サーバを仮想化したのにネットワークはこれまで通りでいい？←いや、いや、そんなわけないでしょ
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クラウド・ネイティブ時代。ビジネスを支えるITプラットフォームが劇的に変化したにも関わらず、本質的なあり方が20年前と変わっていないと言わ れるのがネットワークだ。仮想化とどう向き合い、どうビジネス価値の最大化に貢献するのか？隠れキャラ「ネットワーク」が企業ITの行く末を担うその理由 と具体的アプローチを探る。
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- 2. データセンターネットワークの アーキテクチャ © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. ３階層アーキテクチャ CoreAggAccess スケールアウトアーキテクチャ イーサネットファブリック Leaf/SpineCore Scale Out スケールアウトアーキテクチャ + ネットワーク仮想化 オーバーレイネットワーキング 10G DC POD N Edge Services POD SUPER SPINE BORDER LEAF WAN EDGE INTERNET DC INTERCONNECT DC POD 1 SPINE LEAF 2
- 3. 御社のネットワークはどれですか？ © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC.
- 4. 3階層アーキテクチャーとは 1990年代後半から • Core (L3) – 2台で構成 – バックボーンとして機能 – 大容量・高性能なスイッチ • Aggregation (L2/L3) – アクセススイッチを集約 • Access (L2) – サーバーや（クライアント）端 末が接続されるレイヤ © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. Core Aggregation Access 4
- 5. 3階層アーキテクチャーの特徴 C/S時代のアーキテクチャ • クライアント/サーバー通信に最適化 • 固定構成 – コアスイッチの容量がネットワーク全体 の規模を決定 • スパニングツリーによる冗長経路 • アクセスリンク 1 Gbps アップリンク 1Gbps x X / 10Gbps © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. Core Aggregation Access 5 多くのデータセンターで採用されているネットワークアーキテクチャ
- 6. 仮想化によるネットワーク要件の変化 3階層アーキテクチャーの限界 • Layer 2 の拡張性・信頼性 – スパニングツリーの限界 – MAC 学習の最適化 – Layer 2 の制限による VM 移動性(vMotion等)の制限 • 仮想環境のスケール – より多くの VM によるネットワークへのストレス – 仮想環境の拡大にともなうネットワークの拡大 • ネットワーク基盤の複雑性増大 – 複数のシングルパスネットワークの管理 • 管理のオーバヘッド – 物理および仮想スイッチの設定による高運用コスト © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 6
- 7. あらためて３階層アーキテクチャ C/S に最適なアーキテクチャなので、 • 縦（North - South）の通信に最適化 • 不十分なリンク利用率 • 不十分な拡張性 • ループ障害 • 個別の機器管理 • 仮想化連携なし © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 仮想化に向いているとは言えないアーキテクチャ Core Aggregation Access 7
- 8. なぜ、仮想化に不向きな3階層 アーキテクチャを使い続けていら れるのでしょうか？ © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC.
- 9. 仮想化を使いこなしていますか？ © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC.
- 10. 仮想化を使いこなすとは 単なるサーバー統合ではなく、 • 高統合率 • HA • ライブマイグレーション • 動的負荷分散 サーバーのリソースプール化 プライベートクラウド化 © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 10
- 11. いまどきのサーバーのスペック サーバー1台あたりのCPUとメモリーの性能は急激に向上しています。 • HP ProLiant DL380 Gen9 – プロセッサー インテル Xeon プロセッサー E5-2600 v3 製品ファミリー、最大2基 E5-2699V3 18コア36スレッド x2 – メモリタイプ DDR4レジスタ付きDIMM 最大 24枚 32GB x 24 = 768GB © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 11 集約率は数年前とは比較になりません。
- 12. 使いこなした仮想化によって 数量/容量の爆発がネットワークを直撃 • サービスインスタンス、 データ量の爆発 – トラフィック密度の増大 • 既存の Ethernet では総帯域が狭い – サービス数の増大 • 仮想スイッチ台数の劇的な増加による 管理性の低下 – マルチテナントの必要性 • マルチテナント収容するためのネット ワークの必要性 © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. トラフィックは増加。しかし、 スパニングツリーの構成により ブロックポートが構成される L2 L2L2 サーバ 仮想 サーバ 仮想スイッチの 台数の劇的な増加 物理サーバ：仮想サーバ ＝ 1:20以上 VM単位の VLAN, QoS, ACL設定と 移動の管理 12
- 13. 基幹系業務の システム運用がメイン 次の更新時期までの 安定稼働が最重要項目 主に“後方支援”が 役割だったIT部門 ビジネスの場が インターネットに拡大 ITがビジネスの成功を 直接左右する 突如、成長の原動力 としてのIT部門に 今まで これから 一方、IT部門の役割の変化 © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 13
