SlideShare uma empresa Scribd logo
1 de 51
Baixar para ler offline
薬剤師視点のリハ栄養
サルコペニアから悪液質まで
株式会社⿓⽣堂本店
地域医療連携室 豊⽥義貞
あなたは明⽇
1)脳梗塞で⼊院
2)⼊院中に肺炎
3)病棟で転んで⼤腿部⾻折
4)急性期→回復期で6ヶ⽉
5)⼼の準備のないまま退院
どんな姿になってるでしょう?
家に帰るにあたって何が必要でしょうか?
⼤腿⾻近位部⾻折で⼊院
➡⾷べ始めたらムセがひどい。
肺炎で⼊院
➡⼊院前は常⾷なのに経管栄養で退院してきた。
⼼不全急性増悪で⼊院
➡⾷事を再開したら誤嚥性肺炎になった。
三⾷摂っていると⾔う⾼齢の外来患者
➡みるみる痩せてきて、とうとう転倒した。
肺腺がんで化学療法を開始した患者
➡わずか3ヶ⽉でADLが低下し寝たきり状態となった。
処⽅薬には問題がない
きちんと服薬できてる
副作⽤も確認されない
でもどんどん痩せてる
⽴ち上がるのも⾟そう
⼊退院を繰り返す度に
弱っていくのは何故か
治ったから退院したの
ではないのか?
Lean Body Mass 100%
①肝臓・筋⾁内のグリコーゲン(1⽇で枯渇)
   ②脂肪の分解→遊離脂肪酸のβ酸化→ケトン体産⽣→⽪下脂肪の喪失
      ③タンパク分解
         筋タンパクの分解→アミノ酸放出 肝での糖新⽣、
          ⽣命維持のためのタンパク合成
             筋⾁量の減少(⾻格筋・⼼筋・平滑筋)
               ④内臓タンパクの減少(アルブミンなど)
                  ⑤免疫能の障害(リンパ球、多核⽩⾎球、
                    抗体、急性相タンパク)
                     ⑥創傷治癒遅延
                        ⑦臓器障害(腸管、肝臓、⼼臓)
                           ⑧⽣体適応の障害
Lean Body Massの
30〜40%の喪失
栄
養
摂
取
不
良
死亡
Nitrogen Death
低栄養とサルコペニアの関係
筋⾁の相反する挙動
栄養(+) 栄養(-)
運動(+) 筋⾁ ↑↑ 筋⾁ ↓
運動(-) 筋⾁ ー↑ 筋⾁ ↓↓
運動をすれば、健康になれる訳ではない。
低栄養状態での運動は、むしろ逆効果となる場合も
エンシュア1⽇2⽸しか飲ん
でない⾼齢者に
積極的リハを開始したらどう
なるのか?
Nitrogen Deathを
促進します
旧定義
リハビリテーション栄養とは、栄養状態も含めて
ICF(国際⽣活機能分類)で評価を⾏ったうえで、
障害者や⾼齢者の機能、活動、参加を最⼤限発揮
できるような栄養管理を⾏うことである
リハ栄養とは -①
リハビリテーション栄養ハンドブック(若林秀隆編著,2010年発刊,医⻭薬出版)
栄養状態も含めてICF(国際⽣活機能分類)で評価を⾏ったうえで、適切な
予後予測のもとでリハと栄養管理を実践することである。
≧
リハ栄養とは -②
新定義
リハビリテーション栄養とは、
ICFによる全⼈的評価と栄養障害・サルコペニア・
栄養素摂取の過不⾜の有無と原因の評価、診断、ゴー
ル設定を⾏ったうえで、障害者やフレイル⾼齢者の
栄養状態・サルコペニア・栄養素摂取・フレイルを
改善し、機能・活動・参加、QOLを最⼤限⾼める
「リハからみた栄養管理」や「栄養からみたリハ」
である。
リハ栄養とは -③
新定義
リハビリテーション栄養とは、
ICFによる全⼈的評価と栄養障害・サルコペニア・
栄養素摂取の過不⾜の有無と原因の評価、診断、ゴー
ル設定を⾏ったうえで、障害者やフレイル⾼齢者の
栄養状態・サルコペニア・栄養素摂取・フレイルを
改善し、機能・活動・参加、QOLを最⼤限⾼める
「リハからみた栄養管理」や「栄養からみたリハ」
である。
単なる栄養評価だけでなく、
全⼈的評価が必要としている
健康状態
⼼⾝機能・構造
活動 参加
実⾏状況
(している)
能⼒
(できる)
実⾏状況
(している)
能⼒
(できる)
環境因⼦ 個人因子
精神機能,運動機能
視覚,聴覚など
歩⾏,各種ADL,
家事,職業能⼒など
就労,趣味,スポーツ,
地域活動,家庭の役割等
物的環境:福祉⽤具,建築など
⼈的環境:家族,友⼈など
社会環境:制度,サービスなど
年齢,性別,⺠族,⽣活感,
価値観,ライフスタイルなど
⽣活機能
背景因⼦
疾患・障害,⾼齢,妊娠など。
服⽤薬剤もこちらに含まれる。
ICF:International Classification of Functioning , Disability and Health
健康状態
⼼⾝機能・構造
活動 参加
実行状況
(している)
能力
(できる)
実行状況
(している)
能力
(できる)
環境因子 個人因子
精神機能,運動機能
視覚,聴覚など
歩行,各種ADL,
家事,職業能力など
就労,趣味,スポーツ,
地域活動,家庭の役割等
物的環境:福祉用具,建築など
人的環境:家族,友人など
社会環境:制度,サービスなど
年齢,性別,民族,生活感,
価値観,ライフスタイルなど
⽣活機能
背景因⼦
疾患・障害,⾼齢,妊娠など。
服⽤薬剤もこちらに含まれる。
ICF:International Classification of Functioning , Disability and Health
消化器系に関連する項⽬
 摂⾷機能
 消化機能
 同化機能
 体重維持機能
代謝と内分泌に関連する機能
 全般的代謝機能
 基礎代謝率
 炭⽔化物代謝
 蛋⽩質代謝
 脂肪代謝
