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ChatworkのUXリサーチと プロダクトへの生かし方

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ChatworkのUXリサーチと プロダクトへの生かし方

  1. 1. Chatwork Tech Talk #2 ChatworkのUXリサーチと プロダクトへの生かし方 Chatwork株式会社 開発本部 プロダクトデザイン部 仁科智子
  2. 2. 自己紹介 2 仁科智子 Chatwork株式会社 開発本部 プロダクトデザイン部 UI/UXデザイナー・UXリサーチャー @tomokoishida @ttaggg ● 専門学校で映像を専攻、結婚式のビデオ制作会社に就職 ● 社会人スクールでWeb制作を学び、Webデザイナーにキャリアチェンジ ● 2011年 株式会社istyleでUIデザイン、デザインマネジメント、 プロジェクトマネジメントなどを経験 ● 2018年 AnyPay株式会社にて1人デザイナー ● 2019年 Chatworkにジョイン、プロダクトデザイン部にて、Chatworkの UI/UXデザイン、UXリサーチ、サブマネージャー業務をおこなう
  3. 3. 今日話すこと 3 1. ChatworkにおけるUX負債 2. 小さな改善での取り組み 3. 今後やっていくこと
  4. 4. 01ChatworkにおけるUX負債
  5. 5. Chatworkのプロダクトデザイナーの担当領域 5 プロダクトデザイン部の担当領域 ブランドデザイン室の担当領域 ビジネスチャット「Chatwork」のUI/UX コーポレートサイトやノベルティなど
  6. 6. Chatworkのプロダクトデザイン部のミッション 6 プロダクトにおけるUI/UXに責任を持つ
  7. 7. プロダクトデザイン部の今年のテーマ 7 ❌ 最初から大きな改善に取り組む プロダクトにおけるUXに責任を持つ
  8. 8. プロダクトデザイン部の今年のテーマ 8 ❌ 最初から大きな改善に取り組む プロダクトにおけるUXに責任を持つ ⭕ 小さく改善する ⭕ 新たな負債を生まない
  9. 9. ChatworkにおけるUX負債 9 Functional Reliable Usable Pleasurable 今の機能品質 理想とする品質 UX Debt 品質 今の機能品質 理想とする品質 UX Debt 以前 現在
  10. 10. ChatworkにおけるUX負債 10 抽象 表層 骨格 構造 要件 戦略 具体 UXの5階層モデル
  11. 11. ChatworkにおけるUX負債 11 ④ 戦略 体験設計の問題 体験設計が曖昧なまま開 発された機能がある ② 骨格 ユーザビリティの問題 リリース前後のデザイン の評価をやりきれていな い ③ 構造 情報構造の問題 初期に設計されたナビ ゲーション・レイアウト の構造から拡張しづらい ① 表層 見た目の問題 ベースのデザインが古 く、「変わってる感」が 伝わりづらい
  12. 12. ChatworkにおけるUX負債 12 影響箇所が大きく部分的に進めるのが難しい。 じっくり取り組まないとさらなる負債になりうる ① 表層 見た目の問題 ベースのデザインが古 く、「変わってる感」が 伝わりづらい ② 骨格 ユーザビリティの問題 リリース前後のデザイン の評価をやりきれていな い ③ 構造 情報構造の問題 初期に設計されたナビ ゲーション・レイアウト の構造から拡張しづらい ④ 戦略 体験設計の問題 体験設計が曖昧なまま開 発された機能がある
  13. 13. ChatworkにおけるUX負債 13 ① 表層 見た目の問題 ベースのデザインが古 く、「変わってる感」が 伝わりづらい ② 骨格 ユーザビリティの問題 リリース後のデザイン評 価や改善をやりきれてい ない ③ 構造 情報構造の問題 初期に設計されたナビ ゲーション・レイアウト の構造から拡張しづらい ④ 戦略 体験設計の問題 体験設計が曖昧なまま開 発された機能がある 部分的に進めやすく、 新たな負債を生みにくい
  14. 14. 14 大きく2つの開発フロー ① 表層 見た目の問題 ② 骨格 ユーザビリティの問題 ③ 構造 情報構造の問題 ④ 戦略 体験設計の問題 小さな 改善 グロースエンジニアリング室 ● 小規模な開発 ● 取り組む施策は都度決定 機能追加 ロードマッププロジェクト ● 大きめな機能追加の開発 ● 取り組む課題は事前にある程度決定 今日はこちらのお話!
  15. 15. 02小さな改善での取り組み
