インドの業界団体Battery and Recycling Foundation International (BFI、国際電池リサイクル財団)が、BRICS Chamber of Commerce & Industry(BRICS商工会議所)及びElectronic Recyclers Association (ERA、電気電子機器リサイクル協会)と共催するe-waste(電気電子機器廃棄物)と使用済み電池の管理に関する国際会議及び展示会、EWM India 2013 (International Conference on E-Wastes & Used Battery Management) が、2013年6月18日(火)~19日(水)、インド中南部Andhra Pradesh(アーンドラ・プラデーシュ)州の州都、デカン高原中央部の工業都市Hyderabad(ハイデラバード)のNovotel Hyderabad Convention Centre(ノボテル・ハイデラバード・コンベンション・センター)にて、初めて開催されます。EWM India 2013を主催するのは、2013年3月5日(火)~7日(木)、Goa(ゴア)で開催された6th International Battery Expo and Recycling Conference(第6回IBRX)の企画及び運営を担当したBFIです。BFIは、EWM India 2013を、インド初の電気電子機器廃棄物や使用済み電池のリサイクルの現状と課題に焦点をあてた国際会議と位置づけ、議題と講演者を選定しております。
インドでは、2012年5月1日から、電気電子機器廃棄物のリサイクル推進と、有害物質の使用制限することを目的とした法律「E-waste Management & Handling Rules, 2010(電気電子機器廃棄物管理と取り扱いに係る規則)」が施行され、インドで電気・電子機器を製造販売する企業に対して、回収センターの設置など負担が生じています。しかし、同年インド合同商工会議所(ASSOCHAM)がまとめた報告書によれば、国内で排出される電子廃棄物のリサイクル率は、5%以下の低水準に留まっており、リサイクルに必要なインフラ施設の不足が顕在化しています。
このような状況下、EWM India 2013へのご出展或いはご参加は、インドでの電気電子機器廃棄物や使用済み電池のリサイクル事業展開にご興味のある企業様にとって、調査資料だけでは入手出来ない生の情報を収集しつつ、現地でリサイクル事業を手掛けている企業経営者や、監督する側の行政担当者と出会い、ネットワークを拡げる良い機会となります。
株式会社亜門は、Battery and Recycling Foundation International(BFI)に協力し、EWM India 2013を皆様へご紹介しております。