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  Ver. 2011/6/4
 アイティメディア株式会社
人事・採用担当   浦野平也
http://www.slideshare.net/itm11shin




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http://itmedia-hr.typepad.jp/itmedia-hr/




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「ソーシャルメディア採用」・・・


     ≠ 集客ツールとしてソーシャルメディアを使うこと

                                採用のポリシー    戦略ロジック

                            「ソーシャルなロジックに転換」できるか


                                小手先論ではない、採用戦略論としての
                                   「ソーシャルメディア採用」

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「ソーシャルメディアの活用」には、特にこれらが必須。

          採用方針や枠組みを、変え続けることは正義

          ソーシャルメディア世代への理解と尊敬

          すべての「工夫」は、ロジックのもとに成り立つ

          目的を明確に ⇒ ROIを明確に




常に意識していたいスタンス。
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                                    4
                                    4
本日のINDEX               ~ソーシャルメディア採用の設計のために~




                                0. アイティメディアの2011採用、2012採用サマリ

                                1. 採用戦略とソーシャルメディア活用
                                     ・ 設計のためのテンプレート共有
                                     ・ 典型例4社の事例

                                2. ソーシャルメディアの理解
                                      ・ 集まっている人'ユーザー(の理解
                                      ・ 場の行動原則の理解

                                3. まとめ と 振り返り
                                      ・ 4社事例の再整理を通じて見えてくるもの



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0. アイティメディアの2011採用、2012採用
                     サマリ




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2011実績 データ1( ツールの関連図



                                                                  ※読者/取材対象/ゼミ後輩…
                                                                   などへアプローチ




                                              採用HP
              iPhone用
                                            ※任意登録項目に、
                                            twitterアカウント、ブログURL


                                  EntryDB




                           情報提供
                           関係醸成               説明会                     面接
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2011実績 データ2(各媒体            内定者
                       twitter      自社媒体   社員人脈




     フォロワー(就活生)
         572


                         263        689      5



                                3    1      '1(

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2011実績 データ3(総費用

                                 ぜんぶで
                                 19万円
                                日付         内容          使用者   金額
                                11月26日 リクルーター制度        山本     ¥2,660
                                12月12日 リクルーター制度        山本     ¥1,940
                                12月16日 リクルーター制度        山田     ¥1,850
                                12月17日 マイコミイベント        人事部   ¥21,500
                                12月17日 コピー             人事部     ¥200
                                12月18日 内定者アルバイト代       人事部    ¥6,000
                                  1月6日 ダイヤモンド・テスト1名    人事部    ¥3,675
                                  1月7日 リクルーター制度        浦野     ¥1,950
                                 1月14日 案内板1台           人事部    ¥6,980
                                 1月20日 リクルーター制度        山本     ¥2,560
                                 1月26日 リクルーター制度        伊藤     ¥1,960
                                  2月6日 Web中継用機材'マイク(   人事部    ¥9,800
                                 2月23日 リクルーター制度        迫野     ¥3,200
                                 2月27日 ドロリッチ           人事部    ¥7,900
                                 2月27日 ビデオテープ          人事部    ¥2,308
                                 2月27日 説明会運営補助         人事部    ¥5,000
                                  3月4日 リクルーター制度        永守     ¥6,750
                                 3月18日 会場代'高田馬場(       人事部    ¥6,420
                                 3月18日 飲食代'10名(        人事部   ¥36,590
                                 3月20日 説明会運営補助         人事部    ¥5,000
                                 3月20日 ドロリッチ           人事部    ¥7,900
                                 3月25日 ダイヤモンド・テスト1名    人事部    ¥3,675
                                 3月26日 社員訪問大会飲料・軽食     人事部    ¥7,210
                                 4月5日 ダイヤモンドテスト4名      人事部   ¥16,000
                                 4月28日 学生交通費           人事部   ¥25,000
                                 5月21日 社長と学生ランチ        人事部    ¥6,100




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2011実績 データ4(成果の質 '最終メンバー(

                                メンバー       内定保有状況
                                1.内定者A     EC大手R 、カード大手
                                2.内定者B     WEB広告大手CA 、 WEBサービスK 、ポータルY
                                3.内定者C     携帯ポータルD(技術)、大手不動産デベロッパー
                                4.内定者D     ネットベンチャー

15 7
                                5.最終面接H    WEBサービスK
                                6.最終面接I    携帯キャリアN、 WEB広告大手O
                                7.最終面接J    ポータルY、携帯ポータルD、大手飲料メーカー

                                8.内定辞退E    携帯ポータルD(技術)
                                9.内定辞退F    ポータルY(技術)、EC大手R(技術)
                                10.内定辞退G   外資コンサル、WEB技術サービスH


                                その他、最終面接候補 5名



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データ5(2012年度の全体図
   フェイスブックを中心に構成




                                            採用HP
                                             ※任意登録項目に、FBアカウント、
                                             twitterアカウント、ブログURL
                                  EntryDB




                           情報提供
                           関係醸成                    説明会             面接

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2012新卒採用HP




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データ6(2012年度の、人数とコスト
             2011年5月31日現在


                                : 約350 '2012卒(
                                : 約1030 'not社会人(
                                : 730ファン
                                             292'2/14(




         ※途中経過として・・・
         • 母集団      約960 'で〆切(
         • 最終面接形成   15 '⇒うち、内定 2(                   おそらく最終内定 5
         • コスト 12万円


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思ったこと。'ソーシャルメディア活用のすすめ(


                 「ぼくらがやりたかった新卒採用って、こういうことかもしれない」

                     これからの新卒採用の、あたらしいスタンダードが出てきた!



