1. 基礎編
コーディングTIPS+
Yusuke Ito, Mizuno lab.
今年ゼミで使ったネタより

2. 何を話すか
• プログラマが知っておくと良いこと
• 完全に個人的な見解
• 自分がアプリケーション開発者・
組み込み開発者、という前提

3. 注意
• 良くもも悪くもここで教わったことは
含みません
• 異論は受け付けません
• 質問はどうぞ

4. プログラミングとは

5. 目的なのか手段なのか
• 今まで自分がやってきたプログラミン
グはどうか? もらった課題はどうか?
→ 考えよう
• プログラミングは手段
• 好きか嫌いかと言われれば嫌い
• できることならやりたくない

6. レベル・勉強
• ここの5年間の専門科目＜＜＜＜独学で
勉強する1年
• 学校での内容は勉強する、知るきっかけ
にはなる

7. “現代 GUI プログラマのレベル分け”
http://bit.ly/cU2sE5
• レベル1（入門者レベル）- 5点
• レベル2（初級者レベル）- 4点
• レベル3（中級者レベル）- 3点
• レベル4（上級者レベル）- 2点
• レベル5（専門家レベル）- 1点
計10点満点で評価

8. C言語って必要?
• モダンで一般的なアプリケーションは
主としてCは使わない
• 使うところ: カーネル・デバイスドライ
バ・組み込みシステム・特殊システム
局所的な最適化
• 大学はどうか? RubyやJSが多い?

9. 本題

10. 開発環境
• 統合開発環境(IDE)は絶対に使うべき
• なんとかPad+gccコマンドは X
• コード補完・ビルド・ファイル管理

11. • 基本はプラットフォーム標準を使う
• Windows:VS, Eclipse+GCC
• Mac: XCode (LLVMGCC)
• Linux: Eclipse? (+GCC)

12. ソースコード管理
• SubversionやGitを使う
• 一人でも使うこと
• サーバーは自分のコンピュータに
• GUIや開発環境から使う
• コマンドを直接叩くのは非効率

13. ライブラリ
• オープンソースのライブラリを使う
• やりたいこと(研究や課題)の
90%(数値適当)は、すでにオープンソース
のライブラリやプログラムがある。

14. おすすめライブラリC編
• glib -リスト・ハッシュ・可変長文字列／配列・N分木・オ
ブジェクトシステム・タイマー・文字列操作・スレッド
• OpenCV - 画像の透過的な読み書き・変形・フィルタ・画
像認識
• sndfile - オーディオファイルの透過的な読み書き
• fftw - 高速なFFT
• SDL - ゲームやメディア関係のアプリを作るときに有用な
ライブラリ
他言語(C#, Java, Ruby…)にはもっとライブラリがあるはず。

15. 検索・情報収集
• 軽く検索→人に聞く→もう一度検索→しばら
く寝かせて検索
• 検索能力によって損得が大きく変わる
• Webページは英語がほとんど
英語のページを見ることを厭わないこと
• 読めない言語は英語に機械翻訳する→英語で
も読めればマシ→大きなアドバンテージ。

16. ソースコードを読む
• 綺麗なソース
• 汚いソース
• 友達のソース
• 先生のソース
• 自分のソース、自分の過去のソース

17. コピペ指向プログラミング
• 手段のプログラミングの時に有効
• ミスタイプやバグを防ぐ、時間短縮
• 同じコピペが多数の場合→
関数化できないか、アルゴリズム変更
ができないか検討するべき

18. シェルとUNIX
• シェル操作を身につける
• UNIX系OSを使うのがいいが...
• パイプ・リダイレクト・シェルスクリプト
• UNIXの回で詳しく
• とりあえず、効率化

19. Conclusion
• かしこいやり方で効率化
• 使えるものは使う(ライブラリ、人)

20. END
つづく...