 ⽔分・ミネラル・電解質バランスの機能
全⼈的評価のツール
ICFを推奨するが、
看護診断(NANDA-I)
患者中⼼の医療の⽅法(PCCM)
⾼齢者総合的機能評価(CGA)
でもよい
リハ栄養とは -④
「患者中⼼の医療」を実践するうえで重要とされる6項⽬
①「疾患」「病い体験」
「健康に対する理解」を探る
②全⼈的に患者を理解する
③共通の理解基盤を⾒出す
⑤患者〜医療者間の関係を強化する
④予防と健康増進を組み込む ⑥現実的かどうか検証する
【疾患】
Disease
【病い】
Illness
【健康】
Health
‣意味
‣⽬標
疾患 病い
健康 個⼈
近位コンテクスト
遠位コンテクスト
• 問題
• ゴール
• 役割
相互意思決定
‣感情
‣解釈
‣影響
‣期待
‣病歴
‣診察
‣検査
Patient-Centered Medicine, Third Edition: Transforming the Clinical Method (Patient-Centered Care Series.)
Moira Stewart , Judith Belle Brown , et al.
【Disease】
病理学的、⽣物学的に⾝体に起こっている変化に対し、医療者が
使う分類・ラベル。
【Illness】
患者さん個⼈の主観的な苦しみ。個⼈的体験。
【Health】
個⼈の健康に対する捉え⽅。価値観や信念のようなもの。
①「疾患」「病い体験」「健康に対する理解」を探る
FIFE
・Feeling
・Idea
・Function
・Expectation
感情
解釈(考え)
⽣活への影響
期待
⽇本では「か・き・か・え」という語呂合わせで覚える
※ か:解釈,き(期待),か(感情),え(影響)
②地域・家族を含め全⼈的に理解する
p個⼈の発達とライフサイクル
p個⼈と家族のライフサイクル
pコンテクスト Context
⾝体
個⼈
家族
地域社会
地域⽂化
職場
学校
社会的⽀援
国家・世界
当事者を取り囲む背景
近位コンテクスト:
家族・家計・教育・職業・娯楽・社会的資源など
遠位コンテクスト:
地域・⽂化・経済・ヘルスケアシステム・社会・歴史・地理・メディア・環境など
疾患 病い
健康 個⼈
近位コンテクスト
遠位コンテクスト
③共通の理解基盤を⾒出す
病気(Illness)を引き起こしている環境因⼦を同定し、それが病気とどのように関わっているか
理解することができ、その過程で「共感・思いやり」の姿勢が⽣まれる。
治療、薬物治療に対するアドヒアランスが向上する。
ソーシャルサポートを把握することができる。
特に症状・兆候が明確に定義された疾患のプロセスと⼀致しない場合などは、病気(Illness)や
コンテクストを探ることで解決することも少なくない。
Patient-Centered Medicine, Third Edition: Transforming the Clinical Method (Patient-Centered Care Series.)
Moira Stewart , Judith Belle Brown , et al.
服薬アドヒアランス
ヘルスケア・システムに関係する因⼦
病院,診療所,家庭,保健センター,
⾼齢者コミュニティー,施設など
認知症,記憶障害,うつ病,
不安神経症その他精神科的疾患,
神経疾患,アルコール,視覚障害,
運動障害など
疾患に関係する因⼦
疾患特性
治療の有効性,症状の程度
進⾏速度、多数の併存症{
患者⾃⾝に関係する因⼦
⾮薬物療法の信奉,⺠間療法信奉,
副作⽤への恐怖,医療不信など
副作⽤,即効性がない薬物治療,
効果の実感のない薬物治療,
複雑な処⽅(ポリファーマシー)
治療に関係する因⼦
社会的貧困
住所が⼀定でないこと
教育レベル(環境)
医療機関との距離
交通費が⾼い
医療費が⾼い
社会環境の変化
関係が崩壊している
社会経済的因⼦
World Health Organization: ADHERENCE TO LONG-TERM THERAPIES, p41,
http://www.who.int/chp/knowledge/publications/adherence_report/en/
新定義
リハビリテーション栄養とは、
ICFによる全⼈的評価と栄養障害・サルコペニア・
栄養素摂取の過不⾜の有無と原因の評価、診断、ゴー
ル設定を⾏ったうえで、障害者やフレイル⾼齢者の
栄養状態・サルコペニア・栄養素摂取・フレイルを
改善し、機能・活動・参加、QOLを最⼤限⾼める
「リハからみた栄養管理」や「栄養からみたリハ」
である。
リハ栄養とは -⑤
リハビリテーション栄養
ケアプロセスを活⽤する
Specific
Measurable
Achievable
Relevant
Time-bound
リハ栄養ケアプロセス研究発表ツール
監修:前⽥圭介先⽣(⼀般社団法⼈ ⽇本リハビリテーション栄養学会 代議員/愛知医科⼤学病院 緩和ケアセンター講師)
新定義
リハビリテーション栄養とは、
ICFによる全⼈的評価と栄養障害・サルコペニア・
栄養素摂取の過不⾜の有無と原因の評価、診断、ゴー
ル設定を⾏ったうえで、障害者やフレイル⾼齢者の
栄養状態・サルコペニア・栄養素摂取・フレイルを
改善し、機能・活動・参加、QOLを最⼤限⾼める
「リハからみた栄養管理」や「栄養からみたリハ」
である。
リハ栄養とは -⑥
フレイルも対象とする
⾼齢期において様々な要因が関与することで⽣じる
⽣理的予備能の低下によってストレスに対する脆弱性が増⼤し
重篤な健康問題(障害、⼊院、⼊所、死亡など)を
引き起こしやすい状態
フレイル