             「きっと誰にでもできる。でも。自分でやってみないと、わからない。」

                                セオリーを踏まえて効果を出すポイントがある!




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本日の本題へ・・・




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ご注意

         ●「端的なメリット」は、出てきません!
                  (1)何をメリットとするかは、戦略次第
                  (2)端的なことを求めていると、成功しない


         ●「ソーシャルメディア」を、お薦めもしません!
                  (1)ソーシャルリクルーティングが必要か否か、戦略次第
                  (2)「ツールが万能」ではなく、「使う側のポリシー次第」




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最初に考えること




   今、何を考えるべきフェーズでしょうか。




   フェーズ1: 採用戦略の妥当性 ~事業戦略のサブシステムとして
   フェーズ2: 採用戦略に適合する戦術の情報収集/選択
   フェーズ3: 戦術実践のための理解深耕
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テンプレート: 採用戦略と、ツールの必然性

                                      ツール        制約1. イノベーション
                           事業戦略
                                  'ソーシャルメディア(    制約2. 成果を出す
                                                      'デメリットの回避(

                           採用戦略           ①理論

                                                    設計思想
                                                'ユーザー/行動原則(
                       求める人物像

                                          ②実践

                           採用戦術                     事例




                 「手段の目的化」は             一回性<継続性
                 失敗の始まり!!
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'本日の話の構成(

                                         ツール        制約1. イノベーション
                           事業戦略
                                     'ソーシャルメディア(    制約2. 成果を出す
                                                         'デメリットの回避(

                           採用戦略              ①理論

                                                       設計思想
                                                   'ユーザー/行動原則(
                       求める人物像

                                             ②実践

                           採用戦術                        事例




                 典型的4社の事例で                理解し、最適化を
                 理解してみましょう。'1.と3.(        考えましょう。'2.(
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典型例4社

         航空業界大手                 ANA
         通信業界大手                 ソフトバンク
         Webベンチャー               ECナビ
         Webベンチャー               アイティメディア


         各社の使い方の違いを理解すると

         御社のソーシャルメディア活用設計のヒントに'?(

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ANA採用担当




                                ■状況
                                有名企業、人気業界

                                ■Web必然度
                                Webとの関連性は薄い

                                ■戦術
                                学生をフォローしない
                                一方通行型

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ソフトバンク新卒採用




                                ■状況
                                有名企業

                                ■Web必然度
                                Webとの関連性はアリ

                                ■戦術
                                学生をフォローしない
                                半・双方向型

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ECナビ人事本部公式アカウント




                                ■状況
                                ベンチャー企業

                                ■Web必然度
                                Webとの関連性は高い

                                ■戦術
                                学生をフォローする
                                イベント企画型

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アイティメディア人事採用team




                                ■状況
                                ベンチャー企業

                                ■Web必然度
                                Webとの関連性は高い

                                ■戦術
                                学生をフォローする
                                コミュニティ形成型

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同じように見えても。やり方は、さまざま。



      御社のやり方は、どうするべきか。
      考えるために、
      セクション2. 「採用のためのソーシャルメディア理解」へ

      最後のセクション3.で、各社の戦略を考察し、最適な設計方法のヒントにします。




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次の本題へ・・・




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の利用状況 '国内(
              '単位:千人(           視聴率        学生                就活生推定
              twitter            15,489   1,858(12%)                 60~198
              facebook            6,939    624(9%)                    15~85
                                                出典:Neilsen 2011/4「ニールセンNetView」,
                                                   Facebook socialbakers , Sysomos,ジョブウェブ




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によるターゲティング


                                ・正確な数値は、良く分からない。

                                ・数だけで見れば、使えたツールではない。


                                確実に言えることは

                                    1. ユーザーが特徴的
                                    2. フォロワーが真実の数字



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ユーザー層の感覚と行動パターン'引用(                エベレット・ロジャーズ


        イノベーター                  アーリーアダプター
        ・新しいアイデアへの感心が   ・初期採用者であり、尊敬の
        高く、冒険的。         対象。
                        ・イノベーターと比較し、より地
        ・採用するアイデアが信頼でき 域社会システムに根ざした存
        るかどうか、便益をもたらして 在で、最も高いオピニオンリー
        くれるかどうかは問題ではなく、 ダーシップを有している。
        新しいアイデアを最も早く体   ・イノベーターほど先進的すぎ
        験/習得することに関心があ ないことから、多くの人の役
        る。              割モデルとなる存在。
                        ・周囲の人間にとっては、イノ
        ・ハイテク関連に限定すれば、 ベーションを採用する際に「確
        別名テクノロジー・マニアと呼 認すべき」個人。
        ばれる。            ・イノベーターが新しいアイデ
                        アそのものを求めるのに対し、
                        アーリーアダプターが価値を見
                        出す対象は、アイデアがもた
                        らす結果。
                        ・アイデアの採用によるブレイ
                        クスルーが期待できるならば、
                        リスクを負う覚悟がある。
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ユーザー層の感覚と行動パターン'引用(                エベレット・ロジャーズ