  16. 16. 小さな改善での取り組みでやったこと 16 ユーザーフィードバックの可視化とアイデアのスコアリング チームの調整と施策の実施
  17. 17. 小さな改善 - ユーザーフィードバックの可視化とスコアリング 17 以前 PM 収集に 時間がかかる リスト化&スコアリング 施策をピックアップし、 PRDを作る スコアリングに 時間がかかる フィードバックを収集 施策検討までに 時間がかかる 現在 Airtableに集約し、定期的にPMとデ ザイナーでスコアリングを行うこと で、少ない手間で改善リストを作る
  18. 18. 小さな改善 - ユーザーフィードバックの可視化とスコアリング 18 傾向分析・把握が簡単に 今できる・やるべきことが 明白に チャット上での ディスカッションが可能に ① チャットへの自動通知 ② 機能やデバイスなどをタグ付け 機能 デバ イス ③ 改善アイデアのスコアリング 工数 インパ クト
  19. 19. 小さな改善 - チームの調整と施策の実施 19 グロースエンジニアリング室ユーザーフィードバック 改善検討チーム PM デザイナー PM デザイナー エンジニア エンジニア 開発してくれるエンジニアを都度 自分たちでアサインしなくてはならない! 実は当初はグロースエンジニアリング室で取り組む予定ではなかった
  20. 20. 小さな改善 - チームの調整と施策の実施 20 グロースエンジニアリング室ユーザーフィードバック 改善検討チーム PM エンジニア エンジニア PM デザイナー デザイナー 実は当初はグロースエンジニアリング室で取り組む予定ではなかった この体制になったことで、 高速にプロトタイピングが回せて超効率化🎉 PMとデザイナーのみの チームはいったん廃止
  21. 21. 小さな改善 - 気づきと学び 21 企画〜開発まで一気通貫でできる固定チームは強い デザインを固めている間にプロトタイプ作成、デザインを詰めながらユーザビリティ検証、など 常に施策を動かせるので、リリースまでのサイクルが早い 価値ある施策を超最小に砕かないとテーブルに乗らない アイデアをスコアリングすることで「今取り組む理由」は明確になった反面、 「やりたい」ベースで取り組みづらくなったり、アイデアの時点で工数がかかりそうと 判断されるとテーブルに乗らない。 大きなことは別の取り組みで 小さな改善を目的としているので当然だが、小さな使い勝手の改善は事業インパクトにはつながりづらい。 小さな改善に絞った取り組みとは別に、大きな負債返却への取り組みは別枠が必要 気づき 学び 学び
  22. 22. 04今後やっていくこと
  23. 23. 今後取り組むべきUX負債 23 ① 表層 見た目の問題 ベースのデザインが古 く、「変わってる感」が 伝わりづらい ② 骨格 ユーザビリティの問題 リリース後のデザイン評 価や改善をやりきれてい ない ③ 構造 情報構造の問題 初期に設計されたナビ ゲーション・レイアウト の構造から拡張しづらい フィードバック傾向は把握できた& よくいただくフィードバックは少しずつ潰せてきている もっと顕在化しにくい課題を取りに行く (ユーザビリティテストの定常実施) ④ 戦略 体験設計の問題 体験設計が曖昧なまま開 発された機能がある
  24. 24. 今後取り組むべきUX負債 24 ① 表層 見た目の問題 ベースのデザインが古 く、「変わってる感」が 伝わりづらい ③ 構造 情報構造の問題 初期に設計されたナビ ゲーション・レイアウト の構造から拡張しづらい ④ 戦略 体験設計の問題 体験設計が曖昧なまま開 発された機能がある 案件ごとの体験設計、および サービス全体の体験設計に取り組んでいく ② 骨格 ユーザビリティの問題 リリース前後のデザイン の評価をやりきれていな い
  25. 25. 今後取り組むべきUX負債 25 小さな改善の枠組みでは手がつけられないので、 腹を括ってプロジェクトとして取り組む ① 表層 見た目の問題 ベースのデザインが古 く、「変わってる感」が 伝わりづらい ② 骨格 ユーザビリティの問題 リリース前後のデザイン の評価をやりきれていな い ③ 構造 情報構造の問題 初期に設計されたナビ ゲーション・レイアウト の構造から拡張しづらい ④ 戦略 体験設計の問題 体験設計が曖昧なまま開 発された機能がある
  26. 26. 最後に
  27. 27. こういったデザイン職種で仲間を募集しています! 27
  28. 28. ありがとうございました!
  29. 29. 働くをもっと楽しく、創造的に

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