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最近感じる日本企業のITの問題と展望~「ソフトを他人に作らせる日本、自分で作る米国」を読んで
- 2. • ハンドルネーム
自己紹介
• あきぴー(@akipii)
• 著書
• 「Redmineによるタスクマネジメント実践技法」
• 「チケット駆動開発」
• 「Redmine超入門」(品川Redmineスタッフと共著)
• 本日の観点
• SIerのPMの⽴場から、SIerとユーザ企業を批評します
copyright2014 akipii@XPJUG関西
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- 3. 【問題1】日本企業はロールが多すぎる
• 最終決定者があいまい
• MANを持つ⼈が不明 or 分散している
• Money(予算)、Authority(仕様)、Needs(要求)を持つ⼈
• 最終決定者が判断できない場合が多い
• 例:事業部⻑、取締役は忙しくて、詳細が判らない
• 最終決定者の⼀つ下の管理職が最終判断している
• レポートラインを事前設計するのが重要(=根回し)
• 誰に承認してもらい、合意を取るか
• 決定できない会議が多すぎる
• 利害関係者が多いので、意⾒を集約しにくい
• 会議のプロセスを事前設計するのが重要
• ストーリーと落とし所を作る(=根回し)
• TOCの対⽴解消図から解決を図るのに似ている
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- 6. 【展望】今、ツール革命が起きている
(品川Redmine)
• 開発ツールと組合せた管理⼿法でアジャイル化
• チケット駆動開発(Ticket Driven Development)
• チケット駆動で変化に強いプロジェクト管理 (Redmine、Jira)
• Infrastructure as Code
• サーバー構築もプログラム化して自動化⇒並列処理+ビッグデータへ
• Chefが有名
• 継続的デリバリー(Continuous Delivery)
• ビルド作業だけでなくリリース作業も自動化 (Jenkins)
• Social Coding
• パッチのやり取りをSNS化して、開発者のコミュニケーションを活性化
• GitHubが有名
ただし、PMの観点はまだ弱い(例:EVM、原価管理、要員管理etc.)
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- 7. 【問題3】導入したERPが陳腐化しやすい
• 5年経つと必ずリプレース作業が発⽣する
• 最近は3年くらいでリプレース
• サーバー交換時にミドルウェアも⼀気にVerUpして、デスマーチ発⽣!
• 設計技法はリバース・エンジニアリングが多い
• 仕様凍結して開発する⼿法が取りづらい
• マーケットの変化に追随できない
• 設計⼯程直前に再⾒積り or 五月雨開発が多い
• システム提案書が書きにくい
• 新しい技術を使ったアーキテクチャ設計が難しい
• 例:クラウド、モバイル、データマイニング etc.
• プロジェクトマネージャの過去の経験が有効でない
• 汎用機+Cobolの成功体験に固執しすぎている
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