        イノベーター                  アーリーアダプター         アーリーマジョリティ
        ・新しいアイデアへの感心が   ・初期採用者であり、尊敬の             ・初期多数派であり、慎重派。
        高く、冒険的。         対象。                       ・アイデアの採用に関しては
                        ・イノベーターと比較し、より地           飛躍を求めず、着実な進歩を
        ・採用するアイデアが信頼でき 域社会システムに根ざした存              望む。
        るかどうか、便益をもたらして 在で、最も高いオピニオンリー
        くれるかどうかは問題ではなく、 ダーシップを有している。              ・リスクという言葉は否定的な
        新しいアイデアを最も早く体   ・イノベーターほど先進的すぎ            意味合いしかもたないため、
        験/習得することに関心があ ないことから、多くの人の役               極力回避につとめる。
        る。              割モデルとなる存在。
                        ・周囲の人間にとっては、イノ            ・アイデアの採用に際しては、
        ・ハイテク関連に限定すれば、 ベーションを採用する際に「確             他の人間がそれどのように使
        別名テクノロジー・マニアと呼 認すべき」個人。                   いこなしているかを必ず知ろ
        ばれる。            ・イノベーターが新しいアイデ            うとする。
                        アそのものを求めるのに対し、
                        アーリーアダプターが価値を見
                        出す対象は、アイデアがもた
                        らす結果。
                        ・アイデアの採用によるブレイ
                        クスルーが期待できるならば、
                        リスクを負う覚悟がある。
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ユーザー層の感覚と行動パターン'引用(                エベレット・ロジャーズ


        イノベーター                  アーリーアダプター         アーリーマジョリティ
        ・新しいアイデアへの感心が   ・初期採用者であり、尊敬の             ・初期多数派であり、慎重派。
        高く、冒険的。         対象。                       ・アイデアの採用に関しては
                        ・イノベーターと比較し、より地           飛躍を求めず、着実な進歩を
        ・採用するアイデアが信頼でき 域社会システムに根ざした存              望む。
        るかどうか、便益をもたらして 在で、最も高いオピニオンリー
        くれるかどうかは問題ではなく、 ダーシップを有している。              ・リスクという言葉は否定的な
        新しいアイデアを最も早く体   ・イノベーターほど先進的すぎ            意味合いしかもたないため、
        験/習得することに関心があ ないことから、多くの人の役               極力回避につとめる。
        る。              割モデルとなる存在。
                        ・周囲の人間にとっては、イノ            ・アイデアの採用に際しては、
        ・ハイテク関連に限定すれば、 ベーションを採用する際に「確             他の人間がそれどのように使
        別名テクノロジー・マニアと呼 認すべき」個人。                   いこなしているかを必ず知ろ
        ばれる。            ・イノベーターが新しいアイデ            うとする。
                        アそのものを求めるのに対し、
                        アーリーアダプターが価値を見
                        出す対象は、アイデアがもた
                        らす結果。                              求める
                        ・アイデアの採用によるブレイ
                        クスルーが期待できるならば、                    人物像?
                        リスクを負う覚悟がある。
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求める人物像との照合
      【疑問】ソーシャルメディアに集う人材は、
      “Web業界にとってのみ、良い人材”
      だろうか??

                  ・ あたらしい枠組み'これまでとは違う発想(に敏感
                  ・ 情報を発信し、「場を作る」
                  ・ 玉石混交をしなやかに渡り歩く




       【仮説】 「社会性」と「論理性」 =リーダーシップ
                        ≒情報革命時代の共通リテラシー


                                       「実名化」によって、さらに。'後述(
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ソーシャルメディアの感覚と行動原則'私見(



                 1:マス           1:1    1:1+α


              一方向               双方向    多方向


        コントロール                  オープン   信頼関係


       産業革命的                           情報革命的
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補完関係という、信頼




          「この情報が完璧」という情報発信のスタンスではない




          FBありき。そのコミュニケーション含めて、「情報」「コンテンツ」




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参考(SIPS

                         Action(購買)   Participate(参加)




                                              出典/ 株式会社電通 サトナオ・オープン・ラボ
                                                  http://www.dentsu.co.jp/sips/
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これまでのやりかたを、別のプラットフォームに移すのではない。




                                1. 自分のやり方の軸を定めながら
                                2. それぞれのプラットフォームに行動を合わせる




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「ユーザーの理解」 & 「場の理解」




 「ブランディング」コントロールのためには、マスアプローチのほうが絶対に効果が高い
 「マイナスの顧客体験」は、あっという間にひろがる場である
 自社の新卒採用スタンスが露見する ⇒ これまでとはスタンスを変える必要も?
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採用スタンスが、露見する。
   これまでの考え方
     1.「企業と学生の利益は、背反する」
     2. 「新規顧客が相手」