Frail, Frailty
comorbidity
(併存症)
死
予
備
能
⼒
no frailty
(健康) frailty
(虚弱) disability
(⾝体機能障害)
加齢
加齢に伴う変化
• ⾷欲の低下
• 活動量の低下(社会交流の減少)
• 筋⼒低下
• 認知機能低下
• 多くの病気を抱えている
危険な加齢の兆候(⽼年症候群)
• 低栄養
• 転倒、サルコペニア
• 尿失禁
• 軽度認知障害(MCI)
フレイルの多⾯性
社会的
⾝体的 精神的
閉じこもり、孤⾷
低栄養、転倒の増加
⼝腔機能低下
意欲・判断⼒や認知
機能の低下、うつ
低栄養
社会的問題
・独居
・閉じこもり
・貧困
精神⼼理的問題
・認知機能問題
・抑うつ
サルコペニア
筋⼒  ,筋量
⾷欲低下
摂取量
エネルギー
消費量
基礎代謝
活動量
疲労感
歩⾏速度
疾患
加齢体重
フレイルティ・サイクル
Xue QL, et al. J Gerontol A BiolSci Med Sci 2008;63:984-90
低栄養とサルコペニアはフレイルの中核である
項⽬ 評価基準
体重 6ヶ⽉で2〜3kg以上の体重減少
筋⼒ 握⼒:男性26kg未満,⼥性18kg未満
易疲労感 (ここ2週間)わけもなく疲れたような感じがする
歩⾏速度 1.0m/秒未満
⾝体活動
①軽い運動・体操をしていますか?
②定期的な運動・スポーツをしていますか?
上記の2つのいずれも「していない」と回答
0項⽬  :健常
1〜2項⽬:プレ・フレイル
3項⽬以上:フレイル
該当項⽬数
{
フレイルの評価⽅法(J-CHS基準)
新定義
リハビリテーション栄養とは、
ICFによる全⼈的評価と栄養障害・サルコペニア・
栄養素摂取の過不⾜の有無と原因の評価、診断、ゴー
ル設定を⾏ったうえで、障害者やフレイル⾼齢者の
栄養状態・サルコペニア・栄養素摂取・フレイルを
改善し、機能・活動・参加、QOLを最⼤限⾼める
「リハからみた栄養管理」や「栄養からみたリハ」
である。
リハ栄養とは -⑦
エビデンスに基づいた
リハ栄養を実践する
2018年12⽉中にガイドラインを発表予定
新定義
リハビリテーション栄養とは、
ICFによる全⼈的評価と栄養障害・サルコペニア・
栄養素摂取の過不⾜の有無と原因の評価、診断、ゴー
ル設定を⾏ったうえで、障害者やフレイル⾼齢者の
栄養状態・サルコペニア・栄養素摂取・フレイルを
改善し、機能・活動・参加、QOLを最⼤限⾼める
「リハからみた栄養管理」や「栄養からみたリハ」
である。
リハ栄養とは -⑧
栄養管理からみたリハ
栄養状態・サルコペニア、ICF、栄養管理を
考慮したうえで、栄養状態・サルコペニアを
改善し、機能・活動・参加、QOLを最⼤限に
⾼めるリハ
リハからみた栄養管理
ICFやリハを考慮したうえで、栄養状態・サル
コペニアを改善し、機能・活動・参加、QOLを
最⼤限⾼める栄養管理
リハ栄養とは -⑨
栄養管理からみたリハ
【リハの基本の流れ】
評価
 プログラム・⽬標⽴案
  リハビリテーション
   再評価
栄養状態?
リハ評価
+
栄養状態
機能改善 機能維持
栄養状態良好
侵襲を認めない、
または侵襲の同化期
前悪液質〜悪液質
or 適切な
栄養管理
栄養状態良好または改善と予測
+
明らかな飢餓
侵襲の異化期
不応性悪液質
不適切な
栄養管理
or
今後の栄養状態は悪化と予測
•エネルギー消費量に満たない摂取量
•絶⾷+末梢輸液のみ
関節可動域訓練
ポジショニング
座位訓練
ADL訓練など2〜3メッツ以下のもの
ベッドサイドリハ:1∼1.3メッツ、リハ室でのリハ:1.5∼6メッツ
(独)国⽴健康・栄養研究所改訂版『⾝体活動のメッツ(METs)表』より (http://www0.nih.go.jp/eiken/programs/2011mets.pdf)
メッツ ⾝体活動 メッツ ⾝体活動
1.0 横になって静かにテレビを観る睡眠 3.0 歩⾏(4.0km/時間、平地)
1.3 座って静かにする
⽴位で静かにする
3.5 レジスタンス運動
階段を降りる
軽い荷物運び
1.5 座位:会話をする、⾷事をする 4.0 階段を登る(ゆっくり)
ラジオ体操第⼀
1.8 トイレ:座位、⽴位、しゃがんで排泄
⽫洗い、アイロンがけ
4.5 ラジオ体操第⼆
2.0 整容、家の中を歩く
シャワーを浴びる
洗濯をする
5.0〜6.0 かなり速歩(6.4km/時間、平地)〜ゆっくり
としたジョギング
2.5 植物への⽔やり 8.8 階段を登る(速く)
運動によるエネルギー消費量(kcal)
=1.05×体重(kg)×メッツ×時間(hr)
例)
体重50kgの患者に3メッツ程度のリハを合計3時間/⽇
=1.05×50×3×3=約473 kcal
低栄養の原因
エネルギー摂取量 < エネルギー消費量
筋⾁・脂肪を分解し、体重・筋⾁量は減少飢餓
⼿術・外傷・感染症などによる急性炎症
異化期・同化期に分けられる
異化期は筋⾁分解が進み、抑制はできない
侵襲
がん・COPD・慢性⼼不全などの慢性炎症
筋⾁量減少が特徴
前悪液質・悪液質・不応性悪液質
悪液質
原因は1つではないことが多い
多職種でディスカッション+効果判定
低栄養時のリハ・飢餓
禁忌 レジスタンストレーニング
持久⼒増強訓練
推奨
廃用性筋萎縮予防
離床や、2∼3メッツ程度のADL
攻めの
栄養管理
栄養状態の改善が期待できれば、レジスタンストレーニングなど
機能改善⽬的リハへ移⾏
低栄養時のリハ・侵襲
禁忌 異化期のレジスタンストレーニング
持久⼒増強訓練
推奨
廃用性筋萎縮予防
離床や、2∼3メッツ程度のADL
同化期
CRP3mg/dl以下