- 14. ITインフラの課題 • クラウド – 「所有と利用」の選択 • ITコストの見直し • 仮想化対応、最適化、リソースプール化 • 自動化、サービス化 • IT技術者不足 ITインフラにかけるコスト（物的、 人的問わず）や時間は最小限に © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 14
- 15. なかでも取り残されているネットワーク © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 米Brocade Communications Systemsが2015年に各国 のCIO 200人を対象に実施した聞き取り調査では、実 に75％のCIOが「ネットワークが問題だ」と回答して いる。 75% ネットワークが 問題だ 15
- 16. 仮想化に求められるネットワーク キーワードは？ • 広帯域 • 信頼性・耐障害性 • 拡張性 • シンプル これらを満たす ネットワークが ファブリック © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 16
- 17. 今こそファブリック！ 仮想化に適したスケールアウト型のネットワーク -> ファブリックを構築 • CPUとメモリーの性能が数年前と比べて数倍の性能 – ネットワークが10年以上前と同じでいいはずがない • ビジネスの変化に対応できるインフラの構築 – IT部門の役割、そしてITインフラは変化 – でも、ネットワークは取り残されている © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. ファブリックにより 仮想化環境を使いこなすネットワークへ 取り残されたネットワークからの解放 17
- 18. © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 従来のアーキテクチャCoreAggregationAccess • 3階層 • スケールアップ • 個別管理 Leaf/SpineCore Scale-out イーサネットファブリック • トポロジーフリー • スケールアウト • 一元管理 18
- 19. ファブリックを導入する上での課題 ファブリックは同じじゃない • スイッチやサーバー単体のコスト – 準備万端 • サーバーはLOMに10Gが選べるように • 10GBase-Tの普及 – サーバーの性能を発揮するにはむしろ必須 • サーバー管理者とネットワーク管理者の境界線 – 仮想化の担当者が（サーバーに接続する）ネットワークを管理する • 運用の複雑さ – ファブリックは難しいという誤解 – 自動化されたシンプルなファブリックあります © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 19
- 20. VCSファブリックで課題解決 「つなぐだけ」 © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. • コンフィグレーション不要 ゼロタッチ・プロビジョニング • ファブリック自動形成、自動増速 • 機器交換時の設定不要 サーバー、ストレージ担当者による ネットワーク運用を可能に！ →少人数での運用 20
- 21. VCSファブリックで課題解決 シンプルな運用 © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 何台あっても、 1台の機器として運用 • 1台のスイッチとして運用可能 • 設定変更、アップグレード、 機器交換を一元的に実行 21 作業工数を減らし、運用の複雑さを回避。 シンプルで扱いやすいネットワーク
- 22. VCSファブリックで課題解決 信頼性・耐障害性 © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. FCで培われた信頼性 • ループフリー • 最短経路選択 (L2ルーティング) • ECMP • 障害発生時の高速自動迂回 Brocade VCS Fabric 22 高性能・高機能で安定稼動
- 23. VCSファブリック導入ユーザからみる効果 VDXユーザーアンケート © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 削減できた 削減できた 74.1% 削減できた 81.5% ネットワークの設定・運用工数 サービス化にかかる時間 74.1%のお客様がサービス化に かかる時間削減を実感 81.5%のお客様が設定・運用 工数削減を実感 23
- 24. 3,000社を超える導入実績 • 自動化（オートメーショ ン）による採用の増加 • 中規模、大規模の企業ユー ザー、クラウドサービスプ ロバイダーでの導入が加速 • 年率24%の成長率(2015年 10月現在） • 継続した進化、革新 – VMwareとのインテグレー ション – 専用IPストレージ・ネット ワーク © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 24
- 25. VMware 社内で採用されているブロケード • VMware Japan : Briefing Center Tokyo, 2F/3F フロア増床 • VMware 浜松町オフィスに新設されたブリーフィングセンター – あらゆる VMware ソリューションのデモ・ワークショップを実施。 – ネットワークバックボーンを Brocade VCS Fabric で構成 • VMware Bangalore : Campus Network, R&D Lab © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 25
- 26. Brocade VCS ファブリックが実現する シンプルなネットワーク © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. ポイント：様々な要件に柔軟かつ迅速に 対応できるネットワーク 26
- 27. ビジネスを動かす様々なニーズ © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 仮想化 VM連携、最適化 ストレージ ハイパーコンバージド フラッシュアレイ 自動化・SDN プログラマビリティ 27
- 28. VM連携、最適化 仮想化 © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC.
