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Mais de Tomoyuki Goto (15)
大腸癌治療ガイドライン2019年版改訂勉強会(滋賀県立総合病院)
- 26. 2019年版CQ15・CQ16
Stage III 結腸癌の術後化学療法とその治療期間
▪ 6ヶ月を「強く推奨」
▪ ただし再発低リスク(T1-3かつN1)は3ヶ月を「弱く推奨」
従来は大腸癌の術後化学療法は6ヶ月が標準的
※ 直腸癌S-1の場合は12ヶ月(ACTS-RC試験)
3ヶ月では神経毒性が3分の1程度まで減るため、
低リスク群(T1-3かつN1)では3ヶ月も選択肢となりえる
▪ 「XELOX 3ヶ月」と「ゼローダ単独 6ヶ月」の優劣は不明…
患者さんの「Fighterタイプ」と「Fatalistタイプ」の考え方の問題
- 27. CQ19
Stage IV 遠隔転移切除後の補助化学療法
▪ 肝転移治癒切除後の術後化学療法
=「行うことを弱く推奨」
▪ 肝転移以外の遠隔転移巣切除後の術後化学療法
=「行うことを弱く推奨」
肝転移後の術後化学療法は再発抑制するというデータはあるが、
全生存期間を延長する効果は今のところ未確立
パブコメ段階では「Stage IIIよりも再発リスクが明らかに高い
遠隔転移切除例に適用することも実地臨床では許容」と記載あり
術後FOLFOX vs. 手術単独の臨床試験(JCOG0603)が進行中
2019年版
Notas do Editor
- 実はがん細胞の遺伝子異常を調べて治療に生かすというのは、すでに皆様の診療に生かされています。未来の技術のように思われているが、20年前からある