攻めの栄養管理と機能改善⽬的のリハ
栄養改善 栄養療法+薬剤+運動療法
多⽅⾯の介⼊が必要
運動療法
抗炎症作⽤
飢餓がなければ積極的リハ
低〜中負荷の有酸素運動、レジスタンストレーニング
不応性悪液質 緩和医療の⼀貫としてQOLを低下させないためのリハ・栄養管理
低栄養時のリハ・悪液質
リハからみた栄養管理
【必要栄養量の算出】
エネルギー必要量
たんぱく質必要量
その他の栄養素
構成要素 TEEに占める要素
安静時エネルギー消費量 60〜70%
⾷事誘発性エネルギー消費量 8〜10%
活動誘発性エネルギー消費量 20〜30%
エネルギー消費量±蓄積量
リハ時に変動が⼤きい
total energy expenditure:TEE
		基礎代謝量×ストレス係数×活動係数
現体重を維持するための設定
基礎代謝量の算出にHarris-Benedictの式を
⽤いる場合、アジア系⼈種では⾼めに出る
場合があることに注意する。
近年では体重あたり25〜35の係数をかけ、
おおよその数値を算出する場合が多い。
ストレス係数 stress factor:SF
飢餓状態 0.6〜1.0
術後3⽇間 1.1〜1.8
⾻折 1.1〜1.3
褥瘡 1.1〜1.6
感染症 1.1〜1.5
*侵襲度による
若林秀隆 監修.リハビリテーション栄養ポケットガイド:株式会社ジェフコーポレーション;2014.p24
活動係数 active factor:AF
寝たきり(意識障害) 1.0
寝たきり(覚醒状態) 1.1
ベッド上安静 1.2
ベッドサイドリハ 1.2〜1.4
ベッド外活動 1.3
機能訓練室でのリハ 1.3〜2.0
やせ群  
1.7
標準群  
1.4
肥満群  
1.2
回復期リハに⼊院する
脳卒中患者
和⽥彩⼦ほか.脳卒中回復期患者の栄養療法:活動係数の⽬安.
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine.49
(特別号),2012,S214.
エネルギー蓄積量
エネルギー消費量 ± 200〜600kcal/⽇
攻めの栄養管理
体重1㎏あたりのエネルギー貯蔵量=7,000kcal
※⾼齢者の場合、8800〜22600kcal必要という報告もある
⽬標体重と現体重との差から⽬標エネルギー蓄積量を算出し、⽬標達成までの⽇数で
除することで1⽇当たりのエネルギー蓄積量が算出できる。
例えば、体重1kgを1ヶ⽉で増加させるために必要な蓄積量はおよそ200kcalとなる。
Hébuterne X, Bermon S, Schneider SM. Ageing and muscle: the effects of malnutrition,
re-nutrition, and physical exercise. Curr Opin Clin Nutr Metab Care. 4: 295-300, 2001.
最低でも1g/体重kgのたんぱく質摂取が必要とされ、
サルコペニア予防に強く推奨される。
※体重は適正体重
サルコペニア診療ガイドライン2017年版より
最低でも1g/体重kgのたんぱく質摂取が必要とされ、
サルコペニア予防に強く推奨される。
※体重は適正体重
サルコペニア診療ガイドライン2017年版より
成⼈〜⾼齢者であっても不可に対する筋⾁・筋⼒増強効果には
変化がないと⾔われている。
サルコペニアを有する⾼齢者
1.0〜1.5g/kg/⽇
※CKDでは病態に応じて個別に設定
Morley,JE.et al.Nutritional recommendations for the management of sarcopenia.
J.Am.Med.Dir.Assoc.11(6),2010,391-6.
計算値にとらわれない
モニタリング→適宜修正
2職種以上で原因と対策を検討
→原因に応じて修正
体重減少の原因:エネルギー消費量の増加
修正プラン  :提供栄養量の⾒直し
リハでの運動負荷量を上げたため
消費量が⼊院時より増加
⾷思良好で全量摂取 ⾃主練習あり 
⽬標:体重1kg/1ヶ⽉増加
→必要量は取れているが更に減少
リハ栄養とは -⑩
1) ICF等による全⼈的評価を基とし、患者のパフォーマンスと
ポテンシャルを最⼤限に引き出すことを⽬的とする
2) リハ栄養ケアプロセスを活⽤し、明確なゴール設計のもとで
リハおよび栄養管理を実施する
3) ⼊院患者だけでなくフレイル⾼齢者も対象とする
4) 低栄養の原因を「飢餓」「侵襲」「悪液質」と分類し、各々
の状況で適切なリハプログラムを実践する
5) リハや活動性を考慮した栄養管理を実践する
6) 多職種で実践する
サルコペニアとは
【サルコペニアの実⽤的定義】
 サルコペニアは,⾝体的な障害や⽣活の質の低下,および死などの
有害な転帰のリスクを伴うものであり,進⾏性および全⾝性の⾻格
筋量および⾻格筋⼒の低下を特徴とする症候群である。
07
126.-
C :
C :
/3.-
C :
C :
A B aD
A B aD
C m
C m
k -
A B X D
e
c
M P g I E 5
A B aD
A B D
A B X D
8 c
/43 : c
k : c : c
e c
COPD 敗⾎症悪液質
慢性的な
炎症性疾患慢性腎不全
がん慢性⼼不全
Evans WJ, et al. Cachexia: a new definition. Clin Nutr. 2008 Dec;27(6):793-9.
Cachexia(悪液質)とは
背景疾患に関連した複合的な代謝障害
脂肪の減少の有無は問わず、⾻格筋の減少を伴う
Cachexia Diagnosis
     