   ソーシャルな場での考え方
     1. 「参加者同士で、補完する」
     2. 「知り合いだから関係は継続する」




                       •        事業戦略からの一貫性が重要    「納得感ある説明ができる」こと
                       •        設計思想に合った使い方が必須   「無視されない」こと

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継続することの大切さ = ログの大切さ

         「インターネットの大原則」
                「ログ」は積み重ね。ログはなくならない。
                リアルタイム性も高いが、時差を経てやってくるものも多い




         「コミュニケーションの大原則」
                「社会」であり、人間同士の対話である




                    ソーシャルな場 = 信頼構築 ≠ 「一発逆転」なマス発想


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もう少し分かり易く図式化


         ・真摯に                   ロ
         ・継続する                  グ   増えるほど

            +
                                            注目される可能性が
                                納           比例して増加
         ・戦略の明確さ                得
            +
         ・ユーザーの理解                           最適化されている
         ・場の理解


                                             “ヒット!!”
          ログと、納得と、理解。
          重要なのは、 「会社の力」 よりも 「担当者の力」 かも。

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プロモーション目的での利用




                                1. 複合 'マス & ソーシャル(
                                2. 単体 a) マス的
                                       b) ソーシャル的




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炎上について
                     一方向                 • 無視されるよりはマシ
       1:マス                     コントロール
                                         • 「説明できる」ことが重要

                                         • 実名の世界では、極端な炎上は起きづらい'と思われる(
                                           ⇒無責任な批判ではなく論理性
                                            社会性に優れた“反対意見”であるべきだから


         ぼてっ!

                                         ◎ 「フィードバックをもらっている」
                                            自分たちを見つめ直す大チャンスである。




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選考プロセス全体の設計について
         「ソーシャルメディア採用」は、

         1. 「ソーシャルメディアを使ったプロモーション」だけでは完成しない

         2. 選考のポリシーをソーシャルにきりかえる

         3. 選考のプロセス全体を「ソーシャルなポリシー」のもとに構成




        情報全体の“コントロール”を、どこまで、どう手放すか
                                「説明会」のあり方
                                ESの意義
                                筆記試験の意義
                                面接の行い方
                                評価の方法
                                フィードバック
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どう始めるか '当社が、最初にやったこと(
              まずは、早めにとりかかる '実は2010採用でも使っていた(
              自分の価値を証明する            :TLを有益な情報で満たしておく
              フォローしてもらうための、価値の個別提示 :その人のための価値提供
              その継続




         ①「1:1」のコミュニケーションが、色々なところに漏れ出てくる
         ②RTや第三者からのReが、だんだん増えてくる
         ③「フォローされる」が徐々に出てくる → 「1:1+α」になってくる
         ④どこかで「クリティカル・マス」を越える
            ※象徴的な出来事ex) 何かのツイートが、たまたまヒットしてRTされまくる
                         とてもフォロワーの多い人が、RTしてくれる




          すべてのプロセスに、反映させる '説明会/ES/面接/筆記 ・・・すべてのコミュニケーションに(
          プロセスごとのコミュニケーションに反映させる
          その継続
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ロあ 【
     グせ 今
     はら 月
     消な の
     えい 標
     て。 語
     無 】
     く
     な
     ら
     な
     い
     。
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本題のまとめへ・・・




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4社それぞれのケースを、考察




         ※この内容は、資料として公開できません。
         '会場参加者のみの共有ということで、ご了承ください(




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実践のための、ロジック


                                          1:1+α
                                  自自
                                  社社
                                  のの      多方向
                                  特目
                                  徴的
                                          信頼関係



                                自社にとっての「正解」な工夫・行動
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2012採用で考えたこと
      高度化(コード化)される現実社会                        「実名であることの意味」
                                                1. パブリック
                                                2. 実際の繋がり




                                  Vs.




                                        ●これからやりたいこと:
                                            全やりとり公開'オンラインアーカイブ(
                                            みんながプロジェクトメンバー
                                            学生のプレゼンスをサポート


          【おまけ】 フェイスブック採用枠。当社がやるとすれば・・・・
            【条件1】ファンページのいいね!が100名以上
            【条件2】フェイスブックでフレンド申請している人20名以上から、推薦コメントを集めること

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主な参考書籍




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まとめ的に・・・

                                大   た   ソ
         一       一       一      切   だ   ー
         、       、       、      な   、   シ
         新       最       戦      こ   「   ャ
         し       適       略      と   使   ル
         い       化       と      は   っ   メ
         世       (       し      、   て   デ
         代       ソ       て          い   ィ
         へ       ー       の          る   ア
         の       シ       妥          」   を
         リ       ャ       当          で   採
         ス       ル       性          は   用
         ペ       な       (          、   に
         ク       場       目          差   使
         ト       の       的          別   う
                 理       の          化   企
                 解       明          さ   業
                 )       確          れ   は
                         化          な   増
                         )          い   え
                                    。   て
                                        い
                                        る
                                        。
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ポイント・サマリ

