(出典)総務省・経済産業省「情報通信業基本調査」(各年)により作成
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics07.html
13兆6千億円を超えており、通信費はほぼ中央に吸い上げ
られています。
電気通信産業のGDPは全産業の8.6%を占めると言われて
おり、これがそのまま地域GDPから中央に吸収される構図
となっています。
• 電気通信事業のうち、データ伝送が占める割合は55%を超
えて増加を続けています。今後IoT / ICTの発達により更にこ
の比率は増加すると考えられます。
• 地域を跨ぐ長距離通信は従来の大手キャリアに任せると同
時に 地域内で増加するデ タ転送に関して ロ カル通時に、地域内で増加するデータ転送に関して、ローカル通
信キャリアを創出してGDPの域内還元を行う事が重要です。
• ローカル通信は電気通信事業として実施するのでは無く、
無料のインフラや計測システムの一部として運用します。
- 4. 地産地消 IoTによるSDGs型地域産業
上左:LoRa WANを使った水位計
上右:水位計データ出力例
webブラウザ画面
右 :LoRa WAN 汎用ボード
送受信機 / プログラム機能付
• LoRa WANによる通信機能(送受信可)およびプログラミング
機能(Arudino互換)を搭載したワンチップボードが既に開発
されており(数千円 / 1枚)、これを使って水位や温湿度等、
様々なデータを取得 送信することが可能です また受信機様々なデータを取得、送信することが可能です。また受信機
能も備えているため、広範囲に設置されたノード(情報送信
機)のプログラムアップデートも設置したままで実施可能です。
• 装置の組立やプログラミングは簡単で、高校生でも実施可能
です。地域のIot / ICT教育教材として取り入れる事により、将
事来地域の電設会社等で活用いただく事も可能です。
• 従来のように中央コンサルや大手電機メーカにシステム構
築・設置・製造依頼が不要であり、地方企業による地産地消
によるSDGs型地域産業の創出が可能です。
- 5. 費用対効果 / 産業創出予測
大手キャリア利用 / 域外IoT製品利用の場合
機材費
設置費
50万円
通信費
9 600円
イニシャルコスト 100台分だと・・・・
イニシャルコスト2億5千万円
ランニングコスト960万円が
地域外へ流出
※通信機機のイニシャルコストは
ノード費用
機材費
200万円
9,600円
年間ランニングコスト
※通信機機のイニシャルコストは
大手キャリアが負担、通信費ランニ
ングコストに反映されている
イニシャルコスト 100台分だと・・・・
地域キャリア利用 / 地産地消IoT製品利用の場合
イニシャルコスト
機材費
10万円
設置費
5万円
100台分だと
イニシャルコスト1千5百万円
が地域経済で流通。
また共有可能なGWは
300万円程度で共有可能。
1,000台に増やしても
1億5千万円。
一般の市れべるだと10万円程
度×20~30箇所にGW(ゲート
ウェイ)を設置。ただしGWは
ノード種類を問わず共有可能
ノード
費用
通信
費用
• 従来型の「紐付き」交付金型産業に比べて1/10以上のコスト
ダウンが可能、かつランニングコストは不要に。
※ローカル通信キャリア運用初期において、GWの共用利用は効率的
将来的にはデータの秘匿性を高めるため、個別運用GWの設置も可能
• コストダウン分を機器の増加に振り分けることで、地域の防
災 / 減災や農林水産業、生活関連インフラをスマート化する
ことで、SDGs型地域産業への移行推進が可能に。
• 従来都市部では需要が無く、開発も進んでいなかった「イノシ
シ罠」や「漁業用海水温計測」等 地域ニーズに即した新しいシ罠」や「漁業用海水温計測」等、地域ニ ズに即した新しい
IoT製品が地域で開発・製造可能となり、またエンドユーザ向
けの情報発信方法(ソフトウェア)開発も地域主導に。
• 超小型衛星を使った山間部等でのLoRaWAN通信に関しても、
地方での製造・運用実施可能 (ex. 富山県 ・京都府)
- 6. 国立大学法人和歌山大学国 大学法 和歌 大学
災害科学・レジリエンス共創センター (事務担当:林)
〒640-8510 和歌山市栄谷930
電話073-457-8503、FAX 073-457-8535
メール ifes_info@ifes.crea.wakayama-u.ac.jp