5%以上の体重減少/12か⽉未満*
またはBMI<20kg/m2
筋⼒の低下
倦怠感
⾷欲不振
除脂肪率の低下
⽣化学検査の異常
炎症性マーカーの上昇(CRP, IL-6)
貧⾎(Hb<12g/dl)
低アルブミン⾎症(Alb<3.2g/dl)
*:癌患者では3〜6ヶ⽉未満
左記の体重の変化に加えて、右記の5項⽬の中で3項⽬以上該当する場合、悪液質と診断する
Evans WJ, et al. Clin Nutr. 2008 Dec;27(6):793-9より改編
L
-
N T C
R
P I P I P I
6 F
   ,   
Fearon K, et al. Definition and classification of cancer cachexia: an international
consensus. Lancet Oncol. 2011 Feb 4.
前悪液質
Pre-cachexia
悪液質
Cachexia
不応性悪液質
Refractory cachexia
体重減少≦5%
⾷欲不振
代謝変化の発⽣
体重減少≧5%
またはBMI<20かつ
体重減少>2%
サルコペニアに体重
減少>2%
⾷事摂取量の低下に
全⾝性の炎症反応
悪液質診断基準を満たす
異化亢進状態
抗がん治療に抵抗性
Performance statusの低下
予後予測3か⽉未満
⼈⼯栄養が適さない
Classification of cachexia
i
--
M CF ----
IL ----
M M ---
----
M ---
-
P -----
C ----
CF
o 2 r
癌関連⾷欲不振-悪液質症候群に対する薬理学的介⼊の考え⽅
疾患の終末期,その症状
痛み, 倦怠感, 呼吸困難
⾷欲不振,悪⼼・嘔吐,便秘,不安,抑うつ,せん妄 etc
1) Solano JP, et al: A comparison of symptom prevalence in far advanced cancer, AIDS,
heart disease, chronic obstructive pulmonary disease and renal disease. J Pain Symptom
Manage. 2006 Jan;31(1):58-69.
症状 がん AIDS ⼼不全 COPD 腎不全
痛み 35-96 63-80 41-77 34-77 47-50
うつ 3-77 10-82 9-36 37-71 5-60
不安 13-79 8-34 49 51-75 39-70
せん妄 6-93 30-65 18-32 18-33 -
倦怠感 32-90 54-85 69-82 68-80 73-87
呼吸困難 10-70 11-62 60-88 90-95 11-62
不眠 9-69 74 36-48 55-65 31-71
悪⼼・嘔吐 6-68 43-49 17-48 - 30-43
便秘 23-65 34-35 38-42 27-44 29-70
下痢 3-29 30-90 12 - 21
⾷欲不振 30-92 51 21-41 35-67 25-64
痛み, 倦怠感, 呼吸困難
代謝および
ミトコンドリア
機能の変化
免疫システム不全
炎症
視床下部-下垂体-
副腎軸の機能障害
神経内分泌機能の
変化
遺伝的変異
癌由来の倦怠感
癌治療の種類
疾患のステージ
薬(鎮静薬など) 個⼈因⼦
併存疾患
⾝体機能と
活動性の低下
睡眠障害、気分障害、
認知機能障害
悪液質関連⾷欲不振
その病態⽣理は明らかではないが、がんをモデルとして以下のように関連を考える
Saligan LN, et al. Cachexia: The biology of cancer-related fatigue: a review of
the literature. Support Care Cancer. 2015 Aug;23(8):2461-78.
ステロイド内服薬と栄養
免疫応答細胞・炎症局所への作⽤
肝に対する糖新⽣亢進作⽤
⾻格筋に対するインスリン取込み抑制作⽤
視床下部への摂⾷中枢刺激作⽤
⾻格筋細胞に対するたんぱく異化亢進・同化抑制作⽤
抗炎症作⽤
⾷欲亢進
筋萎縮
⾎糖値上昇
グルココルチコイド
異化プロセス
GR
FoxO KLF15
同化プロセス
インスリン/IGF-1
atrogin-1
MuRF1
BCAT2
LC3
Bnip3
ユビキチン-プロテアソーム
依存性タンパク質分解
オートファジー
REDD1
PI3K
Akt1
mTORC1
タンパク質翻訳
Rheb
分岐鎖
アミノ酸
分岐鎖アミノ酸
分解
⾻
格
筋
線
維
慢性⼼不全におけるサイトカイン産⽣機序
⼼筋から産⽣ 腸管浮腫 末梢循環不全
低酸素
サイトカイン産⽣
組織損傷
⼼筋機能障害
リポ多糖類
免 疫 活 性
アドレナリン作動性神経
Stefan D Anker, et al: Inflammatory mediators in chronic heart failure: an overview.
Heart. 2004 Apr;90(4):464-70.
喫煙
急性反応物質
CRPなど
⾻格筋減少
悪液質
肺の炎症肺がん
虚⾎性
⼼疾患
⼼不全 ⾻粗鬆症
糖尿病
メタボ
貧⾎ 抑うつ
全⾝性炎症
IL-6,IL-1β,TNF-α
COPDの全⾝性炎症による併存症
Barnes PJ, Celli BR :Systemic manifestations and comorbidities of COPD. Eur Respir J
33: 1165-1185, 2009
エネルギー消費量の増⼤
蛋⽩異化の亢進
COPDにおける疾患モデル
①薬剤の適正使⽤
吸⼊薬の効果的使⽤による
ベンチレーション(換気)の
維持・改善
副作⽤(嗄声など)の検索
胃受容性弛緩抑制を防⽌
②低栄養対策
③希望する⽣活形態の維持
1⽇必要栄養量の設定
⾷事ベースのゴール設計
補助⾷品の利活⽤
療養場所の⽣活導線を改善する
対外的な関係構築形成の⽀援
包括的呼吸リハビリテーション
VS
円背・横隔膜の発達により胃が
圧迫され胃受容性弛緩が働き難い
→たくさん⾷べられない!
全⾝性炎症性疾患という特徴から
必須エネルギー量が増⼤している
→たくさん⾷べないと!
労作性喘鳴などによる
低活動化・抑うつ状態
sarcopenia
弱さの情報公開とは
by 「べてるの家」のキャッチフレーズ
⼀⼈ひとりが⾃分の抱えている「弱さ」を恥じることなく寄せ合ったとき、
⼈はつながり、ともに助け合いがはじまるという体験に基づいた理念。
エンパワーメントアプローチ
⾃分や⾃分が所属する場の持っている
「強さ」を共有し合い、それをアピールし、
強めていくことが問題解決につながったり、
この競争社会を⽣き抜いていくための原動⼒
になったりするという理念(コンセプト)。
みんな⾃分の強いところで⼈と接しようとするけれど、
弱いところで接すると、チームがすごく柔らかくなるし
温かみがでてくると思うのですが、どうでしょう?
1. 硬く、しかし脆い
2. 強みに対する責任
3. 弱さを隠す・否定する
4. 攻撃的になる
5. 対話になりにくい