          マスアプローチのロジックとは、違う

          自社戦略の明確化&ソーシャルメディアの設計理解

          継続は、'確実に(力なり

          会社のブランドよりも、担当者個人のキャラクタが重要かも



          大企業的との、差別化へ
          'わざわざ同じ土俵で闘わなくても良い(


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同じ土俵では、やらない。




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【おまけ】 育成/キャリア構築 と ソーシャル




 ※新入社員研修での試み
  人事 Vs.
  ソーシャルフィードバック

 これからの時代の「キャリア構築」は?
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  • 4. 「ソーシャルメディア採用」・・・ ≠ 集客ツールとしてソーシャルメディアを使うこと 採用のポリシー 戦略ロジック 「ソーシャルなロジックに転換」できるか 小手先論ではない、採用戦略論としての 「ソーシャルメディア採用」 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 3
  • 5. 「ソーシャルメディアの活用」には、特にこれらが必須。  採用方針や枠組みを、変え続けることは正義  ソーシャルメディア世代への理解と尊敬  すべての「工夫」は、ロジックのもとに成り立つ  目的を明確に ⇒ ROIを明確に 常に意識していたいスタンス。 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 4 4
  • 6. 本日のINDEX ~ソーシャルメディア採用の設計のために~ 0. アイティメディアの2011採用、2012採用サマリ 1. 採用戦略とソーシャルメディア活用 ・ 設計のためのテンプレート共有 ・ 典型例4社の事例 2. ソーシャルメディアの理解 ・ 集まっている人'ユーザー(の理解 ・ 場の行動原則の理解 3. まとめ と 振り返り ・ 4社事例の再整理を通じて見えてくるもの Copyright © 2011 ITmedia Inc. 5
  • 7. 0. アイティメディアの2011採用、2012採用 サマリ Copyright © 2011 ITmedia Inc. 6
  • 8. 2011実績 データ1( ツールの関連図 ※読者/取材対象/ゼミ後輩… などへアプローチ 採用HP iPhone用 ※任意登録項目に、 twitterアカウント、ブログURL EntryDB 情報提供 関係醸成 説明会 面接 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 7
  • 9. 2011実績 データ2(各媒体 内定者 twitter 自社媒体 社員人脈 フォロワー(就活生) 572 263 689 5 3 1 '1( Copyright © 2011 ITmedia Inc. 8
  • 10. 2011実績 データ3(総費用 ぜんぶで 19万円 日付 内容 使用者 金額 11月26日 リクルーター制度 山本 ¥2,660 12月12日 リクルーター制度 山本 ¥1,940 12月16日 リクルーター制度 山田 ¥1,850 12月17日 マイコミイベント 人事部 ¥21,500 12月17日 コピー 人事部 ¥200 12月18日 内定者アルバイト代 人事部 ¥6,000 1月6日 ダイヤモンド・テスト1名 人事部 ¥3,675 1月7日 リクルーター制度 浦野 ¥1,950 1月14日 案内板1台 人事部 ¥6,980 1月20日 リクルーター制度 山本 ¥2,560 1月26日 リクルーター制度 伊藤 ¥1,960 2月6日 Web中継用機材'マイク( 人事部 ¥9,800 2月23日 リクルーター制度 迫野 ¥3,200 2月27日 ドロリッチ 人事部 ¥7,900 2月27日 ビデオテープ 人事部 ¥2,308 2月27日 説明会運営補助 人事部 ¥5,000 3月4日 リクルーター制度 永守 ¥6,750 3月18日 会場代'高田馬場( 人事部 ¥6,420 3月18日 飲食代'10名( 人事部 ¥36,590 3月20日 説明会運営補助 人事部 ¥5,000 3月20日 ドロリッチ 人事部 ¥7,900 3月25日 ダイヤモンド・テスト1名 人事部 ¥3,675 3月26日 社員訪問大会飲料・軽食 人事部 ¥7,210 4月5日 ダイヤモンドテスト4名 人事部 ¥16,000 4月28日 学生交通費 人事部 ¥25,000 5月21日 社長と学生ランチ 人事部 ¥6,100 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 9
  • 11. 2011実績 データ4(成果の質 '最終メンバー( メンバー 内定保有状況 1.内定者A EC大手R 、カード大手 2.内定者B WEB広告大手CA 、 WEBサービスK 、ポータルY 3.内定者C 携帯ポータルD(技術)、大手不動産デベロッパー 4.内定者D ネットベンチャー 15 7 5.最終面接H WEBサービスK 6.最終面接I 携帯キャリアN、 WEB広告大手O 7.最終面接J ポータルY、携帯ポータルD、大手飲料メーカー 8.内定辞退E 携帯ポータルD(技術) 9.内定辞退F ポータルY(技術)、EC大手R(技術) 10.内定辞退G 外資コンサル、WEB技術サービスH その他、最終面接候補 5名 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 10
  • 12. データ5(2012年度の全体図 フェイスブックを中心に構成 採用HP ※任意登録項目に、FBアカウント、 twitterアカウント、ブログURL EntryDB 情報提供 関係醸成 説明会 面接 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 11