- 29. 仮想化連携 – VMware Better Together © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. VXLAN ケートウェイ VMware vCenter VMware NSX vRealize Operations FC SANIP SAN ベアメタル サーバー ハイパーバイザー Brocade Gen5 Fibre Channel Brocade VCS ファブリック NAS 自動化 Brocade VCS ファブリック • vCenter • NSX • vRealize • EVO:RAIL (Virtual SAN) • Underlay Network (IP/FC) 29
- 30. VMware と Brocade VCS ファブリック VMware vRealize Operations と vRealize Log Insight との統合 © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. IPスイッチも管理可能 ポリシーによる自動化と分析 強力なフィルタ 原因分析を簡略化 統合された管理環境 VMware vRealize Automation VMware vSphere Network Virtualization and Security (NSX) VMware vRealize Operations Subscriber Analytics Application Analytics Network Analytics Device Smartphon eAnalytics SDN Engine Port Health Switch Status Policy FRU Health Security Violations Switch Resource Traffic Performance • Smart Parsing • Advanced Indexing Vyatta vRouter Virtual ADX IT Data (Logs, Configs, etc.) IP 30
- 31. EVO:RAIL ToR • VMware Website で Brocade VDX6740 の デプロイガイド（日本 語版）が掲載。 © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 31
- 32. ハイパーコンバージド フラッシュアレイ ストレージ © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC.
- 33. エンタープライズ・ストレージの動向 © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC.SOURCE: IDC MAY’15 WW ENTERPRISE STORAGE FORECAST, IDC# 256302 IDC’s Storage Capacity Forecast: 32% CAGR (2015/2019) FC SAN: 30% CAGR (2015/2019) - 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 CY2012 CY2013 CY2014 CY2015 CY2016 CY2017 CY2018 CY2019 CapacityinPetabytes FC SAN NAS iSCSI DAS FCoE SAN Mainframe SAN InfiniBand 0 BASED ON WEIGHTED AVERAGE 33
- 34. ブロケードが誇るファブリックDNA © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. Virtualized Servers Dedicated Fibre Channel SANFCoE/iSCSI/NAS Storage SAN Native Fibre Channel ファイバチャネルの技術をイーサネットに応用 ストレージフレンドリー 34
- 35. 強力なパートナーシップ • 主要プラットフォーム ベンダー各社との強力 なパートナーシップ • VMware社とRed Hat社 とのテクノロジ・アラ イアンス © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 35
- 36. ファブリックテクノロジーは IPストレージ環境にも最適 • Auto-QoS (ストレージトラフィッ ク 自動認識) • スケールアウト型アーキテクチャ • フレーム単位のトラフィック自動 分散 • ディープバッファ © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. Compute + Storage nodes Scale-out Scale-out 36
- 37. Nutanix + Brocade VDX 統合パッケージ © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 37
- 38. プログラマビリティ 自動化・SDN © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC.
- 39. 「勝ち組」になるための The New IP 戦略 ビジネス の革命 自動化 現在 俊敏性 インテリジェンス 常に最適化された IT-as-a-Service アプリケーション やクラウドアクセ スのために最適化 必要なネット ワークの構築 コスト・スピー ド・効率に応じ て最適化 ビジネスニーズ に応じて最適化 ファブリックの導入 ネットワークの可視化と分析 NFV導入によるオンデマンドネットワークの構築 SDNコントローラによる抽象化と自動化 マシンラーニング 仮想化・ストレージ基盤の構築 セキュリティ対策 2015 2020 © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. 39
- 40. インフラの自動化 © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. モチベーション 運用コストの削減 ワークフローの改善 新規ビジネス •サーバ、仮想マシン、ストレージの自動化が進む一方で 取り残されたネットワークの世界 •ビジネス要件への迅速な対応。ネットワーク担当者に 求められるのはマニュアル（手）作業やCLIからの脱却 40
- 41. 様々な自動化手法 – 多様な選択肢 © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. API REST/NETCONF Python Neutron Plugin 自動化ツール プログラミング言語 Brocade SDN Controller (OpenDaylight based) NSX Controller VDX プログラマビリティ 41
- 42. ファブリック ＝ 自動化フレンドリー © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. • ファブリックが持つ自立性 • 一元管理 (複数スイッチが一台に) • 自動化ツール • API • プログラミング Scale-out ➕ 42
- 43. まとめ © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC.
- 44. 仮想化するならファブリック © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC. CoreAggregationAccess • 3階層 • スケールアップ • 個別管理 従来のアーキテクチャ Leaf/SpineCore Scale-out イーサネットファブリック • トポロジーフリー • スケールアウト • 一元管理 44
- 45. Brocade VCSファブリックのベネフィット Brocade VCS ファブリックで実現できること • 仮想化の能力を余すところなく発揮 • 仮想化基盤/プライベートクラウドのスモールスタートに対応 • ネットワーク仮想化のスムースな導入 • 仮想化担当者によるネットワークの構築・運用が可能 （専門のネットワークエンジニアでなくても運用が可能） • 少人数でのインフラ運用 © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC.ITインフラサミット 仮想化なら、ネットワークは ブロケードのVCSファブリック！ 45
- 46. アンケートにご記入ください！ © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC.
- 47. Stay connected http://twitter.com/brocadejapan@BrocadeJapan http://www.facebook.com/brocadejapan/ http://www.youtube.com/user/brocadejapan http://www.slideshare.net/brocade © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC.
- 48. Thank You © 2015 BROCADE COMMUNICATIONS SYSTEMS, INC.