Mais conteúdo relacionado

Mais procurados

7 Rules for better presentation of brain MRI findings.
7 Rules for better presentation of brain MRI findings.7 Rules for better presentation of brain MRI findings.
7 Rules for better presentation of brain MRI findings.Daisuke Yamamoto
 
カフェイン中毒
カフェイン中毒カフェイン中毒
カフェイン中毒清水 真人
 
「NST看護師勉強会」食事、低栄養、栄養評価について
「NST看護師勉強会」食事、低栄養、栄養評価について「NST看護師勉強会」食事、低栄養、栄養評価について
「NST看護師勉強会」食事、低栄養、栄養評価についてSadaharu Asami
 
研修医ガイダンス 末梢静脈ライン確保
研修医ガイダンス 末梢静脈ライン確保研修医ガイダンス 末梢静脈ライン確保
研修医ガイダンス 末梢静脈ライン確保Kiyoshi Shikino
 
Sollid treatment for aseptic meningitis 手堅い、無菌性髄膜炎診療。
Sollid treatment for aseptic meningitis 手堅い、無菌性髄膜炎診療。Sollid treatment for aseptic meningitis 手堅い、無菌性髄膜炎診療。
Sollid treatment for aseptic meningitis 手堅い、無菌性髄膜炎診療。Daisuke Yamamoto
 
第1回 「めまい」
第1回 「めまい」 第1回 「めまい」
第1回 「めまい」 清水 真人
 
非専門医に求められる 経胸壁心エコー評価について【ADVANCED】
非専門医に求められる経胸壁心エコー評価について【ADVANCED】非専門医に求められる経胸壁心エコー評価について【ADVANCED】
非専門医に求められる 経胸壁心エコー評価について【ADVANCED】NEURALGPNETWORK
 
薬剤師会発表 薬剤師のNST(消化器症状)
薬剤師会発表 薬剤師のNST(消化器症状)薬剤師会発表 薬剤師のNST(消化器症状)
薬剤師会発表 薬剤師のNST(消化器症状)AKira Kotsuka
 
ゴロ合わせでおぼえる救急診療
ゴロ合わせでおぼえる救急診療ゴロ合わせでおぼえる救急診療
ゴロ合わせでおぼえる救急診療Yuichi Kuroki
 
食欲不振 パート1 鑑別診断
食欲不振 パート1 鑑別診断食欲不振 パート1 鑑別診断
食欲不振 パート1 鑑別診断NEURALGPNETWORK
 
初期研修医のための学会スライドのキホン
初期研修医のための学会スライドのキホン初期研修医のための学会スライドのキホン
初期研修医のための学会スライドのキホンk-kajiwara
 
胸痛 パート1 鑑別診断へのアプローチ
胸痛 パート1 鑑別診断へのアプローチ胸痛 パート1 鑑別診断へのアプローチ
胸痛 パート1 鑑別診断へのアプローチNEURALGPNETWORK
 
下血 パート1 鑑別診断
下血 パート1 鑑別診断下血 パート1 鑑別診断
下血 パート1 鑑別診断NEURALGPNETWORK
 
胸部X線写真読影〜肺野所見編〜【ADVANCED】
胸部X線写真読影〜肺野所見編〜【ADVANCED】胸部X線写真読影〜肺野所見編〜【ADVANCED】
胸部X線写真読影〜肺野所見編〜【ADVANCED】NEURALGPNETWORK
 
カテコラミンの勉強会
カテコラミンの勉強会カテコラミンの勉強会
カテコラミンの勉強会小滝 和也
 
ERでの非専門医のためのけいれん/てんかん診療ストラテジー
ERでの非専門医のためのけいれん/てんかん診療ストラテジーERでの非専門医のためのけいれん/てんかん診療ストラテジー
ERでの非専門医のためのけいれん/てんかん診療ストラテジーDaisuke Yamamoto
 
超急性期脳梗塞 静注血栓溶解療法、血管内治療の適応を見逃さない!【ADVANCED】
超急性期脳梗塞 静注血栓溶解療法、血管内治療の適応を見逃さない!【ADVANCED】超急性期脳梗塞 静注血栓溶解療法、血管内治療の適応を見逃さない!【ADVANCED】
超急性期脳梗塞 静注血栓溶解療法、血管内治療の適応を見逃さない!【ADVANCED】NEURALGPNETWORK
 

Mais procurados (20)

7 Rules for better presentation of brain MRI findings.
7 Rules for better presentation of brain MRI findings.7 Rules for better presentation of brain MRI findings.
7 Rules for better presentation of brain MRI findings.
 