  • 14. データ6(2012年度の、人数とコスト 2011年5月31日現在 : 約350 '2012卒( : 約1030 'not社会人( : 730ファン 292'2/14( ※途中経過として・・・ • 母集団 約960 'で〆切( • 最終面接形成 15 '⇒うち、内定 2( おそらく最終内定 5 • コスト 12万円 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 13
  • 15. 思ったこと。'ソーシャルメディア活用のすすめ( 「ぼくらがやりたかった新卒採用って、こういうことかもしれない」 これからの新卒採用の、あたらしいスタンダードが出てきた! 「きっと誰にでもできる。でも。自分でやってみないと、わからない。」 セオリーを踏まえて効果を出すポイントがある! Copyright © 2011 ITmedia Inc. 14
  • 17. ご注意 ●「端的なメリット」は、出てきません! (1)何をメリットとするかは、戦略次第 (2)端的なことを求めていると、成功しない ●「ソーシャルメディア」を、お薦めもしません! (1)ソーシャルリクルーティングが必要か否か、戦略次第 (2)「ツールが万能」ではなく、「使う側のポリシー次第」 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 16
  • 18. 最初に考えること 今、何を考えるべきフェーズでしょうか。 フェーズ1: 採用戦略の妥当性 ~事業戦略のサブシステムとして フェーズ2: 採用戦略に適合する戦術の情報収集/選択 フェーズ3: 戦術実践のための理解深耕 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 17
  • 19. テンプレート: 採用戦略と、ツールの必然性 ツール 制約1. イノベーション 事業戦略 'ソーシャルメディア( 制約2. 成果を出す 'デメリットの回避( 採用戦略 ①理論 設計思想 'ユーザー/行動原則( 求める人物像 ②実践 採用戦術 事例 「手段の目的化」は 一回性<継続性 失敗の始まり!! Copyright © 2011 ITmedia Inc. 18
  • 20. '本日の話の構成( ツール 制約1. イノベーション 事業戦略 'ソーシャルメディア( 制約2. 成果を出す 'デメリットの回避( 採用戦略 ①理論 設計思想 'ユーザー/行動原則( 求める人物像 ②実践 採用戦術 事例 典型的4社の事例で 理解し、最適化を 理解してみましょう。'1.と3.( 考えましょう。'2.( Copyright © 2011 ITmedia Inc. 19
  • 21. 典型例4社 航空業界大手 ANA 通信業界大手 ソフトバンク Webベンチャー ECナビ Webベンチャー アイティメディア 各社の使い方の違いを理解すると 御社のソーシャルメディア活用設計のヒントに'?( Copyright © 2011 ITmedia Inc. 20
  • 22. ANA採用担当 ■状況 有名企業、人気業界 ■Web必然度 Webとの関連性は薄い ■戦術 学生をフォローしない 一方通行型 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 21
  • 23. ソフトバンク新卒採用 ■状況 有名企業 ■Web必然度 Webとの関連性はアリ ■戦術 学生をフォローしない 半・双方向型 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 22
  • 24. ECナビ人事本部公式アカウント ■状況 ベンチャー企業 ■Web必然度 Webとの関連性は高い ■戦術 学生をフォローする イベント企画型 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 23
  • 25. アイティメディア人事採用team ■状況 ベンチャー企業 ■Web必然度 Webとの関連性は高い ■戦術 学生をフォローする コミュニティ形成型 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 24
  • 26. 同じように見えても。やり方は、さまざま。 御社のやり方は、どうするべきか。 考えるために、 セクション2. 「採用のためのソーシャルメディア理解」へ 最後のセクション3.で、各社の戦略を考察し、最適な設計方法のヒントにします。 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 25
  • 28. の利用状況 '国内( '単位:千人( 視聴率 学生 就活生推定 twitter 15,489 1,858(12%) 60~198 facebook 6,939 624(9%) 15~85 出典:Neilsen 2011/4「ニールセンNetView」, Facebook socialbakers , Sysomos,ジョブウェブ Copyright © 2011 ITmedia Inc. 27
  • 29. によるターゲティング ・正確な数値は、良く分からない。 ・数だけで見れば、使えたツールではない。 確実に言えることは 1. ユーザーが特徴的 2. フォロワーが真実の数字 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 28