カフェイン中毒
カフェイン中毒カフェイン中毒
カフェイン中毒
 
「NST看護師勉強会」食事、低栄養、栄養評価について
「NST看護師勉強会」食事、低栄養、栄養評価について「NST看護師勉強会」食事、低栄養、栄養評価について
「NST看護師勉強会」食事、低栄養、栄養評価について
 
NST概論講義
NST概論講義NST概論講義
NST概論講義
 
研修医ガイダンス 末梢静脈ライン確保
研修医ガイダンス 末梢静脈ライン確保研修医ガイダンス 末梢静脈ライン確保
研修医ガイダンス 末梢静脈ライン確保
 
Sollid treatment for aseptic meningitis 手堅い、無菌性髄膜炎診療。
Sollid treatment for aseptic meningitis 手堅い、無菌性髄膜炎診療。Sollid treatment for aseptic meningitis 手堅い、無菌性髄膜炎診療。
Sollid treatment for aseptic meningitis 手堅い、無菌性髄膜炎診療。
 
第1回 「めまい」
第1回 「めまい」 第1回 「めまい」
第1回 「めまい」
 
非専門医に求められる 経胸壁心エコー評価について【ADVANCED】
非専門医に求められる経胸壁心エコー評価について【ADVANCED】非専門医に求められる経胸壁心エコー評価について【ADVANCED】
非専門医に求められる 経胸壁心エコー評価について【ADVANCED】
 
薬剤師会発表 薬剤師のNST(消化器症状)
薬剤師会発表 薬剤師のNST(消化器症状)薬剤師会発表 薬剤師のNST(消化器症状)
薬剤師会発表 薬剤師のNST(消化器症状)
 
臨床推論入門
臨床推論入門臨床推論入門
臨床推論入門
 
ゴロ合わせでおぼえる救急診療
ゴロ合わせでおぼえる救急診療ゴロ合わせでおぼえる救急診療
ゴロ合わせでおぼえる救急診療
 
食欲不振 パート1 鑑別診断
食欲不振 パート1 鑑別診断食欲不振 パート1 鑑別診断
食欲不振 パート1 鑑別診断
 
初期研修医のための学会スライドのキホン
初期研修医のための学会スライドのキホン初期研修医のための学会スライドのキホン
初期研修医のための学会スライドのキホン
 
胸痛 パート1 鑑別診断へのアプローチ
胸痛 パート1 鑑別診断へのアプローチ胸痛 パート1 鑑別診断へのアプローチ
胸痛 パート1 鑑別診断へのアプローチ
 
下血 パート1 鑑別診断
下血 パート1 鑑別診断下血 パート1 鑑別診断
下血 パート1 鑑別診断
 
胸部X線写真読影〜肺野所見編〜【ADVANCED】
胸部X線写真読影〜肺野所見編〜【ADVANCED】胸部X線写真読影〜肺野所見編〜【ADVANCED】
胸部X線写真読影〜肺野所見編〜【ADVANCED】
 
カテコラミンの勉強会
カテコラミンの勉強会カテコラミンの勉強会
カテコラミンの勉強会
 
ERでの非専門医のためのけいれん/てんかん診療ストラテジー
ERでの非専門医のためのけいれん/てんかん診療ストラテジーERでの非専門医のためのけいれん/てんかん診療ストラテジー
ERでの非専門医のためのけいれん/てんかん診療ストラテジー
 
抗生剤一覧
抗生剤一覧抗生剤一覧
抗生剤一覧
 
超急性期脳梗塞 静注血栓溶解療法、血管内治療の適応を見逃さない!【ADVANCED】
超急性期脳梗塞 静注血栓溶解療法、血管内治療の適応を見逃さない!【ADVANCED】超急性期脳梗塞 静注血栓溶解療法、血管内治療の適応を見逃さない!【ADVANCED】
超急性期脳梗塞 静注血栓溶解療法、血管内治療の適応を見逃さない!【ADVANCED】
 

Semelhante a Rehabilitation nutrition 20181022

中毒診療にまつわるエトセトラ
中毒診療にまつわるエトセトラ中毒診療にまつわるエトセトラ
中毒診療にまつわるエトセトラしーちゃん
 
Mr夜ゼミ20120423(症例経過)
Mr夜ゼミ20120423(症例経過)Mr夜ゼミ20120423(症例経過)
Mr夜ゼミ20120423(症例経過)Ryutarou Satou
 
Mr夜ゼミ20120423(症例経過)
Mr夜ゼミ20120423(症例経過)Mr夜ゼミ20120423(症例経過)
Mr夜ゼミ20120423(症例経過)Ryutarou Satou
 
Deki resi 内科病棟管理編
Deki resi 内科病棟管理編Deki resi 内科病棟管理編
Deki resi 内科病棟管理編AYAKO SHIBATA
 
イヌとネコの発熱性好中球減少症 診断・初期対応編(Febrile neutropenia dogs and cats diagnosis and ini...
イヌとネコの発熱性好中球減少症 診断・初期対応編(Febrile neutropenia dogs and cats  diagnosis and ini...イヌとネコの発熱性好中球減少症 診断・初期対応編(Febrile neutropenia dogs and cats  diagnosis and ini...
イヌとネコの発熱性好中球減少症 診断・初期対応編(Febrile neutropenia dogs and cats diagnosis and ini...Masanao Ichimata
 
もっと知ってほしいがんと栄養のこと
もっと知ってほしいがんと栄養のこともっと知ってほしいがんと栄養のこと
もっと知ってほしいがんと栄養のことcancerchannel
 
Junior resident manual @ SMGH pilot edition
Junior resident manual @ SMGH pilot editionJunior resident manual @ SMGH pilot edition
Junior resident manual @ SMGH pilot editionNorifumi Matsuda
 