  • 30. ユーザー層の感覚と行動パターン'引用( エベレット・ロジャーズ イノベーター アーリーアダプター ・新しいアイデアへの感心が ・初期採用者であり、尊敬の 高く、冒険的。 対象。 ・イノベーターと比較し、より地 ・採用するアイデアが信頼でき 域社会システムに根ざした存 るかどうか、便益をもたらして 在で、最も高いオピニオンリー くれるかどうかは問題ではなく、 ダーシップを有している。 新しいアイデアを最も早く体 ・イノベーターほど先進的すぎ 験/習得することに関心があ ないことから、多くの人の役 る。 割モデルとなる存在。 ・周囲の人間にとっては、イノ ・ハイテク関連に限定すれば、 ベーションを採用する際に「確 別名テクノロジー・マニアと呼 認すべき」個人。 ばれる。 ・イノベーターが新しいアイデ アそのものを求めるのに対し、 アーリーアダプターが価値を見 出す対象は、アイデアがもた らす結果。 ・アイデアの採用によるブレイ クスルーが期待できるならば、 リスクを負う覚悟がある。 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 29
  • 31. ユーザー層の感覚と行動パターン'引用( エベレット・ロジャーズ イノベーター アーリーアダプター アーリーマジョリティ ・新しいアイデアへの感心が ・初期採用者であり、尊敬の ・初期多数派であり、慎重派。 高く、冒険的。 対象。 ・アイデアの採用に関しては ・イノベーターと比較し、より地 飛躍を求めず、着実な進歩を ・採用するアイデアが信頼でき 域社会システムに根ざした存 望む。 るかどうか、便益をもたらして 在で、最も高いオピニオンリー くれるかどうかは問題ではなく、 ダーシップを有している。 ・リスクという言葉は否定的な 新しいアイデアを最も早く体 ・イノベーターほど先進的すぎ 意味合いしかもたないため、 験/習得することに関心があ ないことから、多くの人の役 極力回避につとめる。 る。 割モデルとなる存在。 ・周囲の人間にとっては、イノ ・アイデアの採用に際しては、 ・ハイテク関連に限定すれば、 ベーションを採用する際に「確 他の人間がそれどのように使 別名テクノロジー・マニアと呼 認すべき」個人。 いこなしているかを必ず知ろ ばれる。 ・イノベーターが新しいアイデ うとする。 アそのものを求めるのに対し、 アーリーアダプターが価値を見 出す対象は、アイデアがもた らす結果。 ・アイデアの採用によるブレイ クスルーが期待できるならば、 リスクを負う覚悟がある。 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 30
  • 32. ユーザー層の感覚と行動パターン'引用( エベレット・ロジャーズ イノベーター アーリーアダプター アーリーマジョリティ ・新しいアイデアへの感心が ・初期採用者であり、尊敬の ・初期多数派であり、慎重派。 高く、冒険的。 対象。 ・アイデアの採用に関しては ・イノベーターと比較し、より地 飛躍を求めず、着実な進歩を ・採用するアイデアが信頼でき 域社会システムに根ざした存 望む。 るかどうか、便益をもたらして 在で、最も高いオピニオンリー くれるかどうかは問題ではなく、 ダーシップを有している。 ・リスクという言葉は否定的な 新しいアイデアを最も早く体 ・イノベーターほど先進的すぎ 意味合いしかもたないため、 験/習得することに関心があ ないことから、多くの人の役 極力回避につとめる。 る。 割モデルとなる存在。 ・周囲の人間にとっては、イノ ・アイデアの採用に際しては、 ・ハイテク関連に限定すれば、 ベーションを採用する際に「確 他の人間がそれどのように使 別名テクノロジー・マニアと呼 認すべき」個人。 いこなしているかを必ず知ろ ばれる。 ・イノベーターが新しいアイデ うとする。 アそのものを求めるのに対し、 アーリーアダプターが価値を見 出す対象は、アイデアがもた らす結果。 求める ・アイデアの採用によるブレイ クスルーが期待できるならば、 人物像? リスクを負う覚悟がある。 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 31
  • 33. 求める人物像との照合 【疑問】ソーシャルメディアに集う人材は、 “Web業界にとってのみ、良い人材” だろうか?? ・ あたらしい枠組み'これまでとは違う発想(に敏感 ・ 情報を発信し、「場を作る」 ・ 玉石混交をしなやかに渡り歩く 【仮説】 「社会性」と「論理性」 =リーダーシップ ≒情報革命時代の共通リテラシー 「実名化」によって、さらに。'後述( Copyright © 2011 ITmedia Inc. 32
  • 34. ソーシャルメディアの感覚と行動原則'私見( 1:マス 1:1 1:1+α 一方向 双方向 多方向 コントロール オープン 信頼関係 産業革命的 情報革命的 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 33
  • 35. 補完関係という、信頼  「この情報が完璧」という情報発信のスタンスではない  FBありき。そのコミュニケーション含めて、「情報」「コンテンツ」 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 34
  • 36. 参考(SIPS Action(購買) Participate(参加) 出典/ 株式会社電通 サトナオ・オープン・ラボ http://www.dentsu.co.jp/sips/ Copyright © 2011 ITmedia Inc. 35
  • 37. これまでのやりかたを、別のプラットフォームに移すのではない。 1. 自分のやり方の軸を定めながら 2. それぞれのプラットフォームに行動を合わせる Copyright © 2011 ITmedia Inc. 最適化する=工夫 36
  • 38. 「ユーザーの理解」 & 「場の理解」  「ブランディング」コントロールのためには、マスアプローチのほうが絶対に効果が高い  「マイナスの顧客体験」は、あっという間にひろがる場である  自社の新卒採用スタンスが露見する ⇒ これまでとはスタンスを変える必要も? Copyright © 2011 ITmedia Inc. 37
  • 39. 採用スタンスが、露見する。  これまでの考え方 1.「企業と学生の利益は、背反する」 2. 「新規顧客が相手」  ソーシャルな場での考え方 1. 「参加者同士で、補完する」 2. 「知り合いだから関係は継続する」 • 事業戦略からの一貫性が重要 「納得感ある説明ができる」こと • 設計思想に合った使い方が必須 「無視されない」こと Copyright © 2011 ITmedia Inc. 38