犬の大動脈血栓塞栓症 治療編
犬の大動脈血栓塞栓症 治療編犬の大動脈血栓塞栓症 治療編
犬の大動脈血栓塞栓症 治療編Masanao Ichimata
 
緩和ケアサポートパスの紹介
緩和ケアサポートパスの紹介緩和ケアサポートパスの紹介
緩和ケアサポートパスの紹介sakurazaitaku
 
非ICUでの人工呼吸器管理について【ADVANCED】
非ICUでの人工呼吸器管理について【ADVANCED】非ICUでの人工呼吸器管理について【ADVANCED】
非ICUでの人工呼吸器管理について【ADVANCED】NEURALGPNETWORK
 
2019 nutrition Diabetes and Chronic Kidney Disease (Japanese)
2019 nutrition Diabetes and Chronic Kidney Disease (Japanese)2019 nutrition Diabetes and Chronic Kidney Disease (Japanese)
2019 nutrition Diabetes and Chronic Kidney Disease (Japanese)Shuzo Teruya
 
妊婦とER はじめからていねいに
妊婦とER はじめからていねいに妊婦とER はじめからていねいに
妊婦とER はじめからていねいにAYAKO SHIBATA
 
けいれん 沼田脳神経外科 July2012
けいれん 沼田脳神経外科 July2012けいれん 沼田脳神経外科 July2012
けいれん 沼田脳神経外科 July2012Takashi Shiihara
 
胸痛 パート2 問診へのアプローチ
胸痛 パート2 問診へのアプローチ胸痛 パート2 問診へのアプローチ
胸痛 パート2 問診へのアプローチNEURALGPNETWORK
 
LIの補足
LIの補足LIの補足
LIの補足ShoMyo
 
おくすり日記のご紹介
おくすり日記のご紹介おくすり日記のご紹介
おくすり日記のご紹介okusurinikki
 
小児のアナフィラキシー
小児のアナフィラキシー小児のアナフィラキシー
小児のアナフィラキシーMitsutaka Komatsu
 

Semelhante a Rehabilitation nutrition 20181022 (20)

中毒診療にまつわるエトセトラ
中毒診療にまつわるエトセトラ中毒診療にまつわるエトセトラ
中毒診療にまつわるエトセトラ
 
Mr夜ゼミ20120423(症例経過)
Mr夜ゼミ20120423(症例経過)Mr夜ゼミ20120423(症例経過)
Mr夜ゼミ20120423(症例経過)
 
Mr夜ゼミ20120423(症例経過)
Mr夜ゼミ20120423(症例経過)Mr夜ゼミ20120423(症例経過)
Mr夜ゼミ20120423(症例経過)
 
Deki resi 内科病棟管理編
Deki resi 内科病棟管理編Deki resi 内科病棟管理編
Deki resi 内科病棟管理編
 
イヌとネコの発熱性好中球減少症 診断・初期対応編(Febrile neutropenia dogs and cats diagnosis and ini...
イヌとネコの発熱性好中球減少症 診断・初期対応編(Febrile neutropenia dogs and cats  diagnosis and ini...イヌとネコの発熱性好中球減少症 診断・初期対応編(Febrile neutropenia dogs and cats  diagnosis and ini...
イヌとネコの発熱性好中球減少症 診断・初期対応編(Febrile neutropenia dogs and cats diagnosis and ini...
 
もっと知ってほしいがんと栄養のこと
もっと知ってほしいがんと栄養のこともっと知ってほしいがんと栄養のこと
もっと知ってほしいがんと栄養のこと
 
T nutrition01
T nutrition01T nutrition01
T nutrition01
 
Junior resident manual @ SMGH pilot edition
Junior resident manual @ SMGH pilot editionJunior resident manual @ SMGH pilot edition
Junior resident manual @ SMGH pilot edition
 
Preventive medicine
Preventive medicinePreventive medicine
Preventive medicine
 
犬の大動脈血栓塞栓症 治療編
犬の大動脈血栓塞栓症 治療編犬の大動脈血栓塞栓症 治療編
犬の大動脈血栓塞栓症 治療編
 
緩和ケアサポートパスの紹介
緩和ケアサポートパスの紹介緩和ケアサポートパスの紹介
緩和ケアサポートパスの紹介
 
非ICUでの人工呼吸器管理について【ADVANCED】
非ICUでの人工呼吸器管理について【ADVANCED】非ICUでの人工呼吸器管理について【ADVANCED】
非ICUでの人工呼吸器管理について【ADVANCED】
 
2019 nutrition Diabetes and Chronic Kidney Disease (Japanese)
2019 nutrition Diabetes and Chronic Kidney Disease (Japanese)2019 nutrition Diabetes and Chronic Kidney Disease (Japanese)
2019 nutrition Diabetes and Chronic Kidney Disease (Japanese)
 
サプリメントを使った栄養療法 
サプリメントを使った栄養療法 サプリメントを使った栄養療法 
サプリメントを使った栄養療法 
 
妊婦とER はじめからていねいに
妊婦とER はじめからていねいに妊婦とER はじめからていねいに
妊婦とER はじめからていねいに
 
けいれん 沼田脳神経外科 July2012
けいれん 沼田脳神経外科 July2012けいれん 沼田脳神経外科 July2012
けいれん 沼田脳神経外科 July2012
 
胸痛 パート2 問診へのアプローチ
胸痛 パート2 問診へのアプローチ胸痛 パート2 問診へのアプローチ
胸痛 パート2 問診へのアプローチ
 
LIの補足
LIの補足LIの補足
LIの補足
 
おくすり日記のご紹介
おくすり日記のご紹介おくすり日記のご紹介
おくすり日記のご紹介
 
小児のアナフィラキシー
小児のアナフィラキシー小児のアナフィラキシー
小児のアナフィラキシー
 

Rehabilitation nutrition 20181022