  • 40. 継続することの大切さ = ログの大切さ 「インターネットの大原則」 「ログ」は積み重ね。ログはなくならない。 リアルタイム性も高いが、時差を経てやってくるものも多い 「コミュニケーションの大原則」 「社会」であり、人間同士の対話である ソーシャルな場 = 信頼構築 ≠ 「一発逆転」なマス発想 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 39
  • 41. もう少し分かり易く図式化 ・真摯に ロ ・継続する グ 増えるほど + 注目される可能性が 納 比例して増加 ・戦略の明確さ 得 + ・ユーザーの理解 最適化されている ・場の理解 “ヒット!!” ログと、納得と、理解。 重要なのは、 「会社の力」 よりも 「担当者の力」 かも。 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 40
  • 42. プロモーション目的での利用 1. 複合 'マス & ソーシャル( 2. 単体 a) マス的 b) ソーシャル的 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 41
  • 43. 炎上について 一方向 • 無視されるよりはマシ 1:マス コントロール • 「説明できる」ことが重要 • 実名の世界では、極端な炎上は起きづらい'と思われる( ⇒無責任な批判ではなく論理性 社会性に優れた“反対意見”であるべきだから ぼてっ! ◎ 「フィードバックをもらっている」 自分たちを見つめ直す大チャンスである。 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 42
  • 44. 選考プロセス全体の設計について 「ソーシャルメディア採用」は、 1. 「ソーシャルメディアを使ったプロモーション」だけでは完成しない 2. 選考のポリシーをソーシャルにきりかえる 3. 選考のプロセス全体を「ソーシャルなポリシー」のもとに構成 情報全体の“コントロール”を、どこまで、どう手放すか 「説明会」のあり方 ESの意義 筆記試験の意義 面接の行い方 評価の方法 フィードバック Copyright © 2011 ITmedia Inc. 43
  • 45. どう始めるか '当社が、最初にやったこと(  まずは、早めにとりかかる '実は2010採用でも使っていた(  自分の価値を証明する :TLを有益な情報で満たしておく  フォローしてもらうための、価値の個別提示 :その人のための価値提供  その継続 ①「1:1」のコミュニケーションが、色々なところに漏れ出てくる ②RTや第三者からのReが、だんだん増えてくる ③「フォローされる」が徐々に出てくる → 「1:1+α」になってくる ④どこかで「クリティカル・マス」を越える ※象徴的な出来事ex) 何かのツイートが、たまたまヒットしてRTされまくる とてもフォロワーの多い人が、RTしてくれる  すべてのプロセスに、反映させる '説明会/ES/面接/筆記 ・・・すべてのコミュニケーションに(  プロセスごとのコミュニケーションに反映させる  その継続 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 44
  • 46. ロあ 【 グせ 今 はら 月 消な の えい 標 て。 語 無 】 く な ら な い 。 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 45
  • 48. 4社それぞれのケースを、考察 ※この内容は、資料として公開できません。 '会場参加者のみの共有ということで、ご了承ください( Copyright © 2011 ITmedia Inc. 47
  • 49. 実践のための、ロジック 1:1+α 自自 社社 のの 多方向 特目 徴的 信頼関係 自社にとっての「正解」な工夫・行動 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 52
  • 50. 2012採用で考えたこと 高度化(コード化)される現実社会 「実名であることの意味」 1. パブリック 2. 実際の繋がり Vs. ●これからやりたいこと: 全やりとり公開'オンラインアーカイブ( みんながプロジェクトメンバー 学生のプレゼンスをサポート 【おまけ】 フェイスブック採用枠。当社がやるとすれば・・・・ 【条件1】ファンページのいいね!が100名以上 【条件2】フェイスブックでフレンド申請している人20名以上から、推薦コメントを集めること Copyright © 2011 ITmedia Inc. 53
  • 52. まとめ的に・・・ 大 た ソ 一 一 一 切 だ ー 、 、 、 な 、 シ 新 最 戦 こ 「 ャ し 適 略 と 使 ル い 化 と は っ メ 世 ( し 、 て デ 代 ソ て い ィ へ ー の る ア の シ 妥 」 を リ ャ 当 で 採 ス ル 性 は 用 ペ な ( 、 に ク 場 目 差 使 ト の 的 別 う 理 の 化 企 解 明 さ 業 ) 確 れ は 化 な 増 ) い え 。 て い る 。 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 55
  • 53. ポイント・サマリ  マスアプローチのロジックとは、違う  自社戦略の明確化&ソーシャルメディアの設計理解  継続は、'確実に(力なり  会社のブランドよりも、担当者個人のキャラクタが重要かも  大企業的との、差別化へ 'わざわざ同じ土俵で闘わなくても良い( Copyright © 2011 ITmedia Inc. 56
  • 55. 【おまけ】 育成/キャリア構築 と ソーシャル ※新入社員研修での試み 人事 Vs. ソーシャルフィードバック これからの時代の「キャリア構築」は? 採用を変えるのであれば、育成も、評価も、組織も。 Copyright © 2011 ITmedia